おすすめはどっち?洗濯機のドラム式と縦型の違いを徹底比較!

洗濯機を選ぶとき、フタが前開きのドラム式洗濯機か、以前からある縦型洗濯機のどちらにするか悩む方は多いと思います。そもそもこの2種類、実際に使用するときにどのような違いがあるかご存じでしょうか?

そこで今回は、洗濯機の主流である「ドラム式洗濯機」と「縦型洗濯機」の違いや、メリットとデメリットについてご紹介します。

1.【比較のポイント1】洗浄の方式

洗浄の方式

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では「洗浄の方式」が異なります。

ドラム式の場合は、洗濯槽が縦に回転し、衣類を上から下へ落下させる「たたき洗い」で摩擦して汚れを落とします。

縦型洗濯機の場合は、洗濯槽が水平に回転することで、遠心力でできる渦状の水流によって衣類をかき回し、洋服をこすり合わせる「もみ洗い」で汚れを落とします。

2.【比較のポイント2】乾燥の方法

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では、乾燥機能も異なります。

ドラム式洗濯機では「ヒートポンプ乾燥」という方式を取り入れているものが多く、乾かす力は強くなります。外干しや部屋干しをせず、洗濯機で完全に乾燥まで済ませたいという場合は、ドラム式洗濯機がおすすめです。

また、縦型洗濯機では「ヒーター乾燥」という方式が主流です。ヒーター乾燥には、衣類のシワや絡まりを取ってしっかりと乾かす能力はなく、外干しや部屋干し時に乾きをよくするための補助的な乾燥機能となります。

3.【比較のポイント3】置き場所について

洗濯機の置き場所について

洗濯機は、置き場所の広さに合わせたサイズを選ぶ必要があります。

ドラム式洗濯機は、前方にフタが開く構造のため、奥行き方向のスペースが必要です。

洗濯槽も大きくなりがちなため、一般的にはドラム式洗濯機のほうが、縦型洗濯機よりも置き場所のスペースを取るといわれています。

縦型洗濯機は、大容量でもコンパクトな空間に収まりやすいことが特徴です。

置き場所のスペースに制限がある団地やマンション、外に洗濯置き場がある住宅などでは、縦型洗濯機を選ぶほうがスペース効率の面では良いとされています。

4.【比較のポイント4】実際の使いやすさ

欧米では古くから多く使われてきたドラム式洗濯機ですが、21世紀に入ってから日本でも大手メーカーがこぞってドラム式洗濯機を発売するようになりました。

しかし実際には、現在でもドラム式洗濯機の日本国内でのシェアはわずか2割ほどといわれています。テレビCMなどでもドラム式洗濯機をよく見かけますが、日本では縦型洗濯機が主流といえるでしょう。

ドラム式洗濯機の普及が遅れている要因としては、日本の住宅事情(欧米に比べて家が狭い傾向にあることなど)が縦型洗濯機向けである点が大きく関係していると考えられます。

4-1.洗濯物の干しやすさ

洗濯物の干しやすさ

ドラム式洗濯機は、洗濯物を完全に乾かせる点がセールスポイントです。しかし、季節や地域によっても差異はありますが、欧米と比較して温暖な日本の気候は洗濯物の外干しに向いていると考えられます。

また、洗濯物が完全に乾燥するまで毎日運転すると、その分電気代もかかってしまいます。

比較的洗濯物を外に干しやすい日本の気候や、電気代を抑えられる点が、縦型洗濯機の使いやすさとして人気の要因といえるでしょう。

4-2.水質

日本の水は軟水のため、どんな洗剤でも常温でよく溶けます。洗剤の泡立ちも良く、水資源も比較的豊富で節水という概念があまりないかもしれません。

少量の洗剤と多くの水量で、効率的に汚れを落とせる縦型洗濯機のほうが使いやすいという実情があるのではないでしょうか。

4-3.メンテナンスの難易度

ドラム式洗濯機は、構造上どうしても重量が増えがちです。同じ洗濯容量でもドラム式が80kgほどの重量になるのに対し、縦型では40kg程度の重さとなる場合もあります。

