あなたはキーボードの文字入力は得意ですか？ブラインドタッチ、即ちキーボードを見ずにキー入力ができる方、キーの位置を指の感覚で覚えている方ほど文字の入力が早いです。慣れてくればもちろんですが、文字の入力速度に自信がない方でも単語登録を活用すれば特定の入力に関して早く打ち込むことが可能です。今回は私が普段使用している単語登録についてご紹介いたします。
おすすめのIME単語登録
まずは単語登録の方法をご案内します。
標準ではタスクバーの右側にIMEが表示されています。Windows上のどこでも構いませんので文字入力ができる状態にし、「A」や「あ」と表示されている状態でアイコンを右クリックしメニューを表示させます。
メニューが表示されたら「単語の登録(O)」を左クリックで選択します。
すると、単語登録のウィンドウが表示されます。ここで自分好みの単語登録を設定することが可能です。
手順1.「単語(D):」にて、登録したい単語を入力
手順2.「よみ(R):」にて、登録したい単語のよみを入力します
ひとまずの登録はこれで完了です。その他の項目についてはより単語を分類訳する際に使用します。
例えば、似たような単語が並ぶ場合はその違いを「ユーザーコメント(C):」に入力しておきます。また、「品詞(P ):」については項目の通り、名詞や人名、地名などで分類訳することも可能です。
一例です。「ドクター・ホームネット名古屋店」を単語登録します。
単語には登録したい文字列を入力します。続いて、「よみ(R):」 関しては「どくたー」と入力しました。この「よみ(R):」については好みで設定します。例えば、最短で入力したければ「ど」とすることも可能です。上記の場合は「どくたー」と入力した後に変換を行うことで「ドクター・ホームネット名古屋店」が表示されることになります。1文字だけに設定する場合は他の文面を入力する際にご変換されてしまう恐れがあるため注意が必要です。
上記登録方法を活用し、例えば「けんしゅ」というよみで複数の犬種を単語として登録します。すると、「けんしゅ」で変換を行うことで登録した単語一覧が表示され、選択して入力するといったことも可能です。こちらも「いぬ」をよみとして登録したりすることは好みです。誤入力を防ぐためにも普段入力しないよみがおススメです。
他にも、登録次第で様々な活用ができます。下記に一例を紹介いたします。参考にしていただき普段よく利用される単語に置き換えてみると入力が楽になりますよ。
①特定住所…住所の入力が簡単♪
単語：住所を入力
よみ：「じたくじゅうしょ」 など
②入力が手間な単語…頻繁に入力する文字列や入力が面倒な時に。
単語：「BitLocker」
よみ：「びっとろっかー」 など
③テンプレート…特定単語を予め登録し報告業務を簡単に♪
単語：「【診断結果】」
よみ：「しんだんけっか」 など
④横棒で区切り場所を設ける
単語：「－－－－－－－－－－」
よみ：「せん」 など
ことわざを登録したりお仕事関係なら頻繁に使う品番や数字の並びを登録すると入力が楽になります。もし同じ文字を入力することが多いようであれば試しに単語登録してみてはどうでしょうか？よみの登録は工夫が必要なので、実際に変換してみて違和感があれば修正し、自分にあった単語登録で快適にしましょう！
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