パソコンの修理期間はどれぐらい?修理方法による違いと時間短縮のポイントを解説

パソコンを修理に出したいものの、修理にどの程度の時間がかかるか分からず不安、という方は多いのではないでしょうか。結論、パソコン修理に必要な期間や時間は、どのような方法でパソコンを修理してもらうかに左右されます。
パソコン修理してもらう方法には「出張修理」「持込修理」「宅配修理」の3つがあります。それぞれの方法でどの程度の修理期間や時間を要するのかご説明します。
修理方法別:パソコンの修理期間

パソコンの修理に必要な期間や時間は依頼方法によって左右されるため、代表的な依頼方法からどの程度の期間が必要となるか解説します。
パソコンの修理方法には次の3つがあります。
- 店舗持込修理
- 出張修理
- 宅配修理
各修理方法別に、パソコンの修理期間を解説していきましょう。
店舗持込修理
店舗持込修理とは、パソコン本体を店舗に持ち込んでその場で診断から修理までしてもらう方法です。
店舗が極端に混雑していない限りは、その場で受付して修理までしてくれるため、即日パソコンが返却されます。
ただ、パソコンの修理に必要な時間はトラブルの内容によって変化し、数十分で完了するものもあれば、数時間を要するものもあるため、注意が必要です。
また、パソコンの状態によっては修理に必要な部品を手配する必要があり、この場合は1週間以上の修理期間が必要となることも考えられます。
尚、店舗によっては事前に予約が必要であることがあり、予約優先制の場合もありますので、あらかじめ確認してから来店するのが良いでしょう。
加えて来店時には、パソコン本体だけでなく、電源コードや普段利用している周辺機器、リカバリディスクなど付属品なども一緒に持参するようにしましょう。
出張修理
出張修理とは、パソコン修理スタッフに自宅や職場まで来訪してもらい、パソコンを修理してもらう方法です。
パソコンを持ち運ぶ方法がない場合やセキュリティの都合でパソコンを持ち出せない時に出張修理は重宝します。また、インターネットがつながらない・プリンターなど周辺機器に接続できないなど、パソコンを利用する場所で解決する必要があるトラブルは出張修理が適しています。
パソコン修理に必要なものを持って訪問してくれるため、基本的なトラブルはその場で即日、解決可能です。
加えて、パソコンの持ち運びや、修理後の周辺機器への設定作業など面倒な手間が無い点は出張修理の利点です。
出張修理は多くの場合はその場で解決してくれますが、特殊部品交換が必要など、その場での解決が難しい場合はパソコンを預けて修理してもらいます。
なお、持ち出しができないパソコンについては部品を用意してもらったうえで、改めて訪問してもらう必要があります。
宅配修理
宅配修理とは、パソコン本体をパソコン修理業者やパソコンメーカーへ送付して修理してもらう方法です。パソコン修理業者やパソコンメーカーは、それぞれ専用の窓口を設けている場合があるため、宛先を確認して宅急便などでパソコンを送付します。
パソコンを送付した後は、パソコンの修理を待つだけであるため、時間的な拘束が少ない修理方法です。
ただし、パソコンの送付に時間を要するため、修理を依頼してから完了するまでの期間はどうしても他の修理方法より長くなってしまいます。
また、パソコンは精密機械のため緩衝材などを用意して梱包するなど、宅配の手間や送料の負担などが必要になるケースもあります。
なお、パソコンが相手側に到着してから修理が完了するまでの期間は状況によりますが、1週間程度は見込んでおきましょう。
また、想定よりも時間が必要となる場合もあるため、急ぐならば事前に確認しておきましょう。
症状別:パソコンの修理に必要な時間

パソコン修理にどの程度の期間や時間が必要になるかは、発生しているトラブルによっても左右されます。
参考として、パソコンの症状別にどの程度の時間を見込んでおけば良いのか、持込修理や訪問修理での現地作業と宅配など預かり修理に分けて表にまとめました。
パソコンの症状 | 持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
パソコンが起動しない | 1~2時間 | 3日 |
データ復旧 | 1~2時間 | 5日程度 |
液晶画面の破損 | 原則預かり | 7日程度 |
インターネットトラブル | 1時間程度 | 原則現地 |
ウイルス感染 | 1~2時間程度 | 1日 |
架空請求 | 30分程度 | 1日 |
パソコン初期設定 | 30分程度 | 1日 |
パソコンが遅い・重い | 1~2時間 | 1日 |
水漏れ・水没 | 1~2時間 | 5日程度 |
