電源は入るが起動しない!パソコンの画面がつかないときの対応について

起動しなくなったパソコンどうすればいい

ある日突然パソコンの画面がつかなくなったという経験をした人も多いのではないでしょうか。この場合、パソコンに深刻な問題が発生している状態に陥っているケースがあります。その一方で、簡単な対応で復旧することも少なくありません。この記事では、パソコンの画面がつかなくなった場合の対処法について紹介していきます。修理に持ち込む前に、これから紹介する対応策を一つずつ試してみましょう。

1.実は故障していない?真っ先に試しておきたい対応とは

画面がつかないからといって、パソコンそのものが故障しているとは限りません。単純に機器の接続不良であったり、モニターだけが故障していたりすることもあります。その場合、真っ先に試しておきたい対応があります。この段落では、すぐに試したい3つの対策を紹介していきます

1-1.電源ケーブルを確認する

まず確認しておきたいことは、電源ケーブルがコンセントかパソコンに正常に差し込まれているかどうかです。単純な確認作業ではありますが、そもそも、モニターの電源ケーブルがしっかりと接続されていないケースがあります。その場合は当然、画面がつきません。一度電源を落とした後に、再度電源ケーブルを差し直しましょう。同時に、電源ケーブルに汚れや破損がないかを確認します。汚れや破損があれば、接続に影響がでるほか、発火なども誘発してしまう恐れがあります。 また、たこ足配線になっている場合、電圧の低下によって、まれにパソコンの動作が不安定になってしまうこともあるので、できるだけコンセントに直接差すことを心掛けましょう。

1-2.外部機器やディスクをすべて取り外す

パソコンにCDやDVDなどの記録メディアをセットした場合、取り出し忘れてしまうことはよくあります。また、USB接続による外部機器なども同様です。取り出し忘れてしまい、そのままの状態にしておくと、それらの記録メディアがWindowsやパソコンそのものに影響を及ぼしてしまう可能性も少なくありません。まずは、一度すべての外部機器やドライブに挿入されているディスクを取り外しましょう。その後、再起動してみると、正常に動作することもあります。この場合、記録メディア内のデータが消えてしまうこともあります。普段から、メディアを使用した場合は取り出したり、取り外したりする癖はつけておきましょう。

1-3.モニターを交換してみる

当然のことではありますが、モニターが故障している場合は、パソコンを起動しても画面は表示されません。あるいは、モニターの電源が入っていないこともあるので、確認しておきましょう。モニターが故障していると思われる場合、デスクトップパソコンであれば、一度別のモニターに付け替えて表示されるか試してみると確実です。ノートパソコンを使用している場合は、モニター接続端子やHDMIケーブルを使って外部モニターに接続してみましょう。別のモニターでは問題なく表示されるようであれば、パソコンそのものが壊れているわけではなく、ノートパソコンの液晶部分が故障している可能性が高いといえます。この場合には液晶の交換をする必要があります。

2.パソコンが立ち上がるときの基本的な流れ

パソコンの正常起動の流れ

ほとんどのパソコンは、立ちあがって画面が表示されるまでの流れは一緒です。電源を入れると本体のシステムが立ち上がり、メーカーのロゴが表示されます。Windowsであれば、Windowsのロゴが表示され、あとはデスクトップメニューが表示されるといった流れです。一連の流れにおいて、どの部分で画面がうまく表示されなくなったかによって、故障しているところが違い、またその対応も異なります。

3.画面がつかないときの対応

パソコンが起動するにもかかわらず、デスクトップの画面までたどり着かない場合、症状によっては簡単に修復することができません。パーツ交換が必要となるケースもあるので、自分で修理するにはある程度の知識が必要です。ここからは、主な症状とその具体的な対応について5つ紹介していきます。

起動画面から動かないPC

3-1.画面が真っ暗なままの場合

電源起動後、メーカーロゴも表示されず、画面が真っ暗なままの状態の場合は、原因がいくつか考えられます。一時的にパソコン本体に余計な電気がたまり、動作不良を起こしている可能性も考えられるので、まずは放電を実行してみましょう。始めに、パソコンの電源を長押しして強制的にシャットダウンします。続いて、パソコン本体から電源ケーブルを抜きます。ノートパソコンの場合はバッテリーも外しておきましょう。そのまま5~10分程度、何もせず放置します。

