【2024年最新】Windowsパソコンの画面が真っ黒でカーソルだけ表示される原因と対処法

【2024年最新】Windowsパソコンの画面が真っ黒でカーソルだけ表示される原因と対処法

この記事を開いた方は「Windowsのパソコンを起動させたけど、画面が真っ暗」「カーソルだけ表示されている」「カーソルは動くけどそこから先に進まない」という状態に悩んでいるのではないでしょうか。

画面が黒い状態で停止し、カーソルだけ表示されている状態になる原因はさまざまです。ここでは、Windows 10やWindows 11のパソコンでカーソルだけ表示される原因とその対処法から絶対にやってはいけないことを2024年時点の最新情報として紹介しますので、参考にしてください。

目次

Windowsパソコンで黒い画面にカーソルだけ表示される5つの原因

Windows10で黒い画面にカーソルだけ表示される5つの原因

黒い画面にカーソルだけ表示されてる場合、プログラムのアップデートの失敗や故障により、画面表示機能に何らかの不具合が起きている可能性があります。ここでは、考えられる5つの原因を紹介します。

パソコンの起動に時間がかかっている

Windows 10/11のアップデートを行った直後であれば、画面の正常な表示に時間がかかってる場合があります。

これは、利用しているネット回線やパソコンの性能次第で、アップデートにかかる時間が異なるためです。

起動中か判断するには、アクセスランプと電源ランプを確認しましょう。

ランプの種類特徴
アクセスランプ円筒のマークが近くにある
電源ランプ丸の上側に縦棒が引かれたマークが近くにある

アクセスランプが点滅を繰り返している場合、パソコン側が何らかの作業中であることを示します。時間に余裕があればしばらく放置してください。

ただし、12時間以上経過しても状況が変わらない場合は、他のトラブルが原因と判断し、対処を進めましょう。

古いドライバーや相互性のないものがインストールされている

接続できないドライバーや古いドライバーを使っていた場合、適切な操作をパソコン側が理解できず、起動が正常に行われていない可能性があります。

ドライバー(デバイスドライバー)とは、パソコンに接続したマウスやキーボードなどを動かすためのシステムです。

たとえば、マウスをパソコンに接続する際、適したドライバーをダウンロードすることで、マウスを使ってファイルをクリックして開く、といった操作が行えるようになります。

最近追加したマウスやキーボード、プリンター、スピーカーなど、周辺機器があればドライバーが原因となっている可能性があります。

ドライバーの更新に失敗している

パソコンを起動中に「動作が遅い」「フリーズした」といった理由で、パソコンを強制終了してしまった場合、インストール中のWindows 10/11やウイルス対策ソフト、ドライバーの更新に失敗した可能性があります。

更新が正常に行われないと、パソコン側も正しく機能を利用できません。

黒い画面にカーソルだけ表示されている場合、画面表示に関するドライバーであるグラフィックドライバーの更新に失敗している場合があります。

パソコンの帯電や熱による誤作動

起動後すぐに黒い画面にカーソルだけ表示された場合には、帯電や熱が原因となっている可能性が高いです。

パソコンを利用するには、もちろん電気が必要不可欠です。しかし、電気が必要以上にパソコン内部にたまってしまうと、誤作動を引き起こすことがあります。

これは、パソコン側が必要以上の電気により配線やパーツが壊れないように、電気が正常に流れるのを妨げる仕組みがあるためです。

正常な量の電気が流れないため、モニター画面が映らなかったり、マウスしか動かせなかったりとうまく作業できません。さらに、帯電が進むと熱が発生します。

熱によるダメージは、部品そのものにも影響を与えることから、無視できないダメージです。修理が必要になる恐れもあるため、早めに解決したい原因の1つといえます。

システムファイルの破損

システムファイルが破損した結果、正しい起動ができなくなり、黒い画面にカーソルだけ表示される場合があります。

システムファイルとは、デバイスなどWindows 10/11(OS)が正常に動作するために必要となるソフトウェアのことです。

システムファイルの破損は、コンピューターウイルスへの感染のほか、まれに、データを記録するハードディスクの劣化により、起きる場合があります。

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Windowsパソコンで黒い画面にカーソルだけ表示される時の11個の対処法

