SSDが壊れた?SSDは修復することが可能!

SSD

SSDが壊れてしまったとき、買い替えるしかないと考えてしまう人は多いでしょう。SSDはパソコン内部にあるので、素人が修復するのは一見難しそうに見えます。しかし、SSDに発生している障害が重くなければ、自分で修復することも可能です。本記事ではSSDが壊れて認識しなくなった際に想定される現象、およびその対応方法を説明していきます。

1.SSDは壊れやすい?SSDとHDDの違いとは?

SSDについての理解を深めてもらうために、まずはSSDとHDDの違いについて説明します。

1-1.SSDの特徴

SSDはSolid State Driveの略称で、HDDと同じく記憶装置のひとつです。半導体素子のメモリを使用し、データの読み書きを行うドライブと考えればよいでしょう。データの保存といえばHDDが主流でしたが、SSDの記録容量や価格面での問題が改善されるにつれて、SSDの普及が急激に広がっています。SSDの魅力はなんといってもデータの読み書きが速いところです。HDDからSSDに切り替えると、OSを立ち上げるのにかかる時間が数分の1程度に短縮されるでしょう。

1-1-1.SSDのメリット

SSDは構造的に脆い部分がないため衝撃に強く、消費電力や発熱が少ないのが特徴です。消費電力が少ないということは、バッテリの長持ちにもつながります。また、データの読み書き速度がHDDよりも早く、作業音もほとんどありません。回転部分がないので摩耗せず、寿命が長持ちするのもうれしいポイントです。サイズに関してもHDDより小さくて軽く、さらにSSDはいろいろな形状が揃っているのも利点でしょう。そのおかげでパソコンの小型化が実現できているともいわれています。モバイルノートやタブレットなど、小さいサイズのパソコンにSDDは特に適しているのです。

1-1-2.SSDのデメリット

SSDはHDDよりも優れた点が多い分、価格が高い傾向にあります。だんだんと安価になってはいるものの、それでも容量単価はHDDを上回っている状況です。データを保存できる容量が、HDDより小さいのもネックといえるでしょう。衝撃には強いものの熱や電気的な劣化には弱く、使用する環境によっては、HDDより寿命が短くなるかもしれません。SSD全体として書き換えが無限にできるわけではなく、回数に制限があることも覚えておいてください。SSDは突然故障する場合があるのもリスクのひとつです。故障してしまうとデータの復旧に苦労することが多く、専門業者の力が必要になるケースもよくみられます。

1-2.HDDの特徴

HDDはHard Disk Driveの略称です。データやプログラムなどを磁気ディスクに書き込んだり、読み込んだりする記憶装置を指します。データ保存するときに使用される内部ストレージの定番でしたが、SSDの価格低下により、一択ではなくなりました。HDDとSSDを併用しているパソコンやHDDは使用せずSSDのみで動作しているパソコンも数多くみられます。

1-2-1.HDDのメリット

HDDはSSDよりも安い値段で入手ができます。1ドライブで保存できるデータ領域がSSDよりも大きいため、容量単価はかなりお得といえるでしょう。故障の原因が深刻でなければ、データが失われた際に復旧させやすいのもメリットです。

1-2-2.HDDのデメリット

HDDは内部にデータを記録するためのプラッタと呼ばれる円盤のようなものがいくつか入っており、磁気ヘッドでデータの書き込み、読み出しを行います。記録時、プラッタは高速回転をするため、回転中に衝撃を受けるとプラッタとヘッドが接触することで破損が起こりやすいです。HDDを使うのであれば、衝撃に弱い点を考慮しておきましょう。プラッタが回転する際の駆動音も少し気になるところです。また、消費電力がSSDよりも大きいのもデメリットのひとつとなります。

データの復旧がしやすいのは、HDDのメリットなのですが、セキュリティの観点からすると手放しでは喜べないかもしれません。廃棄品にしたつもりのHDDであっても、なかのデータを復旧すれば機密データを第三者に奪われる可能性があります。

HDD

2.SSDの障害にはどんなものがある?

SSDの調子が悪いと感じたら、なんらかの障害が発生していると考えたほうがよいでしょう。SSDで発生する障害のパターンについて、ここでは説明します。

2-1.SSDの障害の種類は?

