MacBookが重いときの原因や対処法とは?能力拡張の方法も紹介

MacBookの動作を改善

MacBookを使用しているとき、突然動作が遅くなるという経験はないでしょうか。自分なりにいろいろ試しても具体的な解決につながらず、悩んでしまう人もいるでしょう。MacBookは気軽な対処方法をいくつか試してみるより、機能面の原因をじっくり探る方が解決への近道になることは多いものです。ここでは、MacBookの処理速度が遅くなる原因とその解決方法についてわかりやすく解説していきます。

1.MacBookが重い!考えられる原因とは?

使用中にMacBookがいきなり重くなる場合には何らかの原因が生じていることになります。この段落では、MacBookの動作が遅くなったときにはどのような原因が考えられるのか紹介していきます。

MacBookのお困りごとをサポート

1-1.CPUへの負担

それまで問題なく動いていたMacBookが急に重くなったときは、CPUへの負担が大きくなっているのかもしれません。CPUとはパソコン上のさまざまな処理を担う中心的な装置のことです。画像処理などのグラフィック系ソフトを使用している場合、CPUの使用率は高くなります。ソフトの複雑な機能にCPUの処理能力が十分対応していないときにはそれだけ大きな負担がかかり、動作が重く感じることがあるのです。ソフトを一つだけ動かす分には問題がなくても、同じようなソフトを複数同時に立ち上げている場合はCPUの負担がかかって処理速度は遅くなります。

複数のソフトを使っているなら、どちらか使わない方を終了させてみましょう。グラフィック系ソフトの場合は、作業中のデータ容量が重い場合も急に処理が遅くなることもあります。ソフトは一つしか起動していなくても、その中で作業ウィンドウを何枚か開いているときは、不要なウィンドウを閉じてみましょう。他には、自分では操作を行っていなくても自動で起動しているソフトが原因になっていることもあります。いずれの場合も、使わないソフトやウィンドウを終了させるだけで軽くできるかもしれません。MacBookのセーフモード機能を使ってソフトが自動で読み込まれるのを防ぐのも有効な方法の一つです。

1-2.メモリの容量不足

MacBookの処理速度が遅くなるときの原因の一つにメモリの圧迫があります。メモリはデータを一時的に保存しながら作業を行うもので、パソコンを使用するうえで重要な役割を担っています。通常、パソコンでデータやソフト、アプリなどを保存しているのはハードディスクです。ソフトやアプリは一度インストールしてしまえば、バージョンアップでもしない限りそうそう動かすことはないでしょう。しかし、データは作業するたびに情報を読み出す必要があり、作業のたびにハードディスクから情報を読み出していたら時間がかかります。

ハードディスクよりアクセスしやすいメモリは、スムーズにパソコン作業を行ううえで必要なのです。ハードディスクがアプリやソフトなどを保存しておく鍵付きの倉庫だとしたら、メモリは倉庫から出して作業するための作業台だと考えればわかりやすいかもしれません。メモリが大きければその分多くのデータを一時的に保存でき、広い作業スペースが確保できます。しかし、必要のないデータやアプリなどが増えると、メモリを余計に使っていることがあります。メモリの容量に余裕がなくなれば処理速度が遅くなり、それがMacBookが重くなる原因になるのです。画像データなどのキャッシュが多いこともメモリを圧迫する原因です。

2.MacBookが重い原因を調べる方法

MacBookが重いときには、その原因を探ることで適切な解決策につなげることができます。ここでは、MacBookの処理速度が遅くなった際に自分で可能な調査方法について説明していきます。

2-1.ディスクユーティリティ

Macにはメンテナンスを行うことができる「ディスクユーティリティ」が入っています。MacBookにも搭載されているので、起動させて動作が重い原因を探り修復してみましょう。ディスクユーティリティはハードディスク内に保存されており、起動させるには複数の方法があります。1つめはFinderから開く方法です。DockにあるFinderをクリックしたらアプリケーションを開き、その中にある「ユーティリティ」フォルダをクリックすると「ディスクユーティリティ」が出てきます。そのままクリックしたら「First Aid」を選択して「実行」します。

2つめは「検索」から探していく方法です。ソフトを何も起動していない状態にすると画面にはFinderが表示されます。「ファイル」から「検索」へと進み、検索用のウィンドウが表示されたら「ディスクユーティリティ」と入力しましょう。表示されたら「First Aid」を選択して「実行」すればいいのです。検索機能はcommandキーとFキーを同時に押しても簡単に出せます。commandキーとspaceキーを押しても検索可能なので、やりやすい方法で試してみましょう。「ディスクユーティリティ」が表示できれば、そこから先の操作はすべて同じです。