Windows10で黒い画面にカーソルだけ表示されるときの9つの対処法

黒い画面にカーソルだけ表示された場合、状況に応じて対処法を1つずつ行っていくことが大切です。

その対処法一覧は下記の通りです。

  • OSのアップデート中なら待つ
  • 再起動をしてみる
  • 帯電は電源を切ってしばらく放置
  • 高速スタートアップをオフにする
  • BIOSを初期化する
  • パソコンの熱対策として本体内部の掃除
  • セーフモードで起動してからグラフィックドライバー再インストールを行う
  • 回復ドライブからスタートアップ修復を行う
  • 回復ドライブから更新プログラムのアンインストールを行う
  • 自動修復を起動させ「ドライバー署名の強制を無効にする」モードで起動する
  • 自動修復を起動させ「起動時マルウェア対策を無効にする」モードで起動する

順にご説明いたします。

OSのアップデート中なら待つ

アクセスランプが点滅を繰り返している場合や、Windows 10/11のアップデートのための再起動後に黒い画面にカーソルだけ表示された場合は、まずは時間をおいて様子を見ましょう。

パソコンのスペックや、データを取り出したり、書き込んだりするドライブの空き容量次第で、アップデートにかかる時間が異なります。

再起動をしてみる

次に当てはまる場合は、正常な方法でパソコンの再起動を試してみましょう。

  • Windows 10/11のアップデート後ではない
  • アクセスランプが消えている
  • アクセスランプの点滅間隔が長い(チカチカと短い間隔で点灯していない)

黒い画面にカーソルだけ表示されている場合の再起動では、使うのはキーボードとマウスのみです。

周辺機器を原因とする不具合を避けるためにも、スピーカーやUSBメモリなど、周辺機器を取り外しておきましょう。その後、次の手順で再起動を行います。

再起動する手順
  1. キーボードの「Ctrl+Alt+Del」キーを同時に長押しする
  2. 画面が切り替わったら右下を確認
  3. 「電源」マークをクリック
  4. 再起動を選択

この方法で操作できなければ、キーボードを利用した再起動を試しましょう。

キーボードを利用して再起動する手順
  1. 「Ctrl+Alt+Del」キーを同時に長押し
  2. 「↑」キーを1回押す
  3. 「Enter」キーを1回押す
  4. 「↓」キーを2回押す
  5. 「Enter」キーを1回押す

上記2つの方法を試しても再起動が行われなかった場合は、強制再起動を行います。

多くのパソコンは、電源ボタンを長押しすることで強制再起動が可能です。

ただし、アクセスランプが点滅している場合、パソコン内のデータに影響が出るリスクがあることは、覚えておきましょう。

帯電は電源を切ってしばらく放置

電源をオフにした後、電源コードやバッテリーを全て外して放電を行うことで、改善される場合があります。

まずは、デスクトップパソコンでのやり方を解説します。

デスクトップパソコンの帯電手順
  1. 周辺機器をすべて取り外す
  2. パソコンの電源をオフにする
  3. 電源コードを抜く
  4. 1~5分待つ
  5. 再起動して改善がみられるかチェック

ノートパソコンの場合も、基本的な手順は同様です。

ノートパソコンの帯電手順
  1. 周辺機器をすべて取り外す
  2. パソコンの電源をオフにする
  3. 電源コードを抜く
  4. バッテリーも取り外す
  5. 1~5分待つ
  6. 再起動して改善がみられるかチェック

ノートパソコンの場合、バッテリーが使用限界に達している可能性があります。バッテリーを外せば正常に起動できるか、合わせて確認してみましょう。

高速スタートアップをオフにする

Windows 10/11には高速スタートアップという機能があります。

設定をオンにしているとパソコンの使用を中断した時にCPUやメモリの状態を保存したまま休止状態となり、次回起動時に高速起動ができるため、一見便利な機能ですが、オンにしていることでシステムエラーなどのトラブルが発生することもあります。

