名前を使ったアカウント作成時の注意についてご説明をいたします。
パソコンの初期設定が難しいので購入店に依頼したり、業者に依頼する方が多いですが
ご自身で設定する方も多々いるかと思います。
Windowsアカウントを作成してログインすることでパソコンを使用できる様に
設定しているかと思いますが、そのアカウントを作成する際に
ご自身のお名前を漢字で登録する方も多く
フルネームで登録する方も多いです。
それ自体が悪いという訳ではありませんが
ご自身のお名前に旧漢字や難しい漢字を使っていると、
色々な不具合が発生することがあります。
【環境依存文字】ってご存じでしょうか?
環境(OS)に依存し、異なる環境では文字化けや読み取りできない不具合など
パソコンのシステムに悪影響を及ぼす可能性がある文字になります。
ただ、ご自身の名前の漢字でどう入力したら環境依存文字になるのかなんて
いちいち考えてはいないと思いますので、
普段何も問題なく使用している方もいますが
例えばWindows 10までは普通に使用していた名前の漢字が
Windows 11になってから不具合が起きることがあります。
実際に起きた現象としては
Microsoft OfficeのExcelやWordは正常に起動、使用できるのに
Outlookを開くと
このようなエラーや、
このようなエラーが出て開かなくなる不具合が発生することがあります。
通常はこのエラーが出てもアカウント自体を削除したりして治ることがありますが
環境依存文字が原因で発生した場合は、
オフィスを削除して再インストールしても、修復使っても一向に治らないため、
アカウント自体を新たにローマ字などで作成し
その新たに作成したアカウントでOutlookを開くと正常に開いたりします。
これは、アプリケーションがプログラムでユーザーフォルダを開き、
アカウント情報が入っているフォルダを開く時に
そのフォルダ名に環境依存文字が使用されていて
認識阻害等の不具合を発生させて読み込みできず
エラーで返ってくるという現象です。
これはOutlookだけではなく、様々なアプリケーションソフトをインストールする際にも
その不具合によりインストールができない現象が起こることがあります。
なので、最初からできるだけアカウント名はローマ字で作成することをお薦めいたします。
アカウント作成のし直しや上記エラーでお困りの方は
お気軽にドクター・ホームネット 札幌店にご依頼ください。
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