Windows 11をクリーンインストールする7つの手順
「動作が重いからクリーンインストールで直したい」と考えている方へ。
2026年現在、パソコンの販売価格は世界的な部材不足と円安により、かつてないほど高騰し続けています。
最新のWindows 11搭載PCへの買い替えは15万円〜20万円を超えるのが当たり前。そんなパソコン高騰時代だからこそ、不具合があるからといって安易に新品へ買い替えるのは、少し待ってください。
実は、クリーンインストールが必要なトラブルも、「プロによる修理・システム修復」を行えば、買い替えの数分の1のコストで、データも守りながら最短当日で解決できます。また、無理な延命をせず「最適な買い替え時期」を判断することも、今の時代に損をしないための賢い選択肢です。失敗のリスクを避け、賢くパソコンを使い続けるための最新の手順を解説します。
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Windows 11をクリーンインストールする前の準備
周辺機器を全て取り外す
周辺機器の接続トラブルでインストールが失敗するのを防ぐため、キーボード、マウス、ディスプレイ、電源ケーブル以外のデバイス(プリンター、スピーカー、外付けHDDなど)はすべて取り外してください。
バックアップを取る
クリーンインストール最大のメリットは、不具合要素を排除できることですが、引き換えにパソコン内の全てのデータが消去されます。大切な写真や仕事の書類は、必ず事前にバックアップを取っておきましょう。
⚠️ 注意: データだけでなく、Officeなどの「ライセンスキー」も手元にあるか必ず確認してください。
Windows 11をクリーンインストールするための7つの手順

クリーンインストールとは、USBメモリやDVDを利用して、OS内部に保存されているソフトや設定、アプリケーションなどをすべて削除し、OSをダウンロードする方法のことです。
すでに利用しているパソコンのクリーンインストールを行う場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。クリーンインストールを開始すると、ファイルの内容や設定などもすべて削除されてしまうため注意が必要です。
ここでは、クリーンインストールを安全に行うための7つの手順を解説します。
Windows 11 クリーンインストール:7つのステップ
- STEP 1: クリーンインストール用のメディアを作成する
- STEP 2: 作成したメディアをセットしインストールを開始する
- STEP 3: 言語を選択しライセンス認証を行う
- STEP 4: Windows 11のエディションを選択する
- STEP 5: インストール種類を「カスタム」に選択する
- STEP 6: ドライブを選択してインストールを開始する
- STEP 7: パソコンが再起動したら初期設定を行う
クリーンインストール用のメディアを作成する
クリーンインストールを行う前に、USBメモリやDVDを使ってインストールメディアを作成しましょう。クリーンインストール時はインストールメディアからOSを起動するため、必ずどちらかを用意しておいてください。
DVDでインストールメディアを作成する方法
DVDを使用してインストールメディアを作成する場合、DVDに直接ISOファイルが書き込まれる訳ではありません。パソコン本体にWindows 11のISOファイルをダウンロードした後、DVDへ書き込みます。ISOファイルは5GB程度あるので、5GB以上に対応した片面2層のDVDを用意しましょう。
ISOファイルをダウンロードするまでの手順は次の通りです。
ダウンロード完了後、DVDにISOファイルを書き込みます。画面に「ISOファイルをDVDにコピーしてください」という表記と共に、以下の2つが表示されます。
- ファイルをダウンロードした場所の名称
- 「DVD書き込み用ドライブを開く」
下の「DVD書き込み用ドライブを開く」を選択し「完了」をクリックします。空のDVDを挿入してから、表示された「Windowsディスクイメージ書き込みツール」画面の「書き込み」をクリックしましょう。書き込みが開始されるので完了するまで待機します。
USBメモリにインストールメディアを作成する方法
USBメモリを利用すると直接ISOファイルがUSBメモリに書き込まれるため、DVDを使用する方法よりも手順が少なく済みます。ISOファイルはおよそ5GBあるので、容量不足でエラーにならないよう8GB以上のUSBメモリを用意しましょう。
⚠️ 注意:USBメモリのデータ消去
USBメモリに保存されているファイルやデータはすべて削除されてしまいます。大切なデータを失わないために、使用するUSBメモリの内容を事前に確認しておくか、新しいUSBメモリを用意しましょう。
まず、USBメモリをパソコンに接続します。手順はDVDで作成する場合と途中まで同じですが、使用するメディアの選択からが異なります。
USBメモリは取り外さずに、そのままクリーンインストールへと進みます。