高速スタートアップをオフにすることでトラブルが改善されるかお試しください。下記が手順です。

高速スタートアップをオフにする手順
  1. 画面下の検索ボックスに「コントロールパネル」と入力してクリック
  2. 「コントロールパネル」内の「ハードウェアとサウンド」をクリック
  3. 「ハードウェアとサウンド」内の「電源オプション」をクリック
  4. 「電源オプション」内の左側にある「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
  5. 「シャットダウン設定」内の「高速スタートアップを有効する」にチェックが入っていればクリックしてチェックを外す
  6. 「変更の保存」をクリック

BIOSを初期化する

BIOS初期化することで症状が改善する可能性があるのでご紹介いたします。

BIOSを初期化する手順は下記の通りとなります。

BIOSを初期化する手順
  1. 電源を切ります
  2. メーカーロゴが表示が表示されたら「F2」キーもしくは別の「F1~10」のキーを数回押下
  3. BIOSセットアップユーティリティが起動されたら「F9」キーを押下
  4. 「Load Optimized Defaults?」ポップアップが表示後、矢印キーを使用して「Yes」を選択してEnterキーを押下
  5. 「Save configuration and reset?」ポップアップ表示後、矢印キーを使用して「Yes」を選択してEnterキーを押下
  6. パソコンが起動します

パソコンの熱対策として本体内部の掃除

デスクトップパソコンを使用している場合、内部の掃除を行うことで、状態が改善される場合があります。

パソコンは熱がこもらないように冷却する装置を備えています。しかし、長年たまったホコリにより、性能が落ちて熱がこもりやすくなっていることがあるためです。

次のような道具を用意します。

  • エアダスター
  • ピンセット
  • 静電気が起こりにくいハケ
  • マスク
  • 静電気防止手袋

用意が完了したら、身近な金属に触れ、自分の静電気を除去しましょう。そしてパソコンの電源をオフにして、コンセントを抜きます。

パソコンをホコリが飛んでも良いところへ移動させ、掃除開始です。

掃除の手順
  1. 外側のホコリをハケで落とす
  2. 側面のパネルを外す
  3. 基盤に触れないようにホコリを落とす
  4. ファン周辺はピンセットで取り除く
  5. エアダスターで細かなホコリを吹き飛ばす

特に、デスクトップパソコンの壁面や裏側からホコリが見えている場合、熱がこもりやすくなっている状態です。

もし掃除に不安がある場合は、PCホスピタルに依頼することも検討してみてください。
PCホスピタルに本体内部の掃除を依頼する

セーフモードで起動してからグラフィックドライバー再インストールを行う

再起動やパソコンの放電、掃除でも改善しなかった場合は、セーフモードでの起動を試みましょう。

セーフモードとは、起動する際に必要な最小限の機能で起動させる機能のことです。

セーフモードで起動できなかった場合、原因がWindows 10/11のOSそのものに問題があると判断できます。

反対に、セーフモードで起動できるようなら、後からインストールされたアプリやデバイスが原因です。

まずセーフモードでの起動を試し、画面表示に関するドライバーであるグラフィックドライバーを削除してみましょう。では、セーフモードでの起動方法を解説します。

セーフモードによる起動手順
  1. 電源を入れたらもう一度電源を切る(2回繰り返す)
  2. 「自動修復を準備しています」もしくは「お待ちください」と表示される
  3. 「PCを診断中」と表示されるので画面が変わるまで待つ
  4. 青い画面に切り替わったら「詳細オプション」をクリック
  5. 「トラブルシューティング」をクリック
  6. 「詳細オプション」をクリック
  7. 「スタートアップ設定」を選択
  8. 「セーフモードを有効にする」を選択

