勝手に広告が表示される!?アドウェアって何?

勝手に広告が表示される!?アドウェアって何?

アドウェアとは本来、広告を目的とする無料のソフトウェアを指します。ソフトウェアを無料で提供する代わりに、その見返りとして広告を見てもらうというわけです。しかし、中には利便性とは無関係に広告を表示したり、購入を強制したりするソフトウェアも存在します。本記事ではその原因と対策について、詳しく解説していきます。

1.アドウェアに感染するとどうなる?

ここでは、アドウェアに感染したときに発生する被害について説明します。

1-1.不要な広告が表示される

アドウェアに感染するとブラウザに設定したホームページが勝手に変化します。ブラウザ立ち上げ時の初期表示が覚えのないものになったり、不要な商品紹介ページなどが自動的に表示されたりしたときはアドウェアに感染したと考えてよいでしょう。ホームページの内容を変えてしまうアドウェアは通称「ブラウザハイジャッカー」といわれています。

パソコンをしばらく起動していた際に、ポップアップ表示で広告ページが定期的に表示されるのも、アドウェアに感染したときの典型的な症状といえます。ただ、ポップアップが表示されるだけならまだよいですが、なかには、不安をあおるようなメッセージと共にソフトの購入を求めるものも珍しくありません。そのソフトを購入しなければまずいことになるような文句が並んでいるため、思わずボタンを押してしまった経験がある人もいるでしょう。しかし、この手で紹介されるソフトは偽物の場合がほとんどです。ボタンを押してしまうと金銭的な被害を受けたり、クレジットカードの情報を奪われたりすることに繋がるため気をつけてください。

1-2.広告だけじゃない悪質アドウェア被害

単純に広告が表示されるだけの被害で済んでいれば、表示が煩わしいだけでダメージはそこまでありません。しかし、アドウェアの種類によっては、スパイウェアとして動作する場合があり、注意が必要です。スパイウェアはインストール先のパソコンにある内部情報を不正に収集し、外部へ送信します。情報の収集は自動で実行されるケースが多いですが、攻撃者が遠隔操作で直接的にファイルや情報を盗み出すものもあります。

ウイルスに感染して困っている女性

2.本来のアドウェアの意義や価値とは

アドウェアはいくつか種類があり、その意味合いは広義です。スパイウェアの動作をするアドウェアが増えてきているため、ウイルスのようなイメージを持たれがちですが、正当な理由や無料使用の対価として広告表示を行うものが本来は主流でした。例えば、ツールや本格的ソフトの評価版として、機能をいくつか除外したものを無料提供するアプローチもアドウェアのひとつです。買うまで良し悪しがわからないとなると不安で手が出せない人でも、試供品で試せるのであれば安心でしょう。ただし、こういった試供品はなんらかの制限事項があることがほとんどです。1週間~1カ月程度の使用期限が決められていたり、作成したファイルが保存不可能だったりします。

ファイル管理や編集に役立つ機能を提供したり、無料で楽しめるゲームを提供したりする代わりに、その製品の画面上に広告がポップアップされるタイプもよくあります。また、機能を提供する見返りとして、ソフトウェアの製作者がアフィリエイト収入を得るタイプもアドウェアの典型です。ソフトをインストールした際にウイルス対策ソフトや検索バーなどの別ソフトを勧めて、ユーザーがそれに応じればアフィリエイト収入が得られます。通信販売などのサイトに誘導するパターンもなかにはあるでしょう。

また、ヤフーやmixiなどに代表されるWebサービスは広告収入によって運営されているケースが多いです。つまり、広い意味で考えるとほとんどのWebサービスはアドウェアの一種といえるでしょう。

3.アドウェアはどうやってインストールされる?

