パソコンを修理に出す前にやることは?バックアップの取り方や修理依頼先について
パソコンが故障したので修理に出したいと思っているものの、どうやって修理に出せば良いか分からず、そのまま放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。不具合があるのに使い続けていると、他の箇所にも影響を及ぼす可能性があるので、早めに修理に出すことをおすすめします。
本記事ではパソコンを修理に出す前にやるべきことについて解説します。バックアップの取り方や修理の依頼先など、初心者向けに細かくまとめました。
本記事を読むことで、パソコン修理に出す前にやるべきことが分かり、安心して修理に出すことができるでしょう。パソコンに不具合があって困っている方はぜひ参考にしてください。
パソコンを修理に出す前にやることは?
パソコンを修理に出す前にやるべきことは次の8つです。
- 症状をチェックする
- Webサービスなどからログアウトする
- ブラウザの履歴を削除する
- バックアップを取る
- 保証対象か確認する
- 修理予算を検討する
- 修理先を選択する
- 修理方法を選択する
これらを順番に行うことで、修理に出すための準備を整えることができます。1つ1つのやるべきことについて詳しく解説していきます。
PCホスピタルは、パソコンに詳しくないユーザーでも安心してご依頼いただけるパソコンサポート体制を整えております。修理前にやるべきことの確認が難しい場合には、PCホスピタルにお気軽にお電話ください。
1.症状をチェックする
まずはパソコンの症状をチェックしましょう。修理業者などに修理を依頼する場合、電話やメールなどで症状を簡単に説明する必要があるためです。
といっても、根本的原因を突き止める必要はありません。「電源が入らない」「突然シャットダウンする」「パソコンが熱い」など現在困っていることをはっきりと伝えられれば問題ないです。
2.Webサービスなどからログアウトする
修理に出す前に、SNSや動画サービスなどからは念の為ログアウトしておくと良いでしょう。修理業者やメーカーが個人情報を抜き取る可能性は低いですが、心配な人も多いかと思います。複数のWebサービスからまとめてログアウトしたいなら、ブラウザからCookieを全削除します。
3.ブラウザの履歴を削除する
ブラウザの閲覧履歴も心配なら削除しておくと良いでしょう。Chromeの場合、「履歴」⇒「閲覧履歴データの削除」から閲覧履歴を削除することが可能です。
4.バックアップを取る
パソコンを修理に出す前には、バックアップを取っておくことをおすすめします。バックアップを取ることで、万が一データが消えてしまっても復活させることが可能です。特にメーカー修理の場合、データを保護してくれないことが多いのでバックアップは必須です。
バックアップを取るおすすめの方法は次の3つです。
- USBメモリ
- 外付けHDD
- クラウドストレージ
なお、バックアップの取り方が分からない場合は、修理業者に修理を依頼するのがおすすめです。修理業者の多くは、事前にバックアップを取ったうえで作業を行ってくれます。
USBメモリ
USBメモリは持ち運ぶことができるストレージのことです。1,000円程度で売っていることが多いうえに、コンビニなどでも手軽に購入することができます。容量はそこまで大きくありませんが、最近では1TBや2TBのUSBメモリも登場しています。
USBメモリはパソコンに挿すだけで使うことが可能です。USBメモリにバックアップを取りたいファイルをドラッグアンドドロップするだけで完了します。
注意点は、パソコンのUSBポートの形状が合わないとUSBメモリを挿せない点です。USBポートに合わせたUSBメモリを購入する必要があります。多くのUSBポートはType-AやType-Cのどちらかです。
外付けHDD
外付けHDDは、USBケーブルで接続して使う本体外のHDDのことです。パソコンのストレージ容量が足りなくなってきた場合には、外付けHDDを使って容量を増やす人が多いです。また、バックアップを取るのにも外付けHDDは使うことができます。
外付けHDDのメリットは大容量である点です。中には8TB程度のものも存在します。動画ファイルなど容量が大きいファイルを多く保存したい場合にも活用しやすいです。ただし、USBメモリよりも値段は高めです。1〜2TBの外付けHDDでも10,000円前後する場合が多いです。
クラウドストレージ
