hp(ヒューレットパッカード)のパソコンが起動しないときは?症状別の対処方法を紹介!

起動しないパソコンの原因と解決策

パソコンが突然起動しなくなると「パソコンが壊れた」とあわててしまう人も多いのではないでしょうか。パソコンが起動しなくなる原因にはハードウエアの故障や、インストールしたプログラムの不具合などさまざまな原因があります。しかし、初心者でも簡単に直せるレベルのトラブルであることも多いものです。メーカーのサポートサイトや当ページで紹介する対処方法を試してみることをおすすめします。

1.パソコンが起動しない症状は以下の3つの状態に分かれる

一口にパソコンが起動しないといっても、原因によってその症状に違いがあり、対処方法も異なってきます。まずは、パソコンが起動しない場合の主な症状について、3つの段階に分けて説明します。

1-1.hp(ヒューレットパッカード)のパソコンの電源が入らない

1つ目の段階はそもそも、パソコン自体の電源が入らないという状態です。以下のような症状があります。
・パソコンの電源を押しても何の応答もない
・パソコンの電源ランプは点灯するがモニターに何も映らない

この場合、パソコンやモニターが故障しているケースもありますが、電源ケーブルやモニターケーブルの接続不良といった原因も良くあります。パソコンやモニターを少し移動しただけで、接続がゆるんでしまうことがあるのです。ケーブルの接続不良は一見しただけではわかりにくいので、以下の点を確認することで簡単に解決する場合があります。
・ コンセントに電気が通じていること
・ パソコンの電源ケーブルが適切に接続されていること(パソコン側とコンセント側)

1-2.黒や青の画面でエラーメッセージが表示されている

2つ目の段階はパソコンの電源は入るけれど、Windowsが起動する前に停止してしまう状態です。以下のような症状があります。
・パソコンの画面がブルースクリーン(または、ブラックスクリーン)になる
・エラーメッセージが表示されたまま動かない
・hpロゴまたは、Compaqロゴのまま進まない

ブルースクリーンは画面が真っ青になり、メッセージが表示されたまま動かない状態のことを指します。ブラックスクリーンは真っ黒で何も表示されていない画面のことです。このように、Windowsの起動まで進まない場合は、ハードディスクや周辺機器などのハードウエアにトラブルが発生している可能性があります。後述するハードリセットを行うことで解決する場合があります。

1-3.Windows10が起動できない

3つ目の段階はWindows起動中に停止してしまう状態です。以下のような症状があります。
・Windowsが読み込まれる途中で、エラーメッセージが表示される
・Windowsを読み込んでいるが、いつまでたっても起動しない
ブルースクリーンで「自動修復を準備しています」というメッセージが表示された後に「Windowsが正しく読み込まれませんでした」と表示されるケースもあります。

この場合、Windowsシステムに何かしらの問題(システムファイルの破損など)が発生している状況です。ソフトウエアのトラブルが原因の場合が多いですが、ハードディスクなどの故障が原因の場合もあります。原因がソフトウエアであれば、Windows10の修復機能を利用して回復できる可能性があります。

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2.hp(ヒューレットパッカード)のパソコンが正常に起動できないときの対処法

次に、hpのパソコンの電源が入らないときや、ブルースクリーンやブラックスクリーンでエラーが出るときの対処法について説明します。前述したパソコンが起動しない状態の1つ目と2つ目の対処方法を次にご紹介します。

パソコンの不具合箇所を特定

3.パソコンから周辺機器を取り外す

パソコンの電源が入らないときや、Windowsの起動まで進まない場合は、周辺機器のトラブルの可能性が高いです。以下の方法で周辺機器の問題なのか、そうであれば、どの周辺機器が問題なのかを特定していきましょう。パソコン本体にトラブルが生じた際の基本的な手順となります。

3-1.周辺機器をすべて取り外す

パソコンに電源が入っている場合はOFFにします。プリンター、外部モニター、LANケーブル、外付けHDD、USBメモリー、SDカードなど、パソコンに接続しているデバイスを全て外します。デスクトップパソコンの場合はキーボードやマウスも外します。ノートブックパソコンの場合は、ポートリプリケーターやドッキングステーションなどのすべての周辺機器を取り外します。

3-2.基本構成だけで起動するか?

