「Endeavor SY01」テレビをパソコンにするスティックPCという選択肢『開封の儀編』

スティック型PCの時代がやってきた
デスクトップ、ノートパソコン、スマートフォンといったように、テクノロジーの進化によって高機能なデバイスの小型化が進んできました。その中で最近話題になってきたのが、スティック型PCという新しいカテゴリ。
今回は、6月上旬にエプソンから発売されたばかりの『Endeavor SY01』を全三回にわたってレビューします。
極小のサイズ感にワクワク
『SY10』はUSBメモリを大きくした形状でありながら、フルバージョンのWindows OSが搭載され、価格はわずか19,440(税込)(※購入時の価格)。iOSやAndroid、Windows RTといったスマホ向けや機能制限があるOSではないことがポイントです。
HDMI端子が装備されているので、テレビやPCモニターのHDMI端子に接続するだけでディスプレイをパソコンとして使用できるようになります。
ここで少しスペックをご紹介。
OSは前述の通りWindows 8.1 with Bing 32bit。CPUにインテル Atom Z3735F(1.33GHz)を採用し、メモリは2.0GB。ストレージ容量(保存領域)は32GBしかありませんが、マイクロSDカードスロットがあるので容量を増やすことが出来ます。
通信機能はIEEE802.11b/g/nに対応する無線LANとBluetooh 4.0で、接続端子はディスプレイ出力用のHDMI端子×1と、周辺機器の接続に使用するUSB端子×1が搭載されています。
前振りが長くなってしまいました…ここからが開封の儀です!!

驚くほど小さい箱。

スマホや腕時計のケースくらい。PCリサイクルマークとスタートアップガイドは箱の外に入っていました。1年間のメーカー保証も付いています。
スペック的にはいわゆるiPadやAndroidタブレットなどと同じ程度。それでいてサイズは幅113×奥行38×高さ14mmで、重さはわずか60gしかありません。

iPhone 6より縦が短い!!

付属品は、HDMI延長ケーブル、充電用のマイクロUSBケーブルとそのACアダプタ。

左側面はマイクロSDカードスロットのみ。

右側面は左から、USB端子、電源専用コネクタ、電源ボタン。

上面にHDMI端子を搭載。随所に冷却用の穴があります。

少しわかりにくいですが、表の穴の中には小さなファンが搭載されています。
SY01製品レビューの第一回目はここまで。次回は、『起動編』に続きます。