作成したメディアをセットしインストールを開始する
それぞれのインストールメディアを起動する方法は以下の通りです。
なお、すべての作業が完了するまで数十分から数時間かかることも多いため、Windows 11のクリーンインストールを行う際は、ノートパソコンなら電源につなげたまま行うのをおすすめします。
DVDメディアの場合
パソコンを起動させてから、作成したクリーンインストール用のDVDを挿入します。自動的に画面が切り替わる、もしくは、いずれかのキーを押すように画面に指示が表示されるため、内容に従いましょう。
USBメモリの場合
まず、パソコンの説明書やメーカーの公式サイトへアクセスし、USBメモリからの起動に必要なキーについて確認します。メーカーにより、パソコンの電源を入れた直後にF2キーを押す、F12キーを連打するなど、操作に違いがあるためです。
| 起動キー | メーカー |
|---|---|
| F3+電源ボタン | Surface Laptop |
| F8 | ASUS、BenQ |
| F9 | HP |
| F12 | Lenovo、Acer、ASUS、HP、Fujitsu、Toshiba、Dell、IBM、BenQ |
| ESC | Dell、Sony、ASUS |
USBメモリを挿入した状態で、パソコンごとの操作手順に従い、USBメモリより起動を行います。
もし、起動キーを押しても作動せず、Windows 10がすでにインストールされているパソコンの場合は、以下の方法で指示を出すことも可能です。
言語を選択しライセンス認証を行う
インストールメディアからの起動が行われると、しばらくしてWindowsロゴが表示され、Windows 11のセットアップが始まります。 ここで選択するのは、以下の4項目です。
- インストールする言語
- 時刻と通貨の形式
- キーボードまたは入力方法
- キーボードの種類
自分が使いたい言語などを選択したら「次へ」をクリックすると「今すぐインストール」と表示されるため、続けてクリックしましょう。
しばらく待機していると「Windowsのライセンス認証」が求められるので、「プロダクトキーがありません」をクリックしてください。
プロダクトキーとは:簡単に言えば、その製品を利用する権利を有しているのか確認するためのものです。
新品のパソコンでセットアップを初めて行う場合、インストール後にライセンス認証を行います。一度プロダクトキーを入力したことがあるパソコンなら、デスクトップが起動した後に自動的に認証されます。
Windows 11のエディションを選択する
次の画面で、Windows 11のエディション(HomeやProなど)を選択しましょう。新品のパソコンならライセンスに応じたエディションを、再インストールによるクリーンインストールなら現在使用しているエディションを選びます。
※注意:再インストールの際、異なるエディションを選択するとライセンスの再認証が必要になってしまいます。
もし、使用しているエディションが分からない場合は、以下の手順で確認してください。
適切なエディションを選択後、下部の「次へ」をクリックすると「適用される通知とライセンス条項」が表示されます。同意のチェックボックスをオンにしたうえで「次へ」をクリックしましょう。
インストール種類を「カスタム」に選択する
インストールを行う内容別に「アップグレード」と「カスタム」の2種類が表示されるため、下の「カスタム:Windows のみをインストールする(詳細設定)」を選択してください。
⚠️ ここが最も重要なポイントです
「アップグレード」を選択すると、ファイルや設定などが保持されたままインストールが行われ、クリーンインストールができません。不具合を一掃し、システムを真っさらにしたい場合は、必ず「カスタム」を選択しましょう。
ドライブを選択してインストールを開始する
インストール場所の選択に進みます。再インストールの場合は、これまでのOSが入っていたドライブを選択してください。新規の場合は「割り当てられていない領域」を選ぶか、パーティションを新規作成しましょう。
パーティションとは:
1台のHDDやSSDの内部に「仕切り」を作り、複数台あるように分ける方法です。システム用とデータ保存用でドライブを分けることで、データの安全性を保ちやすくなります。
新規でパーティションを作成する場合は、以下の手順で行います。
特にドライブを分ける必要がないのであれば、パーティションは作らず、「割り当てられていない領域」をクリックするとインストールが開始されます。
パソコンが再起動したら初期設定を行う
インストールが完了すると、パソコンの再起動が必要なことを示す画面が出るため「今すぐ再起動」をクリックします。その後、画面の指示に従い以下の初期設定を行いましょう。
- □ 使用する言語を選ぶ
- □ 国や地域の選択を行う
- □ キーボードレイアウトを確認する
- □ 2つ目のキーボードの追加(必要に応じて)
- □ PCの名前を設定
- □ ネットワークへの接続(無線Wi-Fiなど)
- □ Microsoftアカウントへのサインイン
- □ PIN(暗証番号)の作成