すべての周辺機器を取り外し、基本構成だけにしてからパソコンの電源を入れます。その際には画面に表示されるメッセージに注意しましょう。周辺機器を外す前と表示されるメッセージに変化があれば、起動できなくても問題を解決できるヒントになります。基本構成だけで起動することができれば、周辺機器が原因であることがわかります。

3-3.問題のある周辺機器を特定する

基本構成だけで起動できれば、次は問題のある周辺機器を特定する作業を行います。その方法は、いったんパソコンの電源を落として、周辺機器を1つずつ接続して、パソコンが起動できるかどうかを試していきます。この作業を繰り返すことで、どのデバイスが不具合を引き起こしていたかを特定することができます。基本構成だけで起動できない場合は、次に説明するハードリセットを試してください。

4.ハードリセットを実行する(オールインワンとデスクトップ)

パソコンが起動しない場合や他のトラブルの多くは、本体内部に帯電した電気を放電することで解決することがあります。これをハードリセットと呼びます。ハードリセットを実行することで、電源回りのトラブルや周辺機器との接続の不具合を解消できる場合があります。デスクトップパソコンや、オールインワン(一体型)パソコンのハードリセットの手順を以下に説明します。

4-1.ハードリセットの手順

1. パソコンの電源を落とします。
2.背面から電源コードを取り外し、他の周辺機器もすべて取り外します。
3.電源ボタンを10秒押し続けてから放します。電源ランプが少し点灯してから消えることがあります。
4.背面の電源コードを接続し直し、パソコン本体の電源を入れます。

以上でハードリセットが行われます。これでも起動できない場合(Windows10の起動画面まで進まない場合)は、パソコンのハードウエア自体の故障が原因の可能性が高くなります。メーカーサポートやパソコン修理業者へ相談してください。

5.電源リセットを実行する (ノートブック)

ノートブックパソコンの場合は以下の方法で電源リセットを行うと、起動できないという問題が解消できる場合があります。

5-1.電源リセットの手順

1.ノートブックパソコンの電源を落とします。
2.周辺機器をすべて取り外し、ACアダプターもパソコンから抜きます。
3.バッテリーが外せる機種はバッテリーを外します。
4.電源ボタンを15秒押し続けると電源リセットが完了します。バッテリーを外した場合は元通りに取り付けます。なお、hpのノートブックパソコンは機種により電源のリセット方法が異なるので注意が必要です。電源ボタンとビートボタンを押すもの、電源ボタンとミュートボタンを押すものなど、それぞれの機種により操作が変わるためマニュアルを参照するか、hp公式サイトで確認してください。

5-2.電源リセット後の手順

次に、電源リセット完了後に起動できるか確認します。
1.ACアダプターのみ接続しパソコンの電源を入れます。
2.スタートアップメニューが表示される場合は「Windows を通常起動する」を選択して「Enter」を押します。
3.すべての周辺機器を接続し、Windows Updateとhp Support Assistantを実行します。
4.周辺機器のすべてのドライバーを最新バージョンに更新します。

ノートブックパソコンの電源リセットを行っても解決しない場合は、ノートブックパソコンの故障の可能性があります。メーカーサポートやパソコン修理業者へ相談してみてください。

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6.Windows10が起動できないときの修復方法

最後に、電源は入るけれど、Windows10が起動できないときの対処方法について説明します。この場合はハードウエアの故障ではなく、何らかの原因でWindowsシステムが壊れてしまったか、不具合のあるプログラムがインストールされた可能性があります。修復するには、システムファイルの修復や、システムの復元が必要になります。いくつかの修復方法がありますが、以下に説明する順番に行うと良いでしょう。

6-1.Windows10の自動修復機能を利用する

Windows10にはシステムが正常に起動できないときに、自動的にシステムを修復する機能が搭載されています。システムの起動に必要なファイルが破損したり、不足していたりする場合に、問題を修正することができます。自動修復機能は以下の手順で実行されます。

1.Windowsが起動できないときに「自動修復を準備しています」というメッセージが表示された後に、自動修復が実行されます。
2. 自動修復には時間がかかる場合があるので、バッテリーを利用している場合には、ACアダプターを接続する必要があります。
3.自動修復が成功すると、Windows10が自動的に立ち上がります。自動修復をしても起動できない場合には、次に説明する手動修復を行います。

6-2.自動修復機能で修復に失敗したときは?

Windows10の自動修復が失敗した場合は、トラブルの症状に合わせて、手動で修復を試みることが可能です。手動といっても軽微なトラブルの場合は、数ステップで直せる場合もあります。手動修復はトラブルシューティングの詳細オプション画面から実行します。

1.自動修復ができない場合に「Windowsが正しく読み込まれませんでした」または「PCが正常に起動しませんでした」というメッセージが表示されます。
2.上記の画面にて「詳しい修復オプションを表示する」または「詳細オプション」をクリックします。
3.オプションの選択の画面になったら「トラブルシューティング」を選択します。
4.トラブルシューティング画面にて「詳細オプション」をクリックします。
5.詳細オプションの画面では、いくつかの修復メニューが表示されるので、以降に説明する順番で修復を試みます。

6-3.スタートアップ修復

自動修復に失敗した後の一般的な流れは、スタートアップ修復を試してみることです。スタートアップ修復は、Windows10が起動する際に必要なファイルの問題を発見し修復する機能です。一番簡単で手軽にできる修復方法です。以下の手順で実行します。