ここでは、アドウェアがどのような方法で使用しているパソコンに侵入するかを説明していきます。侵入経路を理解していれば、感染を未然に防ぐことも可能になるでしょう。

3-1.フリーソフトのインストール時

アドウェアの感染経路として、最もよくあるのはフリーソフトをインストールするときです。フリーソフトを導入する際の確認が不十分だと、アドウェアはいとも簡単に侵入してくるでしょう。なんらかのソフトをインストールするのであれば、まずはインターネットでその製品を検索してみてください。過去にトラブルがあった製品であれば、気にかかる情報がいくつか上がってくるでしょう。多少必要なものであっても、怪しい雰囲気を感じたのであれば、インストールをやめる決断が必要かもしれません。

ソフトをインストールする前には、ソフトウェア使用許諾契約の入念なチェックもしてください。そのソフトを導入すると同時に、アドウェアをインストールさせる旨の一文があるかもしれません。あまり大きく書いていないことも多いので、読み飛ばしには注意しましょう。なにも考えずに「次へ」や「OK」を押下して処理を進めてしまうと、気が付かない内にアドウェアのインストールに同意することになります。

インストールする画面にオプションなどの表示があるときは、その内容も必ずチェックしましょう。オプションの説明として、メインのソフトとは別のソフトを同時にインストールすることが記載されている可能性があります。オプションはチェックボックスを外せば無効にできますので、不要に感じたら外しましょう。

また、ソフトウェアの信頼性だけでなく、ダウンロードサイトの信頼性にも気を配るべきです。有名で安心感のあるソフトでも、ダウンロードサイトが不正であれば、不正品を掴まされるリスクがあるでしょう。公式サイトや利用者が大勢いるメジャーなサイトではなく、怪しげなサイトに置いてあるソフトウェアには十分な警戒が必要です。危険性が高いので、よほどの理由がなければダウンロードしないほうが無難でしょう。「窓の社」や「Vector」などのダウンロードサイトはサイトにソフトを掲載する際にウイルスチェックを実施しています。そのため、信用度は高いですが、なにかあったときの責任までは取ってくれません。自分自身でもウイルスチェックを実施しましょう。

ダウンロードサイトを利用

3-2.偽の広告やポップアップをクリックした時

パソコンでインターネットを閲覧していると、「パソコンがウイルスに感染しています。修復のためにこのツールを使用してください」といった旨を伝えるメッセージがいきなり表示され、ソフトのインストールを促されることがあります。これはほとんどの場合、個人情報を盗み取ることを目的にしていると考えてください。安易に「OK」を押下し、インストールしてしまうと、スパイウェアに感染するリスクが非常に高いです。誤って警告表示をクリックしても、インストール画面まで進まなければ大丈夫のはずなので、すぐに閉じるようにしてください。不用意な広告は無視するのが鉄則と心得ましょう。

3-3.それ以外のアドウェアがインストールされるタイミング

アドウェアは悪意のあるwebサイトを閲覧するだけで、勝手にインストールされるケースがあります。怪しいサイトへのアクセスは可能な限り控えたほうがよいでしょう。メールの添付ファイルを不用意に開くのも危険な行為です。また、不正なメール本文に埋め込まれたURLをうっかりクリックして感染することもあり得るので注意してください。アドウェアはいろいろな方法でインストールされる可能性があるので、できる限りあらゆるケースを想定しておきたいところです。

インターネットセキュリティ

4.アドウェアを駆除するには

アドウェアを駆除したいのであれば、専用ツールを使用するか、パソコントラブルの専門業者に相談するのが効果的でしょう。これらは駆除が可能になるだけでなく、アドウェアのインストールを防ぐ意味でも重要なことです。ここからは、セキュリティ対策ソフトと専門の業者について解説を行います。

4-1.セキュリティ対策ソフトのインストール

アドウェアはいろいろな方法で侵入してくるため、いくら気をつけていたとしても、自力で完全に防ぐのは難しいといえます。セキュリティ対策ソフトをインストールすれば、侵入を防げる可能性が大幅に上がるでしょう。アドウェアのなかには、アンインストールで削除ができるものと削除できないものもあります。削除できないタイプを間違ってインストールしてしまうと、非常に厄介です。セキュリティ対策ソフトではあれば、こういったアドウェアを削除することもできます。