セーフモードで起動したら、Windowsマークを右クリックし、グラフィックドライバーの削除を行います。

セーフモード起動後のグラフィックドライバー削除手順
  1. Windowsマークを右クリック
  2. 上から5番目の「デバイスマネージャー」をクリック
  3. 「ディスプレイアダプター」の「>」アイコンをクリック
  4. 展開されたディスプレイアダプターを右クリック
  5. メニューから「デバイスのアンインストール」をクリック
  6. 「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」にチェックマークを入れる
  7. 「アンインストール」をクリック
  8. パソコンを再起動する

回復ドライブからスタートアップ修復を行う

グラフィックドライバー再インストールでも改善できない場合は、スタートアップ修復を利用します。

スタートアップ修復とは、なぜ起動できないのか、原因を調べて改善してくれる機能です。この機能を使うことで、より安全な状態で起動できるようになります。

ただし、この方法をより信頼度の高い状態で行うには、回復ドライブが必要です。

回復ドライブとは、Windows専用のトラブル修復ツールです。あらかじめトラブルが起きていないパソコンで、USBメモリを用意して回復ドライブを作成しておく必要があります。

回復ドライブの作成方法は、次の項目で詳しく解説するため、そちらを参考にしてください。

それでは、回復ドライブからスタートアップ修復を行う方法を解説します。

回復ドライブからスタートアップ修復を行う手順
  1. 回復ドライブをパソコンへ接続
  2. パソコン指定の方法でUSBメモリから回復ドライブを起動
  3. 「キーボードレイアウトの選択」から「Microsoft IME」をクリック
  4. 「オプションの選択」から「トラブルシューティング」を選択
  5. 「詳細オプション」から「スタートアップ修復」を選択
  6. 管理者アカウントのパスワードを入力

回復ドライブから更新プログラムのアンインストールを行う

Windows 10の更新後に起きた不具合であれば、更新プログラムのアンインストールを行ってみましょう。

通常は、更新プログラムはWindows 10/11の不具合やぜい弱性を改善するためのものです。しかし特定の環境では更新プログラム自体が、正常に動かなくなることがあります。

更新プログラムには、2種類あります。アンインストールする順番は、以下の通りです。

更新プログラムの種類優先順位
品質更新プログラム先にアンインストール
機能更新プログラム後にアンインストール

次に、回復ドライブから更新プログラムをアンインストールする方法をみていきましょう。

回復ドライブから更新プログラムをアンインストールする手順
  1. 回復ドライブをパソコンへ接続
  2. パソコン指定の方法でUSBメモリから回復ドライブを起動
  3. 「キーボードレイアウトの選択」から「Microsoft IME」をクリック
  4. 「オプションの選択」から「トラブルシューティング」を選択
  5. 「詳細オプション」の「更新プログラムのアンインストール」をクリック
  6. 「最新の品質更新プログラムをアンインストール」をクリック
  7. アカウント名をクリック
  8. パスワードを入力
  9. 「品質更新プログラムをアンインストールする」をクリックして待機

更新プログラムをアンインストールすることで、黒い画面にカーソルだけ表示されている状態が改善した場合、次回の更新で同じことが起きる可能性があります。

解決後は、データのバックアップを行い、次回の更新に備えておきましょう。

自動修復を起動させ「ドライバー署名の強制を無効にする」モードで起動する

「ドライバー署名の強制を無効にする」モードで起動させることで、誤作動を防ぎ、状態が改善する場合があります。

ドライバー署名とは、Windows 10/11がセキュリティの面から搭載している機能です。Windows 10/11では、使用されるドライバーにはデジタル署名が求められます。

デジタル署名とは、誰が作成したのか、改造されていないソフトか、証明する目的があります。

この機能を一時的に無効にすることで、状態が改善するか確認できます。では、その方法を解説します。

ドライバー署名を一時的に無効にする手順
  1. 連続して起動を3回失敗させる(電源のオンオフを繰り返す)
  2. 「自動修復」の「詳細オプション」をクリック
  3. 「オプションの選択」の「トラブルシューティング」をクリック
  4. 「トラブルシューティング」の「詳細オプション」をクリック
  5. 「詳細オプション」の「スタートアップ設定」をクリック
  6. 「スタートアップ設定」の「再起動」をクリック
  7. 再起動が終わるまで待つ
  8. キーボードの「F7」もしくは「7」を押す

