PCの性能を左右する主要3パーツのご紹介
ご自宅用、お仕事用、会社用とスマホやタブレットが普及してきましたが、まだまだPCを使う機会は少なくありません。
「動作が重たい」「今のPCが壊れてしまった」など、買い替えを検討されている方にとって一番の問題点は”どの性能のPCを買えばいいのか”だと思います。今回はPCの性能を大きく左右する主要3パーツをご紹介いたします。
目次
PCの性能の見分け方
インターネット通販や家電量販店などでPCを購入する際に必ず記載されているのが
CPU メモリー ストレージです。この3つのパーツがどういう種類のものが搭載されているかによって性能が大きく変わり、起動までの時間や処理速度に違いが生まれます。また、各パーツの役割をPC本体を物品を製造する工場に例えてご紹介いたします。
CPU
CPUはPCのパーツのなかで最も性能を大きく左右する部品です。メモリーやストレージが十分な性能であってもCPUが性能不足だと、せっかく新品のPCを購入してもあまり満足できない可能性がございます。
CPUの主要メーカーは、IntelとAMDの2社が存在します。
Intel
Celeron、Pentium、Core i3、Core i5、Core i7、Corei9
AMD
Athlon A4、3020e,3015e、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9
このあたりが一般的なPCに搭載されております。他にもワークステーション向けCPU(Intel XEON)なども存在します。CPUは製造機械や作業員の役割を果たします。機械が高性能だと部品を作り終えるまでの時間も短縮されますし、作業員もその人の能力や経験値で作業効率が変わる、そんなイメージです。
メモリー
メモリーは単純に数値が大きければ大きいほど、同時作業や複数アプリケーションの起動/動作に対して余裕を持つことができます。主に4GB、8GB、16GBあたりが搭載されております。メモリーは作業台の役割を果たします。作業台が広ければ広いほど効率よく作業が進み、完成までの時間も短くなる、そんなイメージです。
ストレージ
ストレージは一度は聞いたことある「ハードディスク」のことです。PCはこのハードディスクにWindowsのシステムやデータを保存し、アプリの起動やインターネットなどもこのハードディスクの中のWindows上で行われております。ハードディスクも500GBや1TB、デスクトップPCになると3TB搭載のものもございますが、ここで要注意です。ハードディスクの容量は多ければ多いほど快適に動くわけではありません!当店に「動作が重たい」というお困りごとに対してのサポート依頼をいただくお客さまの多くは「要らないデータをできるだけ削除してみたのに軽くならない」というご申告があります。ハードディスクの容量はあくまでもデータをどれだけたくさん保存できるかの数値であり、PCの動作が軽い/重いことに関しては関連しないことをアドバイスさせていただいております。また、現在のPCにはHDD(ハードディスク)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類のストレージが存在し、最近販売されているPCはSSDのみの場合がほとんどです。ストレージは倉庫の役割を果たします。またHDDとSSDは、倉庫からの運搬方法の違いがあります。
HDD倉庫までは1kmあり、徒歩で運搬するため往復で約45分かかりますが
SSD倉庫までは1kmと距離は変わらないですが車で運搬してくれるため、往復10分程度で運搬することができます。
自分はどの性能のPCを選べばいいの?
ここまで主要3パーツのご紹介をいたしました。では実際に購入する際、結局どれを選べばいいのか悩まれる方も多いかと思います。次回は「こんな作業をしたい方にはこのPC」といった用途に向けたオススメのPCをご紹介いたします!また、PCホスピタルではお電話での購入相談はもちろん、トラブルが発生していない場合でも、ご自宅、会社へ訪問、もしくは店舗へPCをお持ち込みいただいて直接PCと、ご利用環境の診断をさせていただき、お客さまの使用用途に最適なPCのご提案をさせていただいております。お気軽にお問い合わせください。
このブログを書いた店長の店舗情報
PCホスピタル 広島店

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