有名なセキュリティソフトの大半に、アドウェアの削除機能は搭載されています。無料体験版の利用ができるソフトを使えば、お金をかけずにアドウェアの削除が可能でしょう。セキュリティソフトのなかで最も有名なもののひとつとして、システマテック社が提供する「ノートン」が挙げられます。完成度が非常に高く、不正送金や乗っ取りなどの不正プログラムからパソコンを守ります。ノートンは動作が重いといわれている時期がありましたが、最新のノートンは動作が非常に軽く、高い防御力はそのままです。無料体験版は30日間となっています。もっと長く試したい人はメールマガジンに登録すれば最長60日間になるので、検討してみてください。

日本国内で有名なセキュリティソフトといえば、トレンドマイクロ社の「ウイルスバスター」です。高い性能と軽快な動作を併せ持ち、非常に使い勝手のよいソフトといえます。ネット詐欺、迷惑アプリ、危険なWi-Fiのブロックなど、さまざまなトラブルに対応可能です。製品サポートもしっかりとしており、「デジタルライフサポート プレミアム」に加入することでさらに手厚いサポートが期待できるでしょう。無料体験版は30日間となっています。無料体験中に製品版に移行しても、無料期間中は料金がかからないことを覚えておきましょう。

その他にも「カスペルキー」や「マカフィー」なども品質の高いセキュリティソフトとして定評があります。こういった有名どころを押さえておけば、どのセキュリティソフトを選んでも大きな失敗はしないでしょう。アドウェア削除・検出に特化したツールが必要な人は「AdwCleaner」というソフトを試してみてください。インストール後、実行から削除を選ぶだけで、アドウェアの削除ができます。セキュリティを保護する機能は実装されていない代わりに、アドウェアを消すことには長けているのが特徴です。他のセキュリティソフトでは検知できないようなアドウェアを見つけ出せることもあります。

4-2.自分だけで対応が難しい場合は、専門の業者に頼む

セキュリティ対策ソフトのインストールのやり方が理解できなかったり、扱い方に自信がなかったりする人は専門の業者に依頼して対応してもらうアプローチがおすすめです。セキュリティ対策だけでなく、パソコンに関するトラブル全般の相談もできるでしょう。パソコン修理のプロである「ドクター・ホームネット」では、365日年中無休でサポートを行っており、アドウェアなどのマルウェア駆除にも対応しています。アカウント情報が流出したり、遠隔操作で乗っ取りにあったりする前に、おかしな動作を感じたらすぐに相談しましょう。

ウイルスが検出されました

ドクター・ホームネットはアドウェアを駆除するためのセキュリティソフトを適切に選択します。セキュリティソフトで検知できない場合は、手動で対処する場合もあるでしょう。どうしても削除ができないケースではパソコンの初期化も検討します。初期化といっても必要なデータを消さないようにバックアップしますので、安心してください。問題が解決したあとは、今後懸念されるウイルス感染やインターネットで発生しがちなリスクを減らすためのソフトを提案し、セキュリティ対策を高めます。OSやアプリケーションの脆弱性アップデートなどもその一環です。

ドクター・ホームネットでは依頼があった時点で、事前の見積もりを行います。対応が終わった後に、想定外の高額な料金を請求することはありません。事前見積もりの内容に納得をしてもらった時点で作業に入ります。トラブルが発生したときには気軽に相談してください。相談をした際、修理会社によっては専門用語で説明され、よくわからないことがあります。その点、ドクター・ホームネットならできる限り難しい用語は控え、パソコン初心者であっても理解できるような説明をモットーにしています。

アドウェアを駆除して安全にインターネットを楽しもう

アドウェアの意味、インストールの経路、駆除対策などを総合的に説明してきました。アドウェアの危険性を理解してもらえたでしょうか。フリーソフトは不用意にインストールせず、セキュリティ対策ソフトを必ず入れるのがポイントです。困ったときは専門業者に相談するのもよいでしょう。しっかりとした対策を用意し、安心してインターネットを楽しめるようにしてください。

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