レッツノートが起動しない・電源がつかない原因と対処法

レッツノート(Let’s note)は最初に発売された1996年から2023年現在まで安定した人気を持ち続けていいて円形タッチパッドや薄型かつ頑丈なことが特徴的なノートパソコンで、学生から社会人の方まで幅広く愛用されています。
そんなレッツノートが起動しない、電源が入らない状態になってしまう時があります。
この記事ではレッツノートが起動しない・電源つかない時の原因や対処法をご説明いたします。
レッツノートが起動しない・電源がつかない状態とは
レッツノートが起動しない・電源が入らない状態になった時は原因を見極めて適切に対処することが重要です。
レッツノートが起動しない時は下記の流れで対処をお進めください。

最初はレッツノートが起動しない・電源がつかない原因をご説明いたします。
レッツノートが起動しない・電源がつかない原因と症状

レッツノートが起動しない・電源がつかない時の主な原因は下記の通りです。
- Panasonic PC設定ユーティリティ等のプリインストールソフトの不具合
- 内蔵バッテリーの故障
- メモリーの故障
- HDD/SSDの故障
- システムトラブル
- 周辺機器のトラブル
- 電源ケーブルが差し込まれてない
- 帯電
主な症状について下記でご説明いたします。
ブルースクリーンが表示

Windows 10/11を起動しようとするとブルースクリーンが表示される症状です。
システムや内部パーツにトラブルが発生することで青い画面に日本語や英語のメッセージとエラーコードが表示されます。
日本語では「お使いのPCまたはデバイスは修復する必要があります」や「デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります」等、英語では「Your PC ran into a problem and needs to restart.」や「Your PC/Device needs to be repaired」といった表示がされます。
黒い画面にメッセージが表示

レッツノートの電源は入りますが、黒い画面にメッセージが表示されて起動しない症状です。
BIOSトラブル、グラフィックボード等の内部パーツの故障、電源不良等が原因で発生いたします。
「Reboot and Select Proper Boot device」や「Operating system not found」等のメッセージが表示されます。
電源が入らない
電源ボタンを押してもレッツノートが反応しない、電源ランプは点灯しても液晶画面には何も表示されない、電源が入りにくい等の症状です。
この場合、液晶パネルの故障、電源ケーブルや内蔵バッテリーのトラブル、マザーボードの故障が原因として考えられます。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 基本料金 8,800円 + 起動トラブル修理 22,000円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
レッツノートが起動しない・電源がつかない時の対処法

レッツノートが起動しない・電源がつかない時の対処法は下記の通りです。
- 電源ケーブルを差し直す
- 周辺機器を取り外す
- メモリーを差し直す
- ホコリの除去
- CMOS電池を交換
- 外部ディスプレイに接続する
- スタートアップ修復を行う
- セーフモードで修復する
対処法を順にご説明いたします。
電源ケーブルを差し直す
レッツノートの電源ケーブルが正常に接続されてないことが原因で起動しないことがあります。
レッツノート側に差し込む電源ケーブルとコンセント側に差し込むACアダプターのケーブルが正常に接続されてるかご確認ください。
レッツノート側の電源ケーブル差込口やACアダプターの故障で起動しないこともありますが、この場合、レッツノート本体の修理や電源ケーブルの交換が必要になります。
充電ができなくて起動できない場合も内蔵バッテリーの交換が必要になります。
周辺機器を取り外す
周辺機器が原因でレッツノートが起動しない場合があるため、レッツノートに取り付けているUSBメモリー、外付けHDD/SSD、マウス、プリンター、スキャナーなどを取り外すことでトラブルが改善する場合があります。
起動できた場合、順に周辺機器を取り付けていくことで原因になっている機器を特定することができます。
メモリーを差し直す
レッツノートにメモリーの増設や交換を行った後にメモリーの差込状態が不安定なことが原因で起動しないことがあります。
この場合、メモリーを差し直すことで改善する可能性があります。
メモリー自体の故障やメモリーを差し込むスロットの故障で起動しないケースであれば、差し直しでは起動する状態に改善しないため、メモリーの交換や修理が必要になります。
PCホスピタルに修理を依頼する場合はこちら。
ホコリの除去

レッツノートを定期的に掃除してない場合、内部にホコリが溜まって起動しないことがあります。
ホコリが溜まることでCPUファンが正常に作動しなくなった結果、熱暴走が発生してしまうトラブルにつながる可能性があります。
クリーニングによりレッツノート内部のホコリを除去することで改善する可能性がありますが、パソコンは精密機械なので慎重に扱わなければ逆に故障してしまうことも考えられるため、作業を行う場合はご注意ください。
CMOS電池を交換

レッツノートのマザーボードに使用されているCMOS電池の電池切れで電源がつかない場合、CMOS電池を交換することで改善する場合があります。
電源がつかない症状の他にもレッツノート内の時計を設定しても再起動するとずれてしまう、BIOS画面でフリーズする等のトラブルが発生する際もレッツノートのCMOS電池が消耗してることが考えられます。
CMOS電池を交換することでCMOS電池トラブルによる起動しない症状を事前に防ぐことができる可能性が高くなります。
外部ディスプレイに接続する
レッツノートの液晶パネルに問題があるため、画面が真っ暗で起動してないように見える場合があります。
HDMIケーブルなどを使用して外部ディスプレイに接続し、画面が表示されるのであれば、液晶パネルが故障してる可能性が高いため、液晶パネルを交換することで再び画面が表示されるようになります。
外部ディスプレイに接続して何も表示されなければレッツノートのシステムや内部パーツが原因のため、システムの修復や内部パーツの交換で改善する可能性が高いです。
スタートアップ修復を行う
スタートアップ修復とはWindowsが正常に起動しない時に修復を行う機能でスタートアップ修復を行うことでレッツノートが起動できる状態に改善する可能性があります。
Windows 10/11のスタートアップ修復の手順 |
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セーフモードで修復する
セーフモードは必要最低限のシステム状態でレッツノートを起動することができるモードです。
起動しない時でもセーフモードでは起動できる場合があり、そこから修復を行うことで起動できるようになる場合があります。
Windows 10/11のセーフモードで修復する手順 |
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プロにレッツノート起動電源トラブルのサポートを依頼するのも対処法

記載の対処法でレッツノートが起動しない・電源がつかない状態が改善しない場合、内部パーツの故障やシステムエラーなど複数の原因が組み合わさっている可能性もあります。
レッツノートを分解して内部パーツを交換すれば改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンは分解の難易度が高く、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。
自力の改善が難しいとお考えの場合はレッツノートやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。
PCホスピタルはレッツノートが起動しない・電源がつかないトラブルのサポートが可能です
レッツノート起動しない・電源がつかない原因と対処法をご紹介いたしました。
起動しない・電源がつかない場合、ご自身で解決しようとしてもパソコンを修理する知識と経験が無ければなかなか難しい場合も多いです。
レッツノートが起動しない・電源がつかないトラブルの解決が難しいと思われた際はぜひPCホスピタルに修理をご依頼ください。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 基本料金 8,800円 + 起動トラブル修理 22,000円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)
2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年度の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。
保有資格 パソコン整備士検定 取得