タブレットがウイルスに感染した?対処方法について解説!

タブレットがウイルスに感染した?対処方法について解説!

タブレットがウイルスに感染した可能性があり、どのように対処すべきか分からない方も多いのではないでしょうか。パソコンだけでなくスマホやタブレットもウイルス感染には気をつける必要があります。正しく対処しないと、個人情報が漏洩したり、クレジットカードを不正利用されたりする被害に遭う可能性もあるので注意が必要です。

本記事ではタブレットがウイルス感染した場合の対処方法についてまとめました。ウイルス感染したかどうかの見分け方や、ウイルス感染しないために普段から心がけたいことについても解説しています。

本記事を読むことで、ウイルス感染した際に落ちついて対処できるようになります。タブレットをお使いの方は特にお読みいただけると幸いです。

タブレットがウイルスに感染したらどうなる?

タブレットがウイルス感染した場合、次のような被害に見舞われる可能性があります。

  • 動作が遅くなる
  • 広告が表示される
  • 通信量が増える
  • 個人情報を抜き取られる

このような被害に見舞われないために、日頃からウイルス対策を行っておく必要があります。1つ1つの感染被害の内容について詳しく解説していきます。

動作が遅くなる

ウイルスに感染すると、タブレットの動作が遅くなる可能性があります。重いソフトがバックグラウンドで勝手に稼働し、タブレットに負荷がかかってしまうことがあるのです。

ウイルス対策に限った話ではありませんが、タブレットの動作が遅いときは、重いソフトが稼働していないか確認することが大切です。タブレットではタスクマネージャーから、各ソフトごとのアプリのCPUやメモリ使用率を調べることができます。

広告が表示される

ウイルスに感染すると、勝手に広告が表示されることがあります。広告の中にはアダルトなものなど悪質なものも多く存在します。また、「この端末はウイルスに感染しました。解決するならこちら」などの文言を表示する広告も多いです。

このような広告が出た場合、間違ってもクリックしてはいけません。クリックすると、勝手にソフトがダウンロードされ、余計に広告が増えたり個人情報を抜き取られてしまったりする恐れがあります。

通信量が増える

ウイルスに感染すると、タブレットの通信量が増えることもあります。ウイルスソフトが勝手に他のソフトを起動したり、カメラや動画を撮影したりすることもあるためです。

通信量が不自然に増えていたり、バッテリーの消耗がやたら激しかったりする場合、ウイルスチェックを行った方が良いでしょう。

個人情報を抜き取られる

タブレットがウイルス感染してしまった結果、個人情報が抜き取られる可能性もあります。ウイルスには、キーボードの入力情報を記録する「キーロガー」や、タブレット内の個人情報を外部に送信する「スパイウェア」などがあり、これらには特に注意が必要です。

タブレットにクレジットカード情報などを登録している人は多いでしょう。カード情報を盗まれると、不正利用される危険もあります。そのため、このようなウイルスに感染した場合、カード会社に連絡して利用を中断しないといけない可能性もあるでしょう。

タブレットのウイルス感染はすぐに対処しましょう
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修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
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タブレットをウイルス感染させないためのポイント

タブレットがウイルス感染したら、個人情報を抜き取られるのがもっとも恐ろしいです。そのような被害に遭遇しないために、日頃からウイルス対策を行っておく必要があります。

タブレットをウイルス感染させないためのポイントは次の4つです。

  • セキュリティソフトを導入する
  • 怪しいメールは開かない
  • 信頼できるサイトからダウンロードする
  • パスワードは定期的に変更する

これらのポイントを意識することで、ウイルス感染する可能性を少しでも下げ、安全にタブレットを活用することができます。

セキュリティソフトを導入する

ウイルス対策の中でもっとも基本なのが、セキュリティソフトの導入です。セキュリティソフトはウイルスの検知および削除を行ってくれます。

セキュリティソフトにはさまざまなものがあります。他の人の口コミ・評判を参考にしつつ、動作の軽量さや料金、サポート内容を考慮して最適なものを選ぶことが大切です。

なお、Windowsにはあらかじめ「Windowsセキュリティ」というソフトがインストールされており、ウイルス駆除を行ってくれます。ただ、無料のセキュリティソフトは性能・機能面が有料のものよりも劣っています。

タブレットにカード情報を入力していたり、趣味ではなく仕事での使用がメインだったりする人は、有料ソフトを導入した方が良い可能性があります。

怪しいメールは開かない

メールソフトを使っていると、時々全く知らない人からメールが届くことがありますが、このようなメールは開かないようにしましょう。メールの添付ファイルにウイルスが混入しており、開いた瞬間感染してしまう恐れがあるためです。

また、メールの本文に「ウイルスに感染しています」「あなたの個人情報が流出しました」など書かれていても、無視するようにしましょう。

信頼できるサイトからダウンロードする

アプリは信頼できるサイトからダウンロードすることが大切です。「Windowsストア」など公式サイトを利用するのが望ましいでしょう。非公式のサイトからダウンロードするのは止めた方が良いです。アプリと見せかけてウイルスである可能性があるためです。

パスワードは定期的に変更する

タブレット内で使うアプリのパスワードは定期的に変更することが大切です。特に銀行やクレジットカードのサイトのパスワードは、定期的に変更することが推奨されているはずですので、指示に従って変更しましょう。

また、パスワードを使い回さないことも大切です。同じパスワードばかり使っていると、複数のアプリを不正利用されてしまう危険があるためです。

その他タブレットを安全に使うために行いたいこと

ウイルス感染以外にも、「タブレットの盗難」「個人情報の漏洩」などタブレット利用において気をつけるべきことはいくつかあります。タブレットを安全に使うためにも、最低限次の3つは行っておくことが大切です。

