マザーボードの電池切れで起こるトラブルから交換方法・注意点を解説

マザーボードの電池切れで起こるトラブルから交換方法・注意点を解説

「パソコンを開くたびに時計が狂ってしまう」「OSが起動しない」などの症状が現れている場合、マザーボードの電池が切れている可能性があります。

パソコンによっては画面がフリーズしてしまうこともあり、「パソコンが故障したかもしれない」と焦る方もいると思いますが、マザーボードの電池を交換するだけで、問題が解決する場合もあります。

そこでこの記事では、マザーボードの電池切れによって起こる症状や電池の交換方法、注意点について解説します。

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本記事は、マザーボードのボタン電池切れによる起動不全や時刻ズレにおいて、静電気や無理な分解による精密回路破損・データ全消滅、OS不良を防ぎ、安全に対処できるよう専門知見に基づき公開しています。運営元のPCホスピタル by デジホでは、CMOSバッテリ診断から静電気対策を徹底した電池交換・基盤修理まで出張で直接サポートしています。

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マザーボードの電池切れによる4つの症状

デスクトップPCのマザーボード確認

使用量によっても異なりますが、マザーボードの電池は3~4年が寿命です。

ですので、パソコンを購入してから3~4年で以下の不具合が出た場合にはマザーボードの電池切れを疑いましょう。

  • パソコンの時計が狂う
  • OSが起動しなくなる
  • パソコン起動時にフリーズする
  • パソコンからビープ音がなる

上記の症状について詳しく解説します。

パソコンの時計が狂う

パソコンを起動した際に、毎回パソコンの時計表記が実際の時間と異なっている場合は、マザーボードの電池切れやマザーボードが故障している可能性があります。

電池切れかどうかチェックする方法は、再起動を行い、それでも直らない場合は時間をおいて再度電源をつけてみましょう。

他にも、時間の設定を何度やり直しても正常の時間に戻らない場合は、マザーボードの電池が切れている可能性が高いです。

OSが起動しなくなる

OSが起動しなくなる理由は、電源ユニットの故障やパソコン本体の故障など様々ですが、マザーボードの電池が切れている可能性があります。

OSは、マザーボードに格納されているBIOSというフォームウェアによってOSの読み込みなどを行います。そのために、OSが起動しない症状が出た場合は、マザーボードの電池切れが考えられます。

パソコン起動時にフリーズする

パソコンの起動時、BIOS画面でにフリーズする症状が確認された場合は、マザーボードの電池切れが関係している可能性があります。

BIOSはマザーボードについているCMOSに使われている電池が切れると、正常に起動することができず、パソコン画面がフリーズしてしまうのです。

一概に電池切れが原因とは言えませんが、マザーボードの電池を交換することで解決する場合があります。

パソコンからビープ音がなる

パソコンのビープ音というのは、BIOSが警告を知らせるために鳴らす音のことを指します。

BIOSの種類やビープ音が鳴る音の回数などで意味合いが異なるので、よく聞き確認しましょう。

例えば、AMI BIOSのビープ音で時計の異常が検知された場合には短音4回が鳴り、Dell製のパソコン場合はビープ音1回など異なります。

パソコン購入ずの説明書を読み、パソコンから鳴っているビープ音の種類を確かめましょう。

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PCホスピタル by デジホのパソコン修理概要
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マザーボードの電池を交換する方法は2種類

デスクトップPCのマザーボード確認2

ここまでで、マザーボードの電池切れが原因だと特定できた方は電池交換を行うのですが、交換する方法は2種類あります。

専門業者に依頼する

マザーボードの電池交換は初心者の方でも可能ですが、パソコンによっては省スペースで取り付けられており、電池の取り付け部分を見つけられないという場合もあります。

自分で交換を行う場合はパソコンの解体も伴うために、一度解体して電池が見つけられないと、交換作業が無駄に終わってしまいます。

ですので、もしもマザーボードの電池交換に自身のないパソコン初心者の方は、専門の業者に依頼することをオススメします。

また、デスクトップパソコンよりもノートパソコンの方が電池交換は難しいので、取り付けられるか不安な場合も業者へ依頼した方が安心です。

PCホスピタル by デジホでは、マザーボードの交換・修理も行なっております。電話一本で全国どこでも駆けつけ、最短即日で修理・交換をさせていただきます。詳しくはこちら