時間が経過したら、バッテリーや電源コードを接続し、再度起動してみましょう。これで正常に動作する場合があります。放電をしてもうまく起動しない場合や、パソコン本体からピープ音と呼ばれる警告音のような音が鳴る場合もしくは、冷却ファンだけが回っている場合は、違う原因で動作しないことが考えられます。マザーボードやCPU、メモリーのいずれかが不具合をおこしている可能性が高いです。特にピープ音がする場合は、メモリーに問題があることが考えられます。個人で対応できない場合は、修理に出したほうが確実でかつ、早いといえるでしょう。

また、放電で済んだ場合でも、経年劣化によってパソコンのハードウェアは常に摩耗していきます。万が一の事態を避けるためにも、バックアップは常にとっておくことが大切です。

3-2.メーカーロゴが表示されたままフリーズする場合

この症状が発生することはあまり多くはありませんが、パソコン本体のメーカーロゴが表示されたまま、次の画面へ移行しないというケースもあります。この場合、OSと呼ばれる、パソコンの基礎部分を管理・制御するソフトウェアに問題がある可能性があります。もしくは、最低限の入出力を行ったり、周辺機器をチェックする役割を担ったりするBIOSと呼ばれるソフトウェアの自己診断によって、問題が生じている可能性も高いです。

BIOSが自己診断する原因として、ハードディスク、またはメモリーの劣化や故障が挙げられます。故障部位の交換や、OSの再インストールなどが必要となるので、この場合もやはり、個人で対応できないときは修理に出したほうが確実といえるでしょう。

3-3.黒い画面に白い文字が表示される場合

「Press F1 to Resume」や「Strike the F1 Key to continue」など、キーボードのF1キーを押すような指示がある場合は、まずはそれに従いましょう。これによって正常に起動する場合もあります。ただし、内部のパーツや電池が消耗していることによりこれらの表示が出ることもあります。そのため、起動できた場合でも、メーカーや修理専門店に一度相談してみると良いでしょう。

また、日本語で「Windows エラー回復処理」と表示されることもあります。その場合、いくつかの選択肢が併せて表示されますが、選択肢の下側に表示される「Windowsを通常起動する」や「前回起動時の構成」などを選ぶと、動作が回復することも多いです。

3-4.エラー処理を実行している場合

画面に文字が表示され続け、エラー処理を行っている場合は、処理が終わるまで待つしかありません。この処理を途中で停止してしまうと、また最初からやり直しになってしまいます。これは、パソコン内でなんらかのトラブルが起こり、それによって自己修復をしている状態です。エラー処理の実行が分かるワードとして、文字列内に「ファイルを検査しています」や「CHKDSK is verifying」などが表示されます。

非常に時間がかかることもありますが、何時間たっても通常通り起動しない場合は、故障している可能性が高いです。時間を無駄にしてしまうので、修理に出したほうが早いといえます。

3-5.ブルースクリーンが表示される場合

ブルースクリーンとは、青い画面に白文字でエラーコードが書かれた画面のことです。ブルーバックともいわれますが、正式にはSTOPエラーといいます。この症状は、Windowsの起動中や、起動直後に発生することが多いです。または、正常に起動した後でも、作業内容にかかわらず表示されることもあります。

ブルースクリーンの原因はさまざまです。どのタイミングで症状がでたか、または書かれているコード内容にもよりますが、基本的にはメモリーやハードディスクに問題があると考えられます。しかしそれ以外にも、システムやソフトウェアの不具合、もしくは最悪の場合、ウィルス感染しているケースもあり、ブルースクリーンが発生した場合の症状は、非常に深刻で複雑なものといえるでしょう。

対応としては、パソコンのリカバリ領域からパソコンを初期化すると改善されることがあります。ただし、メーカーや機種によって方法が異なるため、付属のマニュアルを参照しながら対応を進めなければなりません。