また、各症状別にパソコンの修理に必要な時間について詳しく解説します。
※尚、宅配・預かり修理については配送期間や、到着後の作業内容や見積連絡などに要する時間は個人差があるため含めていません。
パソコンが起動しない
「電源ボタンを押してもパソコンが起動しない」「本体のファンは回っているが画面が映らない」などの起動トラブルの修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
1~2時間 | 3日 |
トラブル原因がOS等ソフトウェアのトラブルの場合はその場で解決できるケースが多いですが、部品故障により預かりが必要な場合は修理期間が長引くケースもあります。
データ復旧
「データを誤って削除してしまった」「違うファイルを上書き保存してしまった」などのデータ復旧に関するトラブルの修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
1~2時間 | 5日程度 |
データ復旧対応に関しては多くの場合、データの損傷度合に応じて、軽度・中度・重度といった段階を設定している専門業者が多いです。軽度の場合、その場で復旧できるケースもありますが、損傷が激しい場合は預かり対応になることを想定しておきましょう。
またデータ量が多い場合、パソコンを持ち帰ってから対応してもらうケースが多くなるでしょう。
液晶画面の破損
「硬いものをぶつけてしまった」「気づいたら液晶に横線が入っていた」など液晶の破損に関するトラブルの修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
原則預かり | 7日程度 |
液晶の修理はパソコンに合うパーツの用意が必要なため、その場で対応することが難しいケースがあります。店舗によっては在庫を抱えている可能性もありますが、店舗に持込した場合でも、即日ではなくまとまった時間を要するケースが多いでしょう。
インターネットトラブル
「インターネットに接続できなくなった」「メールが受信できなくなった」などインターネットトラブルの修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
1時間程度 | 原則現地 |
インターネットトラブルは現地で設定状況や周辺機器の確認が必要となるため、短時間ですが訪問してもらうことが必要です。
ウイルス感染
「パソコンがウイルスに感染してしまい、ファイルが削除される」「起動できない」などウイルス感染が原因となるトラブルの修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
1~2時間程度 | 1日 |
パソコンを初期化しなければならない場合は、預かり対応となり、修理期間が1日に伸びるケースがあります。
架空請求
「画面上に表示された入金指示が消えない」など、架空請求に関するトラブルの修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
30分程度 | 1日 |
基本的には短時間で対応が完了しますが、初期化が必要となる場合は期間が伸びるケースがあります。
パソコン初期設定
「パソコンを購入したが設定できない」「IoT機器をパソコンに接続したい」など設定に関する修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
30分程度 | 1日 |
設定にあたってパソコン以外の周辺機器やインターネット接続設定なども希望される場合は出張対応がおすすめです。
パソコンが遅い・重い
「電源を入れてから使えるまで時間がかかる」「アプリの動作が重い」などパソコンが遅い・重い場合の修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
1~2時間 | 1日 |
パソコンが遅い・重い場合、不要なファイルを削除したりセキュリティーソフトを交換したりするだけで簡単に改善する可能性もあります。それでも改善しないなら、メモリやHDDの交換が必要な場合もあり、修理期間が伸びる可能性はあるでしょう。
水漏れ・水没
「パソコンに飲み物をこぼしてしまった」などパソコンが水漏れ・水没した場合の修理期間・預かり期間は以下のとおりです。
持込修理・出張修理の時間 | 宅配修理などの預かり期間 |
1~2時間 | 5日程度 |
データを復旧するだけなら、パソコンの状況にもよりますがその場で対応できる可能性はあります。パソコンの分解修理を行うとなると、修理期間が長くなると予想されます。
パソコンの修理期間を短くするために、やるべき5つのこと

