Windows 10の起動が遅い原因とは?原因と対処法を徹底解説

Windows 10起動遅い

Windows 7からWindows 10に移行し、「新しくなったから早くなるだろう」と思って使っていたら起動までに時間がかかってしまって使いにくい…なんてことありませんか?

今回は、Windows 10のパソコンを使っていて起動が遅い原因とその時の対処法、起動が遅い時にやってはいけないことなどをご紹介します。

1.Windows 10の起動が遅くなる原因

Windows 10の起動が遅くなる原因

Windows 10の起動が遅い原因は、主に以下が考えられます。

・アプリやソフトが多く入っている
・バックグラウンドで処理している物が多い
・ストレージの容量が不足している
・熱暴走している
・ウイルスに感染している

ここでは、これらの原因について詳しく解説していきます。

1-1.アプリやソフトが多く入っている

Windows 10の起動が遅くなる原因の1つ目は、アプリやソフトが多く入っていることです。

アプリやソフトは、インストールするのに容量を必要とします。必要最低限のものだけどインストールしているのであればそれほど負担ありません。

しかし、仕事で動画編集や画像編集などをする場合、容量の大きいアプリやソフトが必要になるので、パソコン内の容量を圧迫し、起動が遅い原因にもつながります。

また、アプリやソフトの中にはスタートアップとして自動的に起動されているものも含まれています。スタートアップとは、起動と同時に自動的に開かれるアプリケーションのことです。スタートアップのアプリケーションが多いことで、それだけWindows 10の起動時の妨げとなってしまいます。

1-2.バックグラウンドで処理している物が多い

Windows 10の起動が遅くなる原因の2つ目は、バックグラウンドで処理しているものが多いことです。

バックグラウンドとは、パソコンが動いている裏側で動作しているシステムのことで、自分では意図せずに起動されているケースがほとんどです。

そのため、気付かぬうちにバックグラウンドで重いアプリケーションを起動しているというケースも考えられます。

1-3.ストレージの容量が不足している

Windows 10の起動が遅くなる原因の3つ目は、ストレージの容量が不足していることです。

ストレージの容量とは、Windows 10を使っている人であればピンとくる「Cドライブ」のことを指します。このCドライブに不要なファイルで削除しても問題ないファイルが大量にあると読み込みが遅くなります。

パソコンは起動されると、BIOSというシステムファイルが起動し、その後OSが起動します、このOSは、CドライブのOSファイルが呼び出されるため、Cドライブに空き容量がないとそれだけOSを開くのに時間がかかってしまうのです。

1-4.熱暴走している

Windows 10の起動が遅くなる原因の4つ目は、パソコンが熱暴走を起こしていることです。

熱暴走とは、パソコン内部にある熱の放出ができずに発生してしまう現象です。熱暴走は、パソコンの熱を冷やす冷却ファンがうまく機能していない場合に起こりやすく、熱暴走が起きる場合は冷却ファンが壊れている可能性が高いです。

また、冷却ファンにほこりやゴミが溜まっていることでも発生する可能性は考えられるので、日頃からパソコン内部のメンテナンスをしておく必要があります。

1-5.ウイルスに感染している

Windows 10の起動が遅くなる原因の5つ目は、パソコンがウイルス感染をしていることです。

ウイルス感染を引き起こすと、パソコン全体の動きが遅くなり、起動時も遅くなるのはもちろん、個人情報の漏えいやデータの損失にもつながる危険性があります。

日頃からセキュリティソフトを導入し、危ないサイトやメールを開かないようにするなどの注意が必要です。

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2.Windows 10の起動が遅くなったときの対処法

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法

先述したとおり、Windows 10の起動が遅い原因はいくつか考えられます。原因がわかったところで、どのような対策をするべきかが気になりますよね。

そこでこの章では、Windows 10の起動が遅い時に効果的な対処法をご紹介します。

簡単にできる順に対処法をまとめました。

  1. 不要なアプリやソフトを削除する
  2. デスクトップを整理する
  3. USBなどの周辺機器を外しておく
  4. スキャンスケジュールを変更する
  5. アニメーションを非表示にする
  6. ウイルスに感染していないか確認する
  7. 高速スタートアップを有効にする
  8. ブートのタイムアウト時間を変更する
  9. ストレージセンサーの利用
  10. BIOSやUEFIの設定を変える
  11. HDDをSSDに替える

