おすすめのUSBメモリー5選!USBメモリーの種類と選び方

おすすめのUSBメモリー5選!USBメモリーの種類と選び方

パソコンやスマートフォンを活用する方が増えた現在では、データの保存方法も多様化しています。その中でもUSBメモリーは汎用(はんよう)性が高く、世界中で使用されているデータの保存媒体です。

今回はUSBメモリーについての種類や選び方、メリット、使用上の注意点などについてご紹介します。

USBメモリーとは?

USBメモリーとは、USBという規格を用いてデータの保存ができる、小さな記憶装置です。USBフラッシュメモリーやUSBフラッシュドライブ、また単にUSBとも呼ばれています。

パソコンやゲーム機、スマートフォンなどのUSBに対応した機械から、データを移してバックアップを取ったり、別の媒体にデータを移し替えたりするのが主な用途です。

USBメモリーのメリット

USBメモリーは軽量で小さいため、USBメモリーが1つあればデータを簡単に持ち歩けます。

データ保存のための装置はCDやフロッピーディスクなどもありますが、それを読み込むためにはドライバーという、専用の機械が必要です。ドライバーがパソコンに備え付けられていない場合は、外付けドライバーを購入してください。

USBメモリーは、USB端子がついたパソコンに差し込むだけで使用できます。現在販売されているパソコンのほとんどにUSB端子が搭載されています。

また、コンビニに設置されているコピー機は、USBメモリーに対応したものが多く、USB端子にUSBメモリーを挿入し、ファイルを選択するだけで、簡単にデータや写真の印刷が可能です。

使用上の注意点

USBメモリーは大変便利な道具ですが、使用するにあたっていくつか注意しておきたい点があります。

USBメモリーは紛失しやすい

USBメモリーは本体がとても小さいため、紛失しやすいことがデメリットといえます。保管場所を決めて同じ場所にしまうようにする、キーホルダーをつけて目印にするなどして紛失のリスクに備えましょう。

USBメモリーは長期保存に不向き

USBメモリーにはデータの書き込み回数に上限があり、限界を超えてデータを更新してしまうとエラーが発生してしまいます。また、USBメモリーは触らずに放置していると、絶縁体の経年劣化でデータが少しずつ消えていく可能性があります。

そのため、USBメモリーは長期保存に不向きといえるでしょう。

なおUSBメモリーの寿命は、メーカーや保存環境、使用頻度によっても異なりますが、低価格のものだと1~2年といわれています。品質の良いUSBメモリーの中には10年使用できるものもあるため、長く使用したい方はメーカーの動作保証年数を確認して購入することをおすすめします。

USBメモリー以外にもデータの保存場所が必要

USBメモリーは、データの長期保存に適していないため、データの一時保管や移動用に使用したほうが良いでしょう。

消えてしまったUSBメモリー内のデータは、専用のリカバリーソフトを購入するか、専門業者に頼むことで復旧できる可能性があります。ただし、確実に復元できるとは限らないため、USBメモリー以外にもデータの保存場所を用意しましょう。

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USBメモリーとSDメモリーカードの違い

USBメモリとSDカード

USBメモリーの類似製品に、SDメモリーカードという薄いカード型のフラッシュメモリーがあります。SDメモリーカードは、デジタルカメラの画像の保存場所として使用されることが多く、携帯電話のデータ保存にも、micro SDカードと呼ばれるSDメモリーカードが使用されています。

SDメモリーカードの特徴としては、薄く軽量で持ち運びが簡単ですが、電気に弱いことが挙げられます。例えば、冬場の静電気には注意が必要で、帯電した手でSDメモリーカードに触れただけで、データが消えてしまう可能性もあるのです。

その他、SDメモリーカードには、USBメモリーと同じように、紛失しやすく寿命が短いというデメリットもあります。

USBメモリーの種類

USBメモリーにはシンプルなものからセキュリティー機能がついたものまで、多彩なタイプが販売されています。それぞれの形式について詳しくご紹介します。

スタンダードタイプ

もっとも一般的なUSBメモリーは、データを保存する機能のみがついたタイプです。パソコンやコピー機、ゲーム機などについているUSB端子に抜き差しして使用します。USB端子はさまざまな形が登場しているため、お手持ちの機器に適合するのはどのUSBメモリーか、確認してから購入しましょう。

スマートフォン・タブレット対応

スマートフォンやタブレットのUSB端子に対応した、小型コネクタ搭載のUSBメモリーがあります。また、パソコン用のUSBメモリーでも、変換アダプターを購入すれば、スマートフォンやタブレットのデータ移行が可能です。

セキュリティー機能つき

個人情報の保存やビジネスシーンでの使用には、セキュリティー機能つきのUSBメモリーがおすすめです。スタンダードなUSBメモリーにセキュリティー機能が付加されており、パスワード設定、ウイルス対策などが施されています。

