「DISK BOOT FAILURE」エラーが突然表示!原因と対処法を解説
パソコンを起動した際、突然「DISK BOOT FAILURE」と表示されてお困りではないでしょうか。「DISK BOOT FAILURE」は、パソコンの起動がうまく行かないと表示されるエラーメッセージです。まずは、エラーメッセージの意味と原因を理解して、落ち着いて対処しましょう。
この記事では、「DISK BOOT FAILURE」と表示される主な原因や対処法を中心に、困ったときのパソコン修理業者の選び方も一緒にご紹介します。この症状に悩んでいる方は、最後までしっかり読み進めてください。
DISK BOOT FAILUREとは?
『DISK BOOT FAILURE(「ハードディスクからの起動に失敗しました」の意味)』は、パソコンの起動ディスクに異常があり、正常にWindowsが起動できない際に表示されるエラーメッセージです。
また、起動できるOSがない場合やハードディスクなどを認識していないときにも表示されます。「DISK BOOT FAILURE」は電源ボタンを押した後正常に起動する前に、黒い画面と白い文字で表示されるのが特徴です。「DISK BOOT FAILURE」が表示される原因について、次の章でより詳しく見ていきましょう。
DISK BOOT FAILUREと表示される主な原因
「DISK BOOT FAILURE」が表示される原因は、以下のとおりです。
- ハードディスクの物理的な障害
- BIOSの起動順位に関するエラー
- パソコン周辺機器の故障
- Windows OSの不具合
ここでは、原因の詳細をご紹介します。
ハードディスクの物理的な障害
「DISK BOOT FAILURE」は、ハードディスクの物理的な障害が原因で表示される可能性があります。パソコンの起動中などにハードディスクから異音がしている場合は、ハードディスクの部品が経年劣化し壊れている、部品同士がぶつかり摩耗しているなどの物理的な障害が原因と考えられるでしょう。
ハードディスクは精密機械のため、3〜5年程度が平均寿命とされています。長く使っているパソコンであれば、ハードディスクの寿命により、「DISK BOOT FAILURE」が表示される可能性があります。
BIOSの起動順位に関するエラー
パソコンを起動・制御するプログラムである「BIOS」の起動順位に関するエラーによって、「DISK BOOT FAILURE」が表示されるケースもあります。
パソコンを立ち上げる際に、システムやドライブ、ソフトウェアなどを起動する順番が決まっており、その順番が異なる場合、正常に起動しないことがあります。起動の順番は、インストールしたソフトウェアや増設した周辺機器などによって影響を受けます。そのため、何か新しくソフトウェアやドライブなどを増やす際インストールや設定に不具合があると、順番が狂い上手く起動できなくなることがあります。
パソコン周辺機器の故障
接続している周辺機器が原因となり、「DISK BOOT FAILURE」が表示される可能性もあります。
周辺機器の故障などに影響されてしまい、パソコンが正常に動作しない状況に陥っていることが考えられます。
Windows OSの不具合
Windows OSを正しく構成できていないことも1つの原因に挙げられます。パソコンを正しく終了できていなかったり、アップデートが失敗していたりすると、正常にWindowsのデータが読み込めずOSが適切に立ち上がらなくなることがあります。
こうしたWindows OSの不具合も原因になると認識しておきましょう。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
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DISK BOOT FAILUREと表示された場合の対処法
「DISK BOOT FAILURE」と表示された場合、以下の対処法を実践してみましょう。
- パソコン周辺機器を取り外す
- BIOSの設定を変更する
- 時間を置いて再起動する
- OSを再インストールする
それぞれ詳しく紹介していきます。
パソコン周辺機器を取り外す
パソコンに接続している周辺機器を取り外すことで、「DISK BOOT FAILURE」を改善させることができます。周辺機器とは、以下のようなものが挙げられます。
- HDD
- USBメモリ
- プリンタ
- モニター
USBメモリやプリンターなど、正常に起動できていたときから新たに増やした機器があれば、その機器がエラーを起こしている可能性が高いです。取り外す際は、念のため、パソコンの電源を切ってから行いましょう。
BIOSの設定を変更する
BIOSの起動順位が原因と考えられる場合は、WindowsがインストールされたHDDやSSDの起動優先順位が高くなっているかをチェックしましょう。
