今さら聞けない!ブルーレイとは何?ブルーレイとDVDの違いについて

TV番組の録画などを行うデータ記憶用のディスク媒体は、20年ほど前から普及が進んだDVDから、ブルーレイディスク(BD)が主流になりました。

しかし、ブルーレイディスクとDVDは形も大きさもほぼ同じです。違いがよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ブルーレイディスクとDVDの違いや見分け方、取り扱いに関する基礎知識についてご紹介します。

ブルーレイディスク(BD)とは?

ブルーレイディスク(BD)とは

ブルーレイディスク(BD)とは、DVDの後継となるよう開発された光ディスクを指す規格の名称です。ブルーレイディスクの規格の策定は、2002年に行われました。

ブルーレイディスクの録画・再生を行える機器のほとんどが、前世代ディスクであるDVDと互換できます。なお、ブルーレイディスクはDVDと比較して、データの記憶容量が約5倍と大きいことが特長です。

国内テレビ放送の地上デジタル化やハイビジョン放送の普及などで、1番組あたりのデータ量が増加したことに伴い、ブルーレイディスクやブルーレイディスク対応の録画機器が急速に普及しました。

家庭用ゲーム機にも、より高精細な画質や高音質が求められるようになり、2000年代半ばごろからは、DVDメディアに代わってBDメディアが採用されています。

ちなみに「ブルーレイ」という名称は、青紫色の光でデータを読み取ることから名づけられました。しかし「ブルー」をそのまま「Blue」とつづってしまうと、一般的な青色光と混同されてしまいます。そのため「Blu-ray」とつづりを変えて、商標化されました。

ブルーレイディスク(BD)とDVDの違い・見分け方

ここでは、ブルーレイディスク(BD)とDVDの具体的な見分け方や区別についてご紹介します。

ディスクの外観

ディスクの外観

DVDは盤面(読み取り面)が金色に近い色味ですが、ブルーレイディスク(BD)は紫色がかった盤面です。

ブルーレイディスクとDVDのサイズや形状はほぼ同一です。市販の録画用ディスクには、銘柄名と共に「DVD-R」「BD-R」などの種別が明記されています。そのため、サイズや形状で見分けがつかなくなる心配はないでしょう。

録画・再生する方法

ブルーレイディスク(BD)はブルーレイの録画・再生に対応した機器でなければ使用できません。

ただし、ほとんどのブルーレイディスク対応機器では、DVDの録画・再生にも対応しています。

再生品質の違い

ブルーレイディスク(BD)は大容量を実現しているため、高画質・高音質での録画・再生が可能です。

DVDの映像の画素数は35万画素ですが、ブルーレイディスクは207万画素のため、同じ映像を比較してみたときに画質の差がはっきりと分かります。

記憶容量の違い

ブルーレイディスク(BD)は、DVDと比較して記憶できるデータの容量が約5倍です。

具体的には、DVDの最大容量は片面1層4.7GB、片面2層で8.5GBですが、ブルーレイディスクでは片面1層25GB、片面2層で50GBとなります。

価格の違い

店頭で売られているディスクの価格だけを見ればブルーレイディスク(BD)もDVDもそれほど差がないように感じられますが、録画容量から判断すればブルーレイディスクのほうがかなりお得です。

耐久性の違い

耐久性の違い

耐久性に関しては、現状はDVDのほうが優れています。

DVDは読み取る光の波長が長く、読み取りスポットが大きいため、少しの傷があってもエラーを起こしにくいのです。

ブルーレイディスクは読み取る光の波長が短く、読み取りスポットが小さいため、少しでも傷があると、映像を再生する際に影響を受けやすくなります。

ただし、光ディスクとしての物理的な特徴は、ブルーレイディスクもDVDもあまり差がありません。そのため、書き込み専用の光ディスクの寿命は、ブルーレイディスクとDVDのどちらも10~100年とされています。

