SSDでパソコンを高速化!メリット・デメリットから換装手順まで解説

SSDでパソコンを高速化!メリット・デメリットから換装手順まで解説

SSDでパソコンを高速化しようと考えていませんか。SSDに換装することで、高速化するだけではなく、省電力や耐久性アップなどのメリットもあります。基本的なやり方を覚え、スムーズにSSDに換装しましょう。

この記事では、SSDでパソコンが高速化する理由や、SSDに換装するメリット・デメリット、パソコンをSSDで高速化する手順などを紹介します。

本記事を読むことで、具体的にSSDで高速化する方法を理解でき、パソコンの動作の遅さで不満を抱かないようになるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

1.SSDでパソコンが高速化する理由

SSDでパソコンが高速化する理由

SSDは、物理的な駆動部品を持たないため、パソコンが高速化します。同じストレージであるHDDの場合、データの読み書きを行う円盤を回転させるために、モーターなど駆動部品があります。

一方SSDの場合、内蔵されたフラッシュメモリにデータを読み書きするため、物理的な駆動部品がありません。こうした理由により、SSDに換装することでパソコンが高速します。

SSDでパソコンを高速化

2.SSDに換装する4つのメリット

m2SSDの換装

SSDに換装するメリットは、以下の4つあります。

  • パソコン本体やアプリの起動が高速化
  • 物理的な耐久性がアップ
  • HDDより省電力で動作
  • パソコンの静音性の向上

ここでは、各メリットの詳細を紹介します。

2-1.パソコン本体やアプリの起動が高速化

SSDに換装するメリットは、パソコンの読み取りスピードやアプリの起動などが、高速化することです。SSDはHDDと比較した場合、電気的な処理だけで動作をするため高速化を実現できます。

実際、以下のように読み込み速度が大きく異なります。

ストレージの種類読み取りスピード(目安)
HDD新品:100~120MB/s
数年使用:80~100MB/s
SSDSATA規格:500~550MB/s
M.2 NVMe規格:2,000MB/s

同じSATA規格で比較しても、5~7倍程度高速化するため、読み込み速度を上げたい場合、SSDに換装することはおすすめです。

2-2.物理的な耐久性がアップ

衝撃に強くなることも、SSDに換装するメリットです。

SSDは、物理的な駆動部分がないため、HDDより衝撃に強くなります。また物理的に動かないからこそ、発熱自体が少ない傾向にあります。

パソコンは高熱になってしまうと動作を鈍らせるため、SSDに換装することで、この問題をクリアできるでしょう。

2-3.HDDより省電力で動作

省電力になることも、SSDに換装するメリットです。SSDは、駆動部分がなく発熱も少ないため、電力を抑えられます。

また、ノートパソコンで換装をした場合、バッテリーが長持ちするでしょう。

2-4.パソコンの静音性の向上

HDDの回転音がなくなることも、SSDに換装するメリットです。

負荷のかかる作業をしていても、本体からの音はCPUなどのファン程度しかありません。

またファンレスのパソコンであれば、より静かです。パソコンの静音性を向上させたい場合も、SSDに換装することをおすすめします。

3.SSDに換装する3つのデメリット

SSDにする際の注意点

上記で紹介したメリットもある一方で、SSDに換装するデメリットもあります。

  • 大容量のSSDは高額
  • SSDは接続規格の種類が多い
  • SSDへ換装する難易度が高い

SSDに換装する前に、デメリットについても把握しておきましょう。

3-1.大容量のSSDは高額

SSDは、HDDと比較した場合、容量あたりの単価が高額になるデメリットがあります。1GBあたりの単価はHDDが数円、SSDは数十円となるため、明らかにSSDの方が高いです。

また大容量のSSDの場合、単価は下がるものの、1TBを超えるSSDは、価格が万単位になるケースもあります。容量あたりの価格がHDDよりも高いことは、認識しておきましょう。

