macbookが固まる!考えられる原因と有効な対処法を徹底解説!

MacBookは高性能で、安定性も高いノートパソコンです。しかし、さまざまな要因によって突然動きが固まってしまったり、不安定な状態になったりすることもあります。そのような場合でもうまく対処するには、トラブル発生時に何ができるかを知っておくことが重要です。そこで、MacBookが固まってしまったときに役立つ対処法について詳しく解説します。

1.MacBookが固まるときに考えられる原因は?

MacBookで作業をしているときに、突然画面が止まり動作しなくなってしまう状態のことを「固まる」と表現します。MacBookが固まってしまう原因には、動作上何らかの負荷がかかっていることなどが考えられます。固まる症状が一時的な場合には「フリーズ」、継続的な場合には「ハングアップ」と呼ばれ、それぞれ対処法も異なるのが通常です。

フリーズは、何か重い処理を開始し急激な負荷の上昇があったときなどに起こります。例えば、データ量の多いファイルを短時間で処理しなければならないようなケースです。この場合は、その処理が完了すれば負荷が下がるので、特別な対処を行わなくてもそのまま待てば元の状態に戻ります。一方、ハングアップはいくら待っても元の状態には戻りません。アプリの操作中に突然発生することもあれば、MacBook本体をスリープから復帰させるときに起こることもあります。一度ハングアップすると、負荷が高いまま暴走したかのようになったり、マウスやキーボードからの入力を受け付けなくなったりといった状態が続くので、何らかの対処が必要です。

MacBookのフリーズやハングアップにはさまざまな症状があり、すべての状況において根本原因を特定することは容易ではありません。しかし、フリーズやハングアップが発生したときに試すことができる対処法がいくつかあるので、このあと紹介していきます。

固まったMacBook

2.まずやってみよう!再起動させる前に試したいこと

フリーズやハングアップが発生したときは、すぐにMacBookを再起動させたくなる人も多いでしょう。しかし、再起動を行うとその時点で保存できていなかったデータが失われてしまうかもしれません。そこで、再起動の前にまず試してみたい対処法を紹介します。

2-1.スリープ動作にして少し待つ

スリープとは、パソコンを使わないときに電源を切らないまま、少ない電力のみで待機させることです。すべてのアプリはスリープ開始時に待機状態になり、スリープ終了時に復帰するという動作をします。デフォルトの設定では、MacBookは本体のディスプレイを閉じるとスリープするようになっています。MacBookが固まってしまったときは、ディスプレイを閉じて数秒待ち、再び開いてみましょう。スリープから復帰するタイミングで、通常通りに動作するようになる場合があります。

トラックパッド(またはマウス)が動作している状態であれば、ディスプレイを閉じずにスリープさせることも可能です。その場合、画面左上のAppleメニューから「スリープ」を選択すればスリープ動作になります。

2-2.アプリを強制終了させてみる

MacBookでは、特定のアプリだけが固まることもあります。どのアプリが固まっているのかがわかっているときは、そのアプリだけを強制終了させることが可能です。強制終了後に同じアプリを再び開けば、ほとんどの場合は症状が解消されます。ただし、アプリの強制終了を行うとそのアプリで未保存のデータは失われてしまいます。できる限りデータを失わずに済むよう、まずは通常の終了方法から試してみましょう。

トラックパッドが操作可能なら、アプリが選ばれた状態でメニューから「終了」を実行します。または、Dockにある該当アプリのアイコンを右クリックし、「終了」を選ぶという方法もあります。トラックパッドが操作できない場合は、ショートカットキーを使うとよいでしょう。「command」キーを押しながら「tab」キーで終了させたいアプリを選びます。次に、「command」キーと「Q」キーを同時に押すと、アプリを終了させるコマンドになります。このとき、「command」キーから指を離す必要はありません。

通常の方法で終了できない場合は、アプリの強制終了を試してみましょう。Dockで該当アプリのアイコンを右クリックしたあと、「option」キーを押しながら「強制終了」を選びます。または、「option」キー、「command」キー、「esc」キーを同時に押して「アプリケーションの強制終了」画面を表示するという方法もあります。この画面では、アプリの一覧の中から強制終了させたいものを選ぶことが可能です。