  • タブレットのロックを設定しておく
  • のぞき見に気をつける
  • 写真の位置情報に気をつける

これら3つは情報機器を使ううえで基本となることですので、今のうちに覚えておきましょう。1つ1つの行いたいことについて詳しく解説していきます。

タブレットのロックを設定しておく

タブレットはしっかりロックしておくようにしましょう。タブレットを紛失すると、犯罪に利用されたりカードを不正利用されたりする危険があります。

端末だけでなく、電子マネーやQRコード決済などもロック設定をしておくと良いです。第三者がスマホを拾っても決済できない状態にしておくことが大切です。

のぞき見に気をつける

タブレットののぞき見には気をつけましょう。タブレットはスマホよりも画面が大きいため、後ろから簡単にのぞき見することができます。周囲の人の視線に気をつけて利用しなくてはいけません。また、外出時はカード情報などの入力はしない方が良いでしょう。

写真の位置情報に気をつける

タブレットで写真を撮影しSNSなどに投稿する人は、写真の位置情報に気をつけましょう。写真には位置情報が含まれている場合があり、自分の住所が特定されてしまう可能性があります。住所を特定されると、ストーカーなどの被害に遭う恐れがあります。

位置情報を埋め込まない方法は機種によって異なりますが、「プライバシーとセキュリティ」などの項目から「位置情報サービス」をオフにできる場合が多いです。

タブレットがウイルス感染してしまった場合の対処方法

タブレットがウイルスに感染してしまった場合、被害を拡大させないためにも、早急に対処することが大切です。具体的にどんな対処を行えば良いかについて、初心者向けに詳しく解説します。

応急処置を行う

まずは、自分で応急処置を行うことが大切です。ひとまずタブレットはネットから切断しましょう。ネットワークを通じて、他のパソコンやスマホにもウイルスが拡散する可能性があるためです。

次に、ウイルスの感染源と思われるアプリはアンインストールしましょう。タブレットに残したままにすると、他のアプリにもウイルスが広がってしまう可能性があります。

次に、セキュリティソフトを使い、ウイルスの駆除を行いましょう。ウイルススキャンをした結果ウイルスが見つかった場合、ファイルを削除していきます。一通り削除し終わったら再びウイルススキャンを行い、完全に削除されていることを確認しましょう。

最後に、パスワードの変更を行います。マルウェアによってパスワードが盗まれた場合、アカウントを不正利用される恐れがあります。銀行やクレジットカードのサイトなど、重要な個人情報を登録しているサイトのパスワードは一通り変更しておく方が安心でしょう

修理業者に相談する

応急処理が完了したら、念の為パソコン修理業者に相談することをおすすめします。パソコン修理業者は修理だけでなく、ウイルスの検査・除去にも対応してくれる場合が多いです。

多くの修理業者は即日で対応してくれます。また、ウイルス駆除だけならそこまで料金がかかることもありません。

ただし、業者によってはタブレットには対応してない場合もあります。そのため、「どの端末に対応しているのか」事前に公式ホームページで確認したうえで依頼するのが良いでしょう。

修理業者の中でもPCホスピタルは、パソコン・スマホ・タブレットの全ての修理に対応しています。ウイルス検査・駆除に関する実績も豊富です。また、ポップアップ画面の削除やその後のウイルス対策などにもオプションで対応することができます。

タブレットがウイルスに感染した場合、予想してなかった被害に遭遇する可能性もあります。そのため、プロに相談するなど、念には念を入れることが大切です。

「PCホスピタルのウイルス駆除サポート」に関する詳細はこちら

PCホスピタルのタブレット修理実績

PCホスピタルではパソコンだけでなくタブレットの修理も受け付けています。数多くあるタブレット修理実績の中から、今回は2つピックアップしてご紹介します。

  • 【実績1】ランサムウェアに感染したタブレットの修理
  • 【実績2】タブレットの液晶が映らないトラブルの対応

それぞれどんな修理を行ったのか、詳しく解説していきます。

【実績1】ランサムウェアに感染したタブレットの修理

PCホスピタルでは過去に、ランサムウェアに感染したAndroidタブレットの修理を行いました。

ランサムウェアは、近年問題となっているウイルスの1つです。タブレットが操作できないように勝手にロックし、「ロックを解除したいなら◯円振り込むこと」などと脅す手口があります。このような被害に見舞われても、お金を支払ってはいけません。

今回はPCホスピタルの方でタブレットのロック解除を行い、ウイルスの駆除も実施しました。さらに、セキュリティ対策ソフトを導入し、再びウイルスの被害に遭わないように対処しました。

【実績2】タブレットの液晶が映らないトラブルの対応

タブレットの液晶が映らないトラブルにも対応した実績があります。

電源を入れても何も映らないということで、液晶の診断を行いました。液晶には傷などはなかったため、パーツとの接触不良が原因と予想し、分解作業を行いました。再組立てを行なったところ、問題なく画面表示されるようになりました。

PCホスピタルではウイルス駆除だけでなく、様々な故障対応を行なっています。ウイルス駆除のついでに気になる箇所の修理を行うことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

タブレットのウイルス感染はすぐに対処しましょう

本記事ではタブレットがウイルス感染した場合の対処方法についてまとめました。

ウイルス感染した際は、まずは落ち着いて感染源と思われるアプリなどを削除することが大切です。ただ、ウイルスが削除できたと思っても、実は潜んでいる可能性もありますので、一度パソコン修理業者に検査してもらうことをおすすめします。

ただし、パソコン修理業者はタブレット修理には対応してない場合もあるので、「どんな修理に対応しているのか」を事前に公式ホームページで確認することが大切です。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンのウイルス駆除実績を当サイト掲載中
料金 ウイルス駆除・セキュリティー対策 8,800円 + 基本料金 8,800円~11,000円
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監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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