今回はパソコン本体から「カタカタ」「キーン」等の異音がする際の切り分け、対処法をご紹介いたします。
目次
どこから異音が鳴っているか判別する
まずはどこから異音がするのか確認してください。
デスクトップパソコン(セパレート)、ディスプレイ一体型パソコン、ノートパソコンそれぞれで確認するべきところは異なります。
ノートパソコンやディスプレイ一体型パソコンに関しては異音がする場所は限られており、そのほとんどがCPUファンからになります。
それ以外だとHDDからの異音もありますがCPUファンとHDDからの異音では音が全く違うため、比較的わかりやすいかと思われます。
また、セパレートに関してはCPUファン、HDDのほかにグラフィックボードのファン、電源ユニットのファン、ケースファンなどが考えられます。
ノートパソコンやディスプレイ一体型パソコンに関しては分解等も難しいためセパレートのご案内をいたします。
異音の原因を考える
一番わかりやすい場合、パソコンの起動時にCPUファンエラーなどのエラーが表示されわかりやすいですが、これらのエラーが出ない場合異音がなぜするのか特定しなければなりません。
HDDからの異音であれば「スクラッチ」と呼ばれる現象で、HDDのディスクが削れている音になるため直ちに使用を停止してバックアップを取る、HDD交換を行う必要がございます。
ファンからの異音の場合、主に考えられる要因として以下が挙げられます。
- ファンの羽の破損
- ファンへのケーブル等の接触
- ゴミや埃等の付着
- ファン自体の故障
異音への対処
原因別の対処法をご説明いたします
ファンの羽の破損の場合
ファンの羽の破損等であれば、破損個所を取り除くことにより異音自体は無くなります。
ただし、羽が折れた際に周辺の物を巻き込んで壊していないか、かけら等はすべて回収できたか確認を行ってください。
かけらが残っていたり、他に破損個所があればまた違う故障の原因になることがあります。
ファンのケーブル等への接触の場合
ファンのケーブル等への接触が原因のときは配線方法を変える、結束バンドやケーブルの種類を変えるなどでファンへ触れないようにしてください。
接触しているとファンの破損やケーブルの破損につながる恐れがございます。
ゴミや埃等の付着の場合
ゴミや埃等の付着であれば、エアダスターなどを使用し、掃除をしてください。
この際に注意しないといけないのが、掃除機等で吸引しない、通電しながら掃除しないことです。
これらを行った場合は最悪ショートしてしまいます。
ファン自体の故障の場合
最後にファン自体が故障しているなら、ファン交換が必要になります。
基本的にファン交換は同じ型番の物を使用しての交換が必要になります。
自作パソコン等を除き、メーカー製パソコンの場合メーカー独自のファンを使用しているため、少しでも違う方番だと使用できない場合が多いです。
パソコンの異音トラブルの対処はドクター・ホームネットにお任せください
「異音がするけど自分では特定できない」「原因の特定はできたけど部品交換ができない」などございましたら診断・部品交換なども承っておりますのでお気軽にドクター・ホームネットにご相談くださいませ。
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