自動修復を起動させ「起動時マルウェア対策を無効にする」モードで起動する

「ドライバー署名の強制を無効にする」モードで起動しても改善が見られなかった場合、「起動時マルウェア対策を無効にする」モードで改善がみられることがあります。

マルウェアとは、悪意をもって作成されたソフトウェアのことで、インストールされたソフトやシステムソフトを「マルウェアがインストールされた」と誤検出して正しく起動ができていない可能性があります。

次の手順で「起動時マルウェア対策を無効にする」モードで起動を試みましょう。

起動時マルウェア対策を無効にする手順
  1. 連続して起動を3回失敗させる(電源のオンオフを繰り返す)
  2. 「自動修復」の「詳細オプション」をクリック
  3. 「オプションの選択」の「トラブルシューティング」をクリック
  4. 「トラブルシューティング」の「詳細オプション」をクリック
  5. 「詳細オプション」の「スタートアップ設定」をクリック
  6. 「スタートアップ設定」の「再起動」をクリック
  7. 再起動が終わるまで待つ
  8. キーボードの「F8」もしくは「8」を押す

トラブル解決したい方はこちら

Windowsパソコンで黒い画面にカーソルだけしか表示されない時にやってはいけない2つのこと

Windows10で黒い画面にカーソルだけしか表示されない時にやってはいけない2つのこと

すぐにパソコンを使いたい方にとって、1つずつ対処法を行っていくことは手間に感じるかもしれません。しかし、どんなに急いでいてもやってはいけないことが「アクセスランプ点灯中の強制終了」と「初期化を進める」ことです。

なぜやってはいけないのかを詳しく解説します。また、前述で対処法について説明しましたが、対処するのに自信のない方はパソコンの修理業者に依頼するという手もあります。

PCホスピタルではパソコンのトラブルに最短即日で対応が可能なので、ご自分で対処する自信のない方はまずは一度ご相談ください。
PCホスピタルに画面トラブルのサポートを依頼する

アクセスランプが点灯中なのに強制終了

アクセスランプの点滅中に強制終了を行うと、Windows 10/11の構成ファイルが破損して起動しなくなったり、データが消えてしまったり、さまざまな不具合がさらに起きる可能性があります。

考えられる5つの原因でもお伝えしたように、何らかの処理を行っている間、アクセスランプは連続して点滅を続けます。データにアクセスして、読み取りや書き込みをしているためです。

これはパソコンを操作している間だけでなく、アップデートの最中にも点滅するため、注意しましょう。

いきなり初期化を試みる

初期化は、修理前の最終手段として検討しましょう。状況が改善されないからといって、最初に初期化を試みることはおすすめできません。

パソコンの初期化とは、システムそのものを、全て初期状態に戻すことです。初期化を行うことで、パソコンは工場から出荷されたときの、何も設定が変更されていない状態に戻ります。

しかし、手順も複雑で時間がかかります。

さらに、原因で解説したように、単に起動に時間がかかっているだけという可能性もあり、安易に初期化を行うとかえって事態を悪化させる可能性も否定しきれません。

Windows 10/11のシステムに原因があり、黒い画面にカーソルだけ表示されている状態が継続している場合は有効ですが、判断が難しいでしょう。

トラブルを避けるために日頃から行っておく2つのメンテナンス

トラブルを避けるために日頃から行っておく2つメンテナンス

パソコンのトラブルは、いつ急に起きるか分かりません。パソコンが起動できなくなった場合など、トラブルに備えるための2つのメンテナンス方法を紹介します。

回復ドライブを作成しておく

回復ドライブを作成しておくことで、初期化に必要な機能が壊れていた場合でも、初期化による状態の改善を行う用意ができます。

回復ドライブとは、パソコンの初期化に必要なデータやパソコン出荷当時にインストールされたWindows 10/11のデータを記録したものです。

近年は、初期化に必要な機能がHDDやSSDといったパソコンの記録媒体(ストレージ)にあらかじめ組み込まれているため、初期化自体は簡単です。

しかし、このタイプのパソコンはHDDやSSDが壊れてしまえば、初期化は利用できません。そこで、初期化に必要なデータが記録された回復ドライブをUSBメモリに作っておく必要があります。

