症状
- 画面解像度が変更できない
- ワイドサイズで映像が出力される
リカバリーディスクを使わず、Microsoftから提供されているWindowsをインストールすると、購入時の画面に比べて画面サイズがワイドになってしまうトラブルを解決したときの事例をご紹介いたします。
今回のご依頼はご自身でWindowsをインストールされたあとに画面の解像度の変更ができず、液晶ディスプレイの設定ができないとのことでした。診断を行っていきます。
目次
パソコンを起動し、症状を確認いたします
パソコンを起動すると、このように画面全体が間延びしているようにワイドサイズで映像出力されています。この現象はメーカーのリカバリーディスクを使用せず、Microsoftから販売されているWindowsOSをインストールすると発生する症状です。原因は様々ですが、こちらのパソコンは原因を特定することが比較的容易でした。
トラブルの原因を突き止めます
コントロールパネルからディスプレイの設定画面に進み、画面の解像度を見てみます。赤枠部分に表示されていますが、解像度部分がグレー表示されており、変更することができないようになっています。これは画面の解像度設定を行うドライバーと言われるソフトウェアがパソコンに入っていないために発生するものです。
ドライバーとは、パソコンが内蔵パーツや各部品を識別するために必要なソフトウェアです。メーカーで初期化(リカバリー)される場合は自動的にインストールされますが、WindowsOS単品をパソコンにインストールする場合はご自身で調べてドライバーをインストールしなければいけません。今回の場合は基本ソフトウェアしか入っていない状態なので、画面自体は出ても解像度の調整ができない、ということになります。
実際に、ドライバーがインストールされていないか別の設定画面から確認いたします。
この画面はデバイスマネージャという画面になります。デバイスマネージャは先程ご紹介したドライバーがインストールされているか確認することができる画面です。赤枠部分で囲った部分のビデオコントローラーの文字の左側に黄色い三角マークが表示されています。ここからわかることは、ビデオコントローラーのドライバーがインストールされていないことが原因で画面の解像度調整ができない、ということになります。パソコンの型番から対象のビデオドライバーのインストールを行います。
グラフィックドライバーをインターネットから調べ出してインストールを行います。グラフィックドライバー自体はWindowsOSバージョンやパソコンに内蔵されているグラフィックパーツにより様々です。調べるコツとしては、パソコンの取扱説明書に記載されていたり購入時の付属品でドライバーCDが同梱されていることが多いので、初期設定後に不要だからと言って捨てることがないようにしましょう。
作業完了、チェックをいたします
作業前の解像度の調整の設定画面から見てみると、解像度の部分がグレーアウトされず解像度の変更ができるようになっております。また、ディスプレイの文字部分も先程まで「標準のVGAグラフィックアダプター」から、「モバイルPCディスプレイ」と表示されるようになりました。インストールしたグラフィックドライバーが正解なら、このように表示されるようになります。
お客さまに実際の画面を見ていただき、画面全体が間延びになっていないことをご確認いただき、作業完了となりました。
今回ご紹介したパソコンのOSはサポートが終了しているWindows 7のパソコンですが、インターネットでドライバーを探し出すことができることもございます。
ご自身で設定ができず、お悩みのお客さまは是非、当店へご依頼ください。
パソコンの液晶割れはPCホスピタルにお任せください
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間10万件以上サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
作業料金 | 液晶割れ・画面に線が入っている等の修理は16,500円~から |
「画面表示がおかしい」の修理実績
MacBook Whiteの液晶パネル交換
Macbook whiteの液晶パネル交換についてご説明いたします。
続きを見るご依頼いただいたお客さまの情報
都道府県 | 神奈川県 | 市区町村 | 川崎市多摩区 | 年齢 | 20代 | 性別 | 男性 |
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※上記以外の地域にお住まいの方でもサポートサービスをご利用いただけます。
今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 横浜六角橋店
連絡先
所在地
〒221-0802 神奈川県横浜市神奈川区六角橋2-14-28 ファミール白楽1F
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