HPのパソコンが起動しない?確認したいことと対処法を紹介!

パソコンが壊れて困っている男性

HPのパソコンを使用していて、急に起動しなくなるという経験はないでしょうか。トラブルが起こったときに対処法の知識がないと、作業を進めることができず悩んでしまうかもしれません。まず、パソコンの基礎的な知識を持つことと、冷静に判断することが重要です。ここでは、HPのパソコンが起動しないときに自分でも対処可能な方法について紹介していきます。

1.HPパソコンが起動しない!どんな症状?

パソコンが起動しないといっても、機種によってその症状はさまざまです。実際には、他にトラブルが起こっているのに起動していないと誤解している場合もあります。HPのパソコンが起動しないときには、どのような症状が見られるのかについていくつか説明します。まず、電源ボタンを押しても何の反応も得られないというケースです。この場合の反応がない状態とは、起動音やランプの点灯なども一切ない状態をいいます。電源ボタンを押したときランプの点灯は見られるのに、モニター画面には何も表示されないというケースもあります。

また、電源ボタンを押した後で画面に表示されるものの、その先から進まないというケースもあるでしょう。この場合に表示されるのは、HPやCompaqのロゴでその後に画面が切り替わらず停止してしまうだけです。ロゴから先に進んでも、画面全体が黒色か青色で覆われてしまうケースもあります。この場合は、さらに何らかのエラーメッセージが表示されるのが一般的な症状です。または、Windowsが起動を始めてからエラーメッセージが表示されるケースもよく見られます。

キーボードを打つ手

2.HPのデスクトップパソコンならLEDライトを確認しよう

HPが起動しない場合、デスクトップパソコンであれば問題を特定できる手段があります。電源ボタンを押した後、パソコン本体のLEDライトのどの色が何回点滅するか確認しましょう。ここでは、主にデスクトップパソコンの改善方法として、点滅の回数に応じてどのような問題が起こっているのか説明していきます。

2-1.赤点滅が2回のとき

赤点滅が2回見られたら、BIOSに原因があると考えることができます。BIOSとは、パソコン本体とつながっているすべての管理と制御を行う装置のことです。例えば、キーボードやマウス、ハードディスク、CPUに至るまでパソコンを動かすすべてが該当します。BIOSは、ノートパソコンやデスクトップパソコンに関係なく、どのパソコンにも搭載されているものです。赤点滅が2回した後、白点滅も2回続いた場合には、BIOSのメイン領域に破損が生じているかもしれません。この場合は、何もせずにしばらく待機してみましょう。システムの変更や更新が完了すれば正常に動くことが多い傾向です。

赤点滅2回の後、白点滅が3回続いた場合には何らかの指示が画面に表示されます。表示が出たら、その指示に従ってキーシーケンスの入力を実行していけば解決につながるでしょう。また、2回赤点滅が確認できた後、白点滅が4回続くこともあります。この場合は、ブートブロックのチェックが行われているか、または修復中という意味です。この場合も、完了するまでは何もせずに待機しましょう。ブートブロックとは、ブートセクタとも呼ばれるもので、設定情報やプログラムといった特殊な記憶領域のことです。BIOSが復旧できれば解決します。

2-2.赤点滅が3回のとき

赤点滅が3回の場合には、ハードウェアに原因がないか疑ってみましょう。赤点滅が3回の後、白点滅が2回続いたならメモリ障害が起こっている可能性があります。この場合は、メモリを取り付け直して構成を修正し、問題が生じているコンポーネントの交換が必要です。赤点滅3回の後、白点滅が3回続く場合はグラフィックスチップに障害が隠れているかもしれません。グラフィックスチップとは、GPUと呼ばれるものでグラフィックカードのICチップのことです。グラフィックスチップが統合されていない場合には、コンポーネントを交換することで改善が見込めます。

赤点滅が3回の後、白点滅が4回続いたなら、電源システムに障害が起こっている可能性が高いです。この場合は、パソコンの構成を最小限にとどめるか、問題のあるコンポーネントを交換してみましょう。赤点滅が3回の後、白点滅が5回の場合はCPUに障害が出ている可能性が高くなります。可能ならCPUを取り付け直してテストを実行し、問題のあるコンポーネントを交換すれば解決できるかもしれません。ただし、無理な場合にはシステムボードとCPUを交換することが必要です。

2-3.赤点滅が4回のとき

赤点滅が4回続くのは、温度が原因で支障が出ている場合です。温度といっても問題が出る箇所や状態はさまざまなため、実際にどのようなものがあるのか見ていきましょう。赤点滅が4回続いた後、白点滅が2回あったら、プロセッサーの過熱が原因です。この場合は、まずファンが正常に作動しているかどうか確認します。次にファンの掃除を行い、CMOSをいったんリセットします。この手順で回復しない場合には、CPUか熱伝導グリスを交換してみましょう。

