突然動かなくなった!ThinkPadが起動しないときの原因と対処法

突然動かなくなった!ThinkPadが起動しないときの原因と対処法

Lenovoが生産し販売しているThinkPadは、国内でも一定のシェアを持っているノートパソコンです。日常やビジネスで使用している人は多いでしょう。しかし、ThinkPadが突然起動しなくなったらどうしますか。故障の場合でも自分で修復できる可能性もあります。この記事で紹介する修復方法を試してみてください。

ThinkPadが起動しない原因と対処法一覧

ThinkPadが起動しない状況はさまざまですが、基本的には一般のノートパソコンが起動しない場合と同じです。ここでは、主なトラブルの状況と、その原因や対応方法について説明します。

電源が入らない

電源が入らない状況というのは、電源ボタンを押しても動く気配がない場合や、インジケーターランプが点灯しない、もしくは点灯してもすぐ消える場合などが該当します。以下の方法で起動できる場合があるので試してみましょう。

・周辺機器を外して起動
メモリーやカード、各種アダプター、接続している周辺機器はすべて外します。バッテリーもいったん取り外します。再度バッテリーを装着してACアダプターを直接壁のコンセントにさして電源を入れます。この方法でうまく起動できることがあります。

・バッテリーを外して起動
バッテリーを外して、ACアダプターのみを取り付けた状態で、電源を入れると起動するかどうかを試してみます。この方法で起動できる場合はバッテリーの不具合が原因です。フルに充電して使い切る充放電を複数回行ったり、機種によってはバッテリーのリフレッシュ機能を実行したりすると、改善されることがあります。

上記の対応をしても電源が入らない場合は、ハードウエアが故障している可能性があるので、修理に出した方が良いでしょう。

PCトラブルでお手上げ状態

電源は入るが画面に何も映らない

電源は入るけれど、画面に何も映らない状況では、Windowsの設定や周辺機器の影響など、さまざまな原因が考えられます。前述した「電源が入らない」場合の対応で解決することもあるので、ひと通り実行してみてください。それでも解決しない場合は以下の方法も試してみましょう。

・ディスプレイを切り替える
ディスプレイの表示設定が、外部ディスプレイに表示するようになっていると、ThinkPadのディスプレイには何も映りません。この場合はキーボードの「Windows」+「P」キーを同時に押して、ディスプレイを切り替えると表示されるようになります。

・外部ディスプレイへ接続する
ノートパソコンの外部接続端子を利用して、別のディスプレイやテレビなどに接続してみるのも有効です。この方法で画面が映った場合は、液晶部分が故障している可能性が高くなります。

・バッテリーを放電する
長時間使用していない場合はバッテリーや電源ユニットの劣化で起動しないことがあります。一度バッテリーを外してから、数分間そのまま放置して放電させてから取り付けると、正常に起動できる場合があります。

メーカーロゴの表示から画面が変わらない

電源を入れた後、Lenovoのロゴが表示されたまま、画面が切り替わらないという状況もあります。この場合、ハードディスクの故障や基本ソフト(OS)の不具合が原因と考えられます。Windowsのバージョンをアップデートしたときに発生するケースもあります。

・増設した周辺機器の影響?
増設した周辺機器が影響していることもあるので、いったん周辺機器をすべて外してから、起動できるかどうかを試してみます。これで起動できれば周辺機器の問題です。いったん電源を落としてから、ひとつずつ周辺機器を接続して起動確認をしていくと、影響を及ぼしている機器を特定できます。

・常駐プログラムが原因?
常駐プログラムの不具合が原因でWindowsが起動できない場合もあります。常駐プログラムはWindowsシステム起動時に同時に実行されるプログラムで、周辺機器を制御するドライバーや、セキュリティー対策ソフトなどが含まれます。新しいドライバーがインストールされたときや、自動アップデートで問題が発生するケースがあります。この場合は、後述する「セーフモード」で起動させてから、不具合のあるソフトを特定して削除すると問題を解消できます。

PCホスピタルはThinkPadが起動しない・電源が入らないトラブルのサポートが可能です
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修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約14万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 起動しないパソコンの修理 22,000円~ + 基本料金 8,800円~11,000円
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黒い画面に白い文字が表示されている

