ゲーミングPCが重い・遅い原因と軽くする方法

ゲーミングPCが重い・遅い原因と軽くする方法

ゲーミングPCは本格派3Dゲームが快適にプレイできるハイエンドマシンが勢揃いしていますが、中にはパソコンの動作が重いことに悩まされている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、ゲーミングPCが重い・遅い原因と軽くする方法をソフトウェアとハードウェアの両面から解説します。

ソフトウェア面の対処法

ゲームをストレスなく動かすためのパソコン性能

まずは、ゲーミングPC重いときにソフトウェア面でできる対処法について解説します。

CPUの使用状況を確認する

ゲーミングPCの動作が重いなど思うように動作しないときは、まずタスクマネージャーからCPUやメモリの使用率が高いアプリが動いていないかどうかを確認してみましょう。
こういったリソースを多く消費しているアプリがある場合、それを終了させることで状況が改善できる可能性があります。

  1. タスクマネージャーは、画面下部のタスクバーを右クリックするか、[Ctrl][Alt][Del]の3つのキーを同時押しすることで起動できます。
  2. タスクマネージャーが表示されたら、「詳細」タブを開くとCPUやメモリの使用量でアプリをソート(整列)します。

たとえば多くの人が使っているWebブラウザの「Google Chrome」は多くのメモリを使うことで知られるアプリですので、メモリの消費順にソートすると上位にくることが少なくありません。
このように、立ち上げているだけでパソコンのリソースを消費するアプリを閉じると負荷が軽減され、動作を軽くできる可能性があります。

リソースを消費しているアプリの名前は「chrome.exe」などプログラム名になっているため、どのアプリなのか特定できないこともあります。
そんなときは、名前を右クリックして「オンライン検索」を選択すると、ブラウザが立ち上がり名前で検索可能です。
終了させても問題ないアプリであれば、選択して「タスクの終了」をクリックし閉じてしまいましょう。

ウイルスに感染していないか確認する

ゲーミングPCは、コンピューターウイルスなどのマルウェア(パソコンに悪影響を及ぼす悪意のあるソフトウェア)が入ってしまっていることで動作が重くなることもあります。
念のためセキュリティソフトでパソコンや外付けHDDをスキャンしてみましょう。もし「疑わしいメールに記載してあったURLをクリックした」「見たことのないwebサイトにアクセスした」「webサイトに促されプラグインなどをインストールした」といった心当たりがある場合は、特に念入りにチェックします。
偽のwebサイトや悪意によって外部から書き換えられたサイトからマルウェアをインストールさせるのは、サイバー攻撃者のよくある手口です。

こういったマルウェアは一度感染してしまうと、動作が重くなるだけではなく各方面で被害が発生するため、感染しないように対策をとることが重要です。
Windows 10であれば標準で入っているWindows Defenderを有効にしておきましょう。そのほかのOSを使用中のときは、セキュリティソフトを常に最新の状態に保つようにします。
さらに、インターネット閲覧中に偽のソフトをインストールしてしまった可能性がないかも検証しましょう。「セキュリティに問題がある」などと脅して導入させ、わざと動作が重くなるなどの不具合を出して製品版を買わせようとする手法もあります。

スタートアップが多すぎないか確認する

高性能なゲーミングPCでも、Windowsの起動と同時に自動で立ち上がるスタートアップアプリが多い場合、動作が重くなる原因となります。
負荷のかかっているアプリは下記の手順で確認します。

  1. タスクバー上で右クリックして「タスクマネージャー」を立ち上げます。
  2. 「詳細」から「スタートアップ」のタブをチェックしてみましょう。
  3. 表示が「有効」となっているものがWindowsの起動と同時に立ち上がるソフトウェアです。
  4. 「スタートアップへの負荷」という項目で、負荷のかかり具合を確認します。

「OneDrive」や「DropBox」といったオンラインストレージを管理するソフトや、「Skype」「Discord」といった通話アプリは負荷が高いため、選択して「無効にする」をクリックし、同時起動を避けると動作が改善します。
オンラインゲームをしながら通話をしたいときは、通話はスマホで行うなどの工夫で負荷を軽減できます。
プログラム名からどのアプリなのか特定できないときは、名前を右クリックして「オンライン検索」を選択すると、ブラウザが立ち上がり名前で検索可能です。

