東芝パソコンのトラブル解決!充電できない時の原因と対処法とは?
パソコンの寿命は一般的に5年程度といわれています。人気の高い東芝のパソコンも例外ではありません。パソコンは寿命前でも「電源が入らない」「充電できない」などトラブルが発生することも珍しくないでしょう。東芝のパソコンを長く愛用するなら、その都度自分でトラブルを解決しなければなりません。この記事では東芝のパソコンが充電できないときの原因や家庭で簡単に解決できる対処法を4つ紹介します。
東芝のパソコンで充電できなくなる原因とは?
東芝のパソコンが充電できなくなるありがちな原因を4つ紹介します。パソコンが急に充電できなくなって困っている人は、当てはまるものがないかチェックしてみてください。
原因1:バッテリーやACアダプタの接続ができていない
東芝のパソコンが充電できなくて困ったときに真っ先にチェックしたいことが、パソコン本体にバッテリーやACアダプタがしっかり接続されているかです。パソコンは電気が供給されないと充電できません。そのため、パソコンの充電にはACアダプタの正しい接続が必要不可欠です。まずは、ACアダプタがパソコンの本体にしっかり挿っているか確認してみてください。パソコン本体とACアダプタの接続に問題ないようなら、電源コンセントの奥までACアダプタが挿っているか確認します。電源コンセントの挿入が問題ないなら、ACアダプタを挿す電源コンセントを替えてみましょう。その際に自宅のブレーカーが落ちていないか、他の電化製品が使えるかなど電気が通っているかもしっかり確認してみてください。
ノートパソコンを使っている人でACアダプタの接続に問題ないなら、ノートパソコンの本体とバッテリーがしっかり接続されているか確認します。ノートパソコンの場合、バッテリーの接触不良で充電がうまくできない場合があるからです。パソコン本体の裏側を見てバッテリーがしっかり挿っているか確認しましょう。バッテリーが正常に挿っている場合は、一度電源を落としてバッテリーの抜き差しを行います。バッテリーの抜き差しをすることで正常に充電できることもあるので試してみてください。バッテリーを取り外す際は必ず電源を落としてから試すよう注意しましょう。バッテリーの取り外し方は、同じ東芝のパソコンでも機種により異なります。また、薄型ノートパソコンは、バッテリーの取り外しのできない機種も少なくありません。バッテリーは無理に取り外すと故障の原因となります。バッテリーを取り外す前に、必ずマニュアルで外し方を確認することを忘れないようにしてください。
原因2:待機電力が放電できていない
パソコンの内部に待機電力が溜まってうまく放電できないことが原因で、パソコンの充電が機能しないケースも少なくありません。パソコンはずっと電源をつけたままだと、内部に電力が溜まります。パソコン内部に溜まった電力を「待機電力」、待機電力を外に排出することを「放電」と呼びます。パソコンは放電がうまくできていないと動作が不安定になり、不具合が発生することも珍しくありません。充電がうまくできないこともパソコン内部の待機電力によるトラブルの一種です。充電以外にもキーボードの挙動がおかしい、スリープから復帰しないなどのトラブルも放電することで解決する場合があります。ACアダプタやバッテリーを抜き差ししても充電できない場合は、放電を試してみてください。
原因3:本体が熱くなっている
パソコンの本体が熱くなりすぎて充電できないこともよくあるトラブルの1つです。パソコンはデリケートな精密機械なので、あまり熱に強くありません。直射日光が入る日当たりのよい部屋や温度が高い部屋に設置すると、パソコン本体に熱がたまり充電できなくなる可能性もあります。室温の高い部屋にパソコンを置いている人は、風通しの良い日陰の涼しい部屋にパソコンを持っていって冷やしてみください。涼しい部屋でも長時間パソコンを使い続けると内部に熱がこもり、充電がうまくできない場合もあります。パソコンの電源を落として、パソコン内部の温度を落とすことで症状が改善することも少なくありません。
パソコンを起動した直後に本体が熱くなる場合は、ファンや通気孔にゴミやほこりが溜まっていて、うまく熱が排出できない可能性も考えられます。ファンや通気孔の汚れを取り除くことで充電ができるかもしれません。通気孔の部分はパソコンを分解することなく、外から汚れを取り除くことができます。一度、パソコンの電源を落として、綿棒で通気孔を掃除してみるとよいでしょう。
