症状
- 起動時にメッセージが表示されて進まない
今回ご紹介するのは、デスクトップパソコンの起動時にメッセージが表示され、F1キーを押さないと進めないというトラブルのご相談です。
目次
まずはメッセージの確認

電源を入れると、このような画面が表示されるようになった、とのことでした。
確認すると、内蔵ボタン電池(CMOS電池)が切れてしまっていることによって起こる
「RTCエラー(Real Time Clockエラー)」であることがわかりました。
試しに時間を設定

実際のところ、時間を設定するだけで解決するのかを確認するため、BIOSを開きます。
時間の箇所を見ると、ものの見事にタイムスリップしてしまっていますね(笑)。
ここを現在の日時に設定し保存、再起動します。

スムーズに起動しました。やはりRTCエラーで確定のようです。
解決するにはCMOS電池の交換が必要なので、分解し交換作業を行います。
いざ交換

蓋を開け内部を確認したところ、通常のCMOS電池とは異なるタイプの電池が使用されているようです。この場合、赤と黒のケーブルが2本伸びているので、2ピンタイプのCMOS電池が必要になります。
基板からケーブルを外す際は周りを傷つけないように、慎重に外します。元の電池は、のりで張り付いているので、無理に外さずにそのままでも全く問題ありません。
交換後は、再度日時を設定する必要があるので、BIOSを編集します。
CMOS電池には、このBIOSの設定内容を保存する役割があるので、これが完全に切れてしまうと今回のような表示がされます。
ノートパソコンやデスクトップのほとんどが「CR2032」という規格のボタン電池が使用されており、コンビニでも購入可能ですが、一部のメーカーや機種によっては特殊な加工がされているものが使用されていますので、交換前には確認が必須です。
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起動しないパソコンの修理復旧(Windows 11自作機)
ご自身でグリスの塗りなおしを行ったら起動しなくなったとお伺いしました。
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都道府県 | 大阪府 | 市区町村 | 吹田市 | 年齢 | 40代 | 性別 | 女性 |
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