ただし、セキュリティソフトを無効にするのは大変危険ですので、無効化はそれ以外のアプリから行うようにしましょう。

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ハードディスクのデフラグを行う

デフラグとはファイルの断片化を解消することです。
パソコンがハードディスクドライブ(HDD)にアクセスするとき、何度も読み書きを繰り返すとしだいに連続した領域に収まらなくなり、あちこちに分断されて保存されるようになります。そうなると1つのデータを開くのにあちこちの領域を読み込まなくてはならず、時間がかかる原因となります。デフラグを実行すれば、散らばったデータをきちんと整列させることによって動作や起動スピードを改善することが可能です。

Windowsには標準でデフラグの機能が搭載されているため、それを利用しましょう。

  1. 「スタート」から「Windows システム ツール」を選択し「コントロールパネル」を開きます。
  2. 「システムとセキュリティ」の中にある「管理ツール」→「ドライブのデフラグと最適化」を選択します。
  3. ドライブの一覧が表示されたら、デフラグしたいドライブを選択して「最適化」をクリックします。
  4. 現在の状態に「OK」と表示されれば完了です。

ただしHDDではなくSSDを搭載している場合は、Windows標準搭載のデフラグ機能だと効果が薄いことがあります。専用のツールを用いることも検討するといいでしょう。

ストレージの空き容量を確認する

ゲーミングPCに搭載されているHDDやSSDといった内部ストレージの空き容量が少ないことも、動作が重くなる原因となり得ます。

  1. エクスプローラーからWindows 10の場合は「PC」、Windows 7の場合は「コンピュータ」を開きます。
  2. 該当するストレージのアイコンを右クリックして「プロパティ」を開くと容量をどのくらい使用しているかを見ることができます。

使用済みの青い部分が多ければ、空き容量が不足している可能性が高いでしょう。

プロパティのウィンドウにある「ディスクのクリーンアップ」を選択し、はじめからチェックが入っている項目を対象にクリーンアップを実行すると空き容量を増やすことができます。
ディスクのクリーンアップをしてもあまり改善されないときは、不要なファイルを削除し、使わないソフトをアンインストールしましょう。
高機能で容量を必要とするソフトウェアをアンインストールすれば、その分、多くの空き容量が確保できます。

クリーンブートを行う

クリーンブートとは、Windowsを最小限の構成で起動させることです。
ドライバが競合しているなどのトラブルが起きている場合、クリーンブートを行うことで原因が特定しやすくなります。
Windows 10でのやり方は下記のとおりです。

  1. まず、管理者権限でログオンします。
  2. タスクバーの検索ボックスに「msconfig」と入力してOKを押し、システム構成のウィンドウを立ち上げます。
  3. 「サービス」タブに切り替え、「Microsoftのサービスをすべて隠す」を選択し、「すべて無効」をクリックしましょう。
  4. さらに「スタートアップ」タブから「タスクマネージャー」を開き、有効になっている項目を「無効」に切り替えます。
  5. 「システム構成」の「スタートアップ」タブに戻って「OK」を押すとパソコンが再起動され、クリーンブートの環境となります。
  6. 起動後、スタートアッププログラムを1つずつ有効にし、パソコンが重くなっている原因を特定していきましょう。

原因がわかれば、スタートアップで起動させない、アンインストールするといった対処が可能です。

電源設定を高パフォーマンスにする

ゲーミングPCの電源設定を見直すことでパフォーマンスが改善するケースもあります。
特にノートパソコンの場合はバッテリーで動くことを想定した電源プログラムに設定されていることがあるため、必ずチェックしておきましょう。
変更する手順は下記のとおりです。

  1. スタートメニューの「Windows システム ツール」から「コントロールパネル」を開きます。
  2. 「システムとセキュリティ」の中にある「電源オプション」をクリックします。
  3. 電源プランが「バランス」「省電力」などに設定されていたら、「高パフォーマンス」に切り替えることによってパフォーマンスの向上が期待できます。

ただし切り替えることによって、消費電力が大きくなりバッテリーの減りも早くなるため、その点は気をつけておかなくてはなりません。

コンピュータのBIOSのアップデートをする

BIOSとは、パソコンの電源を入れると最初に実行される必須ソフトウェアです。キーボードやマウスといったパソコンの周辺機器の制御を行う役目を担っています。
このBIOSをアップデートすることで、ハードウェア機能の問題を解決できる可能性があります。

ゲーム内の設定を変更する

ゲーミングPCでWebサイトを見ている時やデスクトップなどを操作している時に重くなく、特定のゲームをプレイしている時だけ重い場合は、ゲーム内の設定があっていないことが考えられます。

大抵のPCゲームは、環境設定でグラフィックの品質を調整できるようになっています。グラフィックの品質を「最高」「高」「中」「低」で選べる場合は「高」または「中」を試してみましょう。詳細設定で影や水の品質も調整できる場合は、同様に品質を落とします。ゲーム内の設定が原因の場合は以上で改善する可能性があります。