パソコンカバーを取り外して自分で交換する

マザーボードの電池交換を自分で行う場合に必要な道具は下記の通りです。

  • 電池の残量を確認するための測定器
  • 同じパソコンの新しい電池
  • マイナスドライバー

測定器は触れさせるだけで電池の残量がわかる機器なので、電池交換などの作業を行う時には便利です。

また、元の電池のパソコンは必ず確認してから新しいものを購入しましょう。マザーボードの電池は比較的安価で購入できますが、間違えて購入すると、改めて買いに行かなければいけませんし、間違った電池を取り付けると故障の原因にもなります。

必ず事前に確認し、メモを取っておくことをおすすめします。

マザーボードの電池交換を自分で行うのはかなり専門知識が必要なため、あまりおすすめできません。自分で電池交換を行う場合、静電気対策をしなくてはいけなかったり、BIOSの再設定を行わなくてはいけなかったり、大変なことが多いです。

PCホスピタル by デジホでは以下のように関連トラブルを依頼いただき、解決してきた実績もあります。

解決実績 DELLノートパソコンのマザーボード交換によるスペックアップ事例とお客様の感想

マザーボード交換によるDELLノートパソコンのメモリ増設・スペックアップ事例

増設スロットがないノートPCの容量を増やしたい…
基盤交換でお持ち込みパーツへのカスタマイズに成功

メモリが基盤直付け(オンボード)で増設不可のDELL製ノートPCに対し、お客様がご用意された上位マザーボードへの交換作業を代行いたしました。事前の暗号化(BitLocker)確認や丁寧な分解、交換後のWindowsおよびOfficeのライセンス再認証まで確実に実施いたしました。

  • ご依頼:お客様ご用意の上位マザーボードへの交換・カスタム代行
  • 対応:完全分解による基盤交換、CMOS電池等の移植、構成変更に伴うBIOS更新
  • 結果:メモリが8GBから16GBへ無事増設され、各種ライセンス認証も正常完了
💬 パソコンの内部パーツ交換を行ったお客様の声 ★★★★☆
地域: 三重県四日市市青葉町 ご愛用者様: 30代 女性(初めてのご利用)

「修理後も配線だけではなく、色々と教えていただき助かりました。」

※同類の「パソコンの内部パーツ交換」を行った際にお寄せいただいた感想です。

この修理事例の詳細を見る

※多くのノートパソコンは省スペース化のため構造が複雑であり、基盤(マザーボード)交換には各種ライセンスの再認証や暗号化解除といったシステム知識が不可欠です。ご自身での構成変更が難しいカスタマイズも、まずはプロにご相談ください。

自分でマザーボードの電池交換を行う手順を解説

デスクトップPCのマザーボード確認3

ここからは、自分でマザーボードの電池交換を行う手順を解説していきます。マザーボードの電池交換を行う手順は次のとおりです。

  • 手順1.パソコンの電源を切りコンセントを抜く
  • 手順2.パソコンのカバーを取り外す
  • 手順3.マザーボードに使われている電池の種類を確認する
  • 手順4.電池の型番を確認してから交換

この手順通り行わないと故障の原因にもなるので、慎重に交換作業を行いましょう。手順を知って難しそうだと感じる場合は無理をせず、PCホスピタル by デジホに修理を依頼することをおすすめします。

手順1.パソコンの電源を切りコンセントを抜く

必ずパソコンの電源を切り、コンセントを抜いてから作業に移りましょう。

電源が入ったまま行うと、パソコン本体の破損やパーツの破損、感電の恐れもあるので必ず電源を切り、コンセントを抜いてください。

手順2.パソコンのカバーを取り外す

次にパソコンのカバーを取り外します。

パソコンのカバーは、ネジで止められている場合が多いのでドライバーも準備しておきましょう。

デスクトップパソコンの場合カバーを外すと精密なパーツなどがあるので余計な所には触れず、そっと配線をより分けながら電池を探します。

この手順の際にパソコンの内部を掃除する方は、静電気防止手袋などを用いて基盤部分にはエアダスター、大きなホコリにはピンセット、基盤部分以外は帯電性のあるブラシなど場所によって道具を使い分けながら、慎重に掃除しましょう。