「First Aid」を実行してハードディクやSSDに問題が見られればそのまま自動的に修復が行われます。特に問題がない場合には「ボリューム“Macintosh HD”は問題ないようです」と表示されるので心配はないでしょう。ただし、赤色でエラーが表示されるようなときには重大なエラーが心配されます。そのような場合は一旦電源を落とし、commandキーとRキーを押しながら再起動させて「ディスクユーティリティ」で修復を実行してみましょう。

2-2.アクティビティモニタ

MacBookが重くなっているときの原因究明と修復を行うには「アクティビティモニタ」を使うという方法もあります。ソフトやアプリのどれかがメモリやCPUに負担をかけていると、Macの処理速度が異常に落ちやすくなります。そのような場合は負担になっているソフトやアプリを特定してあげれば、動作改善につなげることができます。「アクティビティモニタ」はMacにはじめから入っている機能の一つで、MacBookにも装備されています。「アクティビティモニタ」を使って、ソフトやアプリの稼働状況を確認してみましょう。

「アクティビティモニタ」はFinderからアプリケーションへと進み、その中にある「ユーティリティ」に入っています。起動させると使用しているソフトやアプリが一覧表示され、プロセス名で区別ができます。CPUやメモリ、ディスクなどの項目をクリックすればそれぞれで使用率が高いものから順に表示されるので、必要がないのに上位にあるものは削除しておきましょう。この方法で処理速度を改善できるかもしれません。

3.MacBookが重い場合の対処法とは?

MacBookがいきなり重くなると、作業が遅れるなど悪影響が出てしまいます。そこで、ここでは手軽に実行できる対処方法について紹介していきます。

3-1.システムソフトウエアを最新化する

MacBookが遅いなど動作に問題が見られるときには、システムソフトウェアを最新化するだけで改善される場合があります。システムソフトウェアを確認し、古いようであればアップデートして最新化しておきましょう。前のバージョンで何らかの不具合が発生している場合、アップデート版で改善されているのが一般的です。アップデートによって処理速度などの動作が向上するというのは、macのOSやアプリなどにもいえます。古いバージョンのままにしていると、不具合なども改善されていない可能性が高まります。

MacBookを快適に使うためにはできるだけこまめにチェックを行い、アップデートしておくことがポイントです。アップデートの確認と実行はアップルメニューのApp Storeから行います。App Storeのウィンドウが開いたら「アップデート」をクリックし、「アップデートなし」と表示されれば最新化されているということです。アップデートが必要なものは表示されるので、そのまま最新化を実行しておきましょう。

3-2.キャッシュをクリアする

MacBookの動作を改善したい場合、キャッシュをクリアにするという方法もあります。キャッシュとはブラウザで閲覧したサイトをパソコンに記憶しているものです。通常、サイトを閲覧するにはページを読み出すことになります。しかし、複数の画像や動画などで形成されているページはデータ容量が重いため、読み出すのに時間がかかることも少なくありません。ところが、キャッシュは一度読み出したサイトの画像やフォントなどを丸ごと記憶しているので、もう一度見たいときすぐに表示することが可能なのです。

このように、キャッシュとは本来、サイトの閲覧などパソコン上の動作をスムーズにする役割を持っています。キャッシュは履歴のように文字だけの表示とは違い、ダウンロードしたデータを丸ごと保存しているためメモリが消費しやすいのがデメリットです。MacBookの場合は、ブラウザのキャッシュだけでなく、アイコンやフォントなどさまざまなキャッシュが存在しています。その分多くのメモリを消費しているのです。メモリの消費を抑えて動作速度を改善させるために、不要なキャッシュをクリアにしておきましょう。キャッシュのクリアはブラウザやアプリなどで行えます。

3-3.ストレージの空きを確保する

ストレージの空き容量に余裕がなくなるのも、MacBookを重くする原因の一つです。ストレージに適度な空きを持たせるようにしておけば、MacBookの動作環境を良好に保つことができます。そのためには使わなくなったアプリやソフトがないかどうか、ときどきチェックしてみましょう。データをバックアップしている場合、一定期間が経過すると不要になっていることもあります。要らないと判断できるデータは削除することでストレージ容量を空けることができます。ゴミ箱の中身がそのままになっていないかどうか確認し、こまめに削除しておくことも大切です。

