今回ご紹介するのは富士通のノートパソコンの内部にたまった埃の除去やグリスの塗りなおしといったクリーニングの事例になります。
目次
富士通ノートパソコンAH78/Wの内部確認
今回は内部のクリーニングご希望とのことでお持ち込みいただきましたので、裏蓋を外して内部の埃のたまり具合を確認しました。
見てすぐにわかるほど大きな埃が確認できました。
他にもファンの内部にも埃がたまってしまっており、これではいつショートしてもおかしくないです。
まずはバッテリーを外してたまりにたまった埃の除去から行いました。
大きなものは静電気防止の手袋をはめた状態で手で取っていきます。
細かいものや手で届かない場所についてはコンプレッサーやエアダスターなどを使い埃を吹き飛ばします。
ご家庭で行う場合は外やベランダなどで行いましょう！
でないとコンプレッサーやエアダスターで飛ばした埃が部屋の中を舞ってしまい後で部屋を掃除する羽目になります。
埃を一通り取り払ったものがこちらです。
写真ではビフォーアフターをわかりやすくするために再度バッテリーを組みつけてますがこの段階でバッテリーは組付けなくても大丈夫です。
これだけでもかなり見違えるようにきれいになりました。
ノートパソコンのグリスの塗りなおし
CPUファンと接続されている部分を取り外しグリスを塗っていきます。
ここが乾いてしまっているとものすごく熱くなる部分なので勝手に電源が落ちてしまったりする不具合にもつながります。
グリスの塗りすぎもよくないので程よく塗ってあげましょう。
グリスを塗り終えたら再度CPUファンを取り付けます。
ちなみにノートパソコンであればそこまで強く気にする必要はございませんが、デスクトップの場合CPUファンの取り付けの際に注意しないとマザーボードのピン折れを起こしてしまいマザーボードの交換が必要になってしまいます。
クリーニング作業完了
最後にバッテリーを取り付け、裏蓋を取り付ければクリーニング作業は終わりになります。
クリーニングを怠ると故障の原因ともなります。作業もそこまで難易度としては高くありませんので定期的に行うようにしましょう。
デスクトップパソコンのクリーニングの方が実は大変
ノートパソコンのクリーニングの際の注意点としては実はそんなに多くなく、
- バッテリーを外して行うこと
- ネジの開け閉めは必ずねじ穴に合う大きさで行うこと
- 無理やり開けない
この3点です。
作業中にショートしてしまわないようにバッテリーを外す、ねじ穴がなめないように大きさを合わせる、ノートパソコンの型によって意外なところにねじが隠されていたりするため無理やりこじ開けずしっかりねじのある場所を確認する。
これだけです。
ですが、デスクトップパソコンは各パーツの取り外しを行ってパーツごとの清掃を行います。
筐体のクリーニング後にパーツの再組付けを実施するため、配線忘れや間違い、取り付け時のミスによるパーツ破損、埃の取り忘れ等による組付け後のショートなど気を付けるべき点が多いため、蓋を簡単に取り外せるデスクトップの方が実は大変なのです。
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「内部のクリーニング」の修理実績
GALLERIAデスクトップPCのクリーニング
ご依頼いただいたお客さまの情報
| 都道府県 | 神奈川県 | 市区町村 | 大和市 | 年齢 | 30代 | 性別 | 男性 |
|---|
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今回のサポートをおこなった店舗の情報
PCホスピタル 神奈川厚木店
連絡先
所在地
〒243-0018 神奈川県厚木市中町1丁目5番10号 厚木ガーデンシティビル8階
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