3-2.SSDは接続規格の種類が多い

SSDにはさまざまな種類の接続規格があり、それぞれ互換性がないこともデメリットに挙げられるでしょう。

HDDの主な接続規格は「SATA」と「IDE」ですが、SSDの場合、「SATA」や「mSATA」、「M.2」などがあり、互換性はありません。また、HDDからの換装を検討している場合、SATA規格のSSDを選ぶ必要があります。

パソコンに対応する接続規格について必ず確認してから、換装するようにしましょう。

3-3.SSDへ換装する難易度が高い

換装するハードルが高いこともデメリットです。SSDは構造上、HDDよりもデータを取り出すことが難しいためです。パソコンによっては、独自規格が採用され、メーカー純正品しか使えません。

そのため、換装できるのかどうか、事前にメーカーのサポートセンターなどに確認してみましょう。

4.パソコンをSSDで高速化する手順

パソコンをSSDで高速化する手順

「換装の難易度は高い」と紹介しましたが、それでも自分で挑戦してみたい場合は、以下の手順で行いましょう。

  1. 使い勝手のよいSSDを購入する
  2. 新しいSSDのフォーマットを行う
  3. HDDからSSDにデータを移行する
  4. パソコンのHDDをSSDに換装する
  5. パソコンを起動して動作を確認する

ここでは、SSDに換装する手順の詳細を紹介します。

4-1.使い勝手のよいSSDを購入する

まずは、メーカーなどに問い合わせてSSDに換装できるのか確認し、問題なければSSDを購入します。購入するSSDを選ぶ際、以下のポイントをおさえておきましょう。

  • HDDの代わりに使用する場合は、500GB以上の容量が必要
  • 読み込み速度は、高速になるほど熱を持ちやすい
  • 搭載されているHDDからSSDに換装する場合、同じ規格サイズのSSDを選ぶ

容量や読み込み速度だけではなく価格なども比較しながら、パソコンに合った使い勝手の良いSSDを見つけましょう。

4-2.新しいSSDのフォーマットを行う

続いてパソコンにSSDを接続し、パソコンにSSDを認識させるために、SSDをフォーマットしましょう。

Windows 10では、以下の手順でフォーマットします。

  1. タスクバーのWindowsロゴを右クリック
  2. 「ディスクの管理」を選択
  3. 「ディスクの初期化」が表示される
  4. SSDと同じフォーマット形式を選択し「OK」をクリック

この手順で「オンライン」「未割り当て」という表示に変更された場合、フォーマットは完了です。

4-3.HDDからSSDにデータを移行する

続いて、HDDのデータをSSDに移行します。移行することで、今までとまったく同じ環境を継承でき、すぐにパソコンを使えます。

SSDにクローンを作成する場合は、無料のクローンソフトを活用しましょう。そうすれば、HDD上のデータだけではなく、OSのクローンも一緒に移行できます。またクローンソフトの画面の指示に従えば、問題なくデータを移行可能です。

4-4.パソコンのHDDをSSDに換装する

クローン完了後、HDDを取り外してSSDを装着します。また換装は、デスクトップとノートパソコンによって手順が異なります。デスクトップの場合、以下の手順で装着しましょう。

  1. PCケースを開く
  2. マザーボードに接続しているHDDをケース内から取り外す
  3. SSDを入れて固定する
  4. SSDの電源ケーブルも挿入する

デスクトップの場合は、ケーブルの挿し忘れに注意しましょう。ノートパソコンの場合、HDDを取り外してSSDを差し込むだけのケースが多く、比較的換装をしやすいです。

4-5.パソコンを起動して動作を確認する

最後にパソコンを起動させて動作をチェックしますが、SSDを起動ディスクとして設定しなければ、パソコンが動かない可能性があります。

起動ディスクはBIOS設定で変更できます。方法は以下の通りです。

  1. パソコン起動時、「F2」あるいは「Del」キーを押す
  2. Boot(ブート)を選択
  3. boot device priotityの中で、1番目のブートデバイスを換装したSSDと選択
  4. パソコンの再起動

