DELLのパソコンが起動しない原因と対処法【Windows 10/11】

DELLのパソコンが起動しない原因と対処法【Windows 10/11】

DELLのパソコンが急に起動できなくなると、慌てて困るのではないでしょうか。意外と簡単なことが原因でパソコンが起動できないケースも少なくありません。

そこでこの記事ではDELLのパソコンが起動しない原因や、対処法をご説明しています。

DELL製パソコンの下記モデルが主な対象です。

  • Precision
  • Vostro
  • Inspiron
  • OptiPlex
  • Latitude
  • XPS
  • DELL G
  • ALIENWARE

DELLのパソコンが起動しない状態とは?

DELLのパソコンが起動しない時は、どこで不具合が起きているか原因を明確にして対処を行うことが重要です。

下記の流れで対処をお進めください。

最初にDELLのパソコンが起動しない時の原因についてご説明いたします。

監修者からのコメント 濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)

パソコントラブルは原因を知ることで適切に対処を行うことができます。DELL製パソコンも同様です。まずは原因を確認し、ハード及び内部パーツ面、ソフト及ぶシステム面のどちらの影響でDELL製パソコンが起動しないかをご確認のうえで対処を行ってください。

DELLのパソコンが起動しない原因

PCの電源が入らない場合のチェックポイント4点!

DELLのパソコンが起動しない時の主な原因は下記の通りです。

  • パーツの故障
  • システムトラブル
  • ディスプレイトラブル
  • ホコリが溜まっている
  • 帯電

DELLのパソコンが起動しない時の原因について詳細をご説明いたします。

パーツの故障

各パーツの故障が原因で起動しない時があります。

電源ユニットの寿命は、3~4年程度といわれていますが、その期間以上使用しているパソコンは電源の故障などトラブルを抱えている可能性が高くなくなります。

マザーボードは電解コンデンサの液漏れや、膨張が発生しているようであれば、交換作業が必要となります。マザーボード自体に問題がなくても、電源ボタンのリード線が断線したことにより、 起動しなくなるケースもあります。

他にも電源を入れた際に異音が出るようであれば、HDD/SSDが故障している疑いを持ちましょう。HDDの寿命は3~4年、SSDは約5年といわれています。

システムトラブル

ソフトウェアトラブル、BIOSの設定エラー、Windows Updateの失敗などのシステムトラブルが原因で起動しない状態になってる場合があります。

ディスプレイトラブル

電源LEDが特に異常を示していないにもかかわらず、パソコンが起動しない場合はディスプレイに異常が起きているかもしれません。

ファンの音などがして、パソコンは起動している様子なのになにも表示されていないときはその可能性が高くなります。

画像がぼやけているときや線が入っている場合も、ディスプレイ異常を疑いましょう。

ホコリが溜まっている

長期間パソコン内部の掃除を怠っていると、ファンやヒートシンクなどにホコリが溜まります。

そのホコリが原因で冷却性能が落ちてしまった結果、熱が溜まって動作が不安定になり、起動しないトラブルが発生する場合もあります。

帯電

パソコンは長時間電源をつけたままの状態だと、マザーボードやメモリなどの内部の回路や部品に電力が溜まります。

内部の部品に電力が溜まると「起動しない」「マウスが反応しない」など、パソコンの動作が不安定になる可能性が高くなります。

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DELLのパソコンが起動しない時の対処法

DELLのパソコンが起動しない時の対処法は下記の通りです。

  • 電源ケーブルを抜き差しする
  • 外部モニターに接続する
  • ホコリを除去する
  • 放電を行う
  • 自己診断プログラムを実行する
  • BIOSを初期状態に戻す
  • セーフモードで起動する
  • リカバリーディスクで起動する
  • BIOSの設定を変更する
  • クリーンブートを実行する
  • 復元する

対処法の詳細をご説明いたします。

電源ケーブルを抜き差しする

電源ケーブルを抜き差しして、電源LEDが点灯しないときは、電源装置の自己診断を行いましょう。DELLのデスクトップパソコンは、一部の機種にPSU BIST(内蔵セルフテスト)と呼ばれる電源装置の動作を診断する機能が搭載されています。

PSU BIST(内蔵セルフテスト)の手順は下記の通りです。PSU BISTボタンは、パソコン背面の電源ケーブル挿入口の近くにあります。

PSU BIST(内蔵セルフテスト)の手順
  1. 電源を落とした状態で、通電しているコンセントに電源ケーブルを差しこんでみてください。
  2. その状態で、PSU BISTボタンを押しましょう。
  3. PSU BISTボタンを押している間に、電源LEDは緑色に点灯します。
  4. ファンが搭載されている機種は、PSU BISTボタンを押すとファンが回転するか確認してみてください。

外部モニターに接続する

外部モニターをデスクトップトップパソコンにつないで試してみるのも良いでしょう。

これでうまく表示されるようであれば、ディスプレイの故障とわかります。ディスプレイは、10年ぐらい使えるといわれていますが物によってはそれよりも早く部品が故障することもあります。