クラウドストレージは、ネット経由で活用できるストレージサービスです。Google DriveやiCloud、One Driveなどが代表的なサービスです。
クラウドストレージのメリットは簡単に利用できる点です。サービスに登録して、ファイルを移動させるだけで簡単にバックアップが取れます。また、クラウド上に保存したファイルは他の端末からもアクセスすることが可能です。そのため、バックアップを取るため以外に、ファイルを他の人と共有したい場合などにも使われます。
また、USBメモリなどと違い、機器が破損することによるデータ消失のリスクがありません。ただし、クラウドでシステム障害が発生するとデータが消えてしまう可能性もあります。そのため重大なデータの場合は、クラウドとUSBメモリの両方でバックアップを取っておくと良いでしょう。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
5.保証対象か確認する
次に、パソコンが保証対象かどうか確認しましょう。保証対象である場合、メーカーに修理依頼を出せば無料、もしくは割引価格で修理してもらえる可能性があります。保証期間は基本的に1年となっていますが、メーカーによっては有料の延長サービスを設けている場合もあります。また、家電量販店が独自の保証サーヒスを設けている場合もあるので、それらに加入してないかも確認しましょう。
ただし保証期間内であっても、必ずしも保証対象となるわけではありません。特に「パソコンに水をこぼしてしまった」などの故意による故障は保証してくれないケースが多いです。
6.修理予算を検討する
次に、パソコンの修理予算を検討しましょう。パソコンの修理料金は、故障内容によって大きく変わります。簡単な設定変更で直るなら安く済む可能性もありますが、パーツ交換やデータ復旧などを行う場合高くなる場合もあります。
特に、パソコンが保証対象外の場合、修理費用が多くかかる可能性もあるので、「いくらまでなら修理にお金をかけて良いか」を決めておくことは大切です。
7.修理先を選択する
次に、パソコン修理をどこに依頼するかを決めます。パソコン修理は次の3ついずれかに依頼するのが基本です。
- メーカー
- 家電量販店
- パソコン修理業者
これら3つは修理費用や修理期間などが異なるため、希望や予算に併せて選択することがポイントです。各依頼先のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
メーカー
パソコンのメーカーの多くはパソコン修理を受け付けています。
メーカーに修理依頼を出すメリットは次の通りです。
- 保証対象なら割引もくしは無料で修理可能
- 純正パーツを使って修理対応を行う
デメリットは次の通りです。
- 宅配修理しか選択できないことが多い
- 修理まで時間がかかることも
- 保証対象外の場合高くつく
- データを保護して修理してくれない
保証対象なら、最もお得に修理することが可能です。ただ、保証外の場合は料金が高くなってしまうため、パソコン修理業者に依頼することも検討した方が良いでしょう。
家電量販店
パソコンを購入した家電量販店に修理を依頼することも可能です。
家電量販店に修理依頼を出すメリットは次の通りです。
- 保証対象なら割引もくしは無料で修理可能
- 家電量販店独自の保証サービスがあることも
- 純正パーツを使って修理対応
デメリットは次の通りです。
- 修理まで更に時間がかかる
- 保証対象外の場合高くつく
- データを保護して修理くれない
家電量販店は基本的に、メーカーに修理を依頼します。そのため、基本的なメリット・デメリットはメーカーと変わりませんが、家電量販店によっては独自の保証サービスを設けています。購入時の保証書がないか確認してみると良いでしょう。
パソコン修理業者
パソコン修理業者は、修理を専門に行っているメーカーや家電量販店とは無関係の業者です。
パソコン修理業者に修理依頼を出すメリットは次の通りです。
- 保証対象外ならメーカーより安く修理可能
- メーカーや購入先に関わらず依頼できる
- 修理にかかる期間が短い
- データを保護して修理してくれる
デメリットは次の通りです。
- 保証期間でも料金は同じ
- 純正パーツが使われないものがある
修理業者なら保証対象外のパソコンであっても、比較的安く修理してもらえます。また、故障内容によっては即日対応してもらえる場合もあります。メーカーや家電量販店に比べサービス内容も豊富ですし、保証対象外ならパソコン修理業者に依頼するのがおすすめです。