3.それでも直らないときは強制的に再起動・終了させてみよう

スリープやアプリの強制終了を行っても症状が直らないときは、MacBookを再起動する必要があります。

3-1.強制再起動の方法

パソコンの再起動は、フリーズなどのトラブルを解消するために有効な手段です。複数の方法が用意されているのが一般的ですが、できる限り本体へのダメージが少ない手順から試していくのがよいでしょう。MacBookにも、強制的に再起動させるための特別なコマンドが用意されています。しかし、このコマンドをいきなり実行するのではなく、まずは通常の再起動から試しましょう。

通常の再起動は、Appleメニューから「再起動」を選択するだけです。電源ボタン(Touch IDセンサーは不可)を搭載したMacBookの場合は、「control」キーと電源ボタンを同時に押すと表示されるダイアログから再起動を行うこともできます。何も問題が発生していない場合は直ちに再起動の処理が始まりますが、フリーズによって負荷が高い状態になっていると、再起動にも時間がかかります。しばらく待っても再起動できない場合は、強制再起動を行いましょう。

強制再起動は「control」キーと「command」キー、電源ボタンを同時に押すことで実行できます。このコマンドは、「強制」といってもいきなり本体の電源を入れ直すわけではありません。未保存のデータがあってもすべてのアプリを終了させ、そのうえで再起動するという動作です。フリーズのしかたによっては、これでも再起動できない場合があります。しばらく待っても再起動できないようなら、次に説明する強制終了を行う必要があるでしょう。

3-2.強制終了の方法

強制再起動でも症状が直らない場合は、強制終了を行う必要があります。これはMacBookの電源を強制的に切るということなので、ほかの方法を試してもうまくいかない場合にだけ行うようにしましょう。ほとんどの場合、強制終了を行ったあとで再び電源を入れれば、MacBookが固まった状態は元に戻ります。

強制終了の手順は簡単で、電源ボタンを長押しするだけです。Touch IDセンサー非搭載のモデルでは1.5秒ほどでMacがスリープ状態になりますが、さらに長押しを続けます。電源が切れたら、指を離しましょう。すぐに電源を入れ直すとハードウェアに負担がかかることがあるので、再び電源を入れる前には少なくとも10秒ほど待つことをおすすめします。

3-3.強制再起動や強制終了するときの注意点

MacBookの強制再起動や強制終了を行うと、その時点で未保存のデータは消えてしまいます。失いたくないデータがあれば、可能な限りファイルに保存しておきましょう。また、強制終了では通常のシャットダウンを行わずに本体の電源を切るため、ハードディスクなどにダメージを与えてしまう恐れがあることにも留意が必要です。簡単にできるからといって強制終了を繰り返すと、より深刻な故障にもつながりかねません。MacBookが固まったときの対処は、できる限りアプリ単位の強制終了で行うようにし、電源ボタンの長押しは最終手段と考えましょう。

4.頻繁にMacBookが固まるときの対処法!

MacBookが頻繁に固まる状態になってしまった場合は、設定を変更したり、特定のデータをリセットしたりといった方法で修復できる場合もあるので紹介します。

4-1.Bluetoothを無効化する

Bluetoothがオンになっていると、MacBookの周囲にある対応機器が自動的に認識されるようになります。便利な機能ではありますが、機器同士の相性が負荷の増大やフリーズの原因になっているかもしれません。もし、Bluetoothを利用していないのであれば、無効に設定してしまうのもひとつの方法です。Appleメニューの「システム環境設定」から「Bluetooth」へ進めば、有効・無効の切り替えを行えます。

ただし、ワイヤレスのマウスなどを使用している場合は設定に注意しましょう。この場合、Bluetoothをオフにしてしまうとマウスもつながらなくなってしまいます。

4-2.スリープモードを解除する

MacBookを使おうとしてディスプレイを開くとフリーズしていることが多いという場合は、スリープ時の動作に問題があるのかもしれません。例えば、特定のアプリがスリープによる待機状態から復帰するタイミングでフリーズしているケースが考えられます。このような場合は、スリープを行わない設定に変更するという対策が考えられます。「システム環境設定」の「省エネルギー」で、どんな場合にスリープさせるかを選択可能です。

ただし、スリープの利点は最低限の電力のみでMacBookの状態を維持できる点にあります。スリープしない設定に変更すると、バッテリーの持続時間は通常よりも短くなります。

4-3.セーフモードで起動させる

特定のファイルが破損していることが原因で、繰り返しフリーズが発生するというケースもあります。この場合は、ハードディスクの修復を行うのが効果的です。修復には、MacBookに標準で付属している「ディスクユーティリティ」というアプリを使います。アプリを起動すると記憶装置の一覧が表示されるので、修復したいハードディスクを選んで「First Aid」ボタンを押しましょう。すると、ハードディスク内部の問題が検出され、自動的に修復されます。

