今回はドクター・ホームネットでの作業でもよく行うOSのクリーンインストールについてのご説明となります。
目次
どういった時にOSのクリーンインストールを行うのか
OSのクリーンインストールを行うタイミングとして、状況的には様々ですが主に自作パソコンを作る時、パソコンが正常に起動しなかったり動作がおかしい時、メーカー製ソフト等のない状態での初期化をしたい時などになります。
ドクター・ホームネットでの場合ですとお客さま宅へのご訪問の際に現地にてSSDへの換装作業をさせていただく際にも使用いたします。
OSクリーンインストールの注意点
メーカー製パソコンにOSクリーンインストールを行う際には注意が必要になります。
- プロダクトキーの有無
- ドライバーのインストール
- プリインストールソフト
様々な注意点はありますが主には上記の3つが挙げられます。
プロダクトキーの有無
「プロダクトキーの有無」ですがこれは主に古いパソコンを使用されている方や自作パソコンの方が対象になります。
Windows 8以降のメーカー製パソコンの場合、ほとんどの物はマザーボードにWindowsのライセンスが紐づけされておりプロダクトキーに関しては気にしなくてもいいのですが自作パソコンや古いパソコンに関してはパソコン自体にプロダクトキーが記載されているシールが貼られています。
また、自作パソコンの場合は別で保管されている場合もあるため確認が難しくなります。
Windowsの使用には通常ライセンス認証が必要になります。
これはMicrosoftから正式にライセンスを購入している証のようなものでこの認証がされていないものは違法ライセンスとみなされてしまう可能性があります。
そしてクリーンインストールをする際にライセンス認証が求められる場合があるため、プロダクトキーを持っているかどうかの確認をしておいた方がよいでしょう。
ドライバーのインストール
次に「ドライバーのインストール」ですが、これは様々なドライバーがありますが主に問題となってきやすいものは無線ドライバーやオーディオドライバーなどになります。
メーカー製パソコンにクリーンインストールを行った際に無線ドライバーやオーディオドライバーが自動で適応されず使用できなくなるケースがあります。
Windows Updateを行うことにより解消されることもありますがこれらでも解消されない場合はそのパソコンに使用されている部品に合わせたドライバーを公式サイトからダウンロードしインストールする必要があります。
プリインストールソフト
次に「プリインストールソフト」についてですが、これは主にメーカー製パソコンにクリーンインストールする際に注意しないといけないものになります。
メーカー製パソコンの場合、メーカーにて様々なソフトをあらかじめ用意しています。
TVアプリや年賀状アプリ等がその例になります。
クリーンインストールをするとそのソフト等も消えてしまうためこれらのソフトを使用している方はクリーンインストールする際は注意しておいた方がいいかと思われます。
OSクリーンインストールのメリット
様々な注意事項があるクリーンインストールですがメリットもあります。
一番メリットとして感じやすいものは「余計なソフト類がはいっていない」ということです。
メーカー製パソコンの場合使いもしないソフトがかなりの数インストールされていますがクリーンインストールの場合はそれらはありません。
また、余計なソフトが入っていないということはスタートアップ(パソコン起動時に動作するソフト等)が必要最低限になっているため、動作が比較的軽いものになります。
もちろんパソコンの元々の性能や部品の故障等により動作が遅いままの場合もありますが、余計なソフトが動作しないのでマシになる可能性はあります。
「Windowsが起動しない」「初期化をしたい」「プリインストールソフトはいらない」などございましたらお気軽にドクター・ホームネットまでご依頼ください。
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