サポート期限が切れたWindowsのPCはインターネットにつなげなければ使っても大丈夫?
先日「Windows 10のサポート期限」について記事を掲載いたしました。そして先日、Windows 7のPCをお使いのお客さまのところへ訪問サポートをさせていただきました。
その際にお客さまから「Windows 7はネットにつながなければ今後も使って大丈夫?」という質問がありました。今回はそちらについて解説していきたいと思います。
目次
結論:「インターネットにつながなければリスクは減るがウイルス感染の可能性は0ではありません」
サポート期限を過ぎたOSは、その後更新プログラムの開発が無いため最新の脅威に耐えられず、インターネットに接続していると感染のリスクが高まります。
では、インターネットにつながなければ安心なのかと言いますと、答えはNoです。
実はウイルス感染は外部からインターネット経由での感染の他にもUSBメモリーなどの記憶媒体からの感染が起こることがあります。
あるテレビドラマでもPCの近くにたまたま置いてあったUSBメモリーをPCに接続したらそのPCどころか、そのPCと同じネットワーク内のすべてのPC、システムが感染した、なんてシーンもあるくらいです。
USBメモリーが感染しているかを確認はセキュリティーソフトで可能ですが、例えばWindows 7のPCでインターネットに接続しておらず、セキュリティーソフトだけインストールされている状態でも、そのセキュリティーソフトはインターネットに接続されていないPC上で動いているためソフトとしてもバージョンアップはできず、結果USBメモリーのウイルス検査をしても「感染していたとしても検出できない」「検出できても駆除ができない」ということが考えられます。
USBメモリーなどの外部記憶のウイルス検査はサポート期限内のOSでWindows Updateが最新であることと、セキュリティーソフトも最新の状態に更新されているという条件下で実施することをおすすめいたします。
「インターネットを使わなければ」は要注意です!
これまで「インターネットにつながなければ」という言葉を使ってきましたが、ただ「使わない」だけですと要注意です。
使用者が普段インターネットでの検索やメールなどを使っていなくても、PC自体はインターネットにつながっている状態であれば十分感染のリスクがあります。
サポート期限切れのPCをどうしても使わなければならないときは、有線LAN/無線LANが切断されていることを確認して使用することをおすすめいたします。
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