Macのデータが消失!データ復旧の可能性は?原因と対応策を紹介

Macで消えたデータを復旧

Macはデザイン制作や写真の加工、音楽や動画編集などクリエイティブな作業に使われることが多いパソコンです。加工を施した画像や動画ファイルは、ファイルサイズが大きくなることも珍しくありません。大事な大容量データが消えたときの被害は大きく、ショックも計り知れません。今回はMacでデータが消える原因や復旧方法、バックアップの取り方を説明します。

1.Macのデータが消える原因は?

データが消えた原因により、データの復旧方法は異なります。Macのデータが消える主な原因を詳しく説明するので、データが消えて困っている人は1つひとつ確認してみてください。

HDDからデータを復旧

1-1.データを誤って削除した

何かのはずみに自分で誤って削除することは、データが消えるありがちな原因です。「command」+「delete」でファイル削除を実行したかもしれません。「shift」+「command」+「delete」や「option」+「shift」+「command」+「delete」を押して、ごみ箱を空にした可能性も十分に考えられます。ゴミ箱を空にする際にバックアップを取り忘れるケースも少なくありません。単純なファイル削除でデータをごみ箱に入れるだけなら、ごみ箱から復旧したいファイルを選び、右クリックして「戻す」を選ぶと削除前の状態に戻せます。

ごみ箱を完全に空にした場合は、データを復旧させることはできません。ごみ箱が空になったので、一見するとデータが完全に消えたように思えます。しかし、ファイルにアクセスするリンクが消えて目に見えないだけなので、Mac本体のデータは完全に消えたわけではありません。そのため、データ復旧専用のソフトを使えば、データを取り戻せる可能性が高いでしょう。

1-2.フォーマットや初期化をした

データを保存したメディアをまちがえてフォーマットしたことが原因で、データが消えることもあります。フォーマットとは、HDDやSSD、SDカードなどのメディアをMacの記録方式に合わせて使用できる状態にすることです。日本語では初期化といいます。家電量販店で売られている外付けハードディスクはすでにフォーマット済みのものが多いです。しかし、フォーマットされていない状態で売られるメディアも少なくありません。そのような場合、利用前に必ずフォーマットが必要です。データが保存されたメディアをフォーマットすると初期化されるため、データは消失します。しかし、フォーマットが原因で消えたデータは、データ復旧ソフトを使えばデータの復活が可能です。

1-3.HDDやSSDが壊れた

HDDやSSDなど記録メディアが物理的に壊れたことが原因で、データが消えることもよくあるトラブルです。データの保存や編集を行う際にHDDやSSDに読み書きするため、使い続けるうちに消耗します。特にHDDは1分間に5000~1万回もディスクが高速回転するため、一般的にSSDより寿命が短いです。使用状況によりますが、HDDやSSDの平均寿命は5~6年程度と思ってください。HDDやSSDの部品の一部が壊れただけでも、OSは起動できません。何度も電源をオフオンするたびに症状が悪化するため、調子が悪いときは速やかにデータのバックアップを取ることをおすすめします。

Macの動作が遅くなったり、急にHDDがアンマウントされたりしたら故障の前触れです。Macの調子がおかしいと思ったら、すぐにデータを別のメディアに移動させましょう。操作ミスによるデータの削除やデータそのものが壊れた論理障害は、データ復旧ソフトを使えば元に戻せることが多いです。また、メディアが物理的に壊れてもデータが目に見えるうちは、データ復旧ソフトを使えば復活する場合があります。しかし、HDDやSSDの物理的な破損によるデータの消失は、データ復旧ソフトでも復旧する可能性は低いでしょう。どうしても復旧したいデータがあるときは、専門の業者に依頼したほうが安心です。

1-4.その他の原因

その他の原因に、ファイルを上書き保存しないまま電源が落ちて、データが消えることがあります。ウイルスに感染してデータが消されてしまうことも珍しくありません。また、システムエラーが原因でデータが消えることもよくあるトラブルです。OSが起動しない、バージョンアップ後に不具合が起きてフォルダが消えた可能性も考えられます。操作した本人が何をしたか記憶になくて「知らないうちにデータが消えた」と、ドクター・ホームネットに問い合わせをいただくケースも少なくありません。HDDやSSDのシステムファイルの破損やデータそのものが壊れた論理障害は、データ復旧ソフトや専門業者に依頼すれば、データが復旧する可能性が高いでしょう。しかし、HDDやSSD内部の部品が壊れた物理障害は、専門業者でも難易度が高い復旧となりますが、どうしても復旧したいデータがある場合は相談してみましょう。