パソコンの修理期間を短くしたいならば、次の5つを意識して行動してみましょう。
- パソコン修理業者の出張・持込修理を利用する
- パソコン修理業者としっかりと連絡を取り合う
- 発生しているトラブル・症状を正確に伝える
- 問題の再現方法を把握しておく
- 必要に応じて周辺機器も提供する
これら5つを行うことで、パソコンの修理期間を短くできる可能性があります。各やるべきことについて、手順などを詳しく解説していきます。
パソコン修理業者の出張・持込修理を利用する
パソコンの修理時間を少しでも短くするためには、パソコン修理業者の出張修理、または持込修理のいずれかを利用しましょう。出張・持込修理は、基本的にはその場で対応してもらえるため、作業に素早く着手してもらえます。
宅配修理に関しては、宅配や郵送預かりなどで意外に時間がかかるため、少しでも早くパソコン修理を希望する場合は出張や持込修理など対面のサービスがおすすめです。
なお、パソコンの持ち込みにあたっては持込時間などが指定されている場合があるため、事前に確認しなければなりません。
また、混雑状況によっては当日の受付が終了していることも考えられます。
持込修理に対応しているパソコン業者に依頼する際は、まずは店舗に問い合わせして状況を確認してみましょう。
出張の場合は、電話で問い合わせ時に、現在起こっているトラブルの内容のヒアリングと、お住まいの地域へ出張可能な日時を提示してもらえるケースが多いため、あらかじめご自身の予定を確認しておきましょう。
パソコン修理業者としっかりと連絡を取り合う
パソコンの修理を依頼する際には、パソコン修理業者と密にコミュニケーションを取ることが重要です。
多くの場合、電話予約時や来店時にパソコン修理業者から電話で不備の確認やトラブル発生時の状況やお使いの機器について質問されるケースが多いです。
- お使いのパソコンのメーカー・シリーズ名
- 具体的なトラブル発生時の状況(いつ頃・何をしていて・どんな症状が出ているか)
- 現在のパソコンの状態
- 作業の進行について連絡がスムーズに取れる連絡先を伝える
などを、わかる範囲で応えられるようにしておきましょう。
その場で解決すると思われるトラブルの場合であっても、パソコンを一旦預けて修理することになる可能性はあるため、修理業者との連絡手段を決めておくと良いでしょう。
「パソコンのパーツ取り寄せにかかる費用が明確になった」際や、「所有者の同意が必要な作業が発生した」際は、基本的には修理業者から電話で事前連絡が入ります。
この電話にすぐに対応できなければ、修理作業が滞ってしまい、修理に必要な時間が長くなる可能性があります。なぜなら、短期間で完了する修理でも、本人への確認や同意がなければ進められない作業があるからです。
また、パソコンの宅配修理を依頼する場合でも、メールで同様の問い合わせが来るかもしれません。修理を急いでいるなら、メールを確認次第すぐに返信することが重要です。
発生しているトラブル・症状を正確に伝える

パソコンにどのようなトラブルが発生しているのか正確に伝えましょう。
パソコン修理業者はプロ目線でパソコンを診断しますが、利用者からの申告内容も重視します。発生しているトラブルを中心にパソコンの状況を診断するため、状況を正確に伝えなければ診断に時間を要してしまうかもしれません。
とはいえ修理依頼側が、どのようなトラブルが発生しているのか担当者へ正確に伝えることは難しいと考えられます。
多くの場合、パソコン修理業者が答えやすいように質問をしてくれるケースが多いため、それに回答する形で状況を伝えていきましょう。
問題の再現方法を把握しておく
何かしらパソコンのトラブルが発生している時は、問題の再現方法を確認しておきましょう。
例えば以下の情報をパソコン修理スタッフに伝えられると、スムーズにトラブルを解決しやすくなります。
- 電源を入れると毎回英語の画面が表示される
- Wordファイルを開くとパソコンがフリーズする
- 起動して5分後経つとパソコンが異常に発熱する
- パソコンは起動するのにインターネットに接続できない
何度も同じトラブルが繰り返されるならば、どのような操作が原因であるかメモしておきましょう。些細な内容であっても、その情報によってパソコントラブルの診断にかかる時間が短くなるかもしれませんし、パソコンの修理期間を短縮することにも繋がります。
必要に応じて周辺機器も提供する
以下のパソコンの周辺機器を利用しているならば、それも提供しておきましょう。
- マウス
- キーボード
- 外部ストレージ
なぜなら、パソコン本体のトラブルではなく、このような周辺機器の故障によりトラブルが起きている可能性があるからです。