- □ 「OneDriveからの復元」または「新しいデバイスとして設定」を選択
- □ プライバシー設定の内容確認と「同意」
- □ エクスペリエンスのカスタマイズ(不要ならスキップ)
- □ アップデートの待機
ここまで行った後、更新作業が完了され次第、Windows 11のデスクトップが表示されます。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国14店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポート実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
Windows 11のクリーンインストールはシステム要件を満たす事が必須

Windows 11のクリーンインストールを行うのであれば、以下の要求スペックを満たしたパソコンにする必要があります。Microsoftが正式に公開している仕様です。
| 項目 | CPU(プロセッサ) | メモリ | ストレージ |
|---|---|---|---|
| 詳細 | 1ギガヘルツ (GHz) 以上で 2コア以上の64ビット互換プロセッサ、または System on a Chip (SoC) | 4GB | 64GB 以上 |
💡 CPU世代の見分け方
CPUはIntel Core 第8世代以降が正式対応しています。
- 対応: i3-8〇〇〇、i5-10〇〇〇 など(ハイフンの後が8以上の数字)
- 非対応: i7-7〇〇〇、i5-6〇〇〇 など(ハイフンの後が7以下の数字)
第7世代以前のCPUに強制的にインストールすると、セキュリティトラブルやアップデート不能といった問題に繋がるリスクが高くなります。Microsoftが推奨する、第8世代以降やAMD Ryzen 2000番台以降のPCを使用しましょう。
Windows 7や8の時代(2009~2015年頃)のPCは基本的に非対応です。また、スペックを満たしていても不安な場合は、Microsoft公式サイトの「PC正常性チェックアプリ」で確認することをおすすめします。
Windows 11のクリーンインストールに関するよくある質問
Q.クリーンインストールを行うメリットは何ですか?
Q.作業にはどのくらいの時間がかかりますか?
Q.スペックが足りないPCに強制的にインストールしても大丈夫ですか?
プロにWindows 11 クリーンインストールのサポートを依頼するのも対処法

Windows 11のクリーンインストールが行えない場合、原因は次のように多岐にわたり、専門家でなければ特定が困難なことがほとんどです。
- ✔ 接続された外付けデバイスの問題
- ✔ 作成したインストールメディアの不備
- ✔ HDDやSSD自体の寿命・物理故障
- ✔ パーティション構成の複雑化
- ✔ BIOS/UEFIのバージョンが古い
- ✔ セキュアブートによる阻害
自力での作業は原因がわからないまま時間だけが過ぎ、最悪の場合は大切なデータを失ったり、PC自体が完全に沈黙してしまうリスクもあります。失敗を未然に防ぎ、最適な解決策(修理・設定・買い換え)を見極めるためにも、プロのパソコン修理業者であるPCホスピタルへのご依頼を強くおすすめいたします。
PCホスピタルなら、多角的な解決が可能です
- OS・ソフトウェア起因の不具合解消と設定代行
- HDDからSSDへの換装など、物理故障の修理・延命
- 「修理か買い換えか」の客観的診断とデータ移行
- 大切なデータを保護した状態での迅速な復旧
全国に多数の拠点を持ち、最短即日の出張修理にも対応しているPCホスピタルでは、Windows 11へのアップグレードから重度の物理故障まで、あらゆるトラブルを解決してきた豊富な実績がございます。メーカーを問わず、お客様にとって最もコストパフォーマンスの良い解決策をご提案いたします。
PCホスピタルはWindows 11 インストール・トラブルのサポートが可能です
今回はWindows 11のクリーンインストールをテーマに、事前準備から具体的な作業手順まで解説いたしました。
PCホスピタルでは、クリーンインストール代行はもちろん、「起動しない・動作が遅い」といった不具合の根本修理から、大切なデータを保持したままの環境復旧まで幅広く対応しております。
また、PC高騰が続く2026年において、「今のPCを修理して延命すべきか」「最新機種へ買い換えるべきか」を、お客様の予算や用途に合わせて客観的に判断し、最適なプランをご提示いたします。
「自分ではもうお手上げだ」とお悩みの方から、
「買い換えか修理か」迷われている方まで、ぜひ一度私たちにご相談ください。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国14店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポート実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得