ちなみに、磁気テープやアナログレコードのように、再生回数によってデータの品質が落ちることはないため、理論上は半永久的にデータ保存が可能です。

ブルーレイディスク(BD)・DVDの適切な保管方法

DVD・BDの適切な保管方法

光ディスクも物体である以上、物理的な破損や変質の可能性があります。できるだけ寿命を延ばすためには、適正に保管しておくことが必要でしょう。

ここでは、ブルーレイディスク(BD)やDVDなどの光ディスクの保管方法についてまとめました。

・直射日光や高温を避けて保管する

・湿度が高くならない場所に保管する

・傷や汚れを防止するため、専用ケースに入れて保管する

・読み取り面の汚れ(指紋やホコリなど)は、保管前にクリーニングクロスやクリーナー剤で除去する

上記に従って保管すれば、長持ちさせることが可能です。

1枚ずつケースに収納したうえで専用のボックスや収納棚に入れ、ディスクを立てた状態で保管することをおすすめします。

特にブルーレイディスクはDVDと比較して、圧力がかかることによる変形にも弱いため、細心の注意を払って保管するようにしましょう。

記録済みのディスクのバックアップもおすすめ

ブルーレイディスク(BD)やDVDは光で読み取るため、記録データが劣化しないとはいえ、物理的な破損や汚損でデータが読み取れなくなる可能性があります。また、数十年単位での保管を想定しているのであれば、ディスクメディアの形式に移り変わりが生じて、再生機器の入手や確保が難しくなることも想定できます。

本当に大切なデータを末永く残したいのであれば、別のディスクにバックアップを取っておくと安心です。

先の長い話にはなりますが、将来的に新しい記録媒体の普及があるかもしれません。

パソコン上のデータを記録する媒体では、新しい記憶媒体の普及により、従来の記憶媒体に保存されたデータの再現が難しくなりました。十数年前まで主流だった「フロッピーディスク」や「MO」などは、いまや記録や再生が可能なドライブが少なくなってしまいました。大事なデータを保存しているものの、読み出すことができなくなり、困っている方も多いのではないでしょうか。

ブルーレイディスクやDVDも、数十年後には旧式の記録媒体になっている可能性も0ではありません。ブルーレイディスクやDVDの取り扱いができるうちに、新たな形式のメディアに書き換えを済ませておくことをおすすめします。

ブルーレイディスク(BD)保管時の注意点

CDやDVDなどの光ディスクを一時保管しておくために、不織布でできた簡易ケースが市販されています。アルバム上にとじられたものも選べることに加え、安価で扱いやすいため、人気のアイテムです。

しかし、ブルーレイディスク(BD)の保管には不織布の簡易ケースは向いていないため、注意してください。

ブルーレイディスクの記録面の保護層は非常に薄く(約0.1mm)、保護層が厚いCDやDVDと比較するとちょっとした傷や指紋などの汚れ、変形などで再生時にエラーが起こりやすくなってしまうためです。

また、不織布ケースは湿気を帯びやすく、長期保存するとカビや腐食でディスクを傷める可能性もあるといわれています

大事なデータを記録したブルーレイディスクを台無しにしないためにも、保管するときに収納するケースは、硬質プラスチックなどのしっかりした素材のものを選ぶと良いでしょう。

おわりに

今回は、ブルーレイディスク(BD)の概要やDVDとの違い、取り扱いに関する基礎知識などについてご紹介しました。

ブルーレイディスクは記録データ容量が大きく、テレビ番組などをハイビジョン画質で記録できる点がメリットです。しかし、DVDなどと比較すると傷みやすく、保管には注意が必要というデメリットもあります。

ブルーレイディスク対応レコーダーやプレーヤーなどの機器をお持ちの場合は、ほとんどの機種でDVDの録画・再生も可能です。保存したい記録データの容量に応じて、ブルーレイディスクとDVDを使い分けましょう。

リペアネットワークでは、BDプレーヤーやその他の家電に関する情報をお届けしています。ぜひ活用してくださいね。

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