ノートパソコンであれば、液晶パネルの交換が必要で、デスクトップパソコンの場合には、外付けディスプレイの交換を検討しましょう。

ホコリを除去する

パソコン内部にホコリが蓄積して起動しない状態になることもあるため、ホコリを除去してみましょう。

ホコリを除去するには、ケースを開けてエアダスターで掃除をするとよいでしょう。ただし、エアダスターをファンに直接あてるのは故障する可能性があるのでご注意ください。

また、パソコンを掃除する際には静電気の対策も準備しておく必要があります。毛糸やアクリルなど、静電気が発生しやすい服装は避けてください。静電気をブロックできるような手袋、リストバンドを使用すると安心して作業ができます。

放電を行う

DELLのパソコンが帯電していることで起動しなくなることもあります。その場合、放電することで改善できる可能性があります。

放電の手順は下記の通りです。

放電を行う手順
  1. パソコン本体に接続した電源ケーブルをはじめとする周辺機器をすべて取り外す。ノートパソコンでバッテリーが外せる場合はバッテリーも外してください。
  2. 5分待ちます。
  3. パソコンが起動するか確認するかお試しください

自己診断プログラムを実行する

DELLのパソコンが起動しないときは、パソコンに搭載されている自己診断プログラムを試すのも1つの手段です。DELLのデスクトップパソコンやノートパソコンには、「ハードウェアDiagnostics」と呼ばれる自己診断プログラムが搭載されています。

このプログラムは、パソコンが動作しない原因を特定して、診断テスト実行後に表示されたエラーコードと問題解決策を提示してくれる便利な機能です。パソコン使用中に、自分でトラブルを解決したいときに役立つことでしょう。パソコン内部に搭載された内蔵診断とDELLの公式ホームページからアクセスするオンライン診断の両方が利用できます。トラブルの状況に応じて使い分けてみてください。

BIOSを初期状態に戻す

DELLのパソコンのBIOS設定を工場出荷時の初期状態に戻すことで、起動しないトラブルが解決する可能性もあります。

BIOS設定をデフォルトに戻す手順は下記の通りです。

BIOS設定を初期状態に戻す手順
  1. 電源を入れてDELLのロゴが表示されている間に「F2」キーを数回押します。画面下部に表示されるキーを押すことでデフォルト設定を読み込むBIOSのバージョンもあります。
  2. BIOSが起動したら「Restore Settings」または「Load Defaults」をクリック。機種により表示項目が異なります。
  3. 表示された項目を選択して「Esc」キーを押してBIOSを終了しましょう。終了する前に「保存して終了」をクリックして、変更内容を保存することを忘れないでください。

セーフモードで起動する

セーフモードとは、Windowsを最小限の構成で起動する機能のことです。

Windowsでトラブルが生じたときの診断モードのようなものと考えてください。特定のソフトウェアが原因でWindowsが起動できないときに有効な対処法です。

セーフモードで起動させる手順は下記の通りです。

セーフモードで起動させる手順
  1. Windowsのサインイン画面が表示されたら、「Shift」キーを押しながら「電源」「再起動」の順に選択します。
  2. パソコン再起動後の「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」をクリック。
  3. 「詳細オプション」「スタートアップ設定」「再起動」と順番に選択します。
  4. 再起動後にオプションのリストが表示されたら、「F4」または「4」を選んでパソコンが正常に起動するか試してみてください。

リカバリーディスクで起動する

リカバリーディスクを使用し、ディスクからWindowsを強制的に起動させてみると復活することがあります。あまりメジャーな方法ではありませんが、やってみる価値はあるでしょう。リカバリーディスクを利用するといっても、パソコンを完全に初期化するわけではありません。やり方は簡単です。

ディスクからWindowsを強制起動する手順は下記の通りです。

ディスクからWindowsを強制起動する手順
  1. ノートパソコンにディスクをセットしてメーカーロゴが表示される画面で「F12」を押下しましょう。
  2. Boot Managerが起動するので、リカバリーディスクを設置しているドライブを選択します。この設定を行うと、ディスクから起動が開始されます。

BIOSの設定を変更する

DellのNo Bootable devices found.

上記画像にように「No Boot Devices Found.」が表示されてる場合、HDD/SSD内にあるWindowsを起動させるためのデータが認識されていないという状態で、HDDが壊れていることも考えられますが、BIOSのアップデートなどを行った際にシステム的にファイルの場所が特定できなくなっている場合もあります。

そのため、このような表示がされている時はBIOSの設定を変更することで改善する可能性があります。

BIOSの設定を変更する手順は下記の通りです。

「No Boot Devices Found.」を解消する手順
  1. 電源を入れてDELLのロゴが表示されている間に「F2」キーを数回押します。画面下部に表示されるキーを押すことでデフォルト設定を読み込むBIOSのバージョンもあります。
  2. BOOT設定画面が表示されるので、「OTHER OPTIONS」にある「BIOS Setup」を選びます。
  3. 「Setting」、「General」と選んでいきます。
  4. 「Boot Sequence」を選択して、「Add Boot Option」をクリック。
  5. 「Boot Option Name」に英語で起動ファイルとわかるような適当な名前をつけます。
  6. 「File Name」の右側にある「・・・」ボタンをクリックします。
  7. 「EFI Boot Selection」画面が開くので、「EFI」、「Boot」と選択していきます。
  8. 「bootx64.efi」というファイルが見つかれば、選択して「OK」ボタンを押します。
  9. 「Boot sequence」メニューに戻り、「Boot Sequence」欄から、先ほど名前を付けた「Boot Option Name」にチェックを付けます。既にチェックがついてある方からはチェックを外します。
  10. 「Apply」、「Exit」と押していきます。
  11. 最後に再起動させると、正常に起動されるようになります。