変わり種USBメモリー

USBメモリーが普及した現在では、外見に工夫をこらした変わり種のUSBメモリーが多数発売されています。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • 食品をかたどったもの
  • キャラクターのフィギュア型のもの
  • 木製やコルク製など変わった素材のもの
  • 発光する鉱石が埋め込まれたもの

USBメモリーの選び方

いろいろな種類のUSBメモリ

USBメモリーは、使い道によって適したスペックが異なります。ここでは、転送速度や容量、セキュリティー機能の面から、USBメモリーの選び方の基準をご紹介します。

転送速度

パソコンからUSBメモリーにデータを移す際、転送速度が速いほうがストレスなく使用できます。なお基本的には、規格が新しいUSBメモリーほど、転送速度が速く設定されています。扱うデータ量が多い方は、転送速度を重視してUSBメモリーを選んだほうが良いでしょう。

以下はUSBメモリーの規格毎の最大転送速度です。

USB 1.1 最大12Mbps
USB 2.0 最大480Mbps
USB 3.0
USB 3.1 Gen1
USB 3.2 Gen1
最大5Gbps
USB 3.1 Gen2
USB 3.2 Gen2
最大10Gbps
USB 3.2 Gen 2×2 最大20Gbps

容量

現在では、USBメモリーが開発された初期と比べると、多くのデータが保存できるようになりました。またUSBメモリーの価格は、容量が大きいほど高額となります。

写真をよく撮影する方が画像保存を目的にUSBメモリーを使用する場合は、16GB以上の容量のUSBメモリーをおすすめします。

音楽データの保存が目的の場合は、32~64GBほどの容量が必要です。

なお動画データを保存する場合は、もっとも多くのデータ容量が必要とされます。USBメモリーに動画保存をしたい場合は、128GB以上のUSBメモリーを選ぶようにしましょう。

セキュリティー機能

USBメモリーは、商品によってセキュリティー機能の強度に差があります。

  • ファイルを暗号化して保存できる
  • ウイルスチェック機能がついている
  • 登録したパソコンのみ接続可能
  • パスワード設定ができる
  • 指紋認証機能がついている
  • データのコピー制限つき

上記のような機能が付加されているUSBメモリーほど、セキュリティー性能が高いとされています。

周辺機器の選び方は、購入のご相談はこちら。お客様のご利用環境にあわせたご提案とサポートを提供しています。

おすすめのUSBメモリー

上記の種類や選び方を踏まえて、おすすめのUSBメモリー製品を5つご紹介します。

RUF3-AC32G-RD

出典:株式会社バッファロー
RUF3-AC32G-RD : 高速/スタンダードUSBメモリー | バッファロー
2020年9月17日

メーカー株式会社バッファロー
製品ページRUF3-AC32G-RD
価格1,300円前後
スマートフォン
対応
iPhone:×
Android(※):〇
※USB Type-C搭載のAndroid。
規格
  • 接続端子(コネクタ)はUSB Type-AとType-C
  • USB 3.2 Gen1(USB 3.1 Gen1/USB 3.0)に対応
特長

USB Type-AとType-Cに対応しているバッファローの小型USBメモリーで、主な特長は以下の通りです。

  • 容量は16GB/32GBの2種類
  • カラーは4種類
  • Windows/Mac/スマートフォン/タブレットに対応
  • 全長29.9mmの小型
  • キャップが分離しない一体型
  • ストラップホール付き

USB Type-AとType-Cに対応している小型USBメモリーで、PCとスマートフォン、タブレットで使用できます。セキュリティー機能はないため、画像などをできるだけ気軽に持ち運びたい人向けです。小型・軽量なので物を無くしやすい人は、目立つレッドカラーがおすすめです。

MF-CCU3132GBK

MF-CCU3132GBK

出典:エレコム株式会社
USB Type-C対応スライド式USBメモリ – MF-CCU3132GBK
2020年9月17日

メーカーエレコム株式会社
製品ページMF-CCU3132GBK
価格3,000円前後
スマートフォン
対応
iPhone:×
Android(※):〇
※USB Type-C搭載のAndroid。
規格
  • 接続端子(コネクタ)はUSB Type-AとType-C
  • USB 3.2 Gen1(USB 3.1 Gen1/USB 3.0)に対応
特長

USB Type-AとType-Cに対応しているエレコムのUSBメモリーで、主な特長は以下の通りです。

  • 容量は16GB/32GBの2種類(2GB/4GB/8GBは生産終了)
  • WindowsとMacに対応
  • セキュリティーソフト「PASS×AES」に対応
  • キャップなしのスライド式
  • ストラップホール付き

バッファローのRUF3-AC32G-RDと同様、Type-AとType-Cの両方に対応したUSBメモリーで、Type-CのUSBポートしかないMacでも使用することができ便利です。USBメモリー自体にはセキュリティー機能が搭載されていないため、第三者に見られても構わないデータしか扱わない人向きです。

600-IPL128GL3

出典:株式会社アイ・オー・データ機器
iPhone・iPad USBメモリ 128GB(Lightning対応・USB3.0・MFi認証・iStickPro 3.0) 600-IPL128GL3の販売商品 | 通販ならサンワダイレクト
2020年9月17日

