東芝(dynabook)のパソコンの調子が悪い!故障が疑われる場合の対処法10選!
テレビのCMでおなじみのdynabookをはじめ、東芝のパソコンは世代問わず多くの人に利用されています。しかし、パソコンは利用中に「電源がつかない」「画面が暗い」など調子が悪くなることも珍しくありません。今回は、東芝製パソコン(dynabook)で「故障かもしれない」と思ったときに自宅で試せる10の対処法を紹介します。パソコンの調子が悪い人は、当てはまるものがないかさっそく確認してみてください。
故障が疑われる際に試したい10の対処法!
「ひょっとして故障かも」と思ったときに試したい10の対処法を紹介します。東芝製パソコン(dynabook)のパソコンの調子が悪い人は1つずつチェックしてみましょう。
対処法1:電源が入らない場合
ACアダプタとコンセントを確認する
電源ボタンを押してもパソコンの電源が入らないときは、ACアダプタがパソコン本体にしっかり挿入されていない可能性があります。特にゆるみもなく、しっかりパソコン本体にACアダプタが挿入されている場合は、コンセントにACアダプタが挿さっているかチェックしましょう。ACアダプタも問題ないときは、別のコンセントに挿しかえてみます。その際にブレーカーが落ちていないか確認してみてください。電源周りに問題ないときは、パソコン本体に挿入されているACアダプタ、LANケーブル、USBケーブル、バッテリーなど周辺機器をすべて取り外します。東芝製パソコン(dynabook)のパソコンは、一部でバッテリー内蔵型の機種もあります。その場合は、バッテリーを取り外すことはできません。
DC-IN LEDのランプが点滅するか確認する
ACアダプタとバッテリーのみ再度本体につけて電源が入るか試してみましょう。電源ボタンを押したら、DC-IN LEDのランプを確認します。DC-IN LEDが点滅していたらマザーボードが故障している可能性が高いので、一度修理に出さなければなりません。
DC-IN LEDのランプが点滅せず起動しない場合
電源ボタンを押してもDC-IN LEDのランプがつかないときは、ACアダプタまたはマザーボードの故障が原因かもしれません。その場合、東芝100%純性のACアダプタを交換して再度電源を入れてみてください。ACアダプタを替えても電源が入らないときはマザーボードが故障している可能性が高いので、パソコンを修理に出しましょう。
対処法2:正常起動しない場合
DC-IN LEDのランプが点灯している場合
DC-IN LEDのランプは点灯しているのに、画面が真っ暗のままで警告音が出たり、ファンが高速回転したりする場合はメモリのトラブルが考えられます。メモリが原因で正常にパソコンが起動しないときは、メモリの抜き差しで改善することも少なくありません。しかし、メモリの抜き差しをするには、パソコンの筐体をドライバーで取り外す必要があります。メモリはパソコンの部品の中でもデリケートなパーツなので、慎重に作業しなければ壊れる可能性もゼロでありません。また、メモリそのものの故障も十分に考えられます。いずれにせよメモリの抜き差しは、慎重さを要する作業です。パソコンの取り扱いに慣れていない人は、専門の修理業者に依頼したほうがよいでしょう。
画面が黒または青くなる、英語のメッセージが表示される場合
電源を入れたあとに東芝やdynabookのロゴが表示されて画面が黒または青くなったりする、もしくは英語のメッセージが表示される場合はHDDが壊れている可能性があります。HDDのトラブルは基本的にHDDそのものを交換するケースが多いです。パソコンの知識がない人が間単にできる作業ではありません。専門の修理業者に依頼しましょう。
対処法3:電源が落ちてしまう場合
周辺機器をすべて取り外してつけ直す
パソコンの使用中に電源が落ちることもありがちなパソコントラブルです。使用中に急に電源が落ちたときは、まずはACアダプタ、バッテリー、USBケーブルなど周辺機器をすべて取り外して再度つけ直してみてください。その後、パソコン本体の通気孔のゴミや汚れを取り除き、風通しのよい部屋にパソコンを持っていき電源を入れてみます。電源を入れて問題なく動作するときは、解決したのでそのまま使って問題ありません。
DC-IN LEDのランプが点灯するか確認する
電源が落ちる場合は、DC-IN LEDのランプがついているか確認しましょう。DC-IN LEDのランプがつかない場合は、ACアダプタの故障またはバッテリー残量の低下によるトラブルである可能性が高いです。ACアダプタの修理。もしくは新品に交換することでトラブルが改善するかもしれません。
電源を入れた直後にすぐ電源が落ちてしまう場合
電源を入れた直後にすぐ電源が落ちてしまうときも、ACアダプタやバッテリーを含めた周辺機器をパソコン本体からすべて取り外してつけ直します。もう一度電源を入れて正常に起動しない場合は、増設したメモリを外して再度電源を入れてみてください。それでも電源が入らない、そもそもメモリを増設していない場合は、マザーボードやCPUなどパソコンの内部部品が破損、または故障している可能性が高いです。一度、専門業者に修理に出してみましょう。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
対処法4:バッテリーに関するトラブルの場合
まずはパソコンの電源を完全に落とす
