症状
- ノートパソコンのヒンジ故障
今回はDELL製ノートパソコンのヒンジ故障でご依頼をいただきました。
目次
故障範囲を確認する

液晶側に取り付けられているネジ受けが分離してしまっているため開閉時にヒンジ部が浮いてしまう状態でした。幸い液晶パネルに破損した形跡は見受けられず、ヒンジ部をボルトで固定し修理を行う方針となりました。
Inspiron15 3511分解作業

はじめに裏のカバーを開けていきます。各種配線を取り外し断線や症状が悪化することを防ぐためです。裏のカバーは見えているネジを全て緩めることで開けることが可能です。

液晶に近い箇所に平たいモノを差し込み爪の向きに合わせて外します。筐体にキズが付かないよう慎重に対応いたします。

カバーを開けたらバッテリーのケーブルを取り外します。各種配線を取り外すにあたって通電している状態はトラブル発生原因になるためバッテリーを固定しているネジはそのままでケーブルだけ取り外しできれば問題ないです。うまく取り外しでいない時はバッテリーを固定しているネジも取り外しましょう。

続いて中央部にある無線LANアダプタを取り外します。こちらは白と黒のアンテナケーブルを取り外してもよいです。今回はアダプタから外れないようにマスキングテープで固定しアダプタごと外しています。直接ヒンジ修理とは関係ない部品ですが、液晶パネル側につながっているため取り外しが必要です。

続いて液晶ケーブルを取り外します。こちらも無線LANアダプタ同様に液晶側につながっているケーブルです。

ヒンジ部を固定しているネジを外して分離させます。この際、ヒンジ故障している箇所は悪化する恐れがあるため押さえつけながら慎重に取り外します。

続いて左右にあるヒンジ部のカバーを外します。爪だけで固定されているので折らないように工具を差し込んで外します。

ヒンジ部のカバーを取り外した後に液晶パネルの周囲にあるベゼルを取り外します。こちらは左右が細くなっているため折れないように注意が必要です。

ヒンジ部にネジが残っているのでペンチとドライバを使用し取り外します。このネジはボルト固定には使用できないため破棄し新たなボルトを準備します。

ネジ受けが取り付けられていた箇所にはドリルビットで穴を空けます。空いた穴にヒンジ金具とボルトを差し込み固定します。

液晶ベゼルは両面テープと爪て固定されているのでテープの張り直しを実施しました。張り直しを怠ると一部浮いてしまいます。

組み立て後、ボルト部がむき出しになっているのでレジンを使用しコーティングしました。尖った部分が無くなると共にボルトが緩みにくくなります。
Inspiron15 3511のボルト固定修理完了

無事に修理完了です。裏側には突起物がある状態ではあるものの工場での大掛かりな修理を行う必要がなくデータもそのままで修理ができました。もし両側ヒンジが故障していた場合は同時に固定修理も可能です。同じ工程で各種メーカーの修理が可能なのでヒンジ故障時はお気軽にPCホスピタル 大阪吹田店までご相談くださいませ。
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「内蔵機器のトラブル」の修理実績
iMacの内部ファン交換
今回はiMacの内部CPUファンの交換事例をご紹介いたします。
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都道府県 | 大阪府 | 市区町村 | 狭山市 | 年齢 | 30代 | 性別 | 女性 |
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今回のサポートをおこなった店舗の情報
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