周辺機器が関わるトラブルは、パソコンだけを提供しても原因の特定に至りません。むしろ「パソコン本体には問題がない」との診断結果によって、トラブル対応が終了してしまう可能性があります。
パソコントラブルは、周辺機器が影響して発生するものも多いです。パソコンと周辺機器の組み合わせに問題が生じていることがあるため、可能な限り提供できるものは提供しましょう。
なお、何を提供したらいいのかわからない場合や、「インターネットがつながらない」「プリンターで印刷ができない」など、複数の機器のどこに原因があるかわからない場合は、使用環境全体を見て総合的に診断してもらえる出張対応がおすすめです。
パソコンの修理期間が長引く5つの原因

パソコンの修理期間が長引いてしまう原因は大きく分けて5種類あります。
- 部品の取り寄せが必要となる
- メーカーでの対応が必要となる
- トラブルが再現しない
- 部品が税関の検査で止められてしまう
- 連絡が遅れてしまう
1つ1つのパソコンの修理期間が長引く原因について詳しく解説していきます。
部品の取り寄せが必要となる
パソコンの部品が故障しているなら、パソコン修理業者にて交換が必要です。
その際、部品の取り寄せが必要になると修理期間が長引いてしまいます。
修理業者によって在庫として保有している部品のストック数や内容には差があります。ストックがない場合は、パソコンメーカーや部品メーカーに発注して、部品を取り寄せなくてはいけません。
こうなるとどの程度必要で、どの程度修理期間が長引いてしまうかは一概にいえません。メーカーの対応速度や部品の輸送に要する時間に、大きく左右されてしまうためです。場合によっては、1週間や2週間は待機しなければならないこともあります。
メーカーでの対応が必要となる
パソコン修理業者は幅広いメーカーや型式のパソコン修理に対応してくれます。
ただ、パソコンを診断した結果、パソコン修理業者ではなく、メーカーでの対応が必要なケースもあるでしょう。
このようなメーカーでの対応が必要となる場合は、メーカーに依頼する時間がかかるため、パソコンの修理期間が長期化してしまいます。
では、修理業者に依頼せず、自分で直接メーカーに依頼するのはどうなのか、というと、それでもやはり修理期間が長引いてしまいがちです。
自分で依頼する場合、パソコンを郵送する準備や受付窓口への電話連絡などが求められます。
パソコンが破損しないように頑丈な箱で送るなど準備が必要となるため、このような事前準備を含めて期間が長引いてしまいます。
トラブルが再現しない
パソコン修理を依頼する原因となったトラブルがパソコン修理業者で再発しないと修理期間が長引きます。同じトラブルが発生しなければ、原因の特定が難しくなってしまうからです。
パソコン修理を依頼する際は基本的に、どのような状況下でトラブルが発生するかをパソコン修理業者に伝える必要があります。
ただ、トラブル状況をうまく伝えられないときもあるでしょう。また、突発的なトラブルなどで、パソコン修理業者で状況が確認できない場合があることも事実です。そのため、依頼内容によってはやむをえ得ず、診断や状況確認に時間を要してしまう場合があります。
部品が税関の検査で止められてしまう
極稀ですが、海外から輸入する予定だったパソコンの部品が、税関の検査によって止められてしまうことがあります。税関の検査は基本無作為に行われるため、止められたからといって商品に問題があるというわけではありませんが、止められる分到着が遅れてしまいます。
連絡が遅れてしまう
パソコン修理を依頼する際は、修理業者と電話・メールで連絡を取り合う必要がありますが、連絡が遅れてしまうと修理期間が伸びてしまいます。修理を依頼した後はメールや留守電はこまめに確認するようにしましょう。「修理業者から連絡が来ない」という場合、「迷惑メールに入ってないか」「連絡先を他のメアドにしてないか」も確認した方が良いです。
パソコン修理業者とメーカー修理の違い

パソコン修理を行う場合、「パソコン修理業者へ依頼する」方法と「パソコン製造元メーカーへ依頼する」方法の2種類があります。
パソコン修理業者とメーカー修理には次の5つの違いがあります。
- 作業日数
- 受付時間
- 対応範囲
- 信頼性・技術力
- 修理費用
パソコン修理を依頼する際はこれら5つの違いを意識し、どこに修理を依頼するのかもっとも得なのかを吟味することが大切です。
これら5つの違いについて、それぞれ詳しく解説しましょう。
作業日数の違い
パソコン修理業者とメーカー修理は、パソコン修理が完了するまでに要する時間や期間が違います。
パソコン修理業者は最短即日対応してくれるのに対して、メーカー修理では1週間以上必要となるケースが大半です。
