Windows Updateの「更新して再起動」に失敗しないための対処法
「Windows Updateの再起動が終わらない」「再起動するタイミングの変更方法がわからない」と悩んでいませんか。仕事でWindowsを使っているものの、Windowsの設定方法について詳しくない場合、Windows Updateに関することで悩むケースは少なくありません。
そこでこの記事では、Windows Updateの「更新して再起動」が終わらないときの対処法などを包括的に解説します。本記事を読むことで、具体的にWindows Updateの再起動のコントロール方法を把握でき、不都合なタイミングで再起動しなくなるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
Windows Updateの再起動が終わらない時の対処法
Windows Updateの再起動が終わらない場合は、以下の対処法がおすすめです。
- 1日程度様子をみる
- 再起動が繰り返される場合は自動再起動を停止する
- パソコンを強制終了させる
ここでは、各対処法の詳細を見ていきましょう。
日程度様子をみる
Windows Updateの再起動が終わらない場合、1日程度様子をみることをおすすめします。再起動にかかる時間は、パソコンのスペックや更新する量などによって異なります。
また、パソコンの電源ボタンや本体側面の近くにあるアクセスランプが明滅してるならば、処理は進んでいる可能性があります。急ぎではない場合は、1日程度待ってみましょう。
再起動が繰り返される場合は自動再起動を停止する
再起動を繰り返すケースにおいては、自動再起動を停止する対処法があります。自動再起動を停止する手順は以下の通りです。
自動再起動を停止する手順 |
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再起動を繰り返す場合は、この対処法を試してみましょう。
パソコンを強制終了させる
パソコンを強制終了することも、Windows Updateの再起動が終わらない時の対処法です。パソコンの電源ボタンを長押しすれば、強制終了できます。
ただしパソコンの強制終了は、データが消失する可能性があるため、最終手段として認識しておきましょう。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
Windows Updateの「更新して再起動」に失敗しないためのコツ
Windows Updateの「更新して再起動」に失敗しないためには、以下のようなコツがあります。
- 一時的にセキュリティソフトをオフにする
- Windowsの高速スタートアップをオフにする
- 接続中の周辺機器は全て外す
- パソコンの空き容量に余裕を持っておく
- 起動中のソフトウェアを全て終了する
- インターネットの接続状況を確認
ここでは、各コツを詳しく紹介します。
一時的にセキュリティソフトをオフにする
セキュリティソフトを一時的に停止することで、Windows Updateのインストールを正常に実行できる可能性があります。なぜなら、セキュリティソフトがWindows Updateの通信を遮断する恐れがあるためです。
そのため、Windows Updateをする間だけ、手動で停止しておきましょう。なお、オフにする手順はソフトによって異なります。停止する手順の詳細は、開発元のホームページなどで確認しましょう。
Windowsの高速スタートアップをオフにする
高速スタートアップの無効化も、再起動に失敗しないためのコツです。高速スタートアップとは、起動を高速化する機能ですが、「次回の起動時も前回終了時と同じ環境」という動作条件があります。
前回終了時と異なった環境になっている場合、Windowsが起動しなかったり、Windows Updateが完了しなかったりするトラブルがあります。そんなWindowsの高速スタートアップをオフにする方法は、以下の通りです。
高速スタートアップをオフにする手順 |
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接続中の周辺機器は全て外す
マウスやキーボード、プリンタなど、接続している周辺機器を全て外すことも、再起動に失敗しないためのコツです。周辺機器が原因で再起動が終わらない可能性があるためです。
接続中の周辺機器を取り外し再起動できた場合は、デバイスのドライバーに問題があります。この問題を解決するためには、ドライバーの再インストールを行いましょう。
パソコンの空き容量に余裕を持っておく
パソコンの空き容量を作ることも、再起動に失敗しないコツです。空き容量が不足している場合、不具合が起きる可能性があるためです。
再起動する前に、不要なデータは消したり外部メディアに移したりして、空き容量に余裕を持っておきましょう。
セーフモードからアップデートを実施する
セーフモードからアップデートすることも、失敗しないコツです。セーフモードは最小限の機能しか動作せず、不具合が起きにくいためです。
そんなセーフモードでのやり方は、以下の通りです。
セーフモードからアップデートを実施する手順 |
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起動中のソフトウェアを全て終了する
様々なソフトウェアを起動しながらWindows Updateを行うことで動作に負荷がかかる場合があります。
起動中のソフトウェアを全て終了してから状況が改善されるかお試しください。
インターネットの接続状況を確認
インターネットの接続が不安定なため、アップデートが失敗する可能性があります。
ブラウザで複数のWebサイトを開いて問題なく表示されることや動画のストリーミング再生が正常に行えるか確認する等でインターネットに安定して繋がってることをご確認ください。
Windows Updateの再起動タイミングを変更する方法
Windows Updateの再起動を延期する方法や、再起動しない時間を設定する方法もあります。自身のタイミングで再起動したい場合は、Windows Updateの再起動タイミングを変更する方法も把握しておきましょう。
再起動を延期する方法
Windows Updateの再起動は、延期することが可能です。再起動を延期する手順は、以下の通りです。
再起動を延期する手順 |
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「更新を7日間一時停止」に設定すると、「更新プログラムが一時停止しています」と画面に表示されます。
再起動しない時間を設定する方法
再起動してほしくない時間帯を手動で設定することも可能です。再起動しない時間を設定する手順は、以下の通りです。
再起動しない時間を設定する手順 |
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アクティブ時間帯とは、再起動してほしくない時間帯のことです。意外な時間に再起動したくない場合は、この方法で設定しましょう。
再起動する時間を指定する方法
Windows Updateの再起動する時間も、設定可能です。そのやり方は以下の通りです。
再起動する時間を指定する手順 |
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再起動する日時は、時刻の場合は1分単位、日は6日後まで設定できます。
Windows Updateを手動にする方法
Windows Updateを手動に設定することで、自身のタイミングで更新できます。Home版の設定方法は以下の通りです。
Windows Updateを手動にする手順 |
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Pro版の場合は、Windows PowerShellで自動更新を無効化した後、サービス設定で自動更新を手動更新に変更します。
Windows Updateで知っておくべきこと
Windows Updateで知っておくべきことは以下の通りです。
- Windows Updateがある時期
- 定期的なWindows Updateの必要性
- Windowsのサポート期限
- エラーコードの種類と意味
- 一部のUpdateは再起動が不要
Windows Updateについてより理解を深めたい場合は、ぜひ参考にしてください。
Windows Updateがある時期
Windows Updateは、毎月決まったタイミングにあります。国内では、毎月第2水曜日、または第3水曜日です。
またWindows Updateの配信日は、ネットワークが混雑しやすくなります。自分のタイミングで再起動したい場合は、前の章で紹介した方法を取り入れてみましょう。
定期的なWindows Updateの必要性
Windows Updateを怠っている場合、さまざまな不具合が起きるリスクが高まってしまいます。Updateしない場合のリスクは、以下の通りです。
- セキュリティが強化されない
- システムが安定しない
- 公式のサポートを受けられない など
また更新が滞っている場合、実行するときにかかる時間が長くなります。Windows Updateは定期的に行うようにしましょう。
Windowsのサポートの期限
Windowsのサポートには、期限が定められています。2021年11月現在、Windows 8以前のものは全てサポートが終了しています。8.1の延長サポートであっても、2023年1月10日までです。期限を超えると、パソコンに必要な更新が受けられなくなってしまいます。
Windows10でも2025年10月14日までのため、定期的にUpdateすることを心がけましょう。
エラーコードの種類と意味
種類 | 意味 |
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0x80072F8F | 日付が狂っている |
0x800F0923、80073712、0x800f0922 | インストールのやり直しが数回繰り返された、更新が再起動のタイミングで中止 |
Windows Updateでエラーコードが表示される場合があります。主なエラーコードの種類と意味は以下の通りです。
他のエラーコードが出た場合、コピーしてMicrosoftのサポートでエラーコードを検索してみましょう。
一部のUpdateは再起動が不要
Windows Updateの種類によっては、再起動する必要がありません。例えば、WindowsセキュリティであるDefender定義ファイルは、再起動が不要です。OfficeのUpdateなども、再起動なしで更新が完了している可能性が高いです。
これらとは正反対に、機能アップデートの場合は、再起動しなければなりません。さらに、時間も長くかかります。
余裕のあるときにWindows Updateの更新を行おう
Windows Updateの再起動が終わらない時は、1日程度様子をみたり、パソコンを強制終了させたりしましょう。ただし、パソコンを強制終了させる場合は、パソコンの故障に影響があることを認識しておいてください。
Windows Updateの「更新して再起動」に失敗しないためのコツは、一時的にセキュリティソフトをオフにすることです。また、接続中の周辺機器は全て外したり、Windowsの高速スタートアップをオフにしたりすることもおすすめです。
Windows Updateの再起動タイミングは、変更可能でもあります。再起動を延期する方法や、再起動しない時間を設定する方法も把握しておましょう。余裕のある時に、Windows Updateを再起動しましょう。
Windows Updateの再起動トラブルをプロに任せるのも一つの対処法
前述の対処法でWindows Updateの更新トラブルが改善しない場合、OS破損やネットトラブルなど複数の原因が組み合わさっている可能性もあります。
OSの復旧でWindows Updateの更新ができる状態に改善するかもしれませんが、失敗すれば別の不具合が発生して修復できない状態に陥ることも考えられます。
自力の改善が難しいとお考えの場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。
PCホスピタルはWindows Updateの再起動トラブルサポートが可能です
Windows Updateに関するエラーや不明点がある場合は、PCホスピタルへご相談ください。出張で修理を行わせていただき内容によっては1時間ほどで改善する場合もあります。
Windows Updateに失敗する、Windows Updateを実行しても途中で止まる、Windows Update後に起動しない等のトラブルでお困りのときはぜひPCホスピタルに修理をご依頼ください。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得