SSDの障害は大きく分けると、3パターンあります。まず「物理障害」が挙げられます。これはフラッシュメモリなど、パソコンに内蔵されているハードウェアに問題が起きている状態です。物理障害は突然発生するケースが多いでしょう。物理障害が発生したときはSMART情報を確認し、SSDの内部状況を把握したいところです。ただし、Windowsの標準機能ではその内容を確認できないため、専用のツールを使用する必要があります。ツールは「CrystalDiskInfo」や「HDAT2」などが一般的です。「CrystalDiskInfo」は日本語のためわかりやすく、USB接続のハードディスク対応がされている点が便利でしょう。「HDAT2」はデータがコンパクトで動きが軽快なソフトとなっています。SMART情報を確認することだけが目的であれば、「HDAT2」で十分です。

次に、「論理障害」について説明します。論理障害とは内蔵されているデータが壊れることによって発生する障害です。フォーマットやデータ削除を失敗したり、SSDのフォルダ名やファイル名が破損したりすると発生します。要するにソフトウェア上のトラブルですので、ハードウェアに問題がない限りは復旧できる可能性が残っているといえるでしょう。パーテーションを修復したり、ファイルの復元をしたりすることでSSDを正常な状態に戻すことができるかもしれません。SSDのパーテーションが認識されているのであれば、1度フォーマットしてみてもよいでしょう。

最後に「ファームウェア障害」について説明します。ファームウェアはSSDを制御するためのソフトです。ファームウェア障害が発生してしまうと、データの容量が正しく計測できません。その結果、データ容量を実際よりも小さく認識するケースなどが起きます。ファームウェア障害はファームアップデートの失敗によってSSDが故障して発生する場合もあるでしょう。ファームアップデートをする際には、必ずバックアップを取るようにしてください。

2-2.具体的な症状の例

SSDが故障したときに発生する症状でよくあるのは、SSDが認識しなくなることです。これはSSD内部のコントローラーの破損などが原因で起きます。コントローラーはSSDを認識するための司令塔のような役割です。コントローラーが正常に動作できなくなれば、SSDの動作は全体的に不安定となるでしょう。SSD内部でBIOSやOSなどが破損すると、パソコン自体が起動できなくなるケースもあり得ます。メモリーチップが故障したり、読み込みに不具合が発生したりすると、SSDの容量が実際よりも異常に小さく表示される場合があります。例えば、64GB保存できる容量のはずが、8MBと表示されるようなケースもあるでしょう。

SSDの寿命がなくなってくると、起動時に頻繁にクラッシュをするようになることも覚えておいてください。ドライブの動作が重くなったり、読めないファイルが多く発生したりしたときは、早急になにか手を打つ必要があります。

2-3.それ以外の症状もある

SSDが壊れた際に発生する代表的な例を紹介しましたが、これらの症状に当てはまらないような重度障害もあります。異常が起きたSSDをそのまま使い続けると、症状はより一層悪くなるでしょう。SSDの障害パターンは無数にあるといっても過言ではありません。障害によって対処の方法は異なってきます。知識がない人が間違った対応をしてしまうと、データが完全に消えてしまう危険もあるでしょう。インターネットなどで調べて自分で調査するのも悪くありませんが、対処の方法に不安を感じたら無理はしないでください。もっとも確実なのは、パソコン修理の専門業者に相談することです。

3.SSDの復旧方法

SSDの故障が軽度であれば、自分自身で対応できるケースもなかにはあるでしょう。SSDの認識が生きている状態であれば、バックアップを別のSSDに残してから作業をするようにしてください。ここでは、SSDの復旧方法について解説を行います。

3-1.復旧ソフトを使う

復旧ソフトを使用すれば、修理の専門家に頼まなくても修復ができる可能性があります。ただし、復旧ソフトで対応できるのは消えたデータを復元させることだけです。物理的な故障が発生しているときは、復旧ソフトでは対応できません。WindowsにはSSDを修復するための機能がいくつかついています。まず、ファームウェアの更新を試してみましょう。動作していないSSDを右クリックで選択し、プロパティからハードウェアをクリック。すると、SSDのメーカー名が表示されるので、そのメーカーで指定されたアップデートツールをインストールしてください。アップデートツールを実行後、SSDのファームウェアバージョンが最新になっているか確認します。SSDの故障内容が軽微であれば、このアップデートをするだけで直ることも多いです。