Lenovoのロゴが表示された後に、黒い画面に白い文字が表示されたまま、先へ進まないパターンは複数あります。以下のような原因が考えられます。

・内蔵電池やハードディスクの消耗
内蔵電池やハードディスクが消耗していると、画面に英語で「Press F1 to Resume」や「Strike the F1 Key to continue」と表示されることがあります。この状態は起動を一時停止しているだけなので、メッセージに従い「F1」キーを押すことで、問題なく起動できるケースが多いです。ただし、内蔵電池やハードディスクに問題がある可能性があるので、早めに交換を検討したほうが良いでしょう。たびたび発生するようなら危険信号です。すぐに重要なデータをバックアップしておきましょう。

・Windowsシステムファイルの破損
Windowsが起動するのに必要なシステムファイルが破損していた場合に「Windows エラー回復処理」と表示される場合があります。この場合は「Windowsを通常起動する」や「前回起動時の構成」を選ぶと起動するケースも多いです。機械的な故障が発生していることもあるので、頻繁に発生する場合はメーカーやパソコン専門業者に見てもらうのも良いでしょう。

エラー処理を行っている

画面上でエラー処理を行っている旨の文字が次々と表示される場合があります。この場合、何らかのトラブルが原因でパソコンがエラー処理(自己修復)を行っている可能性が高いです。エラー処理が無事に完了すれば起動する可能性が高いので、しばらく触れずに放置しておきます。修復が終了するまでには数時間かかることもあります。バッテリーだけで動作している場合は、ACアダプターを接続しておきましょう。

エラー処理が途中で止まる場合や、長時間経過しても起動しない場合は、いったん電源を落として再起動してみます。それでも起動できない場合は、ハードディスクやメモリーなどが故障している可能性が高いので、修理を検討してください。

ブルースクリーンが表示される

ブルースクリーンとは、画面が真っ青になり、白い文字でエラーコードなどが表示されたまま動かない状態のことです。電源を入れた後でWindowsの起動中に発生することもあれば、Windowsの起動後にパソコンを使っている最中に発生することもあります。原因はシステムファイルやソフトウェア、メモリーやハードディスクのトラブルのほか、ドライバーとの相性問題などさまざまです。

後述する「システムの復元」や「再セットアップ」によって、ほとんどの場合は修復可能です。ただし、再セットアップをする場合は、パソコンは工場出荷時の状態に戻るため、自分で作成したデータやダウンロードしたデータはすべて失われてしまいます。データのバックアップを保存していなくて、重要なデータを失いたくない場合は、パソコンの修理業者へ一度相談することをおすすめします。

ピープ音がする

電源を入れた後にビープ音と呼ばれる電子音が鳴り響き、正常に起動しないことがあります。このビープ音はハードウエアの異常などを知らせる警告音です。ビープ音の鳴り方には意味があり、音の長さ(短いか長いか)や回数によって、故障箇所や不具合の原因を知らせるようになっています。具体的なビープ音のパターンと障害の内容はLenovoのサポートページで確認できます。ビープ音が鳴ったときの音のパターンから不具合の原因を調べることができます。

原因となるものには、BIOS、メモリー、ハードディスク、システムボード、液晶表示装置(LCD)などの障害があります。BIOSは初期化することで、メモリーは抜き差しや交換することで解決できる可能性が高いですが、その他のハードウエアが原因の場合は、対処が難しいのでメーカーやパソコンの修理業者へ相談したほうが良いでしょう。

PCの不具合

ThinkPadの不具合に効果が高い方法

ここまで紹介した方法で起動できなかった場合は、順番に試してみましょう。

セーフモードの実行

セーフモードとはWindowsに組み込まれている機能で、システムを最小限の構成で立ち上げることで、トラブル解決に利用できる起動モードです。周辺機器や常駐プログラムが原因の場合は、セーフモードで起動できる可能性があるので試してみましょう。セーフモードの起動方法は、Windowsの種類によって異なります。Lenovoのサポートページにも起動方法が掲載されています。一般的にセーフモードの起動が成功すれば、Windowsシステムを修復できる可能性が高くなり、大事なデータを救出することも可能です。セーフモードでは必要最低限の機能だけでWindowsが立ち上がりますが、通常の操作と同じように作業ができます。