パソコンの調子が悪いときにチェックしたいことが、バッテリー関連のトラブルです。ACアダプタが挿っていて充電ができないときは、パソコンの電源を完全に落とします。ACアダプタやバッテリーなどすべての周辺機器の抜き差しを行って、再度電源が入るか確認してみてください。電源を入れても充電されない場合は、バッテリーの消耗もしくはパソコンが故障している可能性が考えられます。一度、専門の修理業者に依頼してみてください。
節電モードになっている可能性
何時間充電しても100%にならないけど、消耗の速度は通常と変わらない場合は、バッテリーの消耗を防ぐ節電モードになっている可能性が高いです。また、ピークシフトと呼ばれる昼間の消費電力を夜間に移行する省電力機能がオンになっていることが原因かもしれません。いずれにせよ故障ではないので修理に出す必要はありません。パソコンのバッテリーの設定やピークシフトの設定を一度確認してみるとよいでしょう。
対処法5:画面に関するトラブルの場合
画面に線が入る
画面のトラブルもパソコンの故障が疑われる原因の1つです。どんな操作をしても画面に横の線が入るときは、液晶ディスプレイが故障している可能性が高いため、修理業者に依頼したほうがよいでしょう。操作中に何をやっても画面に斜めの線が入るときは、液晶ディスプレイまたはメイン基盤が壊れている可能性が考えられます。その場合も修理に出さなければなりません。
画面がいつもより暗いまたは薄く表示される場合
画面の明るさの設定を暗くしていないのに、画面がいつもより暗いまたは薄く表示される場合は、電源ボタンをいつもより長めに押して電源を落としてみましょう。電源を落としたあとは、ACアダプタやバッテリーなどすべての周辺機器を取り外して、再度取りつけてみてください。その後、電源を入れて起動時に画面真ん中に東芝やdynabookのロゴが表示されない場合は、ディスプレイが壊れている可能性が高いです。一度、専門業者に修理に出してみましょう。
対処法6:異音がする場合
パソコン本体から「カリカリ」や「ガラガラ」など異音がする場合も、ありがちな故障の原因です。まず、どこから異音がするか確認しましょう。
本体側面の通気孔周辺から異音がする場合
本体側面の通気孔周辺から「ガラガラ」と芯が偏ったプロペラの回転音に似た異音が聞こえたら、CPUファンが故障しているかもしれません。CPUファンの交換が必要になる可能性が高いので、一度修理に出してみてください。
本体側面の通気孔以外の場所から異音がする場合
本体側面の通気孔以外の場所から「カリカリ」と何かに当たるような音、高周波のノイズに近い音が聞こえるときは、パソコン内部の部品が壊れている可能性が考えられます。パソコンを分解してどの部品が壊れているか確認しなければならないので、専門業者に修理に出す必要があります。
パソコンを落としたり、飲み物をこぼしたりした場合
パソコンを落としたり、飲み物をこぼしたりしたことが原因で異音や異臭、発火、発煙、異常な発熱が確認できたときは、すぐに電源を落としてACアダプタを取り外しましょう。その場合は、速やかに専門の業者に相談することをおすすめします。
対処法7:本体が熱い場合
パソコンの本体が異常に熱いときも、故障でないか疑ってみてください。本体側面の通気孔から購入当初より熱を帯びた風が出る場合は、CPUファンかヒートショックと呼ばれる冷却機能が壊れているかもしれません。一度、専門業者に修理に出すことをおすすめします。
通気孔から熱い風が確認できない場合
通気孔から熱い風が確認できなくて、その他の部分が異常に熱い場合はHDDやCPUなど内部の部品が壊れている可能性が高いでしょう。その場合も修理に出す必要があります。ただし、通気孔から熱い風を確認できなくて、キーボード部分だけ異常に熱い場合は、通気孔にほこりがたまっているかもしれません。一度、電源を落としてACアダプタをコンセントから外した状態で、綿棒を使って通気孔のほこりを取り除いてみましょう。
CPUファンの故障が原因である可能性
それでも症状が改善しない場合は、CPUファンの故障が原因である可能性が高いので修理が必要です。また、異常な本体の発熱や発火、発煙の発生を確認したとき、落下や本体にお茶やコーヒーなど飲み物をこぼした場合は、即座に電源を落としてACアダプタをコンセントから外すようにしましょう。その場合もすぐに専門の業者に相談してみてください。
対処法8:キーボードに関するトラブルの場合
文字が画面に表示されない場合
キーボードの不具合もよくあるパソコンの故障の1つです。キーボードを押して文字が画面に表示されないときは、いつもより長くキーを押してみてください。長く押して文字が画面に表示されるときは、フィルターキーがオンになっている可能性があります。「設定」の「簡単操作」からキーボードのフィルターキー機能をオフにしてみましょう。長く押してキーボードだけでなくマウスも反応しない場合は、パソコンがフリーズ状態になっているかもしれません。しばらく時間をおいてから操作してみてください。
違う文字が表示される、特定の企業が入力できない場合
押したキーと違う文字の表示や「¥」「@」「/」と特定の記号が入力できない場合は、キーボードレイアウトが101英語キーボード配列になっている可能性があります。キーボードの設定が、日本語キーボード(106/109キー)になっているか確認しましょう。「U」「I」「O」「P」「J」「K」「L」「+」「M」「<」「>」「?」だけが入力できないときは、オーバーレイ機能か数字ロック機能が有効になっていることが原因かもしれません。「Fn」+「F11」で文字入力モードから数字入力モードへの変更、または「Fn」+「F10」を2回同時に押して数字入力モードから文字入力モードへの変更を試してみてください。