パソコン修理業者は持込修理が可能ということもあり、その日に対応してくれる可能性もあります。また、出張修理でも基本的な修理であればすぐ対応できるため、即日完了します。もちろん持込修理でも出張修理でも預かりの修理が必要なことはありますが、この場合でも数日で完了するケースが大半です。
一方で、メーカー修理は必ずパソコンを宅配しなければなりません。また、対応部署は混雑していることが予想され、パソコンが到着してからも時間を要すると考えられます。
受付時間の違い
パソコン修理業者とメーカー修理は、パソコントラブルを受け付けてくれる時間帯に違いがあります。
パソコン修理業者が全国展開しているかどうかなどにも左右されますが、夜遅くや土日祝でも相談できることが多いです。急なパソコントラブルにも対応してくれる点がパソコン修理業者のメリットと考えましょう。
一方、メーカー修理は受付時間が限られています。メーカーによって異なるものの、平日の9時から17時など、日中のみが受付対象となっていることも珍しくありません。
受付時間の違いはパソコン修理を申し込みできるかの違いにつながるため、非常に重要なポイントと考えましょう。
対応範囲の違い
パソコン修理業者とメーカー修理は、パソコン修理作業の対応範囲に違いがあります。
まず、パソコン修理業者はパソコン本体の修理はもちろん、パソコン利用時の設定などについても対応可能です。例えばパソコンを購入してインターネットに接続できなくなった場合は、パソコン修理業者が状況を確認して対応してくれます。
それに対して、メーカー修理は純粋なパソコン本体の故障にのみ対応可能です。周辺機器などが原因ではなく、パソコン本体に故障の原因が有る場合のみ修理してくれます。ただ、対応範囲はパソコン修理業者より狭いですが、パソコンの細かな部分まで修理可能です。
パソコン修理業者では対応が難しい内容でも、メーカー修理ならば短期間で対応できる可能性があります。
信頼性・技術力の違い
パソコン修理業者とメーカー修理は、パソコン修理作業の信頼性・技術力に違いがあります。
パソコン修理業者は、パソコンメーカーとは関わりのない非正規の業者ではあるものの、高い技術力を持ったスタッフが在籍していることが多いです。特に大手の修理業者は、さまざまな技術を備えたスタッフを雇っています。そのため、パソコンの種類や故障内容に関わらず、スピーディーに修理してくれる場合が多いです。
一方でメーカーには、自社製品の知識に長けたスタッフが在籍しています。また、修理の際は外部パーツではなく純正パーツにて修理を行ってくれるため、信頼性は高いと言えるでしょう。ただし、他社メーカーの修理には対応できないので注意が必要です。
修理費用の違い
パソコン修理業者とメーカー修理は、パソコン修理作業の修理費用に違いがあります。
パソコン修理業者は、メーカーの保証対象に該当するパソコンであっても、割引・無料にはならないので注意が必要です。修理内容によっては、修理費用が多くかかる場合もあります。ただ、基本的には修理前に見積もりを提示してもらえるため、修理後に想定以上の料金がかかる心配はありません。また、複数社に見積もりを取ってもらい、1番安く修理してもらえる修理業者を選択することも可能です。
一方でメーカーは、保証対象のパソコンなら割引・無料で修理してもらえます。ただし、保証期間内であっても、故障原因によっては保証対象にならない可能性があります。また、保証書がない場合も保証を受けることはできません。保証対象外の場合、パソコン修理業者に依頼する場合よりも料金が高額になる可能性があります。そのため、メーカーだけでなく修理業者にも見積もりを取ってもらうことをおすすめします。
スピード解決のパソコン修理専門業者に依頼しよう
パソコンの修理に必要な期間についてご説明しました。
修理期間は依頼先や依頼方法によって異なり、方法によっては最短即日からパーツ交換などで取り寄せを伴う場合、2週間以上の期間が必要になるケースもあります。
短期間でパソコンを修理したいならば、パソコン修理業者に依頼すると良いでしょう。出張修理や、持込み修理ならば最短即日対応してくれ、その場で解決できる作業も多数あります。
パソコン修理のPCホスピタルでは、全国・年中無休・最短即日で対応しています。データを守って作業するため、安心してご依頼いただけます。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)
2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。
保有資格 パソコン整備士検定 取得