それぞれの対処法について解説していきます。

2-1.不要なアプリやソフトを削除する

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の1つ目は、不要なアプリやソフトを削除することです。

前述したようにWindows 10の起動が遅くなる原因として、ストレージ容量が少ないことが挙げられます。

アプリやソフトは立ち上げのために様々なプログラムが組み込まれており、容量が大きくなりやすいです。ですので、Windows 10が遅くて困っているという方は、不要なアプリやソフトを削除して動作を確認してみましょう。

2-2.デスクトップを整理する

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の2つ目は、デスクトップを整理することです。

デスクトップは、OSが起動してから画面に表示されるため、アプリやファイル等をたくさん置いているとそれだけ起動に時間がかかってしまいます。

例えば、デスクトップを作業台だとしてみましょう。みなさんが作業するテーブルは、きれいにしておいた方が色々とものがおけて、作業の効率も上がりますよね。

しかし、テーブルの上に書類や物は散らばっていると作業がしにくくなるはずです。デスクトップにおいても同じことが言えます。デスクトップをきれいにしておくことで、起動時の動作が効率的に動作するのです。

2-3.USBなどの周辺機器を外しておく

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の3つ目は、USBなどの周辺機器を外しておく、ということです。

実は、周辺機器はパソコン内にドライバと呼ばれるものがインストールされていることによって使えるのです。こういったドライバは、起動時にも当然ながら使われるため、周辺機器をつないでいると使わないドライバを無駄に起動することになります。

そのため、キーボードやマウス以外の不要な周辺機器やケーブルはパソコンから外しておきましょう。

また、Windows 10に対応していない周辺機器やアプリを使用している場合も起動時の負担となります。もしもWindows 7の時代から使っている周辺機器やアプリがある場合は、Windows 10対応のものか確認しておきましょう。

2-4.スキャンスケジュールを変更する

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の4つ目は、セキュリティソフトのスキャンスケジュールを変更することです。

セキュリティソフトによっては、パソコンの電源が入っていない場合、次回の起動時にスキャンが開始されることがあります。

当然ながらスキャンが実施されるとそれだけ容量が使われるため、セキュリティソフトのスキャンスケジュールが電源起動時になっている場合は、起動時以外に変更しましょう。

2-5.アニメーションを非表示にする

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の5つ目は、アニメーションを非表示にすることです。

Windows 10を起動した際、デフォルトの設定だと起動時にアニメーションが表示されてしまいます。アニメーションとはWindows 10を再起動した際にくるくる回るイラストのことで、これを無効にすると起動時間の改善が見込めます。

このアニメーション機能は「GUIブート」と言い、Windowsの設定画面で「GUIブートなし」を選択することで機能を停止できます。

2-6.ウイルスに感染していないか確認する

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の6つ目は、ウイルスに感染していないか確認することです。

急に起動が遅くなった場合は、ウイルスの感染を疑ってみると良いでしょう。ウイルスの感染を確認するには、Windows 10では無料でウイルスチェックができる「WindowsDefender」が搭載されているので、スキャンして確認してみましょう。

2-7.高速スタートアップを有効にする

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の7つ目は、高速スタートアップ機能を有効にすることです。

高速スタートアップ機能とは、パソコンの起動を高速化する機能です。処理としては、パソコンのシャットダウンの前にレジストリへデバイス情報を書き込むことで、次回の起動時に読み込み速度を速めています。

基本的にはオンになっていますが、オフになっている場合は以下の手順で高速スタートアップを有効にしましょう。

  1. タスクバー右側のコンセントまたはバッテリーマークを右クリック
  2. 「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
  3. 「現在利用可能でない設定を変更します」をクリック
  4. 「高速スタートアップを有効にする」をクリックする
  5. 「変更を保存をクリック」

上記の手順で変更すれば、高速スタートアップが有効になります。

2-8.ブートのタイムアウト時間を変更する

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の8つ目は、ブートのタイムアウト時間を変更することです。

デュアルブートとは、パソコン内に複数のOSを搭載している状態で、どちらのOSで起動するのかを選ぶことができます。Windows 10でデュアルブートを使用している場合、ブートのタイムアウト時間を短縮することで、起動時間が改善します。