ただし、初期化のためのデータ量が大きいため、32GB以上のUSBメモリが必要です。また、回復ドライブの作成には1時間前後の時間を要します。

32GB以上の容量がある空のUSBメモリと、作成しても問題ない環境が整ったら、次の手順で回復ドライブの作成を始めましょう。

回復ドライブの作成をする手順
  1. USBメモリをパソコンに接続する
  2. Windowsマークの横にある虫メガネのマークをクリック
  3. 検索バーへ「回復ドライブ」と入力する
  4. 「回復ドライブ」をクリック
  5. 「システム ファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れる
  6. 「次へ」をクリック
  7. 2~3分待機
  8. 接続したUSBメモリを確認し「次へ」をクリック
  9. USBメモリ内のデータが全消去されることを確認し「次へ」をクリック
  10. 回復ドライブの作成開始
  11. 終了を確認し「完了」をクリック

補足ですが、回復ドライブは初期化ができるだけで、画像や重要なデータを保存することはできません。ですので、バックアップなどは他のUSBメモリを利用しましょう。

定期的にデータのバックアップ

強制再起動や初期化が必要になる可能性を見越して、データのバックアップは定期的に行うことをおすすめします。

データのバックアップとは、データを複製し、外部メディアに保存することです。

外部メディアとは、USBや外付けハードディスクなど、後から取り付けてデータを保存できる次のようなメディアのことをさします。

  • ハードディスク(HDD)
  • ソリッドステートドライブ(SSD)
  • DVD/Blu-ray
  • USBメモリ
  • SDメモリーカード
  • microSDカード

また、近年はネット上にデータを保存できるクラウドストレージも挙げられます。複数のパソコンで使いたいデータを保存する場合は、クラウドストレージが便利でしょう。

音楽アルバム1枚など、データ量が少ない場合はUSBメモリやSDメモリーカードがおすすめです。

反対に、大量のデータ保存を行いたい場合は、外付けハードディスク(HDD)や外付けソリッドステートドライブ(SSD)を使用しましょう。

では、Windows 10/11でバックアップを行う場合の方法を解説します。

Windows 10/11でバックアップを行う手順
  1. バックアップ先となる外付けメディアを接続
  2. Windowsボタンをクリック
  3. 歯車マーク(設定)をクリック
  4. 「更新とセキュリティ」をクリック
  5. 「バックアップ」をクリック
  6. 「ドライブの追加」をクリック
  7. バックアップ先を選択

この時、「ドライブを追加」の下側にある「その他のオプション」を選択することで、定期的にバックアップを行うよう設定できます。

また、定期的なバックアップを行う際に古いデータを消したい場合は「領域が足りなくなるまで」を選びましょう。

修理をプロに任せるのも一つの対処法

ご説明した対処法で改善しない場合、システムやパーツなど様々な原因が組み合わさっている可能性もあります。

システムの復旧やパーツの交換を行えば改善する可能性がありますが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、一体型パソコンやノートパソコンは分解の難易度が高いため、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。

自力の改善が難しいとお考えの場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。

PCホスピタルはWindowsパソコンの画面トラブルサポートが可能です

パソコンの画面が真っ黒になり、カーソルだけ表示されている状態になってしまうと、慌ててしまいがちです。この記事で紹介したように、原因は1つとは限らず、複数が絡み合っていることもあります。

何が原因か分からない段階で、急いで強制終了や初期化を選んでしまうと、大切なデータが消える恐れがあり危険です。

対処がなかなか上手くいかず、お困りの時はぜひPCホスピタルに修理をご依頼ください。

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PCホスピタルと量販店・個人経営・メーカーの違い

PCホスピタルは事前見積もりの料金のみで追加料金は発生しません
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

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