2021年10月5日、Windows 11が公開されました。興味をお持ちの方も多数いらっしゃると思います。
今回は条件さえクリアすればWindows 10から無償でアップグレードできるため、お手元のパソコンをWindows 11へと考えてらっしゃる方も多数いらっしゃると思います。今回はアップグレードすることのリスク、必ずやっておくべきことをご紹介いたします。
目次
Windows 11へアップグレードするリスクと対策
アップグレードの方法はいくつかございますがWindows 10のパソコンをWindows 11へアップグレードされる際、多くの方は設定やデータをそのまま残したいと考えてらっしゃる方は多いのではないでしょうか？
Windows 10が動作しているアプリ・プログラムはWindows 10で動作することを想定しています。
設定やデータを残しながらのアップグレードの場合、これらのアプリやプログラムが正常に動作しなくなる可能性がございます。
最悪の場合アップグレードをすることで、アプリやプログラムが破損して正常に起動しなくなるリスクを伴います。
このリスクを0にするためには記憶媒体から全て削除し、新たにWindows 11を導入する必要があります。しかしこの方法では設定やデータを残すことは叶わず、両立することができません。
ではどうすればいいのかというと、最悪の事態に備えてデータのバックアップを行なってからアップグレードするということです。
アップグレードで起動しなくなってしまった場合、新たにWindows 11を導入しなおすことで再度使用できるようにはなります。
消えてしまったアプリやプログラムも多くの場合、再度インストールすることで復旧でき、再設定も行うことができます。
しかし保存してある書類や写真データの復旧は難しい場合も少なくありません。
最近のパソコンでは意図せずBitlockerなどの暗号化技術を使用しており、解除キーもわからず復旧できない場合もございます。アップグレードの際は必ずデータをバックアップした状態で行うようにしましょう。
Windows 11にアップグレードする際のバックアップ方法
バックアップ方法はUSBメモリーや外付けHDDやSSDへデータのコピーを保存しておくことが一般的です。
自分が必要なデータの保存場所と保存先が把握できれば、Windowsのコピー機能を使用しバックアップをとることができます。
今はクラウドサービスも普及してきています。データをインターネット上で保存する方法で、自動でバックアップを取ることができるなどメリットがあります。
最近のWindowsもOneDriveというクラウドサービスが標準でインストールされていますが、無料版では容量が少なく全てバックアップが取れない場合もあることが注意点です。
保存容量を確保するとランニングコストが発生してしまいますが、パソコンの操作が苦手な方やバックアップするのが手間だという方には一度きちんと設定を行って運用していただくと快適になるかと思います。
今回は特にデータに重要度がある方向けに注意点をまとめてみました。
きちんとリスクを理解し、最悪の場合に備えたうえで試してみていただくことをおすすめいたします。
Windows 11へのアップグレード、おまかせください
この記事を読んで興味はあるけど自分では作業の自信がない・データが消えてしまうと困るなど感じられた方は一度ご相談いただければと思います。
Windows 11にアップグレードできるパソコンかの診断やデータのバックアップ、新しいWindows 11の操作サポートなどご用意してお待ちしております。
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