原因4:バッテリーや本体の故障
バッテリーやパソコン本体、周辺機器など部品の故障も充電ができない原因の1つです。パソコンは機械なので寿命があります。一般的には、パソコンの寿命は5年程度といわれています。定期的にメンテナンスをすることで、10年近く1つのパソコンを使い続ける人も少なくありません。しかし、内部のパーツや周辺機器ごとに寿命は異なります。使用環境にもよりますが長時間連続利用した場合の寿命の目安は、HDDとメインボードは約3年、電源ユニットやCPUファンは約5年といわれています。
消耗が激しいノートパソコンのバッテリーは2年程度で寿命を迎えることも珍しくありません。パソコン内部の部品や周辺機器の寿命が近づくと、故障しやすくなります。バッテリーの減りが購入当初より早くなったり、ACアダプタを抜くとすぐにバッテリーがなくなったりする場合は、パソコンが寿命を迎えたと疑ってみてください。ただし、バッテリーのみの交換で症状が改善する場合があります。購入して2年未満でバッテリーがすぐに減る場合は、修理に出してバッテリーを交換することをおすすめします。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
東芝のパソコンで充電ができなくなった場合の対処法4選!
東芝のパソコンが充電できないときに家庭で簡単に試せる対処法を4つ紹介します。充電がうまくいかない人はさっそく試してみてください。
対処法1:放電させる
充電ができないときに最初に試したい対処法がパソコンの放電です。放電させる方法は簡単で、デスクトップ画面に起動中のアプリケーションやソフトウェアをすべて終了します。CDドライブやSD挿入口にメディアが入っていれば、それらをすべて取り出しましょう。その後、パソコンの電源を完全に落として、ACアダプタやマウス、キーボードなど周辺機器をすべて取り外します。ノートパソコンでバッテリーの取り外しができる機種は、最後にバッテリーの抜き差しを行ってください。この状態で約1分間パソコンを放置します。1分たったら再びパソコンの電源を入れて、充電できるか確認しましょう。電源を入れてもパソコンが充電できないときは、バッテリーの消耗もしくは故障している可能性が高いです。一度、専門業者にバッテリーの交換をお願いしてみるとよいでしょう。
対処法2:BIOSの更新をする
「dynabook RX73」や「dynabook R73」など一部の機種はBIOSと呼ばれる基本ソフトウェアを最新バージョンに更新することで、充電トラブルが改善する場合があります。これらの機種を使っている人は、画面左下のタスクバーの検索ボックスに「service」と入力しましょう。検索結果で「Service Station」を選び「東芝サービスステーション」を起動します。「東芝サービスステーション」が起動したら、画面右下の「すべてのアップデートを確認」をクリックしてください。更新モジュールリストが表示されたら、画面上部の「BIOSアップデートモジュール」を選び、画面下部の「インストール」ボタンを押します。その後の動作はメッセージに従って、作業を進めましょう。BIOSの更新が終わると、「東芝サービスステーション」の画面に戻ります。「閉じる」をクリックして、BIOS更新の作業は完了です。BIOS更新後に充電できるか試してみてください。
対処法3:ピークシフトをオフにする
ピークシフトと呼ばれる機能をオフにすることで充電機能が回復する可能性もあります。ピークシフトとは、昼間に消費する電力の一部を夜間に移行することで、パソコンの消費電力を節電する機能のことです。ピークシフトをオンにすると設定した時間内は、電源供給がACアダプタからバッテリーへと自動的に切り替わります。特定の決まった時間に充電がうまくできない場合は、ピークシフトの機能がオフになっているか確認しましょう。
画面左下のタスクバーの検索ボックスに「東芝セッティング」と入力します。検索結果から「東芝セッティング」をクリックして起動してください。「東芝セッティング」の画面が表示されたら、画面左側の「ecoユーティリティ」を選択。「ecoユーティリティ」の画面に切り替わったら、画面下までスライドして「ピークシフト項目」を確認します。「ピークシフト項目一覧」でチェックがついている項目をクリックして、チェックを外しましょう。画面右上の「×」をクリックして、「東芝セッティング」を閉じます。その後、タスクバー右下のバッテリーアイコンを見て充電が機能しているか確認してみてください。