BIOSの設定を変更する方法は、以下のとおりです。
BIOSの設定を変更する手順 |
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BIOS設定に伴う再起動はパソコン機器に負担をかけやすく、症状を悪化させてしまう恐れがあるので注意してください。そのため、BIOSの設定が原因と考えられる場合は、専門業者に修理を依頼するのも視野に入れておくと良いでしょう。
時間を置いて再起動する
「DISK BOOT FAILURE」のエラーが表示されるケースとされないケースが確認された場合は、少し時間を置いてから再起動することで改善されることがあります。
この場合は、一時的に起動するタイミングで「DISK BOOT FAILURE」の表示が出ている可能性があるため、表示のされ方を確認しておく必要があります。
OSを再インストールする
これまで紹介した対処法でも改善しない場合は、パソコンを初期状態に戻すために一括再インストールという手段もあります。ただし、一括再インストールをすると、データがすべて消えてしまうため、あくまで最終手段として捉えてください。
もし、一括再インストールをする場合は、復旧にデータの以降ができるように必ずバックアップをとるようにしてください。
対処に困ったときのパソコン修理業者の選び方
パソコン修理業者を選ぶ際のコツは、以下のとおりです。
- 保証期間内ならメーカーへ依頼する
- 明確な納期と費用を提示する業者を選ぶ
- サポート対応が充実している業者を選ぶ
選び方のポイントを把握して、自分に合った業者を見つけましょう。
保証期間内ならメーカーへ依頼する
メーカー保証期間内の場合、メーカーに修理を依頼することがおすすめです。メーカーの保証は購入してから1年ついており、無償で修理してくれる可能性があります。ただし、利用者の過失による場合は保証の対象外になってしまうため、注意が必要です。
メーカーによっては、出張修理に対応しているため、利用したい場合は確認してみましょう。
明確な納期と費用を提示する業者を選ぶ
「いつまでに修理できるのか」「どれぐらいの費用がかかるのか」など、納期と修理代金が明確になっている業者を選ぶことも重要です。納期がわからない場合、いつパソコンが手元に戻ってくるかわからず、仕事やプライベートにも支障が出てしまいます。
また、費用面が不明確の場合、修理後に高い修理代金やオプション料金を請求されてしまうリスクもあるでしょう。その点、明確な納期と費用を提示する業者ならば、安心して修理を依頼できます。症状別に細かく料金設定している場合、優良業者だと判断できるでしょう。
「DISK BOOT FAILURE」のエラーが出た場合、修理費用の相場としては15,000~20,000円です。業者によって、ほかに診断料や見積もり費用、自宅に呼ぶ場合は出張費などがかかることがあります。納期は1~3営業日が一般的です。
サポート対応が充実している業者を選ぶ
しっかりとしたサポート体制を整えている業者も、安心して修理を依頼できます。問い合わせ時の丁寧な応対をはじめ、専門的な内容をわかりやすく説明してくれる業者なら、安心して修理を任せたいと思えるはずです。
また、「DISK BOOT FAILURE」エラーはパソコンそのものが起動できず急を要することが多いです。即日で修理対応してくれる業者や、電話したときすぐ繋がる業者を優先的に選びましょう。
PCホスピタルは年中無休で営業しており、フリーダイヤルの受付電話も繋がりやすくなっています。全国に拠点を持ち即日で出張修理を依頼できるため、急いでいるときにもぴったりです。困った際はぜひお気軽にご相談ください。
PCホスピタルは「DISK BOOT FAILURE」トラブルのサポートが可能です
パソコンに「DISK BOOT FAILURE」というエラーメッセージが表示されても、まずは落ち着いて対応しましょう。ハードディスクの物理的な障害、BIOSの起動順位に関するエラー、パソコン周辺機器の故障、Windows OSの不具合が原因として考えられます。
起動できないからといってむやみに何度も再起動を繰り返すのは非常に危険です。最悪の場合、保存されているデータが消えてしまうリスクがあるので注意してください。
PCホスピタルでは、「DISK BOOT FAILURE」のエラー表示に関するパソコン修理を承っております。「DISK BOOT FAILURE」でお困りの場合はぜひご依頼ください。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 起動しないパソコンの修理 22,000円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得