症状
- 無線LAN印刷ができない
プリンターが無線LANから印刷できなくなったというトラブルでお電話いただきました。
お客様は最近、Windows 8からWindows 10にアップデートされたのですが、その後から印刷できなくなってしまったという症状でした。
プリンターウインドウには「印刷データの送信に失敗しました。」と表示されています。
ネットワーク設定を確認していくと、SSIDが既存のネットワークではない方に接続されていることが原因であるとわかりました。
目次
SSIDとは
SSIDとは無線LANの識別子のことです。簡単にいうと名前で、「ネットワーク名」と記載されることが多いです。皆さんもWi-Fi設定画面にずらっと表示されるものを見たことがあるかもしれません。
プライマリSSIDとセカンダリSSIDとは
無線LANのアクセスポイントを仮想的にわけるために使われています。
基本は優先を意味(プライマリ)する、プライマリSSIDに接続すれば問題ありません。プライマリIDではネットワークの機能やそのセキュリティ機能をフル活用することができます。例えばWPA-PSK/WPA2-PSK暗号です。
一方のセカンダリSSIDは、WEP暗号しか使えなかったり管理画面にはログインできないなど機能が制限されています。
そのため通常使用するネットワークとしてはプライマリSSIDを使用し、何らかの制限でプライマリIDでは通信できない古い機器や機能が限定されている機器もセカンダリSSIDで接続すれば使用することができます。
1台の機器で、プライマリSSIDとセカンダリSSIDのふたつのアクセスポイントがあるイメージです。
プライマリはセキュリティレベルは高いが対応機器が少ない、セカンダリはセキュリティレベルは低いが対応機器が多い。。。といったようにわけたりできると考えればイメージしやすと思います。
プライマリSSIDに接続先を変更する
プライマリSSIDとセカンダリSSIDがわかれているのは便利な機能なのですが、接続する方を誤ると無線LANには接続しているにも関わらず、「同じネットワーク上に無い!」といったことが発生してしまいます。
ネットワークデバイスのプロパティから、プリンターポートの設定を変更することで同じネットワーク上で接続されるようにできました。
ネットワーク系は特に高度な知識が必要なことがほとんどですので、ぜひネットワークのプロ!ドクター・ホームネットの高いスキルを持ったスタッフにお任せください♪
パソコン設定のサポートはPCホスピタルにお任せください
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
---|---|
対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間10万件以上サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
作業料金 | パソコン設定のサポートは3,300円~から |
「周辺機器の設定」の修理実績
Windows 11でプリンター印刷できなくなったトラブルを解決
今回はWindows 11のデスクトップパソコンからプリンター印刷ができなくなったとのことでご依頼いただき、お伺いいたしました。
続きを見る今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 広島店
連絡先
所在地
〒732-0821 広島県広島市南区大須賀町13-5 田村ビル3F
大きな地図で見る