今回はパソコンに水がかかってしまい、電源が入らなくなったとのことでご依頼いただきました。
結果としては修理は行わなかったのですが、診断のために分解を実施した際に構造に少し驚いたこともあり、その過程をご紹介いたします。
目次
水濡れによるパソコンへの影響
トラブル経緯はエアコンから排水されるはずの水が逆流し、室内にあったパソコンにそのままかかってしまったそうです。
パソコンはご存じの通り精密機器のため、水濡れは基盤のショートなど致命的な故障に繋がることが多いです。
ただパソコンの電源が入らなくなってしまったとしても、内蔵ストレージが無事であればデータの復旧が可能な場合もあります。
診断のために分解を進めていきます。
分解開始!
早速分解していきましょう!…といったものの、ネジ穴も見当たらないのでどこから手を付けていいことやら…
答えはとてもシンプルでした。
“背面カバーをそのまま引き剥がす”だけです。
爪で引っ掛かっているだけなので、折らないように剥がしていきます。
この時点でHDD(緑枠)は取り出し可能です。
SSDを取り出すためには赤丸4点のネジを取り、内部カバーを外します。
緑枠部分にSSDがあります。
内蔵ストレージ取り出し完了!
今回はお客さまご自身でバックアップを取られていたそうでデータ復旧の必要はありませんでしたが、水濡れトラブルで重要なデータが復旧したい際は是非ドクター・ホームネットまでご相談ください!
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PCホスピタル 神戸店
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