DELLのパソコンが起動しない!?問題解決のための手順とは

DELLのパソコンが起動しない原因

DELLのパソコンが急に起動できなくなると、慌てて困るのではないでしょうか。意外と簡単なことが原因でパソコンが起動できないケースも少なくありません。DELLのパソコンが起動できなくなったときに自宅でできる主な対処法をいくつか紹介します。対処法を見て「これなら自分でも間単に確認できそう」と思ったものをさっそく試してみてください。

1.DELLのパソコンの電源が入らないときに試すべきこと

DELLのパソコンの電源を入れても「画面が真っ暗なまま」「電源LEDがつかない」など、パソコンが起動できないときにまず試したいことが4つあります。順を追って説明するので、1つひとつチェックしてみてください。

PCの電源が入らない場合のチェックポイント4点!

1-1.電源LEDを確認する

デスクトップパソコンで電源ケーブルを抜き差しして、電源LEDが点灯しないときは、電源装置の自己診断を行いましょう。DELLのデスクトップパソコンは、一部の機種にPSU BIST(内蔵セルフテスト)と呼ばれる電源装置の動作を診断する機能が搭載されています。PSU BISTボタンは、パソコン背面の電源ケーブル挿入口の近くにあります。電源を落とした状態で、通電しているコンセントに電源ケーブルを差しこんでみてください。その状態で、PSU BISTボタンを押しましょう。PSU BISTボタンを押している間に、電源LEDは緑色に点灯します。ファンが搭載されている機種は、PSU BISTボタンを押すとファンが回転するか確認してみてください。

電源LEDが緑色に点灯してファンが回転すれば電源装置は正常に動作しています。別のコンセントに電源ケーブルを差しなおして電源が入るか確認しましょう。正常に電源が入ってパソコンが起動する場合は、そのまま使って問題ありません。電源ボタンを押しても電源LEDがオレンジ色に点灯や点滅してWindowsが起動しない場合は、パソコン内部の部品が壊れているかもしれません。その場合、専門の修理業者に依頼してみてください。

1-2.電源ケーブルを確認する

電源ケーブルやバッテリーの抜き差しなど行っても電源がつかない場合は、電源ケーブルが壊れていないか確認します。ピンの折れ曲がりやケーブルの被膜が破れていないかチェックしましょう。予備の電源ケーブルを持っている人は、電源ケーブルを交換してパソコンの電源が入るか確認します。予備の電源ケーブルがない、電源ケーブルを交換しても電源がつかない場合は、パソコンが電源ケーブルを認識しているか確認してください。電源コンセントとパソコン本体に電源ケーブルを差した状態で、電源ボタンを押してDELLのロゴが画面に表示される前にF2ボタンを連打しましょう。そうするとBIOSと呼ばれるハードウェアを制御する基本ソフトウェアが起動します。

1-3.パソコンの放電作業を行う

パソコンを頻繁に使う人は、電源をつけたままの状態にしていませんか。パソコンは長時間電源をつけたままの状態だと、内部の回路や部品に電力がたまります。内部の部品に電力が溜まると「電源がつかない」「マウスが反応しない」など、パソコンの動作が不安定になりがちです。パソコンの電源をずっとつけたままの状態にしている人は、内部にたまった電力をパソコンの外部に放出する放電を試してみてください。

1-4.DELLのパソコンの放電方法

DELLのパソコンを放電するときは、パソコン本体の電源を完全に落とします。その後、パソコン本体に接続した電源ケーブルをはじめとする周辺機器をすべて取り外しましょう。ノートパソコンでバッテリーが取り外しできる機種は、バッテリーも取り外します。本体に挿入されているCDやDVD、USBメモリ、SDカードなどメディアもすべて取り外してください。その状態で電源ボタンを15~20秒ほど押し続けて、パソコン内部にたまった電力を放電します。バッテリー内蔵型のノートパソコンを持っている人は、放電後に裏面のリセットボタンを押しましょう。その後、電源ケーブルをパソコン本体につないで、電源ボタンを押してパソコンが起動するか確認してみてください。放電しても電源が入らない場合は、DELLのパソコンに搭載されている自己診断プログラムを試してみましょう。

2.DELLのパソコンの自己診断プログラムを実行する

DELLのパソコンが起動しないときは、パソコンに搭載されている自己診断プログラムを試すのも1つの手段です。パソコンが正常に動作しないときに使うDELLの自己診断プログラムを紹介します。

DELLパソコンに内蔵されている自己診断プログラムとは?