快適なゲーミングPCのサポートをPCホスピタルに相談する。詳しくはこちら

ハードウェア面の対処法

ゲーミングPCの動作が重いとき、ソフトウェア面の対処法を試みてもあまり改善されないときは、ハードウェア面も見直す必要があります。
ソフトウェアでなくハードウェアの面から改善する方法についてご紹介します。

HDDやメモリを交換する

プレイしたいゲームや使いたいソフトウェアに対してパソコンのスペックが著しく低いときは、そのせいで動作が重い可能性が否めません。
メモリを増設する、HDDをより高性能なものにする、HDDをSSDに換装するなど、パーツをグレードアップすることで劇的な動作速度の改善が見込めます。

また、パソコンを構成するパーツは電子機器ですので、使っているうちに経年劣化し、放っておけば故障します。さらに温度の変化や衝撃などで物理的な損傷を負う可能性もゼロではありません。

ゲーミングPCの内部から異音がする場合はHDDドライブに物理的な破損があることも考えられます。
さらに、突然電源が落ちる、ブルースクリーンが頻発するといったケースでは、メモリやマザーボード、グラフィックボードなどの重要なパーツに不具合が起こっている可能性があります。動作が重いだけではなく、物理的な不具合を示す症状が出てきたら、早めに修理やパーツの交換を検討したほうがいいでしょう。

パソコン内部の冷却性能を改善する

パソコンの頭脳にあたるCPUは高温になりやすく、熱くなりすぎると冷却するために処理能力を抑える仕組みを持っています。放熱がうまくいっていないがためにCPUが本来の性能を発揮できず、動作が重くなっているとしたら、冷却性能の改善が必要です。
冷却ファンやヒートシンクにホコリがたまっている場合は、それを取りのぞくだけでかなり改善することがありますので、一度掃除をしてみるといいでしょう。

そのほか、排気口を壁に密着させていたり、パソコン本体を温度が高くなりやすい場所に置いていたりするのもよくありません。
パソコンは風通しのいい場所に設置し、室内の温度も低めに設定します。

使い始めてから年数が経過しているパソコンであれば、分解してCPUグリスを塗りなおすのも有効です。
ゲーミングPCのように、本格的なゲームをストレスなく動かすためのパソコンでは、冷却性能は特に重要です。
冷却性能が低下していると放熱が追いつかず、CPUやGPUがすぐに高温を持ってしまい、処理能力が著しく低下します。

インターネット環境の見直し

ゲーミングPCでオンラインゲームが重い(ロード時間やマッチング時間が長い)といった場合は、インターネット回線の速度が原因の可能性があります。まずはGoogleで「internet speed test」と検索しましょう。そして「速度テストを実行」のボタンを押してインターネット速度のテストを実行します。30Mbps前後の数値が表示されれば大抵のゲームでは問題ありません。もし下回る場合は

  1. 無線接続(Wi-Fi)の場合は有線接続に変更する
  2. ルーターから離れている場合は中継器を使用する

を実施しましょう。実施しても改善しない場合は、下記の変更も視野に入れる必要があります。

  • ルーター
  • DNS設定
  • プロバイダー

もし上記の変更を実施する場合は、詳しい知識が必要なのでプロに依頼することをおすすめします。

ゲーミングPCの動作を軽くするサポートをプロに依頼するのも一つの対処法

前述の対処法でゲーミングPCの動作が重い・遅い状態が改善しない場合、内蔵HDD/SSDやCPUファン等の内部パーツの故障やOSの不具合など複数の原因が組み合わさっている可能性もあります。

ゲーミングPCを分解してパーツを交換すれば動作が重い状態が改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンや一体型パソコンは分解の難易度が高く、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。

自力の改善が難しいとお考えの場合はゲーミングPCやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。

PCホスピタルはゲーミングPCの動作が重いトラブルのサポートが可能です

ゲーミングPCの動作が重い・遅い時の対処法についてご紹介しました。
もし、さまざまな方法を試しても状況が改善されない場合は、内部のパーツが故障している可能性もあります。
PCホスピタルではパソコン修理やトラブル相談を受け付けており、手間と知識が必要なパーツの交換も請け負っています。「故障かもしれない」と感じたときは、ぜひ一度相談してみてください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約14万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 動作が遅いパソコンの修理 6,600円~ + 基本料金 8,800円~11,000円
PCホスピタルのゲーミングPC修理サポートについて詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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