ストレージの空き容量の見直しで動作を改善

ストレージとメモリはどちらもデータなどを保存するという点では似ていますが、保存される期間が違います。メモリは作業中のデータを一時的に保存するものですが、ストレージは長期的な保存が可能です。整理しないとどんどんデータが溜まっていくので、すぐに使わないデータは外部ストレージに移動させるのもいいでしょう。AppleのiCloudで、ストレージを利用するという方法もあります。有料ですが手頃な料金での利用が可能です。

3-4.再起動をする

MacBookを再起動させることは、処理速度が遅いなどの不具合が見られるときに有効な手段です。再起動することでMacの内部がリセットされ、同時に不具合も解消される場合があります。再起動は、さまざまなアプリの動作が遅くなったときにも効果を発揮しやすい手段といえます。NumbersやKeynote、Pagesなどを使っているときも、処理が鈍くなってくることは多いものです。メモリやCPUの負担の他に何らかの不具合が発生したとき、すぐには原因がわからないこともあるでしょう。そのような場合は再起動してみると解消されるかもしれません。再起動で動作が改善されやすいのは、FinderやDockも同様です。再起動しても改善できないときには、macOSを再インストールしてリカバリーするという方法もあります。

4.MacBookの能力を向上させる2つの方法とは?

MacBookの速度が遅くなったときには、そもそもMacの性能自体が使い方に追いついていないのかもしれません。そのような場合は、メモリ増設やSSDの使用などのカスタマイズを行う必要性が出てきます。ここでは、それらの手段を取る場合の方法について解説していきます。

4-1.SSDに交換

SSDとはソリッド・ステート・ドライブの頭文字から取ったもので、HDD同様パソコンのデータなどを保存するストレージの一つです。この2種類は基本的に同じ役割を持っています。しかし、SSDの方は超高速でのデータ読み書きが可能なため、HDDに比べて動作が大幅に改善されやすいという特徴があります。そのうえ衝撃に強く、静音性にも優れているのです。しかし消費電力も小さいことから、HDDをSSDに交換するだけでもMacBookの性能をアップさせることは可能でしょう。

HDDからSSDへの交換は自分で行うことも可能です。ただし、その場合はまず内蔵型SSDとSSDケーブルを用意しなければなりません。さらにHDDに保存されている全データをSSDに移し替えるという処理を行うことが必要です。パソコンに不慣れな人にとっては手間がかかる作業で、誤ってデータを削除してしまうなどのリスクも伴います。パソコン修理を受けている店舗であればSSD交換に対応していることは多く、データのバックアップから移し替えの作業まで行ってくれます。SSDの選定まで依頼できるので、安心して任せられるでしょう。

4-2.メモリ増設

MacBookに限らず、パソコンが重くなる原因にはメモリの容量不足が多いものです。そのため、メモリを増設するだけで動作環境が改善されるケースは少なくありません。メモリ容量が多ければ、一度に作業できる量も増やせることになります。大きな容量のデータを扱うことも可能で、作業のたびにハードディスクなどから読み出す手間もかかりません。その分、処理速度の改善にもつながります。パソコンの使い方によっては購入時からメモリ容量を大きめにしておくことも重要なポイントといえるでしょう。

MacBookを頻繁に使う場合や大きなデータを扱う場合には、通常2〜3GBのメモリが必要です。購入時にそこまでのメモリが入っていなくても、後から増設可能なMacBookもあります。基本的には2012年以前のMacBookであれば、メモリ増設は可能でしょう。ただし増設できないタイプもあるので、詳しくはAppleの公式サイトで確認してみましょう。専用の工具やメモリを購入すれば、自分で増設することもできます。ただし、故障やトラブルがあればさらに修理が必要になる場合もあるので、慎重に行うことが重要です。メモリ増設はMacを扱う修理店でも対応しているので、そういった店を利用することで安全性を優先できます。

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MacBookの動作が遅くなるのは、メモリの容量不足やCPUへの負担などが原因かもしれません。ディスクユーティリティやアクティビティモニタを使うことで詳しい原因究明が可能です。もしMacBookの性能が自分の使い方に合っていないなら、SSDへの交換やメモリ増設で不具合が改善されるかもしれません。これらはパソコン修理店でも対応可能ですが、ドクター・ホームネットなら修理や交換の実績が多く、全国に対応しています。

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