高性能のパソコン、それに対応した周辺機器を使用する上で より映像を滑らかに表現するためにはリフレッシュレートが重要です。144Hz、165Hz、240Hzと、用途に合わせて選ぶことになりますが、お使いの環境はその性能を発揮できていますでしょうか?何気なくお使いの方は確認しておくとよいかもしれません。
目次
リフレッシュレートとは?
今ご覧いただいているこの画面も、普段ご覧いただいている動画も、写真が何枚にも重なって順番に切り替わることで映像になっています。その映像が1秒間にどれだけの回数で画面が切り替わるのかを表しているのがリフレッシュレートです。単位はHz(ヘルツ)で表現されており、例えば144Hzだと1秒間に144回画面が切り替わっていることになります。つまり、1秒あたりに切り替わる回数が多いほど、より滑らかに表現されます。写真はわざと影をつけていますが、マウスカーソル一つでも、リフレッシュレートが高くなればその動きの表現に違いがあることでしょう。
高リフレッシュレートで動作させるには
リフレッシュレートが高ければ滑らかに表現されると述べましたが、高くするには確認しなければならないことがあります。一つ目はグラフィック性能、二つ目はディスプレイ性能です。リフレッシュレートを高くするには、対応したグラフィックボードおよびモニターを準備しなければなりません。特にノートパソコンの場合は決められた構成になるため基本的に変更はできないのでご注意ください。
タワー型のデスクトップパソコンであれば、まずはグラフィック機能(グラフィックボード)を確認してください。最近では高騰しているグラフィックボードですが、映像表現には欠かせないパーツです。高リフレッシュレートの設定を行うのであれば、最低限はHDMI出力が可能、更に4k対応などを望まれるのであればDisplayPort出力可能なグラフィックボードを用意いただく必要です。
次にディスプレイです。ディスプレイの性能表記でリフレッシュレートの記載があるはずですので確認しましょう。グラフィックボードが高性能でも、ディスプレイの性能が低ければ本来の性能が発揮できません。特に内容にもよりますが、オンラインゲームをされる方は144Hz以上が望ましいです。
リフレッシュレートの確認
上記条件をクリアしていてればディスプレイ設定を確認しましょう。いくつか設定確認方法がありますが、特にシンプルな手順でご説明いたします。はじめに、デスクトップ画面で右クリックを行いメニューを表示させます。次にディスプレイの設定をクリックします。
別ウィンドウが表現されたら、下にスクロールしディスプレイの詳細設定をクリックします。
最新OSであれば表示された画面にリフレッシュレートの項目がありますので、こちらをクリックします。
使用しているグラフィックボード、ディスプレイから設定可能なリフレッシュレートが選択できますのでお好みの数値をクリックします。以上です。
OSによってはディスプレイの詳細設定上にリフレッシュレートを変更する項目がございませんので、その場合は対象ディスプレイのプロパティから変更できます。
リフレッシュレートの設定で快適な環境に
お使いの使用環境が高リフレッシュレートに対応していればぜひリフレッシュレートの設定状態を確認してください。もしかするとせっかくの性能を発揮できていないかもしれません。ぜひ一度確認してみてください。
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