症状
- 電源が入らない
- データ復旧希望
今回は電源が入らなくなったPanasonic製ノートパソコン、Let’s noteからデータの復旧を行いました。
CF-XZ6PFKQRの分解、SSDの取り外し作業
CF-XZ6はキーボードと液晶ユニットを分離させることができる2in1モデルです。
そのため液晶はタッチパネルになっており、
且つLet’s note特有のコンパクトなところが魅力的です。
しかし、お持ち込みいただいたPCは電源が入らなくなってしまったとのことで
メインボード故障の疑いがございます。
今回はお客様のご要望により、データの復旧作業を行うことになりました。
データが保存されているSSDは液晶ユニット側に取り付けられています。
そのため、まずはキーボードと液晶ユニットを分離させます。
中央にREJECTスイッチがあるのでスライドさせることで取り外しできます。
続いて、ネジを取り外していきます。
本体上部のカバー下にネジが4本ありますので取り外します。
また、本体下部にも4本別のネジが見えていますので取り外します。
写真はネジを取り外してカバーを開けた状態です。
中央にm.2SSDが固定されているので取り外します。
各種データはこのSSD内に保存されています。
規格はm.2のSATAです。
変換器を用いてデータを取り出しますが、もう一つ作業がございます。
SSDの暗号化、BitLockerの解除。データのバックアップ。
最近のWindows 11モデルでは初期設定段階で有効化されていることも多いですが
今回のLet’s noteでもSSDがBitLockerによって暗号化されていました。
そのため、ご利用のMicrosoftアカウントにて回復キーを取得する必要がございます。
今回はお客様にてMicrosoftアカウントを管理いただいていたので
本人確認を行った上ですぐに回復キーを取得することができました。
回復キーを取得できればSSD内からデータの取り出しが可能になります。
今後のバックアップ用としても使用可能な外付けHDDをご用意させていただき
ご希望の各種データを無事に復旧、バックアップすることができました。
電源が入らなくなる症状は突然発生します。
もしもに備えたバックアップは小まめに実施いただき定期的に確認も行いましょう。
急なトラブル時はお気軽にＰＣホスピタル 名古屋店までご相談くださいませ。
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「データの救出」の修理実績
dynabook R73が起動しないため、データ救出を行った事例
今回は起動しないdynabook PR73のデータ救出について解説いたします。
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| 都道府県 | 愛知県 | 市区町村 | 名古屋市名東区 | 年齢 | 60代 | 性別 | 男性 |
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