8.修理方法を選択する
次に、修理方法を選択します。パソコンの修理方法には大きく次の3パターンがあります。
- 持込修理
- 宅配修理
- 出張修理
修理方法によって料金やかかる手間などが異なります。
持込修理
持込修理は、店舗にパソコンを持ち込んで依頼する方法です。家電量販店やパソコン修理業者の多くが持込修理に対応しています。
持込修理の場合、修理費用を最も抑えることが可能です。また、スタッフに直接パソコンの症状を伝えることができます。加えて、修理業者によっては即日で対応してもらえることもあります。
費用を抑えたい、早く修理したいという方に持込修理はおすすめです。
宅配修理
宅配修理は、パソコンを梱包して修理業者やメーカーに送る方法です。
宅配修理の場合、好きなタイミングで送ることができるため、時間を確保しにくい方に向いています。また、スタッフとの対面でのコミュニケーションが不要な点や、店舗に出向く必要がない点もメリットと言えるでしょう。
出張修理
出張修理は、スタッフにパソコンがある自宅・オフィスまで来てもらう方法です。
出張修理の場合、持ち込む手間も梱包の手間もかかりません。また、パソコンを周辺機器から取り外す必要もなくなります。加えて、パソコン本体ではなくネット環境に問題がある場合、ネット環境の方をスタッフにチェックしてもらえます。
ただし、出張修理は対応エリアが限定されている場合もある点は注意が必要です。
パソコンを修理した後にやること
修理からパソコンが帰ってきたら、ひとまず正しく直っているか確認しましょう。修理されていることを確認した後は、バックアップからデータを元に戻します。
なお、メーカー修理の場合、パソコンが初期化されてしまっている場合もあります。初期化されてしまっている場合は、ネット接続や周辺機器との接続などをやり直さないといけません。
修理業者に依頼する場合は、極力データを保護して修理してくれる場合が多く、修理後のパソコンをそのまま使うことが可能です。もし修理後に追加で設定が必要な場合でも併せてサポートしてくれます。
パソコン修理にはどれぐらいかかる?
メーカーや家電量販店に修理を依頼する場合は、1週間〜1ヶ月程度かかります。パソコン修理業者に依頼する場合、即日〜1週間程度で修理してもらえます。早めに修理してほしい場合は、修理業者に依頼する方が良いでしょう。ただし、故障内容によって修理にかかる期間は異なります。
修理代を払うのは修理前?修理後?
パソコンの修理代を払うのは修理後であることが多いです。修理業者の場合、修理前に見積もりを行い、合意を取ったうえで修理を行うことがほとんどです。ただし、修理業者によっては修理後に追加料金を取る可能性はあります。
また、支払い方法に関しても修理業者によって異なります。現金のみの場合もありますし、クレジットカードやQRコード決済などに対応している場合もあります。PCホスピタルは3つすべての支払い方法に対応しています。
パソコン修理したいならPCホスピタル
PCホスピタルは年間約10万件のサポート実績を持つ修理業者です。幅広いパソコンの修理を実施しており、各修理の実績はホームページに記載されています。
PCホスピタルは持込修理・宅配修理・出張修理の3つ全てに対応しています。加えて、電話・リモートサポートも行っており、即日で修理することが可能です。
PCホスピタルは修理前の見積りをしっかり行います。修理後に追加料金がかかることはないため、安心して修理を依頼することが可能です。
また、修理だけでなく、付随して必要になる作業もサポートしてくれます。ご自身で対応するのに自信がないかた、忙しく対応する時間が無い方は相談してみましょう。
パソコン修理はPCホスピタルにお任せください
パソコンが不調な時は、ご自身でバックアップなどを行うことが難しい場合も多いのではないでしょうか。
パソコンが保証対象外の場合は、メーカーや家電量販店に依頼すると高くつく可能性があるので、パソコン修理業者に依頼するのが良いでしょう。
トラブル以外のお困りごとのサポートもしており、ご自身でデータのバックアップが難しい場合は、修理前に一緒にサポートすることが可能です。
また、バックアップの取り方が分からない場合も、修理業者に頼ることをおすすめします。修理業者は事前にバックアップを取ったうえで作業してくれることがほとんどです。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |