速度重視でおすすめなプロバイダ10選!利用地域や接続方式も重要

目次
インターネットをサクサク利用するためには、速度が落ちにくい接続方式を採用した光回線のプロバイダがおすすめ。回線が混雑しやすい時間帯でも快適に利用しやすくなるからです。
サイトの読み込みが遅かったり動画再生が重かったりすると、ストレスがたまってしまいます。速度がより安定するプロバイダへの乗り換えを検討していても、違約金を支払ってプロバイダを変更するメリットが本当にあるのか不安な方もいるようです。
そこでこの記事では、編集部が厳選したおすすめなプロバイダ10社をご紹介します。速度を重視する場合の選び方のポイントやプロバイダの乗り換え方法などを詳しく解説していきます。
プロバイダによって通信速度やサービス、キャンペーン内容が違うので、ぜひ自分にぴったりなプロバイダを見つける参考にしてみてください。
- 利用者数やIPv6対応かでプロバイダを見極めるのがポイント
- プロバイダの乗り換えは先に新しいプロバイダへ申し込むと、ネット不通期間がなくなるのでおすすめ
- プロバイダの乗り換えは違約金がかかることもあるが、プロバイダの乗り換えキャンペーンを利用するのがお得
1.速度が安定しやすいプロバイダの選び方
光回線の通信会社は同じでもプロバイダによって速度が変わることもあれば、サービス内容やお得さも異なります。まずは、どうやって自分に合うプロバイダを選べばよいか大切なポイントをご紹介します。
1-1.利用者数で選ぶ
理論的に利用者数が多いプロバイダは、速度が落ちやすいです。実際に、全国的にサービスを行っている大手のプロバイダより、地域限定で利用者数が限られるプロバイダの方が同じ地域では速度が安定して速いケースも多いです。自宅エリアを対象とした地域限定プロバイダがあれば、念のため速度の口コミなどを確認しておきたいところです。
しかし、設備などは大手プロバイダの方が充実していることも多く、必ずしも地域限定プロバイダの方が安定して速いわけではありません。大手プロバイダも地域限定プロバイダも、どちらも確認した上で検討してください。
1-2.キャンペーンで選ぶ
光回線はポケットWi-Fiやホームルーターのモバイル回線と比較すると、工事費用がかかり月額料金も高い傾向があります。ですがプロバイダごとにスマホとのセット割引や、工事費用が実質無料になるなどのお得なキャンペーンを実施しているので、費用負担が今より減るかもしれません。
同じ光回線会社でも、プロバイダによってキャッシュバックの金額やキャンペーンの内容が異なります。まずはキャンペーンや割引の適用条件を確認しプロバイダ変更でも適用なのか、また付与条件が無理なく達成できそうか確かめてみてください。
1-3.接続方式で選ぶ
速い通信速度を求めるのであれば、速度が落ちにくいIPv6という接続方式に対応したプロバイダを選ぶのがおすすめです。接続方式にはIPv6とIPv4があり、インターネットの接続が増えると混雑が起きやすいIPv4に比べ、IPv6ならインターネットの接続が増えても混雑しにくくなっています。
結果的に、インターネット接続の増えやすい夜でも混雑が起きず、速度が落ちにくくなります。必ずIPv6にできるプロバイダを選んでください。またIPv6は、プロバイダによってはv6プラスやv6エクスプレスと呼ばれていることもありますので注意が必要です。
2.速度が安定しやすいプロバイダ10選!
ここでは説明した選び方に沿って、おすすめのプロバイダを紹介します。各プロバイダの特徴も詳しく説明するので、比較しながら自分にぴったりなプロバイダを見つけてください。
2-1.地域限定回線のあるプロバイダ
まずは、提供地域が全国ではない回線のあるプロバイダを3社紹介します。
2-1-1.So-net光プラス

So-net光プラスの特徴
- キャッシュバックあり
- v6プラス対応
- Wi-Fiルーターを無料レンタル
- v6プラスに対応し、お手頃価格でほぼ全国のエリアに対応しているので、幅広い方におすすめのプロバイダです。
![]() 男性/30代/会社員/大阪府
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![]() 女性/30代/会社員/東京都
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2-1-2.DTI光

DTI光の特徴
- キャッシュバックあり
- IPv6対応
- 無料サービスが充実
- お得なサービスが豊富で、高速通信にもしっかり対応しているので、はじめてプロバイダ契約をする方にもおすすめです。
![]() 男性/40代/その他/香川県
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![]() 男性/30代/会社員/京都府
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2-1-3.@nifty光

@nifty光の特徴
- キャッシュバックあり
- IPv6対応
- オプションが豊富
- IPv6対応Wi-Fiルーターのレンタルができるので、インターネット接続に詳しくない方にもおすすめです。
![]() 女性/30代/専業主婦(夫)/茨城県
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![]() 女性/20代/会社員/福岡県
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2-2.キャンペーンがお得なプロバイダ
次に乗り換えや工事がお得になるキャンペーンがおすすめなプロバイダを4社紹介します。2-2-1.GMOとくとくBB

GMOとくとくBBの特徴
- キャッシュバックあり
- v6プラス対応
- 高性能なWi-Fiルーターを無料レンタル
- お得なキャッシュバックキャンペーンが用意されているので、光回線をドコモ光で利用している方におすすめです。
![]() 女性/50代/専業主婦(夫)/大阪府
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![]() 男性/30代/自営業/埼玉県
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Yahoo!BBは、豊富なオプションを月々安い価格から追加できるプロバイダです。月額1,089円(税込)のWi-Fiマルチパックや月額514円(税込)からのホワイト光電話、月額550円(税込)のBBライフホームドクターや月額1,027円(税込)の地デジチューナーなど、便利に利用できるさまざまなオプションを追加できます。
また、月額実質275円(税込)でプレミアムに加入すると、お得な特典があります。Yahoo! ショッピングでTポイントが14倍もらえたり、全国で利用できるクポーンがもらえたり、さらに100GBのYahoo! ボックスを利用できるなど、さまざまな特典を受けられます。
- プレミアムに加入すれば、Yahoo! ショッピングでTポイントが14倍もらえるので、普段からYahoo! ショッピングを利用する方にもおすすめです。
![]() 男性/20代/会社員/千葉県
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![]() 男性/40代/会社員/富山県
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2-2-3.BIGLOBE光

BIGLOBE光の特徴
- 料金がシンプル
- v6プラス対応
- 特典や割引が豊富
BIGLOBE光は、v6プラスに対応し、速度が安定するIPv6接続ができるプロバイダです。NTT東西の光回線とプロバイダーをセットにしたシンプルでわかりやすい料金プランとなっており、月額4,378円(税込)から利用できます。また、特典や割引も豊富で、40,000円のキャッシュバックや工事費実質0円特典など、お得に利用できる特典がたくさんあります。
また、IPv6接続に対応した無線LANルーターも、同時申し込みで1年間0円で利用できます。0円期間終了後も月額550円(税込)で継続利用できるので、安心して契約できます。
- v6プラス対応に対応し、豊富な特典で月額料金も無線LANルーターもお得に利用できるので、幅広い世代の方におすすめです。
![]() 女性/20代/専業主婦(夫)/広島県
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![]() 男性/20代/会社員/千葉県
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2-2-4.楽天ひかり

楽天ひかりの特徴
- 月額4,180円から利用できる
- ひかりとスマホ両方申し込みでどちらも1年無料
- 楽天ポイントの付与率が1%アップ
楽天ひかりは、月額4,180円(税込)から利用できるプロバイダです。料金自体は平均的ですが、現在楽天モバイルのスマホと楽天ひかりに両方申し込むと、どちらも月額基本料1年無料が適用されます。1年無料になるのは他のプロバイダにはあまりない特典なので、月々の料金を少しでも抑えたい方におすすめです。
また、楽天ひかりを契約すると、楽天ポイントの付与率が1%アップします。楽天ひかりに契約するだけで普段のお買い物でポイントが貯めやすくなるので、普段から楽天ポイントを貯めている方にもおすすめです。
- 楽天ひかりに契約するだけで普段のお買い物でポイントが貯めやすくなるので、普段から楽天ポイントを貯めている方におすすめです。
![]() 男性/30代/会社員/大阪府
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![]() 女性/40代/パート・アルバイト/大阪府
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2-3.IPv6が利用可能なプロバイダ
最後に通信速度が落ちにくいIPv6が利用できるプロバイダ3社を紹介します。
2-3-1.OCN光

OCN光の特徴
- 2段階定額のプランあり
- v6アルファ対応
- お得な割引あり
OCN光は、v6アルファでIPv4に加えてIPv6にも対応しているプロバイダです。IPv6接続で速く安定した速度でインターネットが利用できます。また、2段階定額の「OCN 光 2段階定額 ファミリープラン」があり、インターネットをあまり使わなかった月の利用料金を抑えられるのもポイントです。たくさん使った場合も、定額なので安心です。
さらに、2年自動更新型割引で月額料金が毎月1,210円割引されるので、とてもお得に利用できます。高速通信に対応しながらも、お得な料金で利用できるので、今のプロバイダから乗り換えを検討中の方にもおすすめのプロバイダです。
- 高速通信に対応しながらも、お得な料金で利用できるので、今のプロバイダから乗り換えを検討中の方にもおすすめのプロバイダです。
![]() 男性/30代/会社員/大阪府
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![]() 女性/40代/パート・アルバイト/大阪府
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2-3-2.IIJmioひかり

IIJmioひかりの特徴
- フレッツ光より安い
- フレッツ光と同じ提供エリア
- IIJmio格安SIMとのセット割
IIJmioひかりは、月額4,356円(税込)から利用できるプロバイダです。サービス対象エリアはフレッツ光と同じなので、全国幅広い地域で利用できます。特におすすめなのが、IIJmioの格安SIM利用者です。IIJmio格安SIMとのセット割対象サービスでセット割を適用すると、格安SIMの月額料金から660円割引になるので、トータルでとてもお得です。
格安SIM自体が安いのに、セット割でさらにお得に利用できるので、携帯料金もプロバイダもどちらも見直し中の方は、IIJmioひかりとIIJmio格安SIMを一緒に検討するのもおすすめです。
- 携帯料金もプロバイダもどちらも見直し中の方は、IIJmioひかりとIIJmio格安SIMを一緒に検討するのもおすすめです。
![]() 男性/50代/自営業/北海道
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![]() 男性/30代/会社員/長野県
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2-3-3.ぷらら光