メーカーサンワサプライ株式会社
製品ページ600-IPL128GL3
価格6,300円前後
スマートフォン
対応
iPhone:〇
Android:×
規格
  • 接続端子(コネクタ)はUSB Type-AとLightning
  • USB 3.2 Gen1(USB 3.1 Gen1/USB 3.0)に対応
特長

USB Type-AとLightningに対応しているサンワサプライのUSBメモリーで、主な特長は以下の通りです。

  • 容量は32GB/64GB/128GBの3種類
  • Windows/Mac/iPhone/iPad/iPodに対応
  • Apple認証品(MFi認証商品)
  • キャップなしのスライド式
  • ケース付属

iPhoneなどのLightning端子を搭載しているApple製品向けのUSBメモリーです。iPhone/iPad/iPodの画像や動画を保存したいのに容量が足りなくて困っている場合、このLightning端子搭載のUSBメモリーが便利です。無料のiOSアプリである「iStickPro 3.0」を使用することで、JPGやPNGなどの画像ファイルからMP3などの音楽ファイル、MP4などの動画ファイルをUSBメモリーに移してiPhone/iPad/iPodの容量を確保することが可能になります。また、Apple社からApple製品と互換性があることを認証されているため、安心して使用することができます。ただしセキュリティー機能は搭載されていないため、取扱いには注意が必要です。

MF-FPU3032GBK

MF-FPU3032GBK

出典:エレコム株式会社
指紋認証付きUSBメモリ – MF-FPU3032GBK
2020年9月17日

メーカーエレコム株式会社
製品ページMF-FPU3032GBK
価格8,000円前後
スマートフォン
対応
iPhone:×
Android:×
規格
  • 接続端子(コネクタ)はUSB Type-A
  • USB 3.2 Gen1(USB 3.1 Gen1/USB 3.0)に対応
特長

指紋認証機能が付いているエレコムのUSBメモリーで、主な特長は以下の通りです。

  • 容量は32GB/64GBの2種類
  • WindowsとMacに対応(macOSは指紋認証でのロック解除のみ対応)
  • 指紋認証ロック機能
  • パスワードロック機能
  • キャップなしのスライド式
  • ロックなしのPublic領域とロックありのSecure領域に分割できる
  • 延長ケーブルが付属
  • 動作LEDを搭載

セキュリティーを重視しているUSBメモリーなので、重要な書類を持ち運ぶ用途に適しています。反面、画像などを大量に保存する用途には向きません。万が一紛失した場合でも、ロックしているSecure領域にデータを保存しておけば見られる心配がありません。また、指紋認証時の物理的負荷を避けるための延長ケーブルが付属しているのは、USBメモリー使用時の細かな所に気が利いているポイントです。

RUF3-KV32G-DS

RUF3-KV32G-DS

出典:株式会社バッファロー
RUF3-KV32G-DS : セキュリティーUSBメモリー | バッファロー
2020年9月17日

メーカー株式会社バッファロー
製品ページRUF3-KV32G-DS
価格7,000円前後
スマートフォン
対応
iPhone:×
Android:×
規格
  • 接続端子(コネクタ)はUSB Type-A
  • USB 3.2 Gen1(USB 3.1 Gen1/USB 3.0)に対応
特長

ウイルスチェック機能が付いているバッファローのUSBメモリーで、主な特長は以下の通りです。

  • 容量は16GB/32GBの2種類(8GBは販売終了)
  • Windowsに対応
  • ウイルスチェック機能
  • パスワードロック機能
  • 高速化ソフト「TurboPC EX」に対応
  • 「Trend Micro USB Security™ 2.1」搭載
  • キャップなしのスライド式
  • ストラップホール付き

エレコムのMF-FPU3032GBKと同様、セキュリティー重視のUSBメモリーのため価格が高めです。しかしパスワードロック機能でデータを守れる上、ウイルスチェック機能の「Trend Micro USB Security™ 2.1」を搭載しているためPCのウイルス感染を防ぐことができます。また高速化ソフトである「TurboPC EX」に対応しているため、通常のUSBメモリーよりも高速にデータの書き込みとコピーを行うことが可能です。

※記載されている各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。

PCホスピタルはUSBメモリー使用サポートに対応しています

USBメモリーはデータを一時的に保存しておく際に大変便利なアイテムです。USBメモリーがあれば、パソコン間でのデータ移行がしやすくなります。スマートフォン本体の容量に余裕がないときも、対応するUSBメモリーにデータを移動すれば容量不足を解消できます。セキュリティーやデータの損失には気をつけて、USBメモリーを使用しましょう。

PCホスピタルではデータ保存や環境構築のご相談・サポートも受け付けています。お悩みの際はぜひご依頼ください。

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PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポートを当サイト掲載中
料金 基本料金 8,800円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加

PCホスピタルのUSBメモリー使用サポートについて詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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