対処法4:パソコンの設定を変更する
パソコンのバッテリーの設定を変更することで、症状が改善するケースも少なくありません。パソコンのバッテリーの設定を「高パフォーマンス」や「最も高いパフォーマンス」にすると、アプリケーションの起動やネットサーフィンの動作が早くなる分、電力の消費量も多いです。電力を多く消費する分、バッテリーの消耗も節電モードと比べて早くなります。電力の消費が激しい分、充電効率が落ちるため、充電がうまくできないことも珍しくありません。これまで紹介した3つの対処法で改善しなかった人は、バッテリーの設定を見直してみましょう。
Windows10では、画面右下の「スタート」ボタンをクリックして、歯車マークの「設定」を選択します。「設定」画面が起動したら「システム」をクリック。画面左側の「バッテリー」を選ぶと、画面右側にバッテリーの設定画面が表示されます。画面右側中央の「バッテリー節約機能」のスライダーの位置と数値を確認してみてください。数値80%以上の高パフォーマンスに設定している人は、スライダーの位置を左側に移動しましょう。そうすることでバッテリーのパフォーマンスが節電モードに切り替わります。バッテリーの設定を変更したら、「設定」画面を閉じて、タスクバー右下のバッテリーアイコンを見て充電が正常に行われているか確認してみてください。
パソコンを完全にシャットダウンする方法とは?
パソコンの内部に溜まった電力を放電させるには、完全にシャットダウンさせなければなりません。通常のシャットダウンは完全に電源が落ちた状態ではありません。シャットダウンする直前まで使っていた一部の機能を保持したままでWindowsを終了させただけの状態です。放電するにはパソコンの電源を完全に落とす必要があります。Windows10で完全にパソコンをシャットダウンしたいときは、まず画面右下の「スタート」をクリック。スタートメニューから「設定」を選び、「更新とセキュリティ」を選択します。画面が変わったら左側の「回復」を押して、右下の「今すぐ再起動」をクリックしましょう。少し時間を置くと「オプションの選択」画面が表示されるので、「PCの電源を切る」を選んでください。そうすると、パソコンの電源が完全に落ちてシャットダウンします。
東芝製パソコンのトラブルサポートはこちら。PCホスピタルにお問い合わせ。
修理はプロに依頼しよう!
これまでに紹介した4つの対処法を試しても充電できないときは、専門の業者にパソコンを修理に出してみてください。充電周りのトラブルは、パソコン内部の部品に問題がある可能性が高いからです。パソコン内部のトラブルは、ドライバーで筐体を開けて部品を分解しなければなりません。他の部品を傷つけずに安全に修理をするなら、PCホスピタルのようなパソコン修理のプロに任せたほうがよいでしょう。PCホスピタルは、全国に200店舗あるパソコンの修理専門店です。年中無休で営業しているので、土日祝日に対応してもらいたい場合のパソコントラブルも依頼できます。。
楽天インサイト調べの2019年4月に実施されたアンケートで、「個人向けパソコンデジタルネットワーク機器等の有料訪問サポートサービス」でサポートシェアNo.1を獲得した経験豊富な専門店です。パソコンメーカーに修理に出すと、デスクトップやマイドキュメントに保存したデータが消去されることも少なくありません。しかし、PCホスピタルならパソコン内部の大切なデータを消さずに修理できます。気になる修理代も事前に見積もりを提示するので、修理前に正確な料金が確認できて安心です。充電周りのトラブルで解決しないときは、PCホスピタルに相談してみてください。
PCホスピタルはdynabookが充電できないトラブルのサポートが可能です
パソコンはデリケートな精密機械です。あまり知識のない人がインターネットを見て無理に修理すると故障する危険があります。
その点、パソコンのプロが多数在籍するPCホスピタルなら確実にパソコンの不具合を修理するので安心です。
東芝パソコンが充電できないならぜひPCホスピタルに修理をご依頼ください。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
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濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得