2.データの消失時に気をつけたい注意点

データが消えたときに慌ててさまざまな操作をすると、かえってデータが復旧できなくなる可能性があります。特にHDDやSSDの内部の部品が壊れる物理障害だと、電源を入れるだけで症状が悪化する場合が多いです。運が悪いと完全にデータが消失するかもしれません。データが消えたときは下手に再起動をしないよう注意しましょう。また、一部のデータ復旧ソフトは元データを上書きして復旧作業を行います。この作業が行われたあとに専門業者に依頼しても、復旧作業は間単にできません。データ復旧ソフトで上書きされる前なら、専門業者に依頼すればデータが復旧する可能性が高いでしょう。間単に復旧できないと思ったときは、すぐに専門業者に依頼することをおすすめします。

パソコンのデータ消失時の注意点

3.バックアップから復旧できる

普段からデータのバックアップを取っておけば、バックアップからデータを復旧できます。Macでバックアップを取るときは、Time Machineを使いましょう。Time Machineとは、Mac に搭載されたバックアップ機能です。Time Machineを設定すると、1時間、1日、1週間ごとのデータのバックアップが自動的に作成されます。自宅にあるMacより容量の多い外付けハードディスクや外部ストレージがあれば簡単にバックアップを取ることが可能です。Time Machineを設定しておけばすべてのファイルが間単に復旧できるので、さっそく設定してみてください。

4.データ復旧のためのソフトを利用する

データ復旧ソフトを使えば、消えたデータを復活させることができます。データ復旧ソフトは有料、無料含めて種類が豊富です。一般的なデータ復旧ソフトの概要や復旧できるデータの種類、使うときの注意点を解説します。データ復旧ソフトの利用を検討している人は、ぜひ確認してみてください。

4-1.データ復旧ソフトとは?

データが復元可能です。データ復旧ソフトは無料、有料とさまざまな種類があります。しかし、ユーザーの数が少ないせいかWindowsと比べて、Macに対応した無料ソフトは数が多くありません。無料のデータ復旧ソフトは、有料版と比べて復旧可能なファイルや復元できるファイルサイズなどに制限があります。また、有料のデータ復旧ソフトの試用版が無料で使えるケースも少なくありません。具体的には、無料で使える試用版では消えたデータを探す機能だけ使えて、購入すればデータの検索と復旧まですべて実行できます。

有償なだけあって有料のデータ復旧ソフトは機能が豊富です。たとえば、記録媒体の全データの復旧ではなく、復旧したいファイルやデータだけ選択して復旧させることができます。短時間でデータが復旧できるクイックスキャンや、古いデータも復元できるディープスキャンなどは、有料のデータ復旧ソフトならではの高度な機能といってよいでしょう。使い勝手もソフトで異なり、操作にパソコンの知識が必要とされるもの、画面の指示従えば初心者でも間単に操作できるものとさまざまです。比較検討をしたうえで、使いやすいデータ復旧ソフトを選んでみてください。

4-2.さまざまなファイル形式の復旧が可能

データ復旧ソフトにもよりますが、JPEG、TIFF、RAW、BMP、PNG、DCRなど複数のファイル形式の画像ファイルが復旧できます。復旧可能な動画ファイルの種類も豊富でAVI、MP4、MOV、FLVなどよく使われるファイルは、ほとんどのデータ復旧ソフトで対応していると考えてよいでしょう。そのほかにも音楽や文書、Eメールなどはファイル形式に関係なく、復旧できることが多いです。ZIPやRARなどアーカイブも簡単に復旧できます。

4-3.Mac本体だけでなく周辺機器やメディアの復旧も

データ復旧ソフトは、MacのHDDやSSDに保存したデータだけでなく、周辺機器や外部メディアのデータを復活させることも可能です。USBメモリーやSDカード、外付けハードディスク、メモリスティックなど記録メディアに保存したデータは、復旧できると考えてよいでしょう。高性能なデータ復旧ソフトでは、デジカメやiPod、携帯電話、MP3/MP4プレーヤーとMacに接続できる電子機器に保存されたデータの復旧も可能です。