パソコンは精密機器です。少しでも乱雑に扱ってしまうと故障につながるので注意しましょう。

手順3.マザーボードに使われている電池の種類を確認する

電池を見つけたら、次に電池の種類の確認に移りましょう。

マザーボードの多くは、ボタン電池のCR2032が使用されておりますが、パソコンによっては別の電池を使っている場合があるので注意してください。

もし、ボタン電池のCR2032が使用されていた場合は同じ電池を購入します。コンビニでは約330円ほど。店舗によっては110円前後と安価に買えるものもあり、手軽に購入できます。

手順4.電池の型番を確認してから交換

元の電池の型番と新しい電池の型番が同じであることを確認したら、次はいよいよ交換作業に移ります。

交換は素手でもできますが、精密機器なので静電気対策を忘れないようにしましょう。

交換の際に、電池が取り出しにくく、力任せに取ろうとしてしまうと、マザーボードをを傷つけてしまう可能性もあります。

電池の取り外しで他のパーツに傷をつけないために、電気を通さないプラスチックのピンセットや、ガムテープなどを活用してパソコン内部に傷をつけないよう取り出しましょう。

取り出したら新しい電池と交換しますが、プラスマイナスの向きを間違えないように差し込み、できたらカバーを元の通りに戻します。これで交換は完了です。

PCホスピタル by デジホでは以下のように関連トラブルを依頼いただき、解決してきた実績もあります。

解決実績 GALLERIA ゲーミングPCのマザーボード交換修理事例とお客様の感想

電源が入らなくなったGALLERIA ゲーミングPCのマザーボード交換修理事例

昨日まで動いていたゲーミングPCが通電しない…
原因はメイン基盤(マザーボード)の故障でした

GALLERIAの高性能デスクトップで突然電源が入らなくなったトラブルです。診断の結果、電源ユニットは正常でマザーボード側の故障と判明。CPUやグラフィックボード、メモリなどの精密パーツを新しい基盤へ安全に移植・組み立て直しを行い、スピード復旧いたしました。

  • 症状:主電源を入れてもまったく通電せず、画面もつかない・起動しない
  • 原因:電源ユニットではなく、主要パーツを制御するマザーボード自体の回路故障
  • 結果:本体分解・各種周辺パーツの移植を伴うマザーボード交換により正常に起動復旧
💬 パソコンの内部パーツ交換を行ったお客様の声 ★★★★☆
地域: 千葉県四街道市大日 ご愛用者様: 50代 女性(初めてのご利用)

「丁寧で素早い対応ありがとうございました。こんなに早く治って助かりました。」

※同類の「パソコンの内部パーツ交換」を行った際にお寄せいただいた感想です。

この修理事例の詳細を見る

※ゲーミングPC等のマザーボード交換は、ハイスペックなCPUや高価なグラフィックボードの脱着・移植を伴う極めて繊細な作業です。静電気や配線の誤接続で別パーツを破損させるリスクがあるため、通電しない際はお早めにプロへご相談ください。

マザーボードの電池交換時にCMOSクリアも実施しておこう

デスクトップPCのマザーボード確認4

CMOSとは、BIOSの情報が全て保存されいる部分で、BIOSのアップデートはこのCMOSの記録を書き換えて行います。

つまり、CMOSクリアを行うことで、BIOSの設定情報をリセットすることができ、「OSが起動しない」や「パソコンがフリーズしたまま動かない」などの問題を解決できるのです。

CMOSクリアはマザーボードの電池交換時に数分放置で初期化が完了

CMOSクリアは電池を外してから数分放置することで初期化が完了します。

CMOSは、電池によって作動しているので、それをシャットダウンしてしまえばBIOSなどのデータ保存を維持することができません。ですので、電池を外してしまえば、CMOSに電力を供給できず、保存されていた情報を削除できるのです。

ここでいう情報というのはパソコンの写真や動画、大切なデータではなく、BIOS関連の情報になります。

ただ、マザーボードの電池を抜いてもマザーボード自体に電気が多少残ってしまうので、すぐにはCMOSクリアはできません。ですので、電池を抜いた状態で数分放置します。

そうすることで、CMOSクリアを実行でき、BIOS情報を削除することができます。

CMOSクリアを時短で行う方法もある

「すぐにCMOSクリアを実行したい」という方は、マザーボード内にリセット機能を利用すれば、数秒でCMOSクリアを実行できます。

その方法は、マザーボード内に「1-2:Normal 2-3:Clear_RTC」のような記載がある部分のすぐ横にあるCMOSクリア用のジャンパピンを使います。

ジャンパピンには黒いキャップが被っているのですが、それを横にずらすと残っている電力を強制的に放電させます。

これによりCMOSクリアをものの数秒で実行できます。作業が終わったら、黒いキャップを元の位置に戻しましょう。

ただ、この方法は電池交換やパソコンに詳しくない方が実行する場合には難易度が高いので、自信がない方は前述した数分から1時間ほど放置して放電させる方法がおすすめです。