洗濯機は水回りで使用する家電のため、可能であれば定期的に排水溝を清掃するなどのメンテナンスが必要です。そのため、移動させやすい縦型洗濯機の方が、一度設置すると動かしにくいドラム式洗濯機よりメンテナンス効率が良いといえます。

5.ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

国内シェアはまだ低いものの、低価格化により徐々に普及が進んできているドラム式洗濯機。

ここでは、そんなドラム式洗濯機のメリットとデメリットについてご紹介します。

5-1.ドラム式洗濯機のメリット

  • 洗濯に使用する水量が少なく、節水につながる
  • 時間はかかるが完全に乾燥させることができる
  • 衣類を傷めにくい
  • 妊婦の方や高齢者でも、椅子に座って洗濯物の出し入れをすることができる

5-2.ドラム式洗濯機のデメリット

  • 本体重量があるため、掃除やメンテナンスに不便
  • 洗濯にかかる時間が長め
  • 毛布やシーツなど、大物や重量物の洗濯が不得意(エラーを起こしやすい)
  • 現状では縦型洗濯機よりも価格が高め

6.縦型洗濯機のメリット・デメリット

日本では国内シェアが高く、一般的な縦型洗濯機。そのメリットとデメリットについてご紹介します。

6-1.縦型洗濯機のメリット

  • 洗浄力が強く、汚れ落ちが良い
  • 洗濯にかかる時間が少なめで済む
  • 容量が軽くメンテナンス性が良好
  • 価格がドラム式より割安

6-2.縦型洗濯機のデメリット

  • 衣類を傷めやすい
  • 使用水量が多い
  • 乾燥機能を使っても、完全に乾燥させるのは難しい
  • 立ったままでないと洗濯物の出し入れがしにくい

7.ドラム式洗濯機/縦型洗濯機は、こんな方におすすめ!

ドラム式洗濯機はこんな方におすすめ

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機は、メリットとデメリットを比較すると、どちらも一長一短ですね。ドラム式洗濯機も縦型洗濯機も、衣類を傷めずに汚れを落とすことができるよう高機能化が進んでいます。また、ドラム式洗濯機のほうが外観はスタイリッシュな製品が多いですが、デザイン性の高い縦型洗濯機も豊富に選べるようになりました。

ここではドラム式洗濯機と縦型洗濯機それぞれについて、どんな方におすすめなのかを、状況や好みを想定してご紹介します。

7-1.ドラム式洗濯機はこんな方におすすめ!

  • 洗濯機置き場が広く、余裕を持ってスペースを取れる
  • 洗濯にかかる水量を節約したい
  • 洗濯物を外や室内に干すことなく、完全乾燥まで洗濯機で行いたい
  • 体力面の理由などで、できるだけ座って家事をしたい
  • できるだけ衣類を傷めず、長持ちさせたい
  • 欧米風のおしゃれな雰囲気を楽しみたい

7-2.縦型洗濯機はこんな方におすすめ!

  • 洗濯物の汚れをしっかり落とし、毎回きれいに洗いたい
  • シーツなどの大物を頻繁に洗う機会がある
  • 外干しが習慣で、乾燥機機能を使う機会があまりない
  • 洗濯機置き場が狭く、スペースが限られている
  • 時間をかけず、てきぱき家事をこなしたい
  • 水道代が安い地域など、水をたっぷり使える環境にある
  • 機能的でコストパフォーマンスが高い家電を求める

ご自宅に置ける洗濯機のサイズと欲しい機能を明確にしましょう

今回は、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いやそれぞれのメリット・デメリット、選ぶポイントなどについてご紹介しました。

使い勝手だけで判断する場合は、大容量を短時間で洗える縦型洗濯機は、小さな子供がいる若いご家族に適しています。洗濯物の出し入れが椅子に座ってできて、物干しの手間も要らないドラム式洗濯機は、高齢の夫婦暮らしのご家庭などに向いているといえるでしょう。

家電店に洗濯機を見に行くときには、ご自宅であらかじめ洗濯機置き場の寸法を測って、大きさを把握してください。なお、ドラム式を検討している場合は、フタを前向きに開いたときのスペースを考慮する必要もあります。最適な洗濯機を選ぶためにも、自分がどんな機能が欲しいのか明確にしましょう。

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