BIOSの設定画面に移動するキーは、パソコンによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

5.SSDでパソコンを高速化するポイント

SSDでパソコンを高速化するポイント

SSDでパソコンを高速化するためには、OSのクリーンインストールや容量に余裕のあるSSDを選択することがおすすめです。また、修理専門店に依頼をすると、換装で失敗することはありません。

ここでは、SSDでパソコンを高速化するポイントを見ていきましょう。

5-1.OSのクリーンインストール

OSのクリーンインストールは、SSDでパソコンを高速化するポイントです。クリーンインストールは、クローンのようにデータを丸ごとコピーするのではなく、OSをイチから入れ直し、その他のデータはクリーンインストール後に手動でコピーするやり方です。

クリーンインストールの手順は、以下の通りです。

  1. データのバックアップを取る
  2. OSをインストールするためのインストールメディアを作成する
  3. SSDを換装する
  4. OSをクリーンインストールする

データの移行に手間がかかるものの、OSの設定は初期状態になり、動作の遅延が起きにくくなるメリットがあります。

5-2.容量に余裕のあるSSDを選択

容量に余裕のあるSSDを選ぶことも、SSDでパソコンを高速化するポイントです。SSDは、容量が不足していると、書き込み速度が低下する傾向にあるためです。

また、SSDの容量が足りなくなった場合、フラッシュメモリを劣化させ、寿命が短くなる可能性もあります。SSDの容量不足を解消するためには、できるだけ容量の大きいSSDを用意しましょう。

5-3.やり方に困ったときは修理専門店に依頼する

SSDの換装で困ったときは、パソコンの修理専門店に相談すると良いでしょう。修理専門店に依頼すれば、換装で失敗することはないためです。

修理専門店であれば、ドクター・ホームネットをご利用ください。ドクター・ホームネットでは、訪問してHDDからSSDに換装するサービスを展開しています。

またSSDは、ドクター・ホームネットで用意するため、自身で購入しなくても問題ありません。電話は、年中無休・土日祝日もつながるため、困ったときは気軽に相談してみましょう。

ドクター・ホームネットに相談する

6.SSDでパソコンを高速化するときの疑問

SSD換装に関するQ&A

SSDで高速化するときによくある質問も見ていきましょう。

  • SSDの最適化の設定は必要か
  • SSDの寿命は何年か
  • 外付けSSDでも高速化するのか

各質問の回答を紹介するので、よりSSDについて理解を深めたい場合は、ぜひ参考にしてください。

6-1.SSDの最適化の設定は必要か

SSD最適化の設定は、特に必要ありません。

最適化しなければ、書き込み限界によるエラーが発生するという意見もありますが、一般的な使い方であれば、SSDの大容量化が進んでいるため問題ないでしょう。

6-2.SSDの寿命は何年か

SSDの寿命は、5年程度です。

使い方によりますが、HDDより寿命が長い傾向にあります。また、メーカー保証はあるものの、期間はメーカーによってバラバラです。

6-3.外付けSSDでも高速化するのか

外付けSSDによって高速化することは可能です。

外付けSSDをパソコンに接続してから起動させることで、重たかった動作が軽快になるでしょう。また外付けSDDの場合、手軽に導入できるメリットもあります。

作業効率が高まるSSDでパソコンの高速化に挑戦しよう

SSDに換装するメリットは、パソコン本体・アプリ起動の高速化や物理的な耐久性アップ、省電力、静音性の向上などです。しかしながら、SSDはHDDと比較すると高額であり、接続規格の種類が多く、換装する難易度が高いデメリットもあります。

SSDでパソコンを高速化するためには、OSのクリーンインストールを行い、容量に余裕のあるSSDを選択するようにしましょう。また、自分で対処するには自信がない場合や、困ったときはドクター・ホームネットなど信頼できる修理専門店に依頼することもおすすめです。

作業効率を高めるために、SSDでパソコンの高速化にチャレンジしてみませんか。

SSD換装をドクター・ホームネットに依頼する
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