ハードディスクの修復は、セーフモードで行うのがおすすめです。セーフモードでは必要最小限のファイルとシステム構成でMacBookを作動させるため、より広範囲の修復が可能になります。また、セーフモードにはシステム関連のキャッシュファイルを削除する効果もあり、これらがフリーズの原因となっていた場合には問題が解消するかもしれません。セーフモードにするには、MacBookを一旦シャットダウンし、再び電源を入れてすぐに「shift」キーを押したままにします。

4-4.SMCコントローラーをリセットしてみる

SMC(システム管理コントローラ)とは、MacBookの内部でバッテリーの制御や冷却ファンによる熱管理などを受け持っている部品のことです。SMCに異常があるとフリーズが発生しやすくなり、リセットを行うことで問題が解消できる場合があります。ただし、SMCのリセットが推奨されるのは、アプリの強制終了やスリープ、システム終了や再起動を試しても問題が解消しない場合に限られます。

SMCのリセットは、モデルごとに決められた手順で行わなければなりません。最も手順がシンプルなのは2018年以降に発売された、Apple T2セキュリティチップ搭載のMacBookです。これらのモデルでは、電源が入っていない状態で電源ボタンを10秒間長押しし、指を離して数秒間待つだけです。もう一度電源ボタンを押すと、SMCがリセットされた状態で起動できます。

4-5.PRAMをクリアにする

PRAM(パラメータRAM)とは、MacBookの内部で音量や画面解像度などのごく基本的な情報が保存されている小さなメモリのことです。PRAMに保存されたデータが破損するとフリーズが発生しやすくなり、データのクリアによって問題を解消できる場合があります。PRAMをクリアするには、MacBookを一旦シャットダウンし、再び電源を入れてすぐに「option」、「command」、「P」、「R」の4つのキーを押したままにして20秒ほど待ちます。Apple T2セキュリティチップを搭載したモデルの場合は、2回目に表示されたAppleのロゴが消えた段階で指を離して構いません。起動音が鳴るモデルの場合は、2度目の起動音が聞こえたら指を離します。

なお、現行のMacBookではPRAMはNVRAMという新しい部品に置き換えられています。そのため、「PRAMをクリアする」というのは厳密な表現ではありませんが、どちらも似たような役割をもつ部品であり、クリア方法も同じです。

4-6.OSを再インストールしてHDDを初期化する

MacBookが固まる原因として、アプリ単位ではなくシステムに問題があることが疑われるときは、OSを再インストールすることで問題が解消する可能性があります。OSの再インストールは、MacBookに内蔵されている復元用ディスクから行います。MacBookを一旦シャットダウンし、再び電源を入れてすぐに「command」キーと「R」キーを押したままにしましょう。すると、復元用ディスクから再インストール用のシステムが起動し、「ユーティリティ」ウインドウが開きます。ここで「macOSを再インストール」を選べば、既存のデータを残したままOSを再インストールできます。

OSの再インストールは、ハードディスクを初期化したうえで行うことも可能です。この場合は、「ユーティリティ」ウインドウで「ディスクユーティリティ」を選び、インストール先のハードディスクを削除してから再インストールを実行します。ただし、ハードディスクを初期化すると、これまでに保存したファイルはすべて消えてしまうため注意が必要です。残しておきたいファイルは、あらかじめバックアップしておかなければなりません。

4-7.メモリを交換してみる

メモリの物理的な破損が原因でフリーズが発生するケースもあります。この場合は、メモリを交換することで問題が解消すると考えられます。しかし、メモリは高価な部品なので、本当にメモリが破損しているのかどうかを事前に検査したいところでしょう。また、交換作業には本体の分解が必要な場合があるうえ、静電気などによって新たな故障を起こしてしまうリスクもあります。これらを自己責任で行うのは簡単なことではないため、不安に感じるようならプロの業者に依頼するほうがよいでしょう。

不安があるならプロにお任せ!便利な出張修理を予約してみよう

MacBookが固まってしまったときには、自分でも試せる対処法があります。しかし、原因を特定して最適な対応を行うことは決して簡単ではありません。自分だけで行う作業に不安を感じるときは、パソコン修理のプロに依頼しましょう。「ドクター・ホームネット」なら、年中無休で土日祝日も対応可能です。確かな知識と技術をもったスタッフによる出張サポートの予約もできるので、相談してみてはいかがでしょうか。

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