クリーンブートを実行する

Windowsが起動しない原因が特定できないときは、クリーンブートを実行してみるのも1つの手段です。クリーンブートとは、Windowsの起動を邪魔したり、干渉したりするプログラムを特定するときに使います。

クリーンブートする手順は下記の通りです。

クリーンブートを実行する手順
  1. 管理者権限でパソコンにログインして「スタート」をクリック。
  2. 画面左下の検索窓に「msconfig」と入力した検索結果から「システム構成」を選択してダイアログを起動させます。
  3. 「スタートアップ」タブを開き、「タスクマネージャーを開く」をクリックしてください。
  4. 別ウィンドウで起動する「タスクマネージャー」から「スタートアップ」タグを選びます。
  5. 一覧に表示される項目の状態が「有効」なものを選び、画面下の「無効にする」ボタンをクリックしましょう。
  6. 「有効」な項目を「無効」にしたら、「タスクマネージャー」を「×」で閉じます。
  7. 「システム構成」ダイアログの「スタートアップ」タブに戻って「OK」を押してパソコンを再起動してください。

この方法は非常に有効ですが、パソコンが正常に動くためのプログラムも誤って停止させてしまうこともあります。どのプログラムが不要なのか判断できない場合には安易に無効にするのは辞めましょう。

復元する

OSであるWindowsのシステムファイルの破損が原因で、起動できないこともあります。その場合、Windowsをリセットして正常なファイルを再インストールすれば復旧する可能性があります。

Windows 10、Windows 11は3回起動に失敗すると自動的にOSをリセットする回復機能があります。

3回起動失敗時に回復させる手順は下記の通りです。

3回起動失敗時に回復させる手順
  1. 電源ボタン を長押しして強制終了します。この操作を3回行います。
  2. 「オプションの選択」画面が表示されるので、「トラブルシューティング」を選びましょう。
  3. 画面が切り替わったら「PCを初期状態に戻す」をクリックします。
  4. 「Keep my files(ユーザーファイルを保持する)」を選択してください。
  5. ユーザーアカウントの選択画面が表示されたら該当のアカウントを選び、パスワードの入力が促された場合のみログインパスワードを入力します。
  6. ログイン後に「リセット」をクリックすると、Windowsがリセット処理を行います。

この方法でリセットすればログイン情報、デスクトップやマイドキュメントに保存したファイルは削除されることはありません。ただし、パソコン購入後にインストールしたアプリケーションや一部ドライバーは削除されるので注意しましょう。

PCホスピタルにDELL製パソコンの修理を依頼する場合はこちら

DELLのパソコンが起動しないトラブルをプロに任せるのも一つの対処法

DELLのパソコン不具合を解決

これまで紹介してきた対処法でDELLのパソコンが改善しない場合、システムトラブルや別のパーツの故障など様々な原因が積み重なってることも考えられます。

DELLのパソコンを分解してパーツを交換すれば改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンや一体型パソコンは分解の難易度が高く、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。

自力の改善が難しいとお考えの場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。起動しないトラブルの修理実績もご確認いただけます。

起動しないパソコンを修理した際のお客さまの声

PCホスピタルにパソコンが起動しないトラブルの修理をご依頼いただいた際のお客さまの声をご紹介いたします。

丁寧に教えてもらいました
都道府県 東京都国立市富士見台 年代
性別
60代 男性
ご利用サービス 訪問サービス ご利用回数 3回目以上
【ご依頼内容】

パソコンが起動しない

【ご意見・ご要望】

スキルが高く、料金が妥当

修理箇所を素早く判断し、円滑に作業を行ってくれる
都道府県 埼玉県蓮田市馬込 年代
性別
40代 男性
ご利用サービス 訪問サービス ご利用回数 初めて
【ご依頼内容】

パソコンが起動しない

【ご意見・ご要望】

再度故障やトラブルが発生したとき利用させて頂きます。ありがとうございました!

PCホスピタルはDELL製パソコンが起動しないトラブルのサポートが可能です

電源ケーブルの抜き差しや放電などは、パソコンの知識がない人でも簡単にできる対処法です。しかし、パソコン内部の掃除やBIOSの操作、Windowsのクリーンブート実行などは、パソコンの知識がないとむずかしいかもしれません。今回紹介した手順を見て自己解決がむずかしいと思ったら、色々試して症状がさらに悪化する前に、パソコン修理のPCホスピタルにご相談ください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約14万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 起動しないパソコンの修理 22,000円~ + 基本料金 8,800円~11,000円

PCホスピタルのDELL製パソコン修理サポートについて詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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