ブートのタイムアウト時間を変更する手順が以下の通りです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択
  2. 「msconfig」を入力して「OK」をクリック
  3. 「ブート」を選択
  4. 「タイムアウト」の秒数を一桁の数字に変更
  5. 「OK」をクリック

2-9.ストレージセンサーの利用

Windows 10の起動が遅くなったときの対処法の9つ目は、ストレージセンサーの利用です。

ストレージセンサーとは、一時ファイルやゴミ箱の中身など不要なファイルを削除して自動的に空き容量を増やす機能です。これをオンにすることで、ストレージ容量に空きを持たせてくれます。

ストレージセンサーは設定方法は以下の通りです。

  1. Windows設定画面の検索バーに「ストレージ」を入力し、「ストレージの設定」をクリック
  2. 「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリック
  3. ストレージセンサーをオンに変更する

これでストレージセンサーの設定は完了です。

2-10.BIOSやUEFIの設定を変える

続いての対処法はBIOSやUEFIの設定を変えることです。

BIOSやUEFIの設定を変えるためには、起動時にブートモードで起動しなければなりません。パソコンのメーカーによって起動するときに押すキーが異なるので確認が必要です。

ブートを起動したら、起動デバイスの順序変更や使用していない起用デバイスの無効化、クイックブートの有効化をしてみましょう。

2-11.HDDをSSDに替える

最後の対処方法は、物理的に速くする方法です。

SSDは、HDDよりも読み込み速度が速いため、HDDを使っている方はSSDに変えることで読み込み速度や起動速度が速くなります。

ただ、HDDをSSDに変えるにはパソコン内部を触りますので、ある程度構造を知っていないと難しいです。ですので、今のパソコンを長く使おうと考えている方は、専門の業者にHDDからSSDへの換装を依頼しましょう。

ドクター・ホームネットではWindows 10の動作が遅い、なかなか起動しないといった問題を、電話1本でお客様宅へ訪問し、問題を解決いたします。

「今までは普通に使えていたのに、気づいたら動作が遅くて作業ができない」「新しいパソコンを買うよりも、部品の修理や交換をして快適に使いたい」という方は一度、専門業者に相談してみましょう。詳しくはこちら

3.Windows 10の起動が遅いときにやってはいけないこと

Windows 10の起動が遅いときにやってはいけないこと

ここまでWindows 10の起動が遅い時の対処法について紹介しましたが、実はWindows 10の起動が遅いときにやってはいけないこともあります。ここでは、Windows 10の起動が遅いときにやってはいけないことを2つ紹介します。

3-1.ハードディスクのファイルを削除する

やってはいけないことの1つ目は、ハードディスクのファイルを不要だからといって削除することです。

対処法で、不要なアプリやソフトは削除しましょうと記載しました。しかし、Cドライブのよくわからないファイルを削除してしまうと、パソコンの起動や動作に影響を与える可能性があります。

なぜならCドライブにはシステムファイルを格納しているためです。パソコンの動作に大きな影響を与える可能性があるため、ハードディスクファイルを安易に削除することは控えましょう。

3-2.アンチウイルスソフトは削除しない

やってはいけないことの2つ目は、パソコン内にインストールしているアンチウイルスソフトを削除することです。

アンチウイルスソフトは、パソコン内に入ってくるウイルスから身を守ってくれる機能があるため、アンチウイルスソフトの起動によって遅くなっている場合でも、削除してしまうとウイルス感染を防げなくなります。

ウイルス感染によって、アンチウイルスソフトの起動よりも動作が遅くなってしまうのも十分に考えられるため、アンチウイルスソフトの削除はやめておきましょう。

Windows 10の起動の遅さは様々な方法で改善できる

今回は、Windows 10のパソコンを使っていて起動が遅い原因とそのときの対応策、そして起動が遅いときにやってはいけないことを解説しました。

起動が遅い原因には、主に不要なアプリケーションの起動やバックグラウンド処理によってメモリが圧迫されることや、ウイルス感染による原因が考えられます。

対処法としては、不要なアプリケーションの削除やWindows内に搭載されている機能の活用、HDDからSSDへの交換などがあげられます。

最も効果的な方法はHDDからSSDへ換装する方法ですが、コスト的な問題もあるため、まずはこの記事で紹介した簡単にできること対処法から実施しましょう。

それでも、Windows 10の起動の遅さが解消しない場合は換装を検討しましょう。

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