1.トラブルシューティングの詳細オプション画面から「スタートアップ修復」を選択します。
2.複数アカウントがある場合は、実行するアカウントを選び、パスワードを入力して「続行」ボタンをクリックします。
3.スタートアップ修復が実行されます。

修復が成功すればWindows10が自動的に起動しますが、失敗した場合は「スタートアップ修復でPCを修復できませんでした」といったメッセージが表示されます。その場合は次の方法を試してください。

6-4.セーフモード

スタートアップ修復を実行しても、Windows10が起動できないときはセーフモードで起動できるか試してみましょう。セーフモードは最小限のシステム構成でWindowsシステムを立ち上げる機能です。各種ドライバーやネットワーク機能、または、Windows10の起動時に実行されるプログラムに問題がある場合、セーフモードで起動できる可能性があります。

1.トラブルシューティングの詳細オプション画面から「スタートアップ設定」を選択します。
2.スタートアップ設定画面から「再起動」ボタンをクリックします。
3.「オプションを選択するには、番号を押してください」というメッセージが表示されたら、「4」または「F4」キーを押して「セーフモードを有効にする」を選択します。
4.ここまでの操作で、セーフモードの起動が実行されます。
5.しばらくして画面の四隅に「セーフモード」と表示されたWindows10が起動すればセーフモードの起動は成功です。

セーフモードで起動できれば、そのまま修復できる可能性が高くなります。 画面左下のWindowsアイコンを右クリックし「シャットダウンまたはサインアウト」メニューの中から「再起動」をクリックします。これで、正常にWindows10が起動できれば修復成功です。

6-5.システムファイルチェッカーツール

コマンドプロンプトから実行できる「システムファイルチェッカーツール(sfc.exe)」を利用して、システムファイルの修復を試みることも可能です。このツールでは、すべてのシステムファイルがチェックされ、破損しているファイルがあれば修復することができます。以下の手順で実行します。

1.トラブルシューティングの詳細オプション画面から「コマンドプロンプト」を選択します。
2.黒い画面に白文字が並ぶコマンドプロンプト画面が起動されます。
3.コマンドプロンプト画面のカーソルの位置で「sfc /scannow」と入力し「Enter」キーを押します。
4.システムファイルのスキャンが開始されます。破損ファイルが見つかれば自動で修復してくれるので終了するまで待ちます。
5.「検証が100%完了しました」というメッセージが表示されたら終了です。
6.コマンドプロンプト画面を終了するには「exit」と入力し「Enter」キーを押します。

ただし、この方法はいつもの見慣れた画面とは違い、コマンドを入力する必要があるので、初心者には難易度が高いと感じるかもしれません。

6-6.システムの復元

システムの復元とは、パソコンを正常に起動できていたときの状態に戻せる機能です。過去にさかのぼり、復元ポイントを選択することができます。復元ポイントはパソコンに不具合があったときに元の状態に復元できるように自動で作成されるものです。作成されるタイミングは「Windows Update」や新しいアプリやドライバーをインストールしたときなどです。手動で復元ポイントを作成することも可能です。

注意する点は、システムの復元によって、自分で作成した文書ファイルや画像ファイルなどは影響を受けませんが、復元ポイントの作成後にインストールされたアプリや、ドライバー、更新プログラムは失われてしまうことです。システム復元の操作手順を以下に説明します。

1.トラブルシューティングの詳細オプション画面から「システムの復元」を選択します。
2.システムファイルと設定の復元画面で「次へ」ボタンをクリックします。
3.システムの復元画面が表示されるので、復元ポイントの一覧から復元したいポイントを選択し「次へ」ボタンをクリックします。復元ポイントには日付と時刻が記載されているので、直近の復元ポイントから実行すると良いでしょう。
4.復元ポイントの確認画面が表示されます。 選択した復元ポイントでシステムを復元した場合に、削除されるプログラムを確認するには「影響をうけるプログラムの検出」をクリックします。削除されるプログラムの一覧が表示されるので、確認したら「閉じる」ボタンをクリックします。
5.復元ポイントの確認画面で「完了」ボタンをクリックすると、実行開始の確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックするとシステムの復元が実行されます。
6.システムの復元が完了すると、選択した復元ポイントでWindows10が再起動します。

ヒューレットパッカードのパソコン不具合を解消

hpのパソコンが起動しないときはプロに相談を!

hpのパソコンが起動しないときは、個人でさまざまな対処方法を試せることを紹介しました。しかし、初心者にはハードルが高いと感じる部分もあります。対処の仕方が悪いとさらに状態を悪化させることにもなりかねませんし、さらに修理費用が高額になるかもしれません。そのようなときは手に負えなくなる前にドクター・ホームネットに相談するのがおすすめです。

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