パソコンの画面がずれる?原因と対処方法について解説!
パソコンのディスプレイの画面がずれており、「ボタンが押せない」「作業に支障が出ている」という方も多いのではないでしょうか。パソコンの画面がずれるというのは、簡単な設定の変更で直る場合も多いです。
本記事ではパソコンの画面がずれる原因と対処方法について解説します。また、パソコン修理を依頼する方法についてもまとめました。
本記事を読むことでパソコンの画面がずれる問題を解決することができます。パソコンの画面がずれてしまい困っている方はぜひ参考にしてください。
パソコンの画面がずれる原因
デスクトップパソコンでもノートパソコンでも、画面がずれることはあります。画面がずれる場合、モニタのサイズの設定がいつの間にか変わってしまった可能性があります。そのため、ディスプレイの設定を調整し、画像のサイズを最適化すれば直る場合が多いです。
多くの場合は設定の問題であり、CPUやメモリなどの他のパーツが影響を及ぼしている可能性は低いでしょう。例外もありますが、パーツの交換などはせずに解決することが多いです。
パソコンの画面がずれる場合の対処方法
パソコンの画面がずれる場合、次の4つを実践することをおすすめします。
- 再起動を行う
- 自動調整機能を使う
- 解像度の設定を行う
- リフレッシュレートの設定を行う
これら4つを実践することで、解決する場合がほとんどです。1つ1つの対処方法について詳しく解説していきます。
再起動を行う
まずはパソコンを再起動させてみることをおすすめします。再起動によって解決するパソコントラブルは多いです。
再起動によってパソコンのソフトウェアが一旦閉じられます。もし何らかのソフトウェアが原因で不具合が発生しているのだとしたら、再起動によって解決する可能性があります。
自動調整機能を使う
ディスプレイには自動調整機能が備わっている場合があります。この機能を実行することにより、画面のずれが改善する可能性があります。
ディスプレイの種類によって異なりますが、多くのディスプレイの右下にはメニューボタンがあります。こちらを押すことでメニューが表示されます。そこから「自動調整」を選択することで、自動調整機能がオンになります。
また、「INPUT」というボタンがある機種の場合は、こちらを3秒程度長押しすることで、自動調整が行われます。
解像度の設定を行う
解像度は画像を表現する格子の細かさを示す数値です。解像度が小さいと、アイコンなどが大きく表示されます。解像度をモニタに合わせることで、画面のずれが改善される可能性があります。
最近のモニタは解像度が「1920×1080」になっていることが多いので、こちらに合わせてみましょう。Windows11で解像度を変更する方法は次の通りです。
- ディスプレイの何もないところで右クリック
- 「ディスプレイ設定」を選択
- 「ディスプレイの解像度」から(推奨)と書かれた解像度に変更
- 「ディスプレイの設定を維持しますか?」と表示されたら「変更の維持」を選択
リフレッシュレートの設定を行う
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に描画できる画像の枚数を示す数値です。リフレッシュレートを変更する場合でも、画面のずれが改善する可能性があります。
多くのディスプレイのリフレッシュレートは60Hzとなっています。Windows11でリフレッシュレートを変更する方法は次の通りです。
- 「スタートメニュー」から「設定」を選択
- 「ディスプレイ」を選択
- 「ディスプレイの詳細設定」を選択
- 「リフレッシュレートの選択」からHzを変更
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 液晶トラブル修理 16,500円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
それでも不具合が直らない場合の対処方法
解像度の設定や画面リフレッシュレートの設定方法はOSやメーカーによって異なるため、上記で解説した方法通りにやっても上手くいかない場合もあります。
パソコン画面がずれる不具合が改善しない場合、修理業者に確認と修理を依頼するのがおすすめです。パソコンの状況にもよりますが、修理業者は即日で対応してくれる場合が多いです。パソコンメーカーに修理を依頼する手もありますが、修理に1週間程度かかる場合もあるため、早くパソコンを使いたい方は修理業者に頼ることをおすすめします。
また、修理業者は事前にバックアップを取ったうえで修理を行なってくれます。メーカーの場合、データを保護してくれないため、こちらでバックアップを取らないといけません。
ただし修理業者全てが、ディスプレイの不具合に対応できるとは限らないです。また、修理業者によっては対応できるOSやメーカーが限定されている場合もあります。そのため、事前にホームページで自分のパソコンの修理は対応しているのか確認することをおすすめします。
修理業者の1つであるPCホスピタルは、ディスプレイの修理にも対応しています。また、Windows・Mac問わず対応できますし、古いパソコンの修理も受け付けています。
加えて、PCホスピタルは持込修理・出張修理・宅配修理の3つに対応しており、都合が良いものを選択して利用することが可能です。
PCホスピタルのディスプレイの修理実績
PCホスピタルはパソコンのディスプレイトラブルを解決した実績も豊富にあります。今回はその中でも以下の2つをご紹介します。
- 【実績1】ディスプレイドライバをインストールすることによるトラブル解決
- 【実績2】画面の解像度が変更できないトラブルの解決
PCホスピタルの方でどのように確認・修理を行ったのか、それぞれ詳しく解説します。
【実績1】ディスプレイドライバをインストールすることによるトラブル解決
PCホスピタルでは過去に、「Windows8から10にアップデートしたら画面表示がおかしくなった」というご相談を受けました。確認したところ、画面のアイコンが大きくなっており、ディスプレイの解像度と表示解像度が一致していないと分かりました。
詳しく調査したところ、OSのアップデートが原因でドライバが正常に動かなくなっていました。新しいOSで正常に動作するドライバをインストールし、画面表示が直っていることを確認した後に、納品完了となりました。
【実績2】画面の解像度が変更できないトラブルの解決
こちらは、画面の解像度が変更できない、というご相談でした。
確認したところ、画面表示がおかしくなっていました。本記事で解説した通り、画面表示がおかしいトラブルは解像度の変更で解決できますが、それができないという状況でした。
詳しく調査したところ、ビデオコントローラーのドライバーがインストールされていないことが原因と判明しました。こちらでインストールを行い、解像度を変更できるようにしました。その後は通常通りに解像度の変更を行い、納品完了となりました。
PCホスピタルはパソコン画面トラブルサポートが可能です
本記事ではパソコンの画面がずれるトラブルの解決方法について解説しました。
画面がずれてもそのまま使っているという方も多いかもしれませんが、ストレスも溜まりますし、早めに解決することをおすすめします。本記事でも解説したように、ディスプレイなどの設定を少し調整すれば解決する場合が多いです。
また、設定方法が分からない場合や、設定を変更したものの直らない場合は、修理業者に確認してもらうことをおすすめします。修理業者はメーカーと違い即日で対応してくれることが多いですし、データを保護したうえで作業を進めてくれるためバックアップを取る手間もかかりません。
パソコン修理を依頼したい場合は、PCホスピタルにお気軽にご相談ください。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 液晶トラブル修理 16,500円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得