DELLのデスクトップパソコンやノートパソコン、Windowsのタブレットには、「ハードウェアDiagnostics」と呼ばれる自己診断プログラムが搭載されています。このプログラムは、パソコンが動作しない原因を特定して、診断テスト実行後に表示されたエラーコードと問題解決策を提示してくれる便利な機能です。パソコン使用中に、自分でトラブルを解決したいときに役立つことでしょう。パソコン内部に搭載された内蔵診断とDELLの公式ホームページからアクセスするオンライン診断の両方が利用できます。トラブルの状況に応じて使い分けてみてください。

3.通電が確認できないときの症状と原因は?

電源ボタンを押しても反応しないときは、パソコンに電気が通っていないかもしれません。具体的には電源LEDがすべてつかない、画面が黒いまま、ファンが回転しないときは、パソコンに電気が通っていないまたは正しく配電されていないことがわかります。自己診断テストを行って「No Power」と表示されたときは電源ユニットが故障している可能性が高いでしょう。また、電源LEDがオレンジ色に点滅しているときは、電源ユニットやマザーボード、メモリなど内部の部品の故障が原因で通電できないと判断できます。パソコン内部にたまったホコリが原因で通電できないこともよくあるパソコントラブルです。

4.DELLパソコンが通電できないときの対処法は

パソコンが通電できないときの対処法

DELLパソコンが通電できないときは、筐体を開けて電源ユニットにたまったホコリを取りのぞきましょう。同じDELLパソコンでも筐体の取り外し方は機種ごとに異なります。作業前に必ずマニュアルを見て筐体を外すようにしてください。電源ユニットの掃除には、エアダスターや軍手、掃除機、ドライバーなどを用意しておくと作業がスムーズです。筐体を開けて電源ユニットのホコリを取り除いたら、先ほど説明した放電の手順を参考にして、約5分放電してみましょう。その後、電源を入れてパソコンが起動するか試してみてください。パソコンが起動しない場合は、電源ユニットが故障しているかもしれません。一度、DELLのサポートセンターかパソコンの修理業者に依頼して、電源ユニットを交換する必要があります。

マザーボードの故障が原因で電源が入らないときは、マザーボードを交換しなければなりません。パソコンの知識がない人にとってマザーボードの交換作業は難易度が高いので、メーカーや修理業者に依頼することをおすすめします。ただし、メーカーに依頼すると修理費が高額になるので、事前に見積もりをもらうとよいでしょう。内蔵メモリの故障による電源トラブルは、メモリ周辺の汚れを取りのぞいて、数回抜き差しして接触不良でないか確認したうえで、電源を入れます。それでも復旧しない場合は、メモリを交換しなければなりません。

パソコンに搭載されたファンは、パソコンにたまった熱を放出するための冷却機能です。ファンにホコリがたまると静電気を引き起こして、電源トラブルが発生する可能性があります。購入以来、ファンの掃除をしていない人は筐体を開けてエアダスターで掃除してみてください。HDDの故障が原因で電源が入らないときは、何度も電源のオフオンをすることで、症状がさらに悪化する場合があります。HDDが原因で電源がはいらないときは、すぐにDELLもしくは修理業者に相談しましょう。

5.電源は入るが「DELL」の表示後に起動しない場合

通電してDELLのロゴが表示された直後に黒い画面になる場合は、Windowsが原因で起動できない可能性があります。Windowsが原因で起動できないときは、画面にエラーメッセージが表示されることも珍しくありません。また、HDDのアクセスランプの点滅や消灯もWindowsが原因でパソコンが起動できないときによく見られる症状です。Windows起動時の音楽が流れない、電源LEDは緑色に点灯するのに画面が真っ黒のままだったときは、Windowsのトラブルによるものと考えてほぼ間違いありません。

6.Windowsが起動しない原因と対処法について

Windowsが起動しない原因とすぐに試せる対処法を説明します。電源を入れて「DELLのロゴは確認できる」「電源LEDは緑色に点灯する」などの症状が出る人は、1つひとつ試してみてください。

60-1.画面にエラーメッセージが表示されている?