赤点滅4回の後、白点滅が3回の場合ならパソコン全体が熱くなっている可能性があります。この場合は、まずファンの掃除を行って様子を見てみましょう。それでも改善が見れらないなら、システムボードや温度センサーの交換をするのも手段の一つです。また、パソコンが熱くなっているときは室内の気温が上昇している場合もあります。夏季なら適度に冷房を入れるか換気を行うことで改善されるかもしれません。

赤点滅4回の後、白点滅が4回なら、MXMグラフィックカードの加熱が疑われます。MXMグラフィックカードは、ノートパソコン向けのインターフェイス規格のことです。デスクトップパソコンには、該当しないかもしれませんが、覚えておいて損はないでしょう。この場合はシステムファンの動作をチェックし、掃除をすると改善される場合があります。

2-4.赤点滅が5回のとき

赤点滅が5回続く場合の原因には、システムボードが原因です。赤点滅5回の後、白点滅が2回の場合、埋め込みコントローラーに問題があります。これは、有効なファームウェアを検出できていないというサインです。新たに装着したハードウェアがあれば、取り外しましょう。そのうえで、CMOSをリセットし、BIOSの更新を実行します。赤点滅が5回の後、白点滅が3回ならコントローラーのタイムアウトが疑われます。これは、BIOSが応答する前にコントローラーの制限時間が過ぎてしまったということです。

この場合は、まずコンポーネントを取り付け直し、そのうえでテストを実行します。必要があれば、システムボードかコンポーネントの交換をしましょう。赤点滅が5回の後、白点滅が4回の場合は埋め込みコントローラーのタイムアウトが原因です。これは、システムボードの初期化からBIOSが復帰する前に埋め込みコントローラーの制限時間が過ぎたことで起こります。この場合は、まず電源が適切であるかどうかを確認しコンポーネントを外してテストを行い、対象の不良部品を交換して改善を図りましょう。

白いUSBメモリ

3.HPのノートブックパソコンなら電源リセットをしてみよう

HPのノートパソコンを使っていて起動しない場合は、電源をリセットすることで改善させる方法があります。電源リセットによって、Windowsの応答停止やキーボードの応答停止のほか、ソフトウェアのフリーズなどを解決することが期待できるでしょう。ここでは、ノートパソコンの電源リセットをするうえで必要な準備や手順などを説明していきます。

3-1.電源リセットをする前の準備

パソコンのメモリにある情報をクリアにする際、心配なのは必要な情報まで削除してしまうことです。その点、電源リセットなら個人データまで削除してしまう心配がありません。ただし、電源リセットを実行する前には準備が必要なので、忘れずに実行しておきましょう。まず、ノートパソコンの周辺機器をすべて切断しておきます。マウスやキーボードなどのほか、USBメモリや外付けハードディスクなども外します。このとき注意したいのは、USBメモリなどが使用中のときは正しい手順を踏んで終了させておくことです。周辺機器の切断ができたら、次にノートパソコンの電源を入れてパソコン自体のテストを行います。

続いて周辺機器を再接続しましょう。このとき、1度に一つの接続をするのがポイントです。次にノートパソコンをひっくり返し、バッテリーコンパートメントドアがどこにあるか探しておきます。

3-2.電源リセットの実行

HPのノートパソコンは、バッテリーが外せるタイプのリムーバブルバッテリーと外せないタイプのバッテリーがあります。タイプによって電源リセットの方法が違うため、それぞれ説明していきます。リムーバブルバッテリーの場合は、まず電源を切ってプリンタやAVアダプタといった周辺機器を取り外しておきましょう。次に、古いバッテリーをバッテリーコンパートメントから外します。続いて、バッテリーの電源ボタンを約15秒間押し続けて放電を行います。放電が完了したらもとの場所にバッテリーを挿入しましょう。次に、ACアダプタだけを接続し、ノートパソコンの電源を入れてWindowsを通常通り起動させます。その後、他の周辺機器を再び接続させて終了です。

バッテリーが外せないタイプは、封印されたものと非リムーバブルバッテリーがあります。この2種類はどちらも手順は同じです。まず、ノートパソコンの電源を切り、続いてACアダプタと周辺機器を外しておきます。次に、ノートパソコンの電源ボタンを約15秒間押し続けましょう。電源ボタンを長押しすることで電源リセットが完了します。ここまで済んだらACアダプタを接続し、電源を入れます。そのままWindowsを通常通り起動させ、続いて周辺機器を接続して完了です。