ぷらら光の特徴
- キャッシュバックあり
- v6プラス対応
- 高性能なWi-Fiルーターを無料レンタル
ぷらら光は、無料でv6プラスに対応し、速度が安定するIPv6接続ができるプロバイダです。ドコモ光1ギガプランを申し込むと、たくさんのお得なキャンペーンが適用されます。15,000円キャッシュバックや新規工事料無料、dポイント2,000ptプレゼントやWi-Fiルーター無料レンタルと、お得な特典が豊富なのがうれしいポイントです。
また新規申し込みなら最大55,000円のキャッシュバックもついており、ぷらら光申し込みで30,000円キャッシュバック、ひかりTV同時申し込みならさらに追加で20,000円キャッシュバックされます。
- v6プラスに対応し、お得なキャンペーンが豊富なので、ドコモ光1ギガプランに申し込み予定の方におすすめです。
![]() 男性/40代/自営業/千葉県
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![]() 女性/40代/パート・アルバイト/大阪府
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3.プロバイダの乗り換え方法
プロバイダ乗り換えの手順は大きく分けて3つ。まずは新しいプロバイダにネットや電話から申し込みます。申し込み後、3日〜1週間ほどで新しいプロバイダが使用できるようになります。
次に現在契約中のプロバイダで解約手続きを進めます。インターネット上で手続きできるプロバイダもあれば、電話受付のみのプロバイダもあるので事前に確認が必要です。電話の場合は電話で解約したいことを伝え、その後書類が郵送されるので記入して返送すれば完了です。
最後にパソコンでプロバイダの設定を行います。新しいプロバイダの「プロバイダID」と「パスワード」をネットワーク設定から設定すれば完了です。途中インターネットに繋がらない期間を作らないためにも、このステップで乗り換えを行うのがおすすめです。
4.プロバイダの乗り換え時の注意点
プロバイダの変更を検討している方は、以下の点に注意が必要です。不便がないよう、乗り換え前に確認してください。
4-1.解約のタイミングによって違約金がかかる場合がある
契約の更新月や一定期間以上利用している場合を除き、乗り換えを行うと違約金が発生する可能性があります。一般的にプロバイダは2年自動更新のケースがほとんど。なるべく乗り換えでかかる費用負担を減らしたいなら、更新のタイミングを選んで乗り換えるのがおすすめです。
ただし乗り換え先のプロバイダが、乗り換えキャンペーンを行っていて違約金が実質無料になることも。更新月まで待てない方は、ぜひ乗り換えキャンペーンのあるプロバイダを確認してみてください。乗り換えキャンペーンの適用条件と負担してもらえる金額、付与タイミングに注意して検討する必要があります。
4-2.プロバイダのメールアドレスが使えなくなる
プロバイダを乗り換えると、プロバイダが提供しているメールアドレスを使用できなくなります。もしもプロバイダのメールアドレスを使用している場合は、登録しているサービスのメールアドレス変更を事前にするなど注意が必要です。
また、乗り換えても、メールアドレスだけを継続して利用できる契約があるプロバイダもあります。もしメールアドレスを使い続けたいなら、まずそのようなプランがあるか確認してみてください。ただ費用がかかってしまうので、この機会にGmailなどのフリーメールに切り替える方が費用もかからずお手頃かもしれません。
5.ネットが遅いときの原因と対処法
光回線を引いているのにネットが遅い、急に途切れるようになったとお困りのとき、考えられる原因はいくつかあります。ここではおもな原因とその解決方法を紹介します。
5-1.PCやスマホ、ルーターなど機器の問題
まず考えられる原因の一つが、PCやスマホなどのインターネットに接続している機器、もしくはWi-FiルーターやOCNなどの機器の不具合です。PCやスマホはメモリが少なくなっていたりアップデートがたまったりしていないか、ルーターやOCNはケーブルがしっかり接続されているか確認してみてください。
どちらも問題ないようなら、一度再起動します。まずPCやスマホの電源を落とし、次にWi-Fiルーターの電源を切ります。そしてOCNやモデムの電源アダブターをコンセントから抜いてください。10秒ほど経ったら、逆の順番で再起動します。
もし不具合が起こっていたなら、再起動でリセットされます。改善されない場合は、故障または他に原因があるかもしれません。自分で原因や対応方法がわからない場合は、サポートに相談するのがおすすめです。
5-2.回線の問題
次に考えられるのは、回線の問題です。契約している光回線会社で通信障害が起きていないか、サイトで確認してみてください。
また集合住宅で使用している場合、配線方式が関係している可能性も考えられます。電柱から建物内部に光回線を引いた後、共有部から各部屋へ配信を引く方式は「光配線」「LAN配線」「VDSL配線」の3種類あります。
「光配線」は光ファイバーを使用する方式で最大速度は1Gbsと高速。一方「LAN配線」と「VDSL配線」の最大速度は100Mbpsと光配線よりも劣ります。アパートやマンションにお住まいの方は、一度どの配線方式なのか確認してみてください。
戸建ての場合、「光配線」が用いられるので配線方式が問題で通信速度が遅くなるとは考えにくいです。
5-3.プロバイダの問題
3つ目に考えられるのは、プロバイダの問題。プロバイダはいわばインターネットの入り口なので、たとえば高速道路の料金所が混雑していて渋滞が起こるように、プロバイダで混雑が発生し通信速度が落ちていることも考えられます。
この混雑を引き起こす原因は、その地域の利用者数が多いことや夜間や休日など混雑しやすい時間帯であること、もしくはインターネットの接続方式などが挙げられます。接続方式に関してはIPv6を使っているかどうか確認し、使っていなければIPv6を試してみてください。接続方式を変えるだけで、速度の向上が期待できます。
接続方式はすでにIPv6を使用しているのに同じような時間帯に通信速度が落ちる場合は、プロバイダの変更を検討してもよいかもしれません。
6.速度が安定しやすいプロバイダのよくある質問|お申し込み方法や使い方など
プロバイダを変更する際や利用している光回線に関するよくある質問をピックアップしました。疑問点があれば、ここで解消してください。
- 最大速度が出ないのはなぜ?
- 最大速度は、利用している端末や接続しているエリアの通信設備、ネットワークの混雑状況などによっても異なり、低下することがあります。また、最大速度は理論上の最大値であり、実効速度として保証するものではありません。
- プロバイダを移行する場合、元のプロバイダの解約時期は?
- プロバイダを移行する場合、新しく契約するプロバイダの開通日が決定してから元のプロバイダを解約するのがおすすめです。また、事前に解約してしまうと、インターネットが利用できない期間ができてしまうので、注意が必要です。
- 地方に住んでいても問題なく使える?
- 基本的に対象エリア内であれば問題なく利用できます。ただし利用者数が多いと通信速度が落ちる可能性があるので、もし不安な場合はお住まい地域限定のプロバイダを検討してみてください。
7.まとめ
プロバイダの通信速度は、居住地域や利用時間帯などさまざまな要因に影響を受けます。そのためこの記事で紹介した選び方を参考に、自分に合ったプロバイダを見つけてください。
※この記事は2021年5月19日に調査・ライティングをした記事です。
※価格・画像は公式サイトを参照しています。
※本記事の料金はすべて税込価格で記載しております。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。