セーフモードで起動後、不具合の原因と思われるプログラムやドライバーが見つかった場合は、それを削除することで、問題を解決できる場合があります。また、コンピューターウイルスが不具合を起こしていることもあるので、セーフモード上でウイルス対策ソフトを最新版にアップデートし、ウイルスチェックも実施しておくと良いでしょう。問題の原因が特定できない場合は、コントロールパネルから後述する「システムの復元」を実行することで、正常に動作していた時点まで戻すことも可能です。

スタートアップ修復の実行

スタートアップ修復は、Windowsが起動するために必要なファイルが欠落していたり、破損していたりする場合に、問題のある部分を自動的に見つけて修復する機能です。比較的に簡単な操作で実行することができ、修復に成功すればWindowsが自動的に立ち上がります。実行方法はWindowsの種類によって異なります。不明な場合はLenovoのサポートページで確認できます。なお、Windows10の場合はOSの起動に2回失敗すると、自動でスタートアップ修復を実行してくれます。また、非推奨ではあるものの、意図的に強制終了を2回繰り返すことで、自動的にスタートアップ修復を実行させることもできます。

システムの復元

システムの復元とはWindowsに搭載されている修復機能です。システムの復元を実行すると、Windowsシステムを、あらかじめ作成された復元ポイントの状態に戻せるので、そのときの状態で正常に起動することができます。復元ポイントは自動で生成されるほか、手動で作成することも可能です。復元されるのはWindowsのシステムファイルなので、自分で作成したデータへの影響はありません。

実行方法はWindowsの種類によって異なります。Windows10の場合は初期設定でシステムの復元が無効となっている機種があるので、あらかじめ有効にしておくことが必要です。また、セーフモードの状態からの実行も可能です。ただし、システムの復元を実行すると、ハードディスク内の情報の整合性に問題が発生し、システムが不安定になることもあります。可能ならバックアップを取った状態で実行するのが望ましいです。

再セットアップ

パソコントラブルが解決

再セットアップとは初期化やリカバリーとも呼ばれ、実行するとパソコンを工場出荷時の状態に戻すことができます。再セットアップが成功すれば、購入したときと同じようにパソコンを使用できるようになります。

ただし、再セットアップを行うと、自分で作成したデータやダウンロードしたデータ、インターネットやメールの接続情報、ブラウザの保存されていたブックマークやアカウント情報など、後から追加されたデータやソフトはすべて失われてしまいます。したがって、他の方法をすべて実行しても起動できなかった場合に行う最後の手段です。再セットアップを行う前に、他に方法はないのか、Lenovoのサポートページでよく確認してください。

再セットアップの方法は機種により異なりますので、ThinkPadの製品マニュアルか、Lenovoのサポートページで確認してください。パソコン専門業者なら、再セットアップをせずに修復できる可能性もありますので、重要なデータを失いたくない場合には相談してみると良いでしょう。

修理をプロに任せるのも一つの対処法

記載の対処法でThinkpadの不具合が改善しない場合、CPUファンやメモリー等のパーツの故障やOSの不具合など様々な原因が組み合わさっている可能性もあります。

CPUファンやメモリー等のパーツを交換すればThinkpadの不具合が改善できるかもしれませんが、失敗すれば修復不可能な状態に陥ってしまうことも考えられます。

自力の改善が難しいとお考えの場合はThinkpadやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。起動しないトラブルの修理実績もご確認いただけます。

PCホスピタルはThinkPadが起動しない・電源が入らないトラブルのサポートが可能です

ThinkPadが起動しなくなる原因はさまざまです。この記事で紹介した内容をもとに、状況を確認しながら、焦らずに、ひとつずつ改善方法を試してみましょう。なお、再セットアップのようにデータが失われてしまうケースもあり、メーカー修理もすぐに対応してくれるとは限りません。「PCホスピタル」なら最短で当日対応、データ復旧などにも誠実に対応しています。パソコントラブルの際には、ぜひご検討ください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約14万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 起動しないパソコンの修理 22,000円~ + 基本料金 8,800円~11,000円
PCホスピタルのThinkpad修理サポートについて詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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