Officeが突然開かない! 2023年9月に発生した更新について
Microsoft Officeのトラブルについて解説いたします。
目次
Microsoft Officeが開かないトラブルのサポート依頼が増加
2023年9月20日前後からMicrosoft Officeが開かないトラブルで対応依頼が多く発生しております。
お持ちのMicrosoft Officeのバージョンが2013の場合が多く、ExcelやWordのアイコンからの起動や保存ファイルを開こうとするとエラーが発生し、Officeが立ち上がらないトラブルが多発しております。
エラーの内容が
「オペレーティングシステムは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません。」
これが最も多く、PCを再起動しても改善しない状況となっております。
また作成したデータを開くための既定のアプリがExcelやWordからappvlp.exeとなってしまいました。
トラブルの原因は?
まず、Microsoft Officeが立ち上がらない場合、保存しているファイルから起動させようとすると、そのファイル自体はエラーで開かないものの、Microsoft Officeアプリが立ち上がる場合があります。もし起動できた場合は、更新プログラムが適用されているか確認をします。
Microsoft Officeの画面左下に「アカウント」というところがありますのでそちらをクリックすると、上の画像のように「更新オプション」というところがあります。その右に適用された更新プログラムのバージョンが記載されております。「バージョン15.0.5589.1001」と記載があるMicrosoft Officeが今回のトラブルが発生していることが多いです。
当店では以前の更新プログラムの適用により改善した例がございました
お客さまから今回のトラブルの対応依頼をいただきまして、以前の更新プログラムを適用させることで改善することができました。
実は今回の更新プログラム適用の前に、7月にも適用されている場合があり、そのバージョンに戻すことで改善されました。(2023年7月 「15.0.5571.1000」)その後、更新を一時的に無効にし、再度5589.1001にバージョンアップされないように設定を変更いたしました。
また、こちらの作業の前にはMicrosoft Officeの「クイック修復」「オンライン修復」を試みましたが改善できず、オンライン修復に至っては修復完了後の起動時に再度ライセンス認証が必要なケースも発生し、PC購入当時に同梱されていたプロダクトキーカードや紐づけされているMicrosoftアカウントの情報が必要な場合もございました。
今回の不具合を受け、今後修正のための新たな更新プログラムが配布される可能性がございますが、お急ぎでMicrosoft Officeを使いたいお客さまは是非一度PCホスピタル 広島店へお気軽にご相談ください。
このブログを書いた店長の店舗情報
PCホスピタル 広島店
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