WindowsにはSSDの不良セクタを調査して修復処理を実行するツールもついています。不良セクタを修復させれば、一部認識できなかったデータが読めるようになることもあるでしょう。「cmd.exe」を管理者として実行し、「コマンドプロンプト」の画面を開いてください。コマンドプロンプトで破損したSSDを指定し、CHKDSKを実行すれば不良セクタのエラー修復が行われます。SSDはドライバーの異常により認識しなくなることもありますので、ドライバーの更新をやってみるのもひとつの手です。デバイスマネージャーでディスクドライブを展開し、SSDを右クリックすれば、ドライバーの更新ができるはずです。

復旧ソフトの種類はさまざまです。Windows標準搭載のもの以外にも外部ツールがあるので、いろいろと試してみるとよいでしょう。有料版と無料版がありますが、復旧できる確率が高いのは有料版のほうです。おすすめのツールのひとつとしては、「FromHDDtoSSD」があります。これはHDDやSDDの修理業者によって作られた製品のため、信頼できるでしょう。「FromHDDtoSSD」はバージョンの種類がいろいろと用意されており、機能が制限された無料版もあれば、全機能が解放されているPro版もあります。無料版でも不良セクタの修復に対応できるのがうれしいところです。

「FromHDDtoSSD」の使い方はとてもシンプルです。インストールが完了したら、「完全・詳細スキャン設定」のメニュー内にある「不良セクタセレクション」を設定しましょう。あとはチェックしたいドライブを指定して「OK」ボタンを押すだけです。これで不良セクタが代替セクタに置き換わる処理が行われ、SSDが正常復帰します。しかし、どのような状況でも正常復帰するわけではありません。代替セクタが不足するぐらい不良セクタがあるようなSSDの修復は難しいです。不要セクタが極端に多いSSDは故障というよりも、寿命が近づいていると考えたほうがよいでしょう。

データ移行

3-2.専門業者に依頼する

自分自身でSSDを復旧させるのが不安、復旧ツールを使用しても直る見込みがないなどといった状況であれば、パソコン修理の専門業者に依頼するのがよいでしょう。専門業者は復旧ソフトで直せない状態でも対応してくれる可能性があります。ただし、専門業者とはいえ直せないケースがあることは忘れないでください。

ドクター・ホームネットではSSDが故障した際のデータ復旧や交換修理を請け負っています。データが消えたと思ったら、それ以上の操作は控え、すぐに相談をしてください。余計な操作をすることで、消去データが上書きされると、復旧が2度とできなくなる恐れがあります。ゴミ箱を空にしてしまった、SSDをフォーマットしてしまった、といった失敗をしてしまっても、すぐに連絡すればデータ復旧サポートにより復旧できる可能性が高いので諦めないでください。データの復旧だけでなく、バックアップを実施するサポートも行っています。故障が悪化する前にバックアップを取っておけば最悪の事態を回避できるでしょう。

SSDには寿命があります。フリーズをする頻度が増えたり、起動しなくなったりしたときはSSDを修理するよりも交換を検討したほうがよいかもしれません。ドクター・ホームネットはバックアップを取ってから交換作業を行うため、交換前のデータを残したまま、新しいSSDに移行することが可能です。ただし、故障の内容によってはデータを残せない場合もあるので、まずは相談をしてみてください。

ドクター・ホームネットは年中無休、全国対応です。電話も基本的にはすぐに繋がるシステムになっているため、急ぎの場合の対応も問題ありません。修理作業に入る前にしっかりと見積もりをしますので、その内容を確認してから依頼するかどうかを決められます。

いざという時のためにできることはやっておこう

SSDの故障の原因が軽微であれば、復旧ソフトやWindowsのツールで対応できます。しかし、深刻な障害が発生すると、自分で修復できるケースは少ないです。状態によっては専門業者に依頼してもお手上げというケースもあるでしょう。SSDは急に壊れてしまう場合があります。万が一の事態に備えて、バックアップはこまめにとっておくようにしてください。

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