PCホスピタルへのご相談はこちら。

マザーボードの電池交換をする注意点

マザーボードの電池交換を行う際はいくつか注意すべき点があります。注意点は次の3つです。

  • 静電気の防止対策をする
  • CMOSクリアによるBIOSの再設定が必要な場合がある
  • マザーボードは絶対に傷つけない

マザーボードは精密機器ですので、少しの傷や衝撃によって壊れてしまう可能性があります。マザーボードには重要パーツが多く接続されており、マザーボードの破損はパソコン本体の故障に繋がります。

これらに気をつけてマザーボードの電池交換を行うことをおすすめします。心配な方は、PCホスピタル by デジホに電池交換を依頼しましょう。

静電気の防止対策をする

マザーボードの電池交換の手順を説明している時になんども説明しましたが、静電気の防止対策です。

電源を切ったパソコンに静電気を流してしまうと故障の原因にもなるので、静電気対策を行ってから作業に移りましょう。

すぐに出来る静電気対策をいくつかご紹介いたします。

  • 化学繊維で出来ている衣服などは着ない
  • 机や壁などに触れておく
  • パソコン以外の金属に触って放電する
  • 手を湿らせておく(湿らせたら、よく拭いてください)
  • 静電気グッズを活用する

静電気を逃がす際には上記を参考にしてください。

CMOSクリアによるBIOSの再設定が必要な場合がある

DiginnosやTHIRDWAVE、PrimeなどのパソコンはCMOSクリア後にBIOSの再設定が必要になる場合があります。

セットアップ画面が出てきたら設定を行うのですが、マザーボードによって設定は異なるのでCMOSクリア前にBIOSの初期設定の詳細を確認し、メモしておいた方が安心でしょう。

マザーボードは絶対に傷つけない

電池交換の際にマザーボードを傷つけてしまったり汚してしまうと、最悪、電源がつかないなどの不具合が生じる場合があります。

ですので、マザーボードの電池を交換する際には傷つけないように慎重に行いましょう。

マザーボードの電池交換だけだからといって、パソコン初心者の方が知識なしに行うのは危険です。最悪の場合、パソコンが故障して予想以上の修理費がかかってしまう可能性も否めません。

プロにマザーボードトラブルのサポートを依頼するのも対処法

マザーボードに関連するトラブルは修理の難易度が高く、失敗した場合、修復不可能な状態まで陥ってしまう場合があります。

自力での修理が困難だと思われた場合はパソコンやデータの安全のためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタル by デジホに依頼いただくことをおすすめいたします。

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静電気対策をせずに筐体を開けたりマイナスドライバーなどで無理にボタン電池を取り外そうとすると、隣接する繊細な基板パターンやコンデンサが傷つき、パソコンが二度と通電しなくなる恐れがあります。また、ノートPCの分解は構造が非常に複雑で事故リスクが高いため、電池交換やCMOS復旧でお困りの際は無理をせずプロにご相談ください。

PCホスピタル by デジホはマザーボードトラブルのサポートに対応しています

マザーボードの電池交換は正しい手順と正しい知識を要します。

電気は完全に切ったか、手は濡れていないかなど見落としてしまいやすい部分にも細心の注意を払って行う必要があるので、1つ1つの作業を丁寧に行いましょう。

本記事を参考に自分で出来そうか見極め、自分でマザーボードの電池を交換する場合には前述した交換手順を参考にしてください。

もしご自身の対処が難しいと思われた場合はぜひPCホスピタル by デジホに修理をご依頼ください。

PCホスピタル by デジホのパソコン修理概要
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修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国13店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績とお客さまの声を当サイト掲載中
料金 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加
マザーボードトラブルのサポート詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。現在はデジホ事業本部本部長も兼任。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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