2022年現在、Windows 10・Windows 11では標準プログラムだけでたくさんのメモリーを使用するようになりました。
メモリー8GB以上を搭載したパソコンをお勧めさせていただいてますが、店頭では今でも4GB搭載のパソコンも並んでいるのが現状です。
メモリー4GB搭載のパソコンでは購入時から満足いく動作が得られず、工夫して使用する必要があるのが現状です。
また購入から5年経過しているパソコンではメモリー4GB搭載のモデルが多く、Windows 10を使用していると動作が非常に遅く感じてしまうこともあると思います。今回は購入から5年以上経過したノートパソコンのメモリー増設の注意点について書いてみたいと思います。
SO-DIMM DDR3 低電圧メモリーと注意点
メモリーはパソコンになくてはならない部品のひとつで、正常に動作していないと起動しないなどの症状として現れることがあります。
メモリー増設をしたら起動しなくなってしまったというご相談をいただいたことがあります。作業中に故障させてしまった場合ももちろんあるのですが、交換部品の規格が適合していない場合があります。
上記のメモリーはノートパソコンの規格”SO-DIMM”という形の”DDR3”という規格のメモリーです。”DDR4”や”DDR5”と呼ばれる部分の規格が違う場合、切れ込みの位置がそもそも違うため交換前に気づくことができます。注意したいのは赤下線部、”L”という記号が入っています。
これは動作に必要な電圧が低い、”低電圧メモリー”と呼ばれるものです。低電圧メモリーで動作しているパソコンに通常のDDR3のメモリーで交換した場合正常に動作しない恐れがあります。交換前に使用されているメモリーの規格をきちんと把握して購入、また規格が難しい場合は同じ型番のメモリーを購入するように注意しましょう。
まとめ
今回詳しく書いてはいませんが、メモリーという部品には様々な規格・性能があります。
正しく最適に増設するのはなかなか難しい側面もあり、デリケートな部品でもあります。
購入から年数が経過したパソコンの動作環境でのお困りの場合は、一度ドクター・ホームネット 広島店にご相談をおまちしております。
このブログを書いた店長の店舗情報
PCホスピタル 広島店
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