パソコンのデータバックアップの方法

目次
「バックアップってした方が良いとはわかっているけど、やり方がよくわからない…」、「そもそもバックアップってなに?」とお困りではないでしょうか。
知識や準備が無くても大丈夫です。
バックアップの意味や、実際にバックアップを取る方法を紹介します。
1.バックアップとは
バックアップとは、データの破損に備えてデータをバックアップ元のパソコンとは別の場所(メディア)に複製保存しておくことをいいます。
データを複製しておくことで、パソコンが故障してデータにアクセスできなくなってしまっても、バックアップしたデータから復元することができます。
一度バックアップを行っても、パソコンを使用している限りデータは変化していきます。
バックアップをこまめに行うことが、とても大切です。
定期的にパソコン内全てのデータのバックアップを取る、大切なデータはこまめにバックアップを行う、など、ルールを決めて不測の事態にも対処できるように準備しておきましょう。
また、Windowsの標準機能で、定期的に自動でバックアップをとることもできます。
※方法は記事の後半に記載しています。
2.バックアップメディアの紹介
バックアップは何に取ればよいのでしょうか。
バックアップ先として代表的なメディアをいくつか紹介します。
2-1.USBメモリー
サイズが小さく、データを持ち運ぶのには便利です。
手軽な分、保存できる容量は限られているものが多く、バソコン内全てのデータをバックアップするのにはあまり向いていないです。
例えば、写真や動画といった一部のデータのみバックアップしたい場合や、持ち運びしたい時には便利です。
容量は4GB程度~128GB以上まで幅広くあります。
2-2.外付けHDD・SSD
パソコン内全てのデータをバックアップするのに使用することが多いです。パソコンのバックアップメディアとしては主流と言えるでしょう。
HDDとSSDの違いについてですが、HDDのメリットは安さです。ただその分、SSDは小型&衝撃に強い&高速といったメリットがあります。
サイズは、500GB程度~数TBまで幅広くあります。
お使いのパソコン容量に合わせて購入するようにしてください。
2-3.クラウドサービス
インターネット上にデータを保存できるのがクラウドサービスです。
インターネットにつながる環境さえあればいつでもどこでもデータにアクセスすることができます。
一般的に知られているクラウドサービスとしては、「Google Drive」や「Dropbox」などがあります。
物理的に故障することがないためデータ破損といったリスクは少ないですが、大切なデータを外部サービスに預けることになりますため、信頼できるサービスを選ぶようにしてください。
クラウドサービスは、使用する容量によって料金が変わってきます。
使用予定の容量を確認し、他のバックアップ方法とコスパを比較して検討すると良いでしょう。
※少ない容量であれば無料で使用できたりもします。
2-4.DVD/Blu-ray
DVDは4.7GBのものが多く、パソコン内全てのデータをバックアップするのは難しい場合が多いです。
Blu-rayは25GB以上あり、パソコン内全てのデータをバックアップすることもできます。
USBメモリーほどの手軽さはないため、手軽に持ち運ぶというよりは、数ヶ月・数年単位で保存したい場合に便利です。
ノートパソコンではDVDを挿入する箇所がない場合もありますので、購入前に確認すると良いでしょう。
3.バックアップの方法
バックアップの方法は大きく2種類あります。
必要なファイルのみバックアップする方法と、パソコン内のデータを丸ごとバックアップする方法です。
1つ目は必要なファイルのみバックアップする方法で、該当のデータを選択し、バックアップ先へコピー&ペーストするだけです。
2つ目はパソコン内のデータを丸ごとバックアップする方法で、これは複雑、かつ、OSのバージョンによっても方法が異なります。
パソコンのバックアップでお困りですか?
パソコンのバックアップは定期的にやることがとても大事です。前触れもなく故障してしまったり、ウイルスに感染してしまうこともあります。大切なデータは失ってからでは遅いです。パソコンを丸ごとバックアップ取る設定をしておくのがおすすめですが、必要なデータだけでも定期的にバックアップを取っておくようにしてください。個人でやるのは不安という方は、専門家に相談するのも1つの手です。その際は是非ドクター・ホームネットにご相談ください。