さらに、リカバリによってパソコン内に保存していたデータはすべて消えてしまいます。そのため、保存データが必要な場合や、自力での解決が難しい場合はそのまま電源を切り、業者へ依頼したほうが安全です。

4.セーフモードを試してみる

紹介した方法でもうまく起動しない場合、セーフモードを試してみると改善することがあります。セーフモードとは必要最低限の機能だけでパソコンを起動し、加えて、パソコンに起きているトラブルを診断してくれるモードのことです。セーフモードの起動方法は、OSの種類によって異なります。ここからは、使用しているOSごとの起動方法や、起動後の対応を紹介していきます。

4-1.Windows10やWindows8.1の場合

まず、パソコンの電源を入れ、パソコンを起動させます。起動画面が表示されたらすぐに電源を長押しして、強制的にパソコンをシャットダウンさせます。なお、起動画面そのものが表示されない場合でも、同様に電源を長押しして強制終了させてかまいません。すると「自動修復を準備しています」という表示が出た後に「PCを診断中」という表示があるのでそのまま待ちましょう。その後「自動修復」という画面が表示されたら、詳細オプションからトラブルシューティングに進み、さらにその中の詳細オプションから、スタートアップ設定をクリックします。

そのままスタートアップ設定内の再起動をクリックすると、パソコンが再起動されます。その後再びスタートアップ設定とともに、番号付きのメニューが表示されるので、キーボートで「セーフモードを有効にする」の番号を押せば、セーフモードによる起動の準備が完了です。なお、Windows10を利用している場合、パソコンの再起動によってOSの起動に2回失敗しても、自動的にセーフモードに移行する仕様になっています。

4-2.Windows7の場合

Windows7によるセーフモード起動の場合、前述の手順とは異なります。まず、パソコンの電源を入れたら、メーカーのロゴが表示されている間、キーボードのF8を押すか押し続けましょう。そうすると、詳細ブートオプションという画面とともにメニューが表示されます。キーボードの矢印キーを使って、メニュー内のセーフモードを選択し、Enterキーを押します。これでセーフモードでの起動が完了です。ただし、パソコンを再起動すると、セーフモードは自動的に解除されるので、セーフモードを再起動するには同じ手順を踏む必要があります。

4-3.セーフモード起動後の対応

セーフモードでは、通常のデスクトップ画面と同じものが表示されます。セーフモードの立ち上げに成功したということは、パソコンの動作に影響を与えていると思われるプログラムやドライバーがある可能性が高いです。まずは疑わしいものをチェックして、それらを削除してみましょう。もしくは、ウィルス感染によって不具合を起こしている可能性もあります。セーフモードで起動させたら、必ずウィルス対策ソフトを最新版にアップデートするとともに、ウィルスチェックを行いましょう。コントロールパネルからシステムの復元を選択すると、正常に動作していた時点に戻せる可能性もあるので、試してみるのも一つの手です。

5.どうしても起動しないときは修理を依頼

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紹介した方法でうまく改善されない場合は、パーツの劣化や故障、BIOSの問題が原因となっていることも考えられます。パソコンを分解し、パーツを適切に交換できれば、直る可能性はあるでしょう。しかし、失敗すれば現状よりもさらに症状が悪化してしまう可能性も、もちろんあります。また、ノートパソコンや一体型パソコンの場合は、分解も容易ではありません。知識があれば安全ですが、場合によっては修復不可能な状態まで陥ってしまうこともあるでしょう。

自力での修復が困難だと思ったら、無理せずにメーカーや専門業者へ相談することが大切です。プロであれば、確実な修理でかつ、余計な時間をかけることもありません。パソコンやデータの安全のためにも、判断次第で修理の依頼をするようにしましょう。

焦らず根気よく対応を進めよう

画面がつかない理由として、電源ケーブルの接続不良やモニタの不具合など、そもそもパソコンが故障していないケースも多いです。起動しないと焦ることなく、まずは紹介した方法を一つずつ根気よく実行してみましょう。それでも上手くいかない場合は、修理実績が豊富なドクター・ホームネットに相談してみてはいかがでしょうか。

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