症状
- 「WARNING!! RTC is broken.」の表示がされる
平均作業日数
当日~3日
年賀状シーズンの時期ですね。
今回は年賀状作成のために久しぶりに電源を入れたところ、
見たことのないメッセージが表示されたとのことで店舗にご来店いただきました。
「WARNING!! RTC is broken.」とメッセージが表示される理由

メーカーロゴが表示された後、写真のようにメッセージが表示される状態でした。
WARNING!! RTC is broken.
Press F2 to Enter BIOS setup.
WARNING!!の文字はびっくりしてしまいますね。

ひとまずF2キーを押すことでメイン基板の設定情報であるBIOS画面に移行します。
この段階で システム時刻およびシステム日時が明らかにおかしいことが確認できます。

BIOS画面を閉じると起動することは可能でしたが時間はBIOS画面同様です。
お客様からのご申告内容では1年ほど使用していなかったとお言葉をいただいていいるため
その間に何らかの問題が発生したと考えられます。
使用していないのに何が問題なのか。
これはノートパソコンのバッテリーが充電できない状態且つ内蔵ボタン電池の劣化による影響でした。

本体の裏蓋を開けると隅に写真のボタン電池を確認することができました。
CMOS電池と呼ばれる電池で、先ほどのBIOS設定情報を記憶するために基板に取り付けられています。
今回の機種(PC-NS750BAG)ではCMOS電池からケーブルが出ていて2つのピンで接続されていますが
本体に取り付け箇所がありはめ込むタイプもございます。
今回、通電しない期間が長かったことでCMOS電池が消耗し本体の時間がズレてしまったようです。
CMOS電池を交換しBIOSの設定を修正することでメッセージが表示されることなく起動できました。
過去の事例ではデスクトップ型のパソコンでも同じような事例が発生しています。
特にデスクトップ型パソコンは基本的にバッテリーを搭載していないため
電源共有を行うことができるのは電源ケーブルからのみです。
そのため、使用していない間に電源ケーブルを取り外したり、
接続しているOAタップをOFFにしてしまうとCOMS電池の消耗が早まることがあります。
落雷時には電気が逆流し壊れる可能性があるため取り外すことが望ましいですが
基本的には今回のようなトラブルを避けるためにも通電しておくことをおすすめいたします。
万が一のトラブルの際はお気軽にPCホスピタル 名古屋店までご相談くださいませ。
パソコン修理はPCホスピタルにお任せください
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「メッセージが表示される」の修理実績
HPノートパソコンのバッテリーエラーを回復
今回ご依頼いただきましたのは、バッテリーエラーが表示されて起動しないとのことでした。
続きを見るご依頼いただいたお客さまの情報
| 都道府県 | 愛知県 | 市区町村 | 名古屋市名東区 | 年齢 | 60代 | 性別 | 女性 |
|---|
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今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 名古屋店
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〒461-0033 愛知県名古屋市東区大松町5-2 林レジデンス 1F
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