対処法9:CDやDVDディスクに関するトラブルの場合
メディアを1つずつチェックする
CDやDVDディスク周りの不具合も、よくあるパソコントラブルの1つでしょう。メディアを光学ドライブに入れて再生できないときはCD、DVDやブルーレイなど、どのメディアで再生できないか1つずつチェックしてみてください。他のメディアで再生可能な場合は、再生できないメディアの裏面にキズや汚れがついていないか確認しましょう。汚れがあるときはメガネ拭きのようなやわらかい布で、メディアの中心から外側に向かって汚れを取り除きます。メディアを拭くときは布を水に濡らさないように注意してください。
デバイスマネージャーを確認する
どのメディアを入れても再生できないときは、デバイスマネージャーを開いて「DVD/CD-ROMドライブ」の項目があるか確認します。デバイスマネージャーに「DVD/CD-ROMドライブ」が表示されない場合は、光学ドライブが故障している可能性が高いです。専門業者に光学ドライブの修理もしくは交換をしてもらう必要があります。デバイスマネージャーに「DVD/CD-ROMドライブ」が表示されたら、コンピューター画面から直接メディアのファイルが開くか確認、またはメディアに書き込みできるか調べてみましょう。どちらもできない場合は、光学ドライブが故障しているかもしれません。一度、専門業者に修理に出してみるとよいでしょう。
対処法10:インターネットにつながらない場合
パソコンがインターネットにつながらない時もパソコンの故障が疑われる症状です。ただしパソコン自体の故障ではなくパソコン以外が原因の場合があるので、まずは下記について確認してみましょう。
- ルーターやONUの不具合
- LANケーブルの断線
- プロバイダーやインターネット回線側のトラブル
- パソコンに内蔵されている無線LAN(Wi-Fi)機能の不具合
- パソコンに取り付けている外付け無線LAN(Wi-Fi)子機の不具合
- その他パソコンの不具合や設定
ルーターやONUの不具合
パソコンがインターネットにつながらない場合は、まずルーターやONUの状態を確認しましょう。電源が入っていなかったり電源ケーブルがコンセントから抜けていることも考えられます。
LANケーブルの断線
パソコンとルーター、ルーターとONUをつなぐLANケーブルが断線、または抜けていることも考えられます。LANケーブルを抜き差ししてきちんとつながっていることを確認しましょう。
プロバイダーやインターネット回線側のトラブル
ルーターやONU、LANケーブルに問題ない場合はプロバイダーやインターネット回線側で障害が発生していることも考えられます。一度プロバイダーや回線事業者のWebサイトを確認してみましょう。障害が発生している場合は障害情報として掲載されているはずです。
パソコンに内蔵されている無線LAN(Wi-Fi)機能の不具合
ルーターやONU、LANケーブル、プロバイダー、インターネット回線に問題がない場合は、パソコンに内蔵されている無線LAN(Wi-Fi)機能に不具合が発生している可能性があります。この場合はパソコン内にある無線LANカード(チップ)と呼ばれる部品を交換する必要があります。無線LANカード(チップ)は入手性が低かったり無線LAN子機より値段が高いので、新たに外付けの無線LAN子機を取り付けた方が良い場合もあります。
パソコンに取り付けている外付け無線LAN(Wi-Fi)子機の不具合
無線LAN(Wi-Fi)機能が内蔵されていないパソコンで外付け無線LAN(Wi-Fi)子機が不具合を起こしていることも考えられます。抜き差ししても改善しない場合は別の無線LAN(Wi-Fi)子機に交換してみましょう。
その他パソコンの不具合や設定
上記を確認しても改善されない場合は、パソコンの他の部品が故障しているか、パソコンの設定が間違っていることが考えられます。原因は多岐に渡るためPCホスピタルにご相談ください。
修理をプロに任せるのも一つの対処法
記載の対処法を試しても東芝(dynabook)のパソコンの調子が悪い状態が改善しない場合、内部パーツの故障やシステム破損など複数の原因が積み重なってる可能性もあります。
パソコンを分解して内部パーツを交換すればトラブルが改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンや一体型パソコンは分解の難易度が高く、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。
自力の改善が難しいとお考えの場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。
PCホスピタルはdynabookの電源トラブルサポートが可能です
ネットサーフィンや資料作成などに役立つパソコンは、私たちの生活に欠かせないツールとなっています。パソコンはトラブルの状態に合わせて適切な対処をすることが重要です。適切な対処がパソコンを長く使い続ける秘訣といっても過言でありません。東芝製パソコン(dynabook)を利用中にトラブルが発生したら、パソコン修理の専門家が多数在籍するPCホスピタルにぜひ修理をご依頼ください。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得