4.Windows10のHPパソコンが起動しないときの対処法

同じHPのパソコンでも、Windows10を搭載している場合はやや違う対処ができます。Windows8を使っている場合も同じ対処で実行できるため、覚えておくと便利です。ここでは、Windows10を搭載しているパソコンが起動しないときの対処方法について紹介していきます。

HDDの内部

4-1.本体からケーブルやディスクなどを外す

はじめに準備しておきたいのは、パソコン本体から周辺機器を外しておくことです。まず、電源を切っておき、それから接続している機器類をすべて外します。外付けのハードディスクなどはもちろん、ケーブルなどもすべてです。スキャナーやプリンタなども外しておきます。メモリーカードを使っている場合は、カードリーダースロットから取り出しておきましょう。ただし、マウスとキーボード、モニターは接続したままにしておきます。続いて、パソコンの電源を入れて起動するかどうか様子を見ます。全く起動する気配がない場合は、そのまま電源ボタンを長押しして電源を切っておきましょう。

4-2.本体のリセットをする

続いて、パソコン本体のリセットを行います。本体をリセットする目的は、ハードウェアコンポーネントに蓄積されてしまう電力量を抑えることです。この方法は、ハードリセットと呼ばれるもので実行することで起動時に関するエラーを解決できる場合があります。この方法は、デスクトップパソコンとノートパソコンでは若干手順が違うので、それぞれに説明していきます。デスクトップパソコンを使っている場合は、まず電源を落としておきます。次に電源コードを抜き、そのままの状態で電源ボタンを5秒間ほど押し続けましょう。続いて電源コードを再び接続し、電源をもう一度入れます。

ノートパソコンの場合も、はじめに電源を切ってからACアダプタを抜いておきます。続いて電源ボタンを8〜10秒ほど長押ししましょう。その後は、もう一度AVアダプタを接続し、そのまま電源を入れます。ここで注意したいのは、ノートパソコンがリムーバブルバッテリーを使用している場合です。リムーバブルバッテリー搭載タイプの場合は、ACアダプタをまず抜いてからバッテリーを外すという作業を行います。

4-3.ハードウェア診断アプリを使って診断する

本体のリセットが完了したら、続いて診断テストを行います。診断テストは、専用のアプリを使う方法です。はじめに、HP PC Windows用のハードウェア診断アプリを、Windowsで検索して開いておきましょう。メインメニューから「システムテスト」を選択したら、「システムの高速テスト」、続いて「1回実行」とクリックしていきます。ここまで操作を進めたところで、診断テストの開始です。診断テストが行われている間、終了までの時間とテスト結果が画面上に表示されていきます。診断テストがスムーズにできない場合や結果が失格の場合には、HPカスタマーサポートに連絡を入れることが賢明です。

その際、障害IDをメモしておき必ず一緒に伝えましょう。また、診断テストのアプリが入っていない場合もあります。そのときは、新しいバージョンのアプリをダウンロードすれば、診断テストが行えるでしょう。

4-4.パソコンを初期状態に戻す

パソコンが起動しない場合の対処として、初期状態に戻すという方法があります。パソコンは、使用しているうちにさまざまな設定を行うことが多く、複雑な要因が絡んで動作に悪影響を与えてしまうことも少なくありません。そのようなときに有効な手段の一つが初期状態に戻す方法です。Microsoftのリフレッシュ機能を利用すればWindowsの再インストールができ、それによってリフレッシュができます。

まず、「オプションを選択」の画面から「トラブルシューティング」を洗濯します。続いて「PCをリフレッシュする」をクリックし、画面の説明に従ってそのまま操作していきましょう。最終的に、Windowsが起動すれば完了です。ただし、この方法はデメリットもあるので注意しましょう。それは、初期状態にすることで、それまでの設定や個人のファイルまで破壊される可能性が高いことです。そのため、できるだけ最終手段と考え実行する場合はデータのバックアップを忘れてはいけません。

パソコンが直って笑顔の女性

それでも直らないときは?修理の依頼をしてみよう!

HPのパソコンが起動しない場合の原因はさまざまです。起動しないという状況は同じでも、原因によって対処方法は異なるため、自分でスムーズに解決していくことは、難しいこともあるでしょう。また、デスクトップパソコンなどは重さもあり、周囲に持ち込むのはなかなか大変です。「ドクター・ホームネット」ならHPパソコンが起動しないとき、出張サービスでスピーディーな対応ができるため、一度利用してみてはいかがでしょうか。


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