5.データ復旧ソフトを使う際の注意点

データ復旧ソフトが役立つのは、あくまでの軽度な論理障害によるデータの消失です。一部のデータ復旧ソフトをのぞいて、HDDやSSD、その他記録メディアの物理的な破損によるデータの消失は対応できないと思ってください。物理障害や重度の論理障害で消えたデータだと、データ復旧ソフトを使うとデータが復活できなくなる恐れもあります。軽度な論理障害によるデータの消失でも、マニュアルに従って正しい操作でデータ復旧ソフトを使わないと期待する効果が得られません。使い方をまちがえるとかえってデータ復旧率が下がる場合もあります。

データ復旧ソフトの利用で状態が悪化したデータは、専門業者に依頼しても復旧できるとは限りません。特にパソコンの操作にあまり詳しくない人は、操作方法をしっかり理解したうえで使うよう注意しましょう。また、有料のデータ復旧ソフトを提供するメーカーでは、データが復旧できなかったときの返金保証を行っていません。高額な料金を払ってデータ復旧ソフトを購入しても、必ずデータが復旧できるとは限りません。データ復旧ソフトの利用や購入を検討するときは、これらの注意点を覚えておきましょう。

データ復旧ソフト利用時のポイント

5-1.定期的にバックアップをとる

急なデータの消失に備えて定期的にバックアップを取ることが重要です。バックアップの作成方法を紹介します。何も対策していない人は参考にしてみてください。

5-2.外付けHDDを使う

Macのバックアップ機能のTime Machineを使えば、外付けハードディスクにMac本体に保存されたデータのバックアップファイルを作成できます。バックアップファイルの保存に使う外付けハードディスクは、利用しているMacと同じか容量が多いものを選びましょう。256GBのSSDが搭載されたMacを使っている人は、256GB以上の外付けハードディスクを用意すると思ってください。バックアップを多めにとる場合は、自分のMacの5~10倍以上容量のある外付けハードディスクを用意することをおすすめします。

Time Machineを設定するには、Appleマークから「システム環境設定」を起動して「Time Machine」を選択。Time Machineの設定画面が起動したら「バックアップを自動作成」にチェックを入れてください。その後、「ディスクを選択」からバックアップを保存する外付けハードディスクを選択すれば設定完了です。簡単にできるのでMacより容量が大きい外付けハードディスクを持っている人は、さっそく設定してみるとよいでしょう。

6.ストレージサービスを使う

外部のストレージサービスにデータを保存するのも効果的なバックアップ対策です。外付けハードディスクとちがい、外出先にあるパソコンやスマートフォンからもアクセスできて便利です。有名なストレージサービスにiCloud、Google Drive、Dropboxなどがあります。どれも大手の信頼できるストレージサービスなので、外部からの不正アクセスやウイルス感染などセキュリティ面でも安心して利用できるでしょう。iCloudは5GB、Google Driveは15GB、Dropboxは2GBまでなら無料でデータが保存できます。それ以上のデータを保存する場合は、有料プランに申し込まなければなりません。追加したいストレージの容量にもよりますが、有料プランを使うと月額100~2000円程度を支払うと思ってください。保存したいデータの量が多い、家族のパソコンのデータも一緒に保存したい人は、有料プランに申し込んでみるとよいでしょう。

有料プランを使うのがもったいない人は、保存するデータを複数のサービスに分散すれば無料で使えます。1つのストレージサービスにMacの全データを保存するのは、あまりおすすめできません。万一、ストレージサービスで障害が起きたときに、大事なデータにアクセスできなくなる心配があるからです。どうしても消したくない大事なデータは、万一のトラブルに備えて別の場所に保存したほうがよいでしょう。

Macのデータ復旧はプロに任せよう!

データ消失でお困りの際はプロに相談

パソコンの知識がないとこの記事で紹介したデータの復旧作業は、少し難易度が高いかもしれません。自分で復旧する自信のない人は、パソコンに詳しい人や専門の業者に任せたほうが安心です。ドクター・ホームネットでは、OSや機種、メーカーに関係なくあらゆる記憶媒体のデータの復旧に対応しています。Macのデータが消えて困っている人は、ドクター・ホームネットに連絡してみてください。

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