DELLのロゴが表示されたあとにエラーメッセージ表示されたら、エラーコードやメッセージをWebで検索すれば原因と対処法を探せる場合もあります。エラーメッセージがあれば、トラブルの原因が判断しやすいです。スマートフォンやほかのパソコンでエラーコードやエラーメッセージを検索してみてください。メッセージだけでなく、起動時にBEEP音が聞こえたら、BEEP音の回数を検索して対処法が見つかることも少なくありません。個人ブログや掲示板などに解決策が掲載されていますが、なるべくDELLの公式サイトで調べることをおすすめします。公式サイトの対処法を試しても改善しないときは、放電や自己診断プログラムを試してみてください。

6-2.Windowsの起動を邪魔しているものがある?

Windowsの起動を邪魔するものがあって、パソコンが正常に起動しないこともあります。BIOSを工場出荷時の初期状態に戻すことで、トラブルが解決するかもしれません。電源を入れてDELLのロゴが表示される間に「F2」キーを数回連打しましょう。画面下部に表示されるキーを押すことでデフォルト設定を読み込むBIOSのバージョンもあります。BIOSが起動したら「Restore Settings」または「Load Defaults」をクリック。機種により表示項目が異なります。表示された項目を選択して「Esc」キーを押してBIOSを終了しましょう。終了する前に「保存して終了」をクリックして、変更内容を保存することを忘れないでください。

6-3.セーフモードで起動できるか試してみる

これまで紹介した手順を試してもWindowsが起動しないときは、セーフモードで起動するか試します。セーフモードとは、Windowsを最小限の構成で起動する機能のことです。Windowsでトラブルが生じたときの診断モードのようなものと考えてください。特定のソフトウェアが原因でWindowsが起動できないときに有効な対処法です。Windowsのサインイン画面が表示されたら、「Shift」キーを押しながら「電源」「再起動」の順に選択してください。パソコン再起動後の「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」をクリック。その後、「詳細オプション」「スタートアップ設定」「再起動」と順番に選択します。再起動後にオプションのリストが表示されたら、「F4」または「4」を選んでパソコンが正常に起動するか試してみてください。

6-4.クリーンブートを実行してみる

Windowsが起動しない原因が特定できないときは、クリーンブートを実行してみるのも1つの手段です。クリーンブートとは、Windowsの起動を邪魔したり、干渉したりするプログラムを特定するときに使います。管理者権限でパソコンにログインして「スタート」をクリック。画面左下の検索窓に「msconfig」と入力した検索結果から「システム構成」を選択してダイアログを起動させます。その後、「スタートアップ」タブを開き、「タスクマネージャーを開く」をクリックしてください。別ウィンドウで起動する「タスクマネージャー」から「スタートアップ」タグを選びます。一覧に表示される項目の状態が「有効」なものを選び、画面下の「無効にする」ボタンをクリックしましょう。「有効」な項目を「無効」にしたら、「タスクマネージャー」を「×」で閉じます。「システム構成」ダイアログの「スタートアップ」タブに戻って「OK」を押してパソコンを再起動してください。

6-5.Windowsのシステムにトラブルがないか確認する

OSであるWindowsのシステムファイルの破損が原因で、起動できないこともありがちなトラブルです。その場合、Windowsをリセットして正常なファイルを再インストールすれば復旧するかもしれません。Windows 10は、3回起動に失敗すると自動的にOSをリセットする回復機能があります。Windowsが起動できないときは「オプションの選択」画面が表示されるので、「トラブルシューティング」を選びましょう。画面が切り替わったら「PCを初期状態に戻す」をクリックします。

その後、「Keep my files(ユーザーファイルを保持する)」を選択してください。ユーザーアカウントの選択画面が表示されたら該当のアカウントを選び、パスワードの入力が促された場合のみログインパスワードを入力します。ログイン後に「リセット」をクリックすると、Windowsがリセット処理を行います。この方法でリセットすればログイン情報、デスクチップやマイドキュメントに保存したファイルは削除されることはありません。ただし、パソコン購入後にインストールしたアプリケーションや一部ドライバーは削除されるので注意しましょう。

DELLパソコンの不具合で困ったら!

DELLのパソコン不具合を解決

電源ケーブルの抜き差しや放電などは、パソコンの知識がない人でも簡単にできる対処法です。しかし、パソコン内部の掃除やBIOSの操作、Windowsのクリーンブート実行などは、パソコンの知識がないとむずかしいかもしれません。今回紹介した手順を見て自己解決がむずかしいと思ったら、色々試して症状がさらに悪化する